ⅩⅢ機関

登録日:2009/08/19 Wed 07:23:43
更新日:2023/12/27 Wed 22:49:38
所要時間:約 11 分で読めます




ⅩⅢ(じゅうさん)機関」とは、KINGDOM HEARTSシリーズに登場する組織の名前である。

※この項目はKINGDOM HEARTSシリーズのネタバレを多く含みます。



【概要】

ノーバディ(強い心を持つ者がハートレスとなった際、残された肉体と魂が別の世界で生まれ変わったもの)の中でも人の姿を留めた者達で構成された組織。
存在が不安定ですぐに闇に溶けて消えやすい生存能力の低さの分、戦闘力はハートレスより高いノーバディの中でも、この組織のメンバーは突出している。
メンバーは常に黒コートを身に纏っているが、これは外部からの闇の影響を極力遮断して、肉体が闇に溶けて消えるのを緩和させる防護服としての機能があり、延命の為にこれを着ている。
そのため生まれたばかりのロクサスはこれを着ていなかった。


「存在しなかった世界」を本拠地とし、ノーバディを率いて各地で暗躍している。
ハートレスが解放した心を集めて「人の心のキングダムハーツ」を作り、心を持つ完全な存在になることを目的としている。
しかし、それ以外にも目的がある者もおり、結束力はそれほど良くない。


No.1~6は賢者アンセムの弟子であり、機関の初期メンバーである。
またNo.7~8も初期メンバーでこそないが同郷であり、人間時代にも一応面識があった。
さらにNo.9~12はある別の目的のために集められたことがⅢで語られている。

彼らは感情というものに縛られるのが嫌で心を捨てたが、捨てた後でそれが大きな損失だということに気付き再度心を取り戻す決意をしている。
ハートレスがキーブレードで解放されて闇に染まり切った状態が払われ、かつノーバディが消失している状態なら
その人間は元に戻れるので、傍目にはキングダムハーツなぞ不要なように思える。
が、ノーバディは闇に堕ちた人格が更に独自に記憶を新たな蓄積し始めた存在、いわば多重人格者の中の別人格のようなものとなっているため、ノーバディ当人としては新たに誕生した自分の存在が消えることを恐れ、ノーバディとしての自己を確立したいと考える傾向がある。


メンバーの名前は基本的には人間だった頃の名前に「異端の印」とも呼ばれるXを加え、並び替えたアナグラムとなっている。

CoM時点での名称は「機関」であり、公式攻略本ではⅡへの伏線が考察されていた。
一応、無印のシークレットムービーなどでは名前が出ており鋭い人は察することができていた。


【メンバー】

No.1:ゼムナス(XEMNAS)

本名:ゼアノート(XEHANORT)
称号:狭間の指導者
武器:エアリアルブレード
属性:
配下ノーバディ:ソーサラー
CV:若本規夫

謎多きⅩⅢ機関のリーダー。
メンバーが集う円卓では無駄に高い位置にある椅子に座っている。
キングダムハーツの完成の他、「友」を探しているらしい。
機関内ではあまり顔を見せない。

エアリアルブレードはぶっちゃけライトセイバー二刀流であり、光弾化して放ったりもできる。
壁のように形成して攻撃を防いだり、相手のコマンドをロックしたりと応用が効きすぎる能力。

アンセム(ANSEM)のアナグラムだが、人間時代は賢者アンセムの弟子ゼアノートがアンセムを追放後に名乗っていた為である。

漫画版でも全体的にコミカルな一面が加えられている機関メンバーの中で唯一完全にギャグ要素の無い冷酷な人物として描かれている。
さらにデミックスではソラに勝てないのを見越した上でソラの排除を命令し、ソラの心に揺さぶりをかける為の捨て駒として扱うなどゲーム版以上に非情な一面も見せている。



No.2:シグバール(XIGBAR)

本名:ブライグ(BRAIG)/ルシュ(LUXU)
称号:魔弾の射手
武器:ガンアロー
属性:空間
配下ノーバディ:スナイパー
CV:大塚芳忠

ノリは軽いが底を見せない眼帯をつけた隻眼のおっさん。
空間を操る力で逆立ちしながら弾丸を連射し、テレポートを駆使して闘う。
過去に起きたある出来事がきっかけで隻眼になった。
実は人間時代から上記の能力を持っていた。何者だアンタ……

