井上織姫

登録日:2011/09/07(水) 04:14:50
更新日:2024/03/17 Sun 13:29:20
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BLEACH BLEACHヒロイン項目 ある意味作中で一番下駄帽子に騙された人 おっぱい もう一人のヒロイン チート チート姫がいるから腕とか、もげても大丈夫 ドジっ娘 ヒロイン ヘアピン 一護の嫁 井上織姫 人妻 何気に運動神経は超人並 公式嫁 初音ミクがネギを持った原因 受け継がない意志 味覚音痴 天然 天然ボケ 奇天烈な料理 完現術者 少し空手を習えば死神も倒せる 巨乳 数奇な運命を背負った女 数奇な運命を背負った女←色んな意味で 既婚者 最終章の服は天下一品 松岡由貴 概念系能力者 母親 爆乳 現世の四人の中で一番変な奴 盾舜六花 真のヒロイン 真野恵里菜 童顔 結構暗い過去持ち 織姫ビジョン 誰よりも優しい女 黒崎織姫




あ~〜〜あ!人生が5回くらいあったらいいのになあ!

そしたらあたし、5回とも違う街で生まれて
5回とも違うものをお腹いっぱい食べて
5回とも違う仕事して…

それで5回とも…

同じ人を好きになる



井上 織姫  
いのうえ おりひめ

 [身長/体重]157cm/45kg→49kg
 [誕生日]9月3日
 [能力]盾舜六花(しゅんしゅんりっか)
 [CV]松岡由貴
 [演]真野恵里菜


BLEACHの登場人物。

概要

胡桃色のロングヘアで容姿端麗な巨乳の美少女。学校ではアイドル的な存在。
大のお笑い好きで、主人公である黒崎一護に恋をしている。

かなりの天然ボケで、その思考は常人の理解の範疇を超え、特に味覚は飛び抜けて珍妙。
食欲を削ぐような料理を度々作り出すが、松本乱菊はその料理を好み嗜好は合うらしい。
ただ最終章以降の後日談の小説を見る限りおかしな料理を出すのは相変わらずだが、味に関しては一般人も美味しいと思えるものを出している模様。
彼女の描いた未来の自画像画はルキアや白哉とは違う方向に破壊力が凄まじい。
しかし、所属する手芸部では彼女のズレた思考から生み出す作品の評価が高かったりする。

家族構成は父、母、兄(故人)。
犯罪者(裏稼業)の両親から虐待を受け、織姫を守る為に家を飛び出した兄と二人きりで生活していたが、
生まれて初めて喧嘩*1し、仲直りする間もなく翌日兄は交通事故にて死亡。
その後も両親とは関わらずに暮らしていて、さらに明るい髪色が災いし上級生に目を付けられ、酷いイジメにあっていた。
今は辛い過去を乗り越え、明るく友達も沢山いる学校のアイドル的存在。

そして本編開始後には妹想い兄想いの関係だったのに虚と化した兄が自分を喰らいにきた…が、
織姫の身を挺した説得と一護と兄が両方共お兄ちゃん力を発揮して奇跡的に和解した。
…しかし、虚なだけに和解したのも束の間ですぐに別れることとなってしまった。
ついでにこの時住んでいた場所を追い出されていたりする。
BLEACHの中でも凄惨な方に入る過去の持ち主。

非常に正義感が強く誰にでも分け隔てなく接する優しい性格であり、ときには敵にすら救いの手を差し伸べるため周りからは「戦闘には不向きだ」と評される事もある。
友達を守る為なら身を投げ出すことも厭わないほどであり、また余程の危険人物などを除けば、自分を傷つけた相手をも癒したりと、その姿勢にブレはなく非常に芯の強い面がある。
しかし、その姿勢を目の当たりにした破面のロリ・アイヴァーンからは能力の強力さ、異質さ、そして元々あった嫉妬心も相まって「化物」と称され恐怖心を抱かれる事もあった。


