デススカル(新・光神話パルテナの鏡)

登録日:2013/03/10 (日) 00:51:05
更新日:2023/03/13 Mon 17:54:10
所要時間:約 6 分で読めます




デススカルとは、新・光神話パルテナの鏡に登場する敵キャラクターである。


●概要

敵勢力『冥府軍』に所属する魔物の一体。地上戦専用の雑魚。

ゲーム中では4章「死神の視線」にて初登場。
振り子ギロチンが設置されたエリアで、足場から転落すると部屋中央にドクロが鎖でがんじがらめにされた封印状態でヌッ!と現れる。
この時パルテナ様が「危険だから攻撃しないように」と有りがたい忠告をしてくれるが・・・
好奇心に負け、恐る恐る遠くから攻撃を加えてみると、




ドクロが真っ二つに割れ、中から両腕が生えた心臓のような形をした一つ目の怪物という本性を現し覚醒。




この時に中途半端な距離にいると、お目覚めの咆哮でダメージを喰らう。
そして多くのプレイヤーはすぐに、コイツにケンカを売って激しく後悔する事になる。何故かって?




単純にものすごく強いからである。





雑魚キャラにあるまじき耐久力*1・攻撃力を誇り、歩くだけで腕にダメージ判定が発生し、近づいた時の回転ラリアットでピットの体力はゴリッと削られる。
とても接近戦なんて出来たものじゃない。
他に攻撃技は持たないものの、これだけで十分な脅威。

「要するに接近戦お断りだろ?だったら離れて射撃すれば楽勝楽勝wwww」などと思ったあなたは甘い
デススカルはピットを補足した際の移動スピードも速く、神器によるが距離を取るだけで手一杯になりやすいのだ。
しかもコイツの出現ゾーンは基本的にエリア自体が狭いケースもあり、よくあるヒットアンドアウェイ戦法自体を困難なものにしている。

ここまで桁違いに強いとはつゆ知らず、逃げようとしてヤラレてしまい強烈なトラウマを刻み付けられたプレイヤーは少なくない。
まさに正統派の初見殺しとも言えよう。
デフォルトのホンキ度2.0でも手痛いダメージを受ける事から分かるように、高ホンキ度では 誇張抜きに最強の雑魚キャラと化す。
おドール説明文に「ボスのツインベロス(本作最初のボス)と同格」とまで書かれるのも納得の強さである。
メデューサも真実の魔鏡でコイツを量産すれば勝てただろうに・・・(量産コストが高いのかもしれない)


幸い、攻撃パターンは上記のとおり単調なので、慣れればどうにか対応できる。
また、デススカルの周辺には何かしらの救済措置が用意されていることも多い。
4章が良い例で、トゲ穴に紛れた隠し部屋への入り口には潜れないようなので、いざという時は退避手段として利用しよう。
他にもジャンプ台から上層に足場に復帰することができ、デススカルの動き方にもよるが足場の上からチマチマ射撃して倒すことも可能。
ただし場所によってはデススカルの腕に当たって落とされる事がある。


倒すと大量のハートが手に入る。
しかし、前述したように正面から殴りあう事は無謀なので、うまく知恵を働かせて戦いたい。


●4章以降の出番

8章「天かける星賊船」に2体登場。

1体目は船外の通路。4章で見ていなければこれが初登場。
この時は星賊と冥府軍の抗争真っ最中であり、デススカルが配置されたのはよりによって 星賊達のド真ん前。
当然、何も知らない星賊が叩き起こして覚醒するわけだが、この時はピットではなく星賊に襲い掛かる。メデューサもなかなかの確信犯である。
そして通路から落とされた星賊の後を追い、何故か身投げするというマヌケな自滅を披露。
つまりピットが何もしない限りはスルー可能なのである。

2体目はボスエリアに繋がるエレベータ前の部屋。
ここでも星賊達と争い合っている最中でスルー可能だが、困った事に丁度エレベータへの道を塞ぐように戦闘しており、隙を見計らって走り抜ける必要がある。
星賊に気を取られているため、彼らを囮に少し離れた位置から射撃で対処すれば、十分倒すことも可能。
モタモタしていると星賊をブチのめし終えたデススカルが襲い掛かってくる。



