イカ娘

登録日:2010/11/12(金) 17:40:01
更新日:2024/02/21 Wed 18:59:01
所要時間:約 7 分で読めるゲソ




侵略!イカ娘」の登場キャラクターであり、本作品の主人公。
CV:金元寿子




※本名です。

見た目は頭にイカのヒレが付いたような白い帽子を被った人間の女の子だが、
頭から人間の髪のように生えた伸縮自在で破壊力抜群の青い10本の触手を器用に操り、口から黒いイカ墨を吐き出すイカのような人間のような謎の生物。
しかし本人はイカだと言い張っている。
イカだが普通に地上で生活可能。

喋る時は語尾に「ゲソ」と付けたり「~じゃなイカ」という言い回しをよく使う。

身長は135cm、体重はなんとリストバンドの位置(アニメでは回すこと)によって変動する。
ちなみに、原作は当初回して変化の予定だったが、止め絵だと解りづらいので位置で調整するように変えたと作者は話している。




普段は大体100kgぐらいだが、これは触手で遠くのものを持ち上げる時に体重が軽すぎると安定して直立できないためである。深海の技術ってすげー。

アニメでは限界まで軽くすると0.0005kgになり、千鶴ともみ合った際になんと20000kgまで重くなってオチだけに落ちていった。

また見た目の年齢は13歳くらいだが本人は正確に把握しておらず年齢は不明。
誕生日も不明。
ちなみにスカートは鉄製。
ホタルイカのように体から光を放つ事も可能。

その目的は海を汚す人間達に罰を与えるべく地上を「侵略」することで、手始めに相沢栄子と相沢千鶴の姉妹が営業する「海の家 れもん」を侵略しようとする。

…が、その力を証明する過程でハエを殺す為に触手で店の壁に大穴を開けてしまい、それの修理代を稼ぐためにアルバイトする事になってしまう。

また基本的に行き当たりばったりな性格をしており、
地上の事をあまりよく知らない(地上に住む人間の数を1000人程度だと思っていたり、ミサイル等の強力な兵器があるのを知らなかったり)のにもかかわらず、
地上を侵略しにきていたため上陸早々に絶望ムードが漂っている。
また千鶴の戦闘力に圧倒され「海の家 れもん」の侵略すらおぼつかない有り様。




だが基本的に遊んでばかりいたり、侵略の計画を企てても千鶴や栄子に怒られて終わったりと侵略が進む様子は一行に無い。

物語序盤は栄子に止められて相沢家に入れてもらえず、「海の家れもん」にずっと寝泊まりしていたが、途中から相沢家に居候している。

ちなみに地上の事はほとんど知らないはずなのに微妙に慣用句を知っていたり、そもそも普通に日本語を喋っていたりとその知識は謎。
またこれでも海の中では物知りなほうらしい。
その他暗算が得意だったり英語をすぐに習得出来たりと、実は地頭はかなりいい。

とても好奇心旺盛で地上にある様々な物に興味を示しては色々覚えていく。




また子供達に人気で「海の家 れもん」の事実上マスコットキャラになっていたり、早苗にストーキングされたり、
シンディに宇宙人だと思われたりとなんだかんだで地上での生活を満喫している。(相変わらず侵略は進まないが)

好物はエビでエビのために度々暴走する事も。




またエビ以外の物も基本的に好き嫌いせず何でも食べる。
彼女曰わく、好き嫌いをしていては過酷な海の中で生きて行けないらしい。

前述の通り触手は器用だが普通の手足はかなり不器用で触手無しでは泳ぐ事も出来ない。
また触手は切られても一日で完全に再生する。
触手を切られても痛がる様子が無いため痛覚は通っていない模様。
触手は収縮させることができ、後述のショートヘアとは違うタイプの短い髪型にできる。
ちなみに触手はしばらく使っていないとなまって使えなくなるため定期的に鍛える必要がある。