漫画版では初登場時にはホロウバスティオンの防衛システムに吹き飛ばされるという醜態を晒すが、ザ・ランド・オブ・ドラゴンではシャン・ユー達フン族に闇の力を与えた黒幕になっていた(ゲーム版ではこの世界の龍脈をハートレスに変えただけ)。
ゲーム版以上に「~ってハナシ」という言葉を多用し、存在しなかった世界での決戦では闇の力を開放してアンセムの姿になっているリクをソラの前に晒して同士討ちさせようとするという狡猾な振る舞いも見せた。



No.3:ザルディン(XALDIN)

本名:ディラン(DILAN)
称号:旋風の六槍
武器:ランス
属性:
配下ノーバディ:ドラグーン
CV:秋元羊介

髪型とモミアゲが印象的なおっさん。
六本の槍を風で操って戦う。
モチーフは三國志の武将で武にも策にも長ける。
戦闘開始と消滅のシーンにやたらと気合いが入っている。
機関の中でも屈指の実力者という設定に相応しく、幾人ものソラを葬りプレイヤーにゲームオーバー画面を見せた。ミッキーに助けられた人も多かろう。
リミカ版では機関内でもトップクラスに強い。
しかしベルさんの肘打ちで怯んじゃうのはどうなのか。

Daysでケモナーを拗らせ、迷子として捜索された事がある。

漫画版では干し柿が好きで、機嫌が悪くなるとすぐ食べる。
ヴィクセンのレプリカに不意討ちを喰らってまさかの漫画版で最初の脱落者になった。



No.4:ヴィクセン(VEXEN)

本名:エヴェン(EVEN)
称号:いてつく学究
武器:シールド
属性:
配下ノーバディ:不明
CV:野沢那智千葉繁

自尊心の高いマッドサイエンティストで、いわゆるギョロ目が特徴。
そして電車オタク。
元の性格故か、口が悪いし尊大だが、やたらと面倒見は良い。キモいツンデレ染みた反応を見せる。
ただし、元のエヴェンさんは丁寧かつ凄い洞察力を持つ人だった。
実は機関内でかなり重要なポジションにおり、彼の消滅後は計画の大幅な改変が必要だった程。
氷の力を操るほか、ソラのデータを採取してクローンを造りだして襲わせる。

野沢氏が2010年10月に死去された為か、エヴェンとして蘇生した3Dでは「容体が安定しない」という理由でセリフ無し。
Ⅲでは再びノーバディになって真機関員として暗躍するが…?

漫画版では作者が気に入ってるのか出番が多く、頻繁に顔芸を見せる。挙句の果てに「超ラッピー」と口走ったりもする。
それどころかオリジナル設定で彼のレプリカまで出てきた。



No.5:レクセウス(LEXAEUS)

本名:エレウス(AELEUS)
称号:静かなる豪傑
武器:アックスソード
属性:
配下ノーバディ:不明
CV:立木文彦

かなり厳格だが、思慮深く、意外に面倒見が良い人物。
剛腕の持ち主で、土の力を操る。
ザルディンと並び機関の実力者で派手な大地隆起技を使いまくるが、慣れたプレイヤーからは見かけ倒し技のデパート扱いされている。
Re:CoMでシナリオ変更やバトルスタイルの変更でやっと実力者にふさわしい扱いになった。…が出が遅い技が多いのでやっぱり割りと弱い。

負けない大地の漢、略してマダオ
実はムービーでの出番は一番少ない。



No.6:ゼクシオン(ZEXION)

本名:イエンツォ(IENZO)
称号:影歩む策士
武器:レキシコン
属性:幻
配下ノーバディ:不明
CV:石田彰

機関の参謀役。
ノーバディ化した年齢が早く、機関の中ではロクサスの次に最年少。
CoMでは本人との戦闘がなく影が薄かったが、Re:CoMやⅡFMで漸く追加。
辞典のような本で幻影等を操り、相手を本に閉じ込めて心身をいたぶる。