ヒロインとして

作中で恋愛描写が最も強く描かれたキャラである。
他の人物のそれらしい関係はほぼ全てボカされているので、作中唯一の恋愛キャラと言っても良い。

当初は一護と関わりがあり出番もそれなりに多く、一護の変化にも何となく感づいているけどあくまで一般人という立ち位置だったが、
尸魂界篇前に能力が覚醒し、一護らと共にルキアを助けるべく参戦した。
破面篇では藍染側に拐われ、メインヒロインっぽい立ち位置になった…というか裏切りを強要させられた。
と思ったら途中で敵の手によって普通に脱出した…と思ったらまた攫われたりと破面篇での彼女を取り巻く環境は中々に目まぐるしく厳しいものがある。(とはいえ二度目の拉致では藍染も用済みと断言していたため、実質最初に脱出した時点で救出されたようなものではあるが。)

一護との初対面は交通事故にあった兄を黒崎医院に運んだ時だが、その時は状況が状況なだけに顔を合わせた程度。
本格的に知り合ったのは高校に入ってからである。
最初は照れ隠しからか「顔が面白いから」と言うあれな理由で好きになったと言っていたが(多分それも嘘ではない)、
再会した時から何となくシンパシーや安心感を感じていており、次第に一護への気持ちが強くなっていっている。
月島さんのおかげ精神攻撃を受け、ずっと守ってくれていた人も好きな人も月島さんとなった状態で一護と敵対した時には、
よく分からない状態に陥りながらも顔面中から体液を垂れ流すほどにまでなっていた。

恋愛に関するアプローチについては、
織姫の恋愛に対して友人の竜貴は3話にて押し倒せ!(意訳)とアドバイスされているが、これは流石に実行しなかった模様。
というか後に性的には潔癖症気味になっている竜貴とは思えない発言である(※大体千鶴とかいう放送禁止用語の塊の影響)
当人の目の前で直接的なアピールはしていないものの完全に奥手というわけでもなく、尸魂界編後は接触を増やしている様子が伺える。
最終決戦時には浦原にそそのかされて、凄い珍妙ながらもセクハラな衣装を喜んで着込んでしまった。
最終回では一護と結婚しており、一勇(かずい)という子供も産まれた模様。



能力


もし わたしが雨だったなら

それが永遠に交わることのない

空と大地を繋ぎ留めるように

誰かの心を繋ぎ留めることができただろうか

(BLEACH3 memories in the rain より)


◇─「盾舜六花(しゅんしゅんりっか)

一護の霊圧に影響されて生み出された、兄の形見である「花の形のヘアピン」を媒体とした能力。
成田良悟による小説版で浦原が解説したところによると、通常とは経緯が異なるものの、完現術に分類できる能力らしい。
親が虚に襲われたことはないが、崩玉の力によって強制的な変化が引き起こされて能力が覚醒したのだとか。
また、自身が虚に直接襲われているため、完現術の覚醒に必要な虚の因子も体に蓄積されていると言えるだろう。
総合すると、一護の霊圧とルキアの体内にあった崩玉の影響や、虚に襲われたことが原因で完現術者になった、といったところか。

斬魄刀のように人格まで有する稀有な能力なのだが、六花自体は脆く容易く破壊されてしまう事が欠点。
特に彼女の性格が反映されているからか、攻撃を担当する椿鬼はほとんど活躍出来ていない。
当初は言霊を使う必要があって発動が遅かったが、後に訓練したことでほぼタイムラグなしで能力が使用可能になった。

他にも隠蔽されているのに一護が居る場所に気付き、元副鬼道長で仮面の軍勢のハッチが張った「存在自体を認識できない結界」に気付き、更には能力の性質が似ているからとは言え結界をすり抜けている。
能力の研鑽はしても鬼道などは学んでいないはずなので、鬼道っぽい術の才能も有していると思われる。