彼女の口から吐かれるイカ墨を使用したイカ墨パスタはとても美味で人気がある。




大量のイカ墨を吐くことができるが、無尽蔵ではなく短時間で大量に吐くとやせ細ってしまう。

トレードマークである頭のイカ帽子は身体の一部らしく取れると死ぬらしい。
実際に身体の一部であるため、ちょっとやそっとのことでは外れない。
それでも取ろうとした際には今までの出来事が脳内で走馬灯のように流れ、イカ帽子と頭の境目が少し裂けて血のような液体が流れた。

また帽子のヒレの部分をピコピコと動かす事も可能だが本物のイカのように遊泳の補助になる訳でもなく、具体的に何のための機能なのか不明。
ただ動かす力はかなり強いようでよく早苗を撃退するのに使われる。




シャチや千鶴など天敵が多いイカ娘だが、
栄子の親友である長月早苗からは執拗な求愛行動を常日頃から受けており、イカ娘も彼女に対しては常に警戒心を持っている。
シャチは陸に、千鶴は海に逃げれば良かったが早苗の場合は陸上はおろか、水上でもイカ娘をはるかに上回るスピードで襲いかかってくるため、
事実上早苗に対しての逃げ場を失っており頭を悩ませている。


種族特有の「ゲソニンムルゴボング病」と言う名の病気がある。
この病気にかかると高熱を発して寝込んでしまう。




また、普段に増して死ぬほど海老が食べたくなる。
海老の姿をしていれば見境がなくなる模様。
しかし、この状態で海老を食べると症状が悪化してしまうという特徴がある。

この回でイカ娘役の金元さんが「ゲソニンムルゴボング病」と言うシーンで噛んでしまったが、
監督の水島さんが噛んだシーンをそのまま使い、それに合わせて絵を変えたという裏話がある。

他にも「イカモスロップソン病」という病気もある。(未アニメ化)
酷い倦怠感や大好きなエビ料理を前にしても一口も口に入れることができないくらい食欲不振に陥る。
(無理に食べようとしたら嘔吐してしまう)
症状は夏バテに似ているが、夏バテと違いストレスからくる精神的な病気なためストレス解消として早苗を殴ることで治療した。

地上に居すぎたせいか、免疫力が低下しているようだ。
(光化学スモッグにかかる、熱中症で倒れる、等)

ある日、原因不明で触手が動かなくなるなどイカとしての機能がなくなってしまった時は非常に落ち込み海に帰ってしまう。




1年後の夏、再び栄子達の前に姿を現した時は機能しない触手を切り、髪型はショートヘアに変わっていた。
この姿を本人は『イカ娘Mk-U』と呼称している。




また、語尾も「~イカ」や「~ゲソ」を(極力)使わなくなり人間のような「~だわ」と言うようになっていた。

触手が機能しなくなったことにより、以前は触手に頼りっきりだった荷物運びやウェイトレスの仕事も人間のように二本の腕で行っている。




しかし、イカ娘らしくない姿に嘆くたけるを見て落ち込んでしまう。
落ち込んでいたところを謎の少女と出会い、彼女と話すうちにこれからのことについて色々と考える。



その後、栄子がピンチに陥った際に触手が再び生え、無事イカ娘として復活した。(アニメ版一期最終回)
原作ではたけるの投げたビニール製のシャチに対して身の危険を感じて再び触手が生えた。









●余談
アニメ版一期第5話の作画監督のTwitterで作画監督自らが描いたイカ娘のエロ画像がアップされたことがある。(該当書き込みは削除済み)
これにファンは激怒、画像はしっかり保存しつつも「イカ娘にエロはいらない」とエロ画像を描いた作画監督を非難した。


2011年4月1日のエイプリルフールにはスヌーピーが名言を呟くSNOOPYbotがイカ娘によって侵略されてしまう。
犬小屋の上で寝たり野球をしたりと好き勝手なことばかりしていたが最後は怒った千鶴がやってきたことにより無理やり連れ戻されて沈静化した。






追記修正してみなイカ?

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最終更新:2024年02月21日 18:59