9章「決戦!メデューサ」では豪勢に4体も登場。

1体目は再生ツインベロスのルート。
狭い街路に入った途端、なんと最初から覚醒状態で出現。更にエリアもロックされる。
これまではプレイヤーの行動で戦闘を避ける事が出来たが、今度ばかりは 絶対に倒さなければならない。
幸運にも目の前に「裁きの雷」という強力なアイテムが現れるので、これをうまく使うと手早く倒せる。

2体目は同ルート終盤の雑魚ラッシュに紛れて出現。
この時は手前でビートルに乗り込んでいる事もあり、火力面ではこちらに分がある。
だが相変わらず一撃のダメージが半端ではなく、距離を取らないとたちまちビートルをぶっ壊される。
高ホンキ度では、コイツ以外の攻撃でもビートルの耐久力を大きく減らされる可能性があるので尚更。

3体目は入り組んだ洞窟エリアの行き止まり。
ここには宝箱や敵も一緒に配置されているので誤射に注意。
戦わなくても先に進める。

最後の4体目は終盤の雑魚ラッシュに登場。
事前に出る無敵の力やアトラスの足を温存していないとガチバトルを強いられる。ある意味初見殺しである。


10章「願いのタネ」がデススカル最後の出番。

原点(?)に立ち返ったのか、マグマに挟まれた広い通路の端にポツンと置かれている。
丁度ここでもビートルに乗っている最中なので撃破は容易だが、デススカルに気を取られていると周りの雑魚から妨害を喰らいやすい。
しかも次のエリアまで結構距離が開いていることもあり、此処でビートルを失うと少々面倒。



以降はデススカルと似た特性の雑魚が、同じ初見殺し的な役割を引き継いでいる。


●亜種

  • りんごちゃん
自然軍所属。
見た目はリンゴに足が生えた可愛いキャラだが、ひとたびダメージを受けると豹変。
肉塊のような身体からゴッツイ腕が生えたグロテスクな怪物と化す。
耐久力はデススカルの半分であるものの、豹変後のスピードと攻撃力はおぞましいの一言。
デススカルよりも素早く接近してくるため、更にガチバトルを困難なものとしている。
地形やギミックを上手に活用するのが肝要。
こちらも基本的に地上戦のみの登場だが、終盤の「混沌の狭間」「三つの試練」では空中戦に集団で現れる。前者は通常状態で腕を使って空中を歩いてくる、後者は怒り状態で突っ込んでくる。この個体は耐久力が低く、ぶっちゃけ見かけ倒し。


  • バグロ
オーラム軍所属。
普段はじっとしたまま動かない鉄の塊だが、やはり攻撃すると変形して豹変。
最初はビーム弾の連射で追い払おうとし、それでも抵抗されると激しい弾幕でハチの巣にせんとばかりに駆逐するという、デススカルやりんごちゃんとは別ベクトルの凶悪な攻撃でピットを返り討ちにする。
例によって耐久力はかなりのもの。
幸いにもバグロとの戦闘を強制されるシチュエーションは一切無いが、足場の狭い所に配置されることが多く、ピットが戦う分には分が悪い。
攻撃が全て射撃なので、奇跡「反射板」などを使えば楽に倒せる。




●スマブラでのデススカル

スマブラforにもフィールドスマッシュに登場する敵として登場。
イベント告知でボンカースやチャッピーのように討伐依頼が出る強敵ではあるが、その脅威はトップクラス。
原作同様に鎖で封印されたドクロが埋まっており、攻撃しない限り活動しないので他の強敵と違って楽にスルーは可能。
しかし近くの敵を倒すとふっ飛んで「弾丸化」した敵が当たって目覚めることがあるので注意したい。
活動時は相変わらずの耐久と左右に動きまわりながら威力抜群のラリアットでファイターを容赦なく叩きのめす。
2Dなために攻撃範囲と強敵共通のスーパーアーマーもあって真正面からやり合うのは困難な相手。
見事倒すと光とともに消滅し、巨大なパワーアップアイテムを吐き出してくれる。ご褒美の質はケーク以上。

他の強敵にも言えるが、持ち込みアイテムのローリングブレードを使うとヒットストップで動きが止まるので倒しやすくなる(それでも自分の火力次第では2回ぐらい使わなければならないが)。威力の高いハンマーを持ち込むのもよい。
ちなみにマップ最左上の空中の足場にいることが多い。



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最終更新:2023年03月13日 17:54

*1 本作の全ザコ敵の中で最大である