ミルモでポン!

登録日:2012/05/27 Sun 21:31:43
更新日:2024/03/28 Thu 16:23:45
所要時間:約 17 分で読めます




ミル♪


ミル♪


ミルモでポーン!


『ミルモでポン!』は2001年7月から2005年12月までちゃおで連載していた漫画。作者は篠塚ひろむ。
全12巻で、アニメ化もされた(後述)。


◆あらすじ

中学1年生の南楓は同じクラスの結木摂に片想いをしていたが、いつも遠くから見つめるだけで、話しかけることも出来なかった。
そんなある日、母親がアンティークショップで買って来た、恋のおまじないが出来ると言うマグカップから、恋の妖精・ミルモが現れる。

それと同じように、結木の元にはミルモの婚約者であるリルム、楓の恋のライバル・日高安純の元にはミルモのライバルであるヤシチが呼び出され――。


◆用語


◇妖精

ミルモ達のこと。楽器を鳴らすことで魔法を使うことが出来る不思議な生き物。チャームポイントはほっぺ。
一匹一匹に専用のマグカップがあり、カップの底に書いてあるおまじないを実行すれば呼び出せる(その妖精によっておまじないの内容、注ぐ飲み物は異なる)。
妖精を見ることが出来るのは妖精を呼び出してパートナーになった人間だけで、他の人間には姿が見えず声も聞こえない。
また、妖精は一家に一匹と言う決まりがある。
妖精はほとんどが帽子など被り物をしており、脱ぐことは無い。

◇妖精界

ミルモ達妖精の住む世界のこと。人間界のマグカップが転送ドームと繋がっており、ミルモ達妖精はそこを自由に行き来することが出来るが、
人間とパートナーになっていない妖精は人間界に長く留まる事は許されない。

◇魔法

全ての妖精にある不思議な力。生まれる時に妖精界の神である「ガイア族」から魔力が込められた楽器を授かり、その楽器を使うことで魔法を使うことが出来る。
使用時の掛け声は「~(名前)でポン」。
個人によって使える魔法は異なる。また、「必殺魔法」「禁断魔法」なるものもある。

◇マイク

アニメオリジナルアイテム。ガイア族の試練を乗り越えて手に入れた楓専用のアイテム。
「ミルモン・ミルモン・プリクリム」と唱えるとミルモの魔法がパワーアップする。これはあくまでも応援するためであって、マイク自体に魔法を使う機能はない。
また、マイクを使えばミルモの魔法なしでも妖精の姿に変身はできるが、妖精界の掟で自分のマグカップを持つことになり、妖精学校に通わなければならなくなった。
時の宝玉事件で失い、楓も妖精学校を卒業することになった。
初代OPではサビの部分で楓が派手な衣装に変身し、マイクを持って歌っているがその衣装は本編未登場だったりする。

◇セッション魔法

アニメオリジナル魔法。楽器職人トプルによってパワーアップした楽器で行う合体魔法。
ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモの4人の組み合わせ次第で効果が大きく変化する。
ただし、いつでも使えるわけではなく、集中が極限まで高まり、楽器が光らないと発動しない。
妖精二人で行うと、それぞれの魔法の長所が混ぜ合わさった効果が出る。
妖精三人で行うと、セッション魔法に参加しなかった妖精が金色(ごおるでん状態)になる。
妖精四人でのセッション魔法は本来は設定されておらず、トプル曰く、「何が起こるかわからない」

わんだほうではパートナーとのセッション魔法が登場。クリスタルにタコスが改造した携帯を向けて「クリスタルみっ~け!」と言えば発動する。


◆登場人物


ミルモ

CV:小桜エツ子
本作の主人公で、楓に呼び出された恋の妖精。好物はチョコレートで、使用楽器はマラカス、頬のマークは楕円。マグカップに注ぐ飲み物はホットココア。
わがままでへそ曲がりだが、ムルモに掟を破らせたくないが為にわざと突き放したり、楓やリルムを励ます為に魔法を使ってあげたりと、思いやり深い性格。
幽霊が大の苦手。
ものぐさで魔法を使うことを嫌がるが、チョコで簡単に釣れる。実は妖精界の第一王子。
必殺技はケツアタック。バリエーションが豊富。

南楓

CV:中原麻衣
本作のヒロインで、人間側の主人公。金髪ツインテール。年齢は、読み切り時は中1、連載開始時から中2。パートナーはミルモ。
マグカップに捧げた願いは、「結木君と両想いになれますように」。
明るく元気いっぱいで、よく言えば面倒見が良く世話焼き、悪く言えばお節介な性格。特に恋愛絡みの話については妖精だろうと人間だろうと世話を焼きたがる。
だが大体上手くいかず、最終的にミルモに助けてもらうことが多い。
クラスメイトの結木君に片想いしており、一生懸命アプローチしている。
アニメでは一時期マイクを使ってミルモの魔法をパワーアップさせたり、妖精の姿に変身したりしていた。

リルム

CV:おみむらまゆこ
ミルモの婚約者で、ミルモを追って人間界に来た妖精。好物はシュークリームで使用楽器はタンバリン、頬のマークは丸。マグカップに注ぐ飲み物は牛乳。
普段は優しい性格なのだが、生まれつき腕力が凄く強く、頭に血が上るとすぐにその力を使ってしまう。魔法を使用する時も超力む。
料理も魔法もダメダメだが、一途でまっすぐである。
楓とは非常に仲良しで、互いの恋を応援し合っている。