  • ◇─「孤天斬盾(こてんざんしゅん)
椿鬼(つばき)を放って相手に当てる事によって対象物の物質の結合を拒絶することで、真っ二つに両断する攻撃技。
しかし、敵に対しても無情になり切れぬ織姫の性格と単純な軌道や発生速度などから、虚を倒す程度が精一杯だった。
椿鬼自体を避けられるか潰されるかするために、最後に披露した時点では死神や破面へのダメージは期待できず、途中から使われなくなった。

とはいえ織姫の他の能力の描写を見た限りでは、
崩玉、霊王、ユーハバッハなどの超越的な存在でなければ、当たりさえすれば両断することが可能だと思われる。

  • ◇─「双天帰盾(そうてんきしゅん)
舜桜(しゅんおう)・あやめの2体で盾を貼り、その内側の破壊の事象を拒絶する。治癒と物質の復元に用いられ最も多用され、重宝もされる技。
楕円形の盾を張り、盾の内側の事象(出来事)が起こる前までの状態に戻す事が出来る。
途中で(少なくとも生物に使う場合は)鬼道での回復とは逆で体を先に回復してから霊圧を回復するという説明がなされた。
ある程度以上の実力者ならこの能力の盾を割ることが可能。

失った四肢や吹き飛ばされた上半身の復元すら可能で、回復性能は作中トップクラスだが、
自分の能力である椿鬼の修復では大きな効果を発揮できなかった。
ただ発展途上の力に加えて自分の力についてあまり知らなかったこともあり、
ハッチの言の通りなら能力を把握出来れば、この能力とは関係無しに椿鬼も自力で治せていたと思われる。

卍解は直せないという後付け設定が登場したが、ユーハバッハ戦ではこの能力で天鎖斬月を修復出来ている。
ただし、超常的なものには通用しないようで未来改変されている状態では直すことが出来なかった。

  • ◇─「三天結盾(さんてんけっしゅん)
火無菊(ひなぎく)梅厳(ばいごん)・リリィの3体で逆三角形の盾を張る事によって盾の外の攻撃を拒絶する防御技。
落下の衝撃を和らげたり障害物を食い止めるという使い方も可能。

浦原から大したことないと言われ、砕けることもあるのだが、
実は非常に強力であろう攻撃を防いでいたりもする優秀な防御技。
砕けるにしても一度は防いでいたりする。
理が通じない拘突に対しても六花本体さえ接触しなければ防御しきっている。

  • ◇─「四天抗盾(してんこうしゅん)
三天結盾に椿鬼を再雇用の力を加えた三角錐状の盾。
爆発反応装甲(リアクティブアーマー)にバージョンアップし、防御力が上昇しただけでなく全自動で迎撃もできる攻防一体の技となった。
一護が死神の力を取り戻した際、足手まといにならぬように修行して修得した新しい技。

残念なことに出番は修行中のみだったが、上記の三天結盾の性能もあるので実際はかなり強力だと思われる。
この技なら椿鬼も狙われづらく、守るという明確な意志を持って攻撃するので躊躇することもなく、受け身という欠点以外は隙がないように見える。


ちなみに能力ではないがもう一つ特筆すべき点として身体能力が異常に高い。
まあ戦闘本職組と比べられないので、さすがに前衛での戦闘向きではないが、それでも石田が引く程にケンカが強い。
具体例を挙げると平然と二階の窓に上がってきたり、電柱にしがみついて二階から一回に降りて来たり、
仕舞いには護廷の一般隊士を不意打ちすることで素手にもかかわらず二人も制圧できる程である。(護廷の一般隊士が情けなさ過ぎるとか言わない…)
ちなみにこの身体能力は破面以降に修行した恩恵とかではなく、作中序盤からこれである。
しかも電柱にしがみついて降りるのは義骸ではなく、生身でやらかしている。
彼女がこれ程の身体能力を持つ理由は本当に謎である。*2