サイクスと同じくゼムナスに近い人物で、消滅さえしなければ物語の中心人物になっていたらしい。
そんな重要人物だったため、サイクスとアクセルから邪魔者扱いされて、どさくさ紛れに暗殺された。
機関員全員集合のイラストでは俺妹風のポーズをとっている。


人間時代、ゼアノートがアンセムの弟子になった直後とエヴェン共々心を抜かれた時はまだ幼い少年だったのだが、CoM及びDaysでは青年の姿になっており、3Dで人間として復活した際も青年の姿のままである。
これは、アクセルの目元のメイク同様ノーバディになった時に何かあったからか、もしくはノーバディは老化はしないが成長はするのかのいずれか。 

初登場のCoMでは戦う機会がなかったため、「アルティマニア」には一人だけ武器の設定画が掲載されなかった(まだ設定がなかった可能性もある)。
また、Ⅱでは彼の墓標のみ破壊されており、この時も描かれている武器がどのようなものか不明だった。


扱いがめっちゃ悪いことをネタにされるほどだったが、3D以降のアクセルを除く人間として復活した機関員としてはかなり出番が多く、研究員キャラとしてソラたちのサポートに当たっている。

CoMの漫画版では漬物づくりが趣味という設定が付与されており、消滅した際には大根の浅漬けをドロップした。


No.7:サイクス(SAIX)

本名:アイザ(ISA)
称号:月に舞う魔人
武器:クレイモア
属性:月
配下ノーバディ:バーサーカー
CV:佐藤銀平

機関の実質のNo.2。
ゼムナスの右腕として機関を取り仕切っている。
普段は冷静だが、戦闘では月の力を操り、自らをバーサク状態にして戦う。
バーサク化すると思い切りハジける。

Daysにて、人間時代のアクセルとは親友だと判明。何らかの目的を持って2人で機関に入った模様。
ムーンクリスタルパワーが不足していた所為か、大事なキーブレード使い相手だから多少手加減したのか、絶不調時のロクサスにタイマンを挑んで負けるという醜態を晒した。
ⅡではDaysとは桁違いの広範囲攻撃を延々と繰り返し、 家畜だけを殺す機械と化す。

3Dで真機関員として復活。アクセルと対峙することとなる。



No.8:アクセル(AXEL)

本名:リア(LEA)
称号:おどる火の風
武器:チャクラム
属性:
配下ノーバディ:アサシン
CV:藤原啓治

機関の中でも一段と出番が多い焼け野原ひろし
機関の裏切り者を始末する役割を与えられており、CoMでは用済みという判断も含めて多くのメンバーを手にかけた。
一方で、機関の命令より自身の意志を優先する態度から、本心をうかがい知る事は出来ない。
ロクサスやシオンとは親友であり、人間の頃はサイクスとも親友だった。

Ⅱ以降で数多の名シーンを作った男。



No.9:デミックス(DEMYX)

本名:不明
称号:夜想のしらべ
武器:シタール
属性:
配下ノーバディ:ダンサー
CV:鈴村健一

楽器好きなあんちゃん。
ヘタレな言動が目立つが、やらなきゃいけない事はやるタイプらしい。
仕事をしょっちゅうサボるので、仲間からもネタにされている。
どうしてノーバディになれたのかは考えてはいけない。

漫画版でも余り変わらないがゲームで見せた冷淡な一面はなくヘタレ要素と気さくな性格が強調されている。
ホロウバスティオンでの登場がカットされたためソラとの決着は本拠地の存在しなかった世界でつけることになる。
戦いに敗れ消滅する最後の時までソラ(ロクサス)を仲間として認識していた。

当人は自分は弱いアピールをしまくり、小説版では実際に弱いが、ゲームの中では苛烈な攻撃と俺ルールのような試練でプレイヤーとお供二匹を追い詰める。
リミカ版では本人より水の躍りが厄介なので間違ってはいない…か?

