デキム・バートン

登録日:2012/07/02(月) 18:54:46
更新日:2023/08/26 Sat 15:02:07
所要時間:約 4 分で読めます






フン!
マリーメイアの代わりなど、幾らでも作れる!
その小娘もワシが・・・。





年齢:不明
身長:不明
体重:不明
人種:不明
声優:依田英助



バートン財団総帥で、マリーメイア・クシュリナーダの祖父であり、真のトロワ・バートンの父親。
マリーメイア軍の実質的な指導者で、かつてのコロニーの一大反抗作戦である「オペレーション・メテオ」の発案者でもある。


【劇中の活躍】

統一国家大統領の演説が流れる中、不穏な影を背負ってマリーメイアと同時に登場する。

マリーメイア軍の拠点の一つである資源衛星「MO-III」でのサーペントの地球降下作戦を指揮するが、ゼクス・マーキスによって襲撃される。
だが「オペレーションメテオ」を発案したのが自分であることと「抵抗するならX-18999コロニーを地球に落とす」とゼクスを脅迫した。

しかし、ガンダムパイロット達とプリベンターの活躍によって「オペレーションメテオ」は阻止され、
MO-IIIもトールギスIIIのメガキャノンで破壊されたものの、サーペントは地球に降下し、デキム自身も破壊直前にシャトルで脱出した。


その後、ブリュッセル大統領府にマリーメイア共々立て篭り、大統領府周辺にサーペントを大量に配置させるも、
プリベンターのモビルスーツとガンダムを取り戻したパイロット達の襲撃を受ける。

圧倒的な物量戦によって彼らを追い込み、敗北寸前になりかけたその時、ウイングゼロが現れ、ツインバスターライフルによってシェルターシールドは崩壊。
更にリリーナの電波ジャックによる演説を受け、民衆からも抗議デモを起こされてしまい、軍内は混乱状態に陥る。
デキムは完全に追い込まれてしまい、戦いの恐怖を知ったマリーメイアもリリーナのビンタと説得によって戸惑うものの、
往生際の悪さから遂にリリーナを銃撃、それをマリーメイアが庇って負傷するが、「彼女の代わりなら幾らでも作れる」という意味深な言葉を発するも、
トレーズ派の兵士に頭部を銃撃され死亡。その兵士は「トレーズ閣下への裏切りをお詫びしたい」と敬礼した。
真のトロワと同じく己の不用意な態度が原因で背後から味方に撃たれるという皮肉な末路であった。

なお、漫画版では腹心のディセットに撃ち殺されている。



【スーパーロボット大戦での活躍】

作品にもよるが、生存したり死んでいたりするなど扱いが異なっているが、
「マリーメイアの代わりなど、いくらでも作れる! その小娘もワシが…」と台詞を吐いてマリーメイアを撃とうとしたところを、彼の部下ではなく他の作品のキャラクターの手によって始末されるというケースが多く、ある種のクロスオーバー展開の見せ場となっている事も。
ちなみに『L』『DD』では既に死亡している模様。

  • スーパーロボット大戦COMPACT
初登場作品。
クロスボーン・バンガードと手を組み、クーデターを起こすもののあっけなく阻止され逮捕。カロッゾ・ロナからもカス扱いされ、捨て駒にされた。
初登場の割には壊滅時の往生際の悪い台詞すら無く、自軍部隊の台詞であっさり片づけられるだけ。

リリーナを銃撃しようとするも、アイザック(銀河旋風ブライガー)が「悪党にかける情けは無い!」と言って電子鞭によって阻止される。ちなみにアイザックのこのセリフはDVE付き。
その後、手を組んでいたカーメン・カーメン(ブライガー)のキングコブラに噛まれて死亡

真のオペレーション・メテオの際には、落ち目になっていたギガノス帝国(機甲戦記ドラグナー)を見限って機動要塞内にデビルガンダムを仕込み、第2次星の屑作戦を行おうとした。*1
α外伝と同じくリリーナを銃撃しようとするも、「どかんかいッ!アホンダラッ!」と浪花十三(コン・バトラーV)の銃撃を受けて死ぬ。
シェルター内にいたため真のオペレーション・メテオが失敗したことを知らないまま地獄に落ちた。