 活躍



死神代行篇(虚退治篇)

上記に書かれている通り、死亡した兄が虚となり自身を襲いに来たが、一護の活躍で事なきを得る。
暫くはこの出来事を忘れていた*3のだが、石田が一護と接触した時には完全に思い出していた。
そして石田の撒き餌に釣られた虚が友人である竜貴を襲い、彼女を護るために能力を発現。
その後は浦原に改めて事情を聞き、自身の力を使いこなせるようにチャドと一緒に修行を受けた。


尸魂界篇(死神篇)

ルキアを狙って阿散井恋次朽木白哉が現世に襲来し、ルキアが尸魂界に連れ去られる
ルキアを助けるために一護、石田、チャド、夜一と一緒に尸魂界に殴り込みをかけるが、
瀞霊廷侵入の際に一緒にいたメンツと逸れることになり、彼女は石田と一緒に行動。
不意打ちで一般死神2人を素手で制圧するという良く考えたら異常すぎる活躍をしながらも本格的な戦闘は石田に一任して後衛に徹していた。
石田が諸々の配慮からマユリ戦で一旦彼女を戦場から放したことで、別行動を取ることに。
その後は色々あって剣八やちる等の十一番隊と行動。
護廷側に捕えられていた石田、チャド、岩鷲を助け出し共に双殛の丘で一護の戦いを見守る。
その後は負傷した一護を治していたが、その時の異常なまでの回復速度と回道とは異なる回復方法に
それを視ていた卯ノ花が違和感と驚愕を露わにしていた。


破面篇

十刃ウルキオラヤミーが現世に襲来。
果敢に立ち向かうも当然刃が立つ相手ではなく、チャドと一緒にズタボロにされるが一護、浦原、夜一の介入で間一髪で助かる。
ただこの時に能力を使ってチャドの治療を行っており、それがウルキオラを通して藍染に報告され、彼から目を付けられるように。
同時に浦原も彼女の力が藍染に利用されると予感したので、今までの戦闘で幾つかの力を失ったことを理由に井上に戦力外通告を言い渡し後方に下がらせようようとした。
(正直に言っても下がらないだろうからそういう言い方をしたのだと予想出来るが、相変わらず必要なことを全く言わない下駄帽子である…。というか井上も賢い子なので、素直に言っていれば自身の行動に気を使えた筈なのである。)

その後は浦原から言われたことにショックを受けルキアに相談。
当然ルキアは浦原に大激怒し友人である井上と修行することを提案。
その途中で現世が再び破面に襲撃され井上も向かおうとするが途中でウルキオラが現れ脅迫。
結果仲間の命を人質にされた彼女は誰もいない中で一人眠っている一護に冒頭の言葉で告白して虚圏に向かう。

当然この行動を一護たちは容認出来る訳もなく、現世組3人と尸魂界で出来た友人であるルキア、恋次も参戦し井上救出に向かう。
そして井上の方は破面という濃い面子の行動にドン引きしたり、ロリとかいう雑魚…藍染の側近に苛められたり、
漸く一護に助けてもらったら、またもやスタークに連れ去られた挙句に藍染に唇を触られて「君は太陽なんだから笑いなさい」と言われてセクハラを受けるという散々な目に。
ただこの頃には藍染の真の目的は井上の能力ではなく、井上の救出に来た現世組と尸魂界の主戦力を虚圏に閉じ込める囮だったと判明。
最後の脅威だったウルキオラは(一護が一時死亡するという大変なことはあったが)一護に倒され無事に彼女も救出された。
最後は仲間たちと共に一護が力を失う瞬間に立ち会うことになった。


死神代行消失篇(完現術篇)