こんな役立たずなのになぜか補欠として真機関にも入っている。人材不足にもほどがあるのではないだろうか。



No.10:ルクソード(LUXORD)

本名:不明
称号:運命を賭す者
武器:カード
属性:時
配下ノーバディ:ギャンブラー
CV:中田譲治

紳士然としたギャンブル好きなおじさん。
物事をゲーム等に例える。
結構面倒見が良く良識派だが、組織の中では下っ端も良いところ。しがない会社員みたいな発言も。

漫画版ではやけに顔が濃い。
Ⅱ編では本来の登場ワールドだったポートロイヤルが出てこなかったためソラと顔を合わせる機会がなく、存在しなかった世界でようやく顔見せとなった。

Ⅲ以降も復活するも機関員の癖に妙に律儀で真面目なのは変わらず。
だが、DLC以降で微妙に謎が増えた。



No.11:マールーシャ(MARLUXIA)

本名:ラーリアム(LAURIAM)
称号:優雅なる凶刃
武器:サイズ
属性:
配下ノーバディ:リーパー
CV:池田秀一

新参ながら「忘却の城」の管理を任された実力者。
そしてナルシスト。花びら先生
キーブレードの力に目をつけ、機関の乗っ取りを画策している。
サイズによる斬撃やテレポート、薔薇のような花でこちらにダメージを与える他、死の宣告をする。

CoMのラスボス。
ダミー戦と本体戦があるが、本体がデッキを持たないためダミーより楽だったという意見が多数。
Re:CoMでは第三形態が追加され、死の宣告や全方位レーザーなどおぞましい技を使ってくるラスボスにふさわしい強さと壮大さになった。BGM「Lord of castle」も名曲。
ⅡFM以降の作品でも死の宣告を使ってくる辺り花っていうか死の属性になっているような…

実は古のキーブレード使いの一人。



No.12:ラクシーヌ(LARXENE)

本名:エルレナ(ELRENA)
称号:非情の妖姫
武器:ナイフ
属性:
配下ノーバディ:ニンジャ
CV:宮村優子

機関の紅一点だが非情で残忍な性格。
そしてツンデレにしてヤンデレならぬヤンデル。
素早く動きながら、帯電したナイフを投げつけたり切りつけたりする。
分身しながらの高速体術がウリだが、実際は雷の雨霰の方が怖い。

Re:CoMで攻撃、特にストック技を食らわすとボイスがやたら卑猥。

彼女も古のキーブレード使い。



No.13:ロクサス(ROXAS)

本名:ソラ(SORA)
称号:めぐりあう鍵
武器:キーブレード
属性:
配下ノーバディ:サムライ
CV:内山昂輝

機関メンバーの最年少にして、人であった頃の記憶を持たないノーバディ。
それは元となったソラがハートレスになっていた期間が非常に短い上に、ロクサスを残したまま人に戻ったため。



No.14:シオン(XION)

本名:No.i
称号:なし
武器:キーブレード
属性:
配下ノーバディ:なし
CV:内田莉紗

存在しないはずの14番目。
シオンとの関わりの強さにより、見る人によってシオンの顔は違っている。





【シリーズでの活躍】

シークレットムービーにロクサスが登場したが、当時は目隠しリクと共に謎の人物扱い。


  • KINGDOM HEARTS FINAL MIX
ゼムナスが裏ボス「謎の男」として登場。
追加シークレットムービーにて機関が大々的に取り上げられた。


メインの敵として登場。人の心のキングダムハーツ完成のため、ハートレスから効率よく心を抜き取るキーブレードに目をつけ、ソラを忘却の城へ誘き寄せた。
計画はナミネの能力により少しずつソラの記憶を改竄して傀儡化させ、更にヴィクセン製のレプリカにキーブレードの力をコピーして大量に生産するもので、地上組のマールーシャ、ラクシーヌ、アクセルが進行役、地下組のヴィクセン、レクセウス、ゼクシオンは監視役だった。
しかしマールーシャとラクシーヌはソラの力で機関乗っ取りを企てており、アクセルは彼らの抹殺とサイクスから頼まれたゼクシオンの始末を任されていた。
裏切りの尻尾を掴むためヴィクセンはアクセルに消され、二人が機関を裏切る事を確信したアクセルによりナミネは解放されてラクシーヌがソラに敗れ消滅。アクセルはソラに敗けたと思わせて退き、そのままマールーシャを倒させた。
さらに闇の世界から城へ入ったリクによってレクセウスが倒され、ゼクシオンもアクセルに拐かされたリク=レプリカにより消滅した。