未来世界ではクーデターを成功させて新連邦政府の首相に就任し、リリーナ達を処刑した
過去世界ではハマーンと組んでクーデターを起こそうとするも阻止される。
最初の銃撃を受けたのはレディ・アンで、民間人への砲撃や孫も平気で撃ち殺そうとする腐った根性に激怒したエニル・エル殴られ、そのまま逮捕された。

ブルーコスモスやアマルガム(フルメタ)と手を組んで原作通りの行動を起こすが、結託していた木連から裏切られてしまい、
最期は部下達に見捨てられた挙句、コロニーごとツインバスターライフルで狙撃されて運命を共にした。
意外にもヒイロが直接デキムを討伐できる作品は本作のみ。
ちなみに「マリーメイア…! 貴様もワシの邪魔をするならば消すまでだ!!」「貴様の代わりなど、いくらでも作れるわ! 死ね!」と原作よりも露骨な台詞となっており、リリーナとマリーメイアを撃とうとしたデギムを阻止したのがセイナ(フルメタ)だった。

  • スーパーロボット大戦Card Chronicle
Dr.ヘルと手を組み、なんとガンダム作品でもないメカである、エネルガーZに自ら乗って前線に出てくるという「いつものガンダムライバル枠」扱いされる衝撃の展開に。
でも結局部下に闇討ちにされて死ぬ。
ちなみにダイナミック版権の作品のメカにサンライズ版権の作品のキャラが乗るという展開は『DD』のクロッシング・パイロットよりも早かったりする。

リリーナだけでなくナナリーも人質に取るが、ゼロスザクの潜入によって両者の殺害を阻止される。
最後はスパロボにしては珍しく(?)原作同様部下に討たれて死亡。

エンブリヲの下につくが、ミスルギ皇国での決戦であっさり切り捨てられて死亡。
その際の台詞は、「エ、エンブリヲ様…!何故!?」「そ、そんな!!」「ああああああああああっ!!」と情けない。
ちなみに前作スーパーロボット大戦Vでは「DESTINY」のジブリールがほぼ同じ死に方をしている。

スパロボのスピンオフ作品でも登場。
ほぼ原作通りに行動してマリーメイアを殺そうとするが、ジャミトフ・ハイマンが遣わした黒騎士(ダンバイン)に、主君ををも手にかけようとするやり方に失望したとして斬り殺される。

【余談】

ガンダム開発者に「最強のモビルスーツ(ガンダム)」の開発を依頼した張本人。
ついでにヒイロの訓練を「生温い」として、殺人マシーンにするよう命じた人間でもある。
そんな事言ったら、ヒイロはリリーナ諸共自分達を撃ち抜こうとするような殺人マシーンになったのだからデキム超涙目である。
実際に小説版ではマリーメイア達が余裕こいている中一人だけヒイロの危険性を把握してマジビビリしていることが描写されている。
(直前でトラウマがフラッシュバックしたおかげで事なきを得たが)

更にヒイロの育ての親(そして実の父)であるアディン・ロウを罠に嵌めて殺害していたり、
デュオのトラウマである「マックスウェル教会の悲劇」の原因も作っていたりと、ぶっちゃけW本編における負の面での元凶だったりする。

祭り上げたマリーメイアにも何らかの暗示をかけて傀儡として都合のいい行動をとるようにしていることが小説版で示唆されている。
表向きはマリーメイアに礼を尽くしているが次第に言動の節々に本心が出始め「どこまで『ワシ』に逆らうつもりだ」とかマリーメイアを撃った上で
「その小娘もワシが拾って…」とかマリーメイアを旗印に集めた兵の前で口走るその慢心が死因となった。




デキム「フン!項目の代わりなど幾らでも作れる!その項目もワシが追記・修正して・・・。」

バキュン!!

Wiki篭り「ぎゃ、逆賊は処刑した・・・。これでアニヲタ氏への裏切りをお詫びしたい。」


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最終更新:2023年08月26日 15:02

*1 本作では自軍部隊によりコロニーの軌道が変えられデラーズ・フリートの星の屑作戦は失敗に終わっている。