高校3年生となり(読者にとって)久しぶりに学生生活を謳歌していた。
その美貌で下級生の男子からアイドルみたいだと言われていたが、そんなことは気にしないどころか、
アイドルは愚か女子として人として完全にアウトの行動をするのが、井上織姫という存在である。
のっけから上記に記したように電柱を伝って二階から一階に降りるという奇行に奔り、
読者に「破面編で正統ヒロインだったけど、そういえば井上ってこんな奇天烈な奴だったなあ…」と再認識させてくれた。

しかし一護が銀城と接触したタイミングで藍染を上回るクソ外道…月島秀九郎が井上の前に現れ彼女を切ってしまう。
しかし何故かなんともなく、以降はしばらく一護の修行に付き合う。
読者もこれには嫌な予感がしただろうが、その後に彼女に起こる悲劇は井上本人は愚か、読者すら全く予想だにしなかった凄まじい悲劇だった……
なんと月島の能力は自身を対象の過去に挟むことで、相手の過去や認識を変えるという鏡花水月も真っ青のチート能力。
これにより井上はチャドと共に一護と対立するばかりか、彼女の認識は「月島は一護と一緒に自分や友人たちを助けてくれた恩人」というものに変わっていた。
これには一護もショックだったろうが、冒頭のセリフを前章で言わせながら洗脳させ、容赦なく一護と対立させる師匠の行いに全ての読者が戦慄したことだろう……

最終的には月島さんは兄様に切られて死亡したのでブック・オブ・ジ・エンドの能力は完全に解け、井上は月島さんのことすら忘れた。
これにはリルカも複雑な様子を見せたが、リルカには悪いがあんな悪夢みたいな出来事は月島さんの存在ごと綺麗さっぱり忘れるのが一番である。
間違いなくこれは師匠の慈悲だろう。(そもそも洗脳させんな? 全くもってその通り…)

ちなみにこの章の井上は上記のプロフィール通り身長は伸びてないのに体重は4kgも増えている。
まあ全体的に丸っこくなっているが、あくまでこれは作画的な問題であり、これで4kgも増えているとは思えない。
明らかに大きくなっているある一部を除いて。
つまりはそういうことである……


千年血戦篇(滅却師篇)

最初はいつもの四人で現世に派遣された新人死神二人を救出。
後日一護たちと助けた二人に売れ残り美味しいパンを振る舞っていたが、いきなり不審者破面のアズキアロ・イーバーンが襲来。
一護がこれを退けたが、その後尸魂界が何者かに襲撃され、挙句に虚圏も襲撃されたことをネルやペッシェから聞かされる。
そして襲撃者に攫われたドンドチャッカを救出するために虚圏に向かうが、虚圏統括狩猟隊長のキルゲに重傷を負わせられるが、
これまた(バレバレの)何者かに助けられ事なきを得る。
ちなみに破面編ではこの人にも乱暴されたり助けられたりしていて、井上は若干苦手意識を持っているかと思ったが、
この章では仲良しどころか手の掛かる動物を追い払うような気軽な仕草で接してたりする。

その後修行を終えて尸魂界と帝国の戦争に本格参戦。
到着直後に石田が帝国側に着いたを知りショックを受けるが、一護がそれ以上にショックを受けていたので空元気で明るく振る舞っていたが、一護を再起させたチャドと共に石田と向き合い帝国と戦うことを決意。
ちなみにこの時の彼女の服装は胸の谷間を全て露出させるという超トンデモ仕様。*4
当然着せたのは何処ぞのエロバカ下駄帽子*5
しかしこんな素晴らしい服を着せた下駄帽子には作中初めて感謝した読者も数多くいた筈である。
(一護も「出し過ぎかな」とたわけた童貞発言常識的なツッコミを入れていたが、顔を赤らめて嬉しそうだったし)

そして仲間たちと共に霊王宮に乗り込む。
この時にネルやグリムジョー等の破面組が加わるのだが、ネルの方は浦原の発明品で大人verに戻っていた。
そしてその豊満なボディ*6を一護に押し付けていたので、井上は大激怒。
間違いなく作中でここでしか顕さなかった凄まじい殺気と敵意を余計なことをしやがった下駄帽子に向けていた。