メインの敵として登場。前半はソラに還ったロクサスに呼びかけ、後半は必要な心が揃いだしたのでソラを消しにくる。
デミックスは中盤のホロウバスティオンで、ザルディンはビーストキャッスルで敗れて消滅。残りのメンバーも存在しなかった世界で全員ソラ達に敗れて消滅し、機関は壊滅した。

  • KINGDOM HEARTSⅡ FINAL MIX
追加ムービーの多くが機関員達の会話なので必然的に出番増加。
忘却の城で消滅したメンバーと戦えるアブセント・シルエット、そして本気を出した機関員の強さを体感できるリミットカットが追加。
非常に人気が高いロクサス戦が追加されたのも本作。


  • KINGDOM HEARTS 358/2 Days
1と2の間の話で、機関側の視点で物語が進行する。
ロクサスを主人公に、機関の内情、また意外な人間臭さが描かれる。
しかし、機関に関する全ての伏線は回収されなかった。
また、休日が一年通して一日しかないブラックな組織だということが判明。


1より前の話で、人間だった頃のメンバー(ゼアノート、ブライグ、ディラン、エヴェン、エレウス、イエンツォ、アイザ、リア、一応ソラも)が登場。
人間時代の、闇に心を囚われる以前の状態であるためか、ノーバディ化する前とは物腰が異なる人物も。
そして、ゼムナスとロクサスに関わる秘密が明かされる。


オープニングはブライグ達がノーバディ化する場面。序盤後に心であるハートレスと肉体であるノーバディが倒されたことで、No.1、2、7を除くレイディアントガーデン出身者が人間として帰還。
ムービーでの様子から、一部除いた初期メンバーは好き好んでハートレス化(ひいてはノーバディ化)したわけではないことが分かる。

ついでに機関……というかゼムナスの真の目的は「機関員をマスター・ゼアノートの心の一部を植え付ける器にすること」であったことが判明。
人の心のキングダムハーツの完成して心を得るという目的は、「ノーバディは独力でも後天的に心を獲得できる」という事実を隠すためのものであった(余計な心があるとゼアノートの心が植え付け難いからか)。

もっとも、根本的に器にするには力不足だった者もいれば、謀反やら出奔やら好き勝手やってた者もおり、真の目的に適っていたのは、元からゼアノートの一部であるゼムナスとノーバディ化以前からゼアノートの影響下にあったシグバールを除けば、現状ではサイクスただ一人という惨状である。

ゼムナス「計算通り(キリッ!」

ホンマかいな。





シリーズを通して登場頻度が高く、CoM及びⅡではそれぞれラスボスが機関メンバーである。

メンバー毎に得手不得手はあるが戦闘力は総じて非常に高い。
そしてほぼ全員が一時的に無敵状態になり一方的に攻撃する乱舞技を所有している。
機関員ではゼムナスが最も強く、ロクサス、レクセウス、ザルディンが次点だとか。

シナリオのボスとしても強敵だが、ⅡFMで戦える機関員の再現データ(リミットカット版)が機関員の本当の力とされている。
こちらはセフィロスが可愛く思える程強い。
生半可な腕では血を見るが、初見殺しがやたら多いだけで慣れれば意外と戦える。


機関にはゼムナスだけが知る真の目的があることがDaysで示唆されていたが、3Dにて真相が判明。
それは「人の心のキングダムハーツ」を媒介とし、抜け殻である機関員にゼアノートの心を植え付けて全員をゼアノートにすること。
こうしてχブレード誕生に必要な「13人の闇の探求者」を揃える算段であった。

……が、苦労して集めた機関員は裏切り・聞く耳持たず・サボリ等、フリーダムすぎて適性に合わず、ゼアノートは計画を変更。
数人を残して新たにメンバーを招集し、「真ⅩⅢ機関」として再結成するに至った。
干された機関員達は人間に戻り、故郷に帰っている。



追記・修正は完全な存在になってからお願いします。
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最終更新:2023年12月27日 22:49