その後に様々な障害があったが再び石田と対峙。
案の定石田は全く帝国側に着いていなかったので、これには(半場分かっていたが)彼女も一安心。
そして一護と一緒にユーハバッハに立ち向かうもその圧倒的な力の差の前に大敗を喫する。

その後は(全く知らないのに名前呼びしてくる妙に馴れ馴れしい)月島さんと一緒に天鎖斬月を修復。
最終決戦に赴く一護と恋次をルキアと一緒に見送った。
そして戦争も終わり平和になった後は小説版では「ABCookies」というパンケーキ店でアルバイトをしつつ就職活動をしていたが、店長が「うちで正社員にならないか?」と正社員として昇格していた。
10年後は一護と結婚、黒崎織姫に名も変わり一子の一勇を儲けていた。
余談だが、何がとは言わないがこのシーンで描かれた彼女の成長は凄まじく、エプロン姿も相まって主な読者層の少年たちを人妻属性に目覚めさせたとか目覚めさせなかったとか。とにもかくにも素晴らしいの一言に尽きるので必見である。

獄頣鳴鳴(ごくいめいめい)

最初の数コマに登場。
一勇が夜な夜な抜け出していることは分かっているようだが、対応はコンに一任している。
当然コンも最大限努力して一勇を引き留めているのだが、一勇がやんちゃな上にその年に不釣り合いな程一筋縄ではいかない性格と思考の持ち主であり、
同行は出来ても一勇を食い止めることは出来ないというのが現状である。
何故黒崎夫妻は一勇をこんな末恐ろしい子に育ててしまったのだろうか……
そもそも一勇は一護と織姫の息子であり、祖父が一心かつ同じく一筋縄ではいかない叔母達や
両親の友人知人が周りにいれば、むしろこうなることは当然といえば当然なのかもしれないが……


余談

余談だが、初音ミクの持ち物として有名な長ネギはこの井上織姫の初登場エピソードが由来だったりする。

アニメ2話(原作1巻収録エピソード)にて、車に轢かれそうになって無事だったときに、
夕飯の材料に買ったネギとバナナとバターとようかんが無事だったと言いつつ、ネギをくるりと回すシーンがすべての原点にあたる。

海外のネットユーザーがこのワンシーンを元にFlashアニメ「Loituma Girl(ロイツマ・ガール)」を作成すると、たちまち世界的なブームとなり、派生作品も登場した。
そこから今度は当時新登場の音声合成ソフトウェア&イメージキャラクターとして話題沸騰中だった初音ミクに歌わせる者が現れ、
更にはそのミクの歌に合わせてミクにネギを振らせるアニメを作成する者が現れ、このミクがネギを振る動画が爆発的な人気となった。

この人気によりミク=ネギのイメージが定着するに至ったのである(この関係でWikipediaにもロイツマ・ガールの記事がある)。

ちなみにLoitumaサイドも後々出たシングルのジャケットにて「表側ではイラストのメンバーの一人がネギを持ち、裏側はメンバー全員がネギを持っている写真」など意識している様子。



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最終更新:2024年03月17日 13:29

*1 兄からの初めてのプレゼントとして今では花のヘアピンを常に大事にしているが、貰った当時は何故か無性に気に入らなかったことが喧嘩した原因

*2 本人曰く竜貴から空手を多少習っているらしいのだが、それだけでそんな超人染みた身体能力を手に出来るのだろうか…?

*3 正確には分かっていたが、出来事が不可解すぎた上に、自身にとってもトラウマの出来事だったので忘れるように努めていた

*4 しかも胸を閉じると両脇から零れるという隙を生じぬ二段構え

*5 しかし一護が喜ぶと言われただけで、「着ます!」とノリノリで着た彼女も彼女である…

*6 師匠曰く大人ネルが一番胸が大きいらしい