結木摂

CV:徳本恭敏(第3期まで)→浪川大輔(第4期)
楓のクラスメイトでリルムのパートナー。マグカップに捧げた願いは「小説家になりたい」。
楓と安純が片想いしている、頭脳明晰で読書家の美形。運動神経も結構良く、隠れファンが多い。無口で本ばかり読んでいるが優しい性格。そして照れ屋。
楓や安純や松竹が妖精に使わせる魔法の被害に遇いまくっている苦労人。それでも恨むことなくそれまでと変わらない態度で接してくれる辺り、凄く心の広い人。
アニメでは第4期で声優が浪川氏に変更されたが、理由は寡黙だった結木が第4期でセリフが増えるのにともない再オーディションが行われた結果、初代声優の徳本氏が落選して途中降板となってしまったことによる( 出典 )。

ヤシチ

CV:ゆきじ
安純に呼び出されたスケベな妖精。好物はかりんとうで、使用楽器はトライアングル。頬のマークは渦巻き。マグカップに注ぐ飲み物は麦茶。
モデルは水戸黄門の風車の弥七らしく、一人称が拙者で、手裏剣や忍術を使う妖精忍者。ミルモをライバル視している。
安純のトイレ流しの刑とオトメのお髭すりすりが苦手。
実はダアクの配下で、上司(アニメではワルモ団)にミルモを倒すように言われているが相手にされておらず、人情深い性格故に悪に徹しきれていない。

日高安純

CV:ひと美
楓のクラスメイトでヤシチのパートナー。マグカップに捧げた願いは「楓を結木君の前から排除」。
結木君に片想いしている美少女転校生。神経が図太く、メンタルが強い。
結木君を振り向かせたいが為にヤシチの魔法を使いまくる他、他の女子が結木君にチョコを渡すのを阻止したり、楓を好きな男子を利用したり、
楓が結木君に近付くのを邪魔してくる楓の恋のライバル。
平気で卑怯な手を使ってくる一方、楓のことをライバルとして認めており、楓になら結木君を取られても仕方ないと思っている。
ヤシチのことは家来のように扱っており、部屋の掃除やアイロン掛けをさせている。

ムルモ

CV:釘宮理恵
ミルモの弟。好物はマシュマロで、使用楽器は小太鼓。頬のマークは楕円。マグカップに注ぐ飲み物はトマトジュース。
ミルモやリルムと比べて少し幼くかわいらしいが、実は非常に腹黒く自分がいかにかわいいかを理解しているぶりっ子妖精。
兄のミルモとはいつも喧嘩しているが、本当はミルモに会いたいが為に両親に反対されても妖精界を飛び出してくる程ミルモが大好き。
必殺技は帽子の触覚から出すしょっかくビーム。

松竹香

CV:保志総一朗
ムルモのパートナー。楓がムルモのパートナーにする為にマグカップを渡したので、願いは捧げていない。楓の笑顔に惚れる。
全国に五万人のファンが居る金持ちの爽やかな美少年だが、頻繁にヘタれて安純に男を磨いて出直せと言われたり、
楓の気を自分に向かせるため、かつて摂と初恋相手の森下さんを騙して利用しようとした結果森下さんを怒らせてしまいしばらく楓にアタックすることを止められてしまったりと、お世辞にも褒められた人間とは言い難い。
いつも平井と言うボディーガードを連れている。

パピィ

CV:間宮くるみ
ムルモのクラスメイト。好物はアメで、使用楽器は鈴。頬のマークは花。マグカップに注ぐ飲み物はいちごミルク。
ムルモを追って人間界に来る程ムルモのことが好きだが、本人を前にすると素直になれないツンデレ妖精。「あたち」等、少々舌っ足らずな口調で話す。

住田光一

CV:吉野裕行
楓とは違うクラス(アニメでは同じクラス)の男子。パピィのパートナー。マグカップに捧げた願いは「南さんが振り向いてくれますように」。
楓が結木にアプローチする姿に惚れ、登場と共に楓に告白する。陸上部のエースで結構モテる、優しくていい人。
惚れ薬を飲ませることも拒否する善人な為か、似たポジションの松竹君と比べて扱いが良く、引き際も潔かった。アニメ終盤では森下さんに好意を抱くようになっている。

サスケ / ハンゾー

CV:くまいもとこ / 下屋則子
ヤシチ大好きなヤシチの子分でムルモのクラスメイト。安純曰く役立たずコンビ。アニメオリジナルキャラだが作者が気に入ったらしく、原作にも度々登場する。
使用楽器はサスケが鉄琴、ハンゾーが木琴。頬のマークはサスケが四方手裏剣型、ハンゾーが三角形。
サスケは失敗を恐れる緊張癖、ハンゾーは修行での鈍間ぶりから同時期に二人共師匠の元を追い出され、ヤシチの子分となる。
この過去話は、あの安純が感動して泣くほどいい話。

ネズミ

CV: 愛河里花子
アニメオリジナルキャラクター。ヤシチのいとこの妖精忍者。頬のマークは稲妻。
高度な忍術と高価な妖精グッズを習得・所有している。ヤシチのことを馬鹿にしており、ヤシチの下で修行している妹のヤマネを常に心配している。

ヤマネ

CV:村井かずさ
アニメオリジナルキャラクター。クモモの手違いで梅園桃に呼び出されたネズミの妹のくの一妖精。使用楽器はウグイス笛。 頬のマークは三角手裏剣型。
マグカップに注ぐ飲み物は抹茶。
幼い頃にヤシチに手裏剣稽古をしてもらい、それ以来ヤシチのことが好きになり、ヤシチの下で修行するために人間界で生活を始める。
兄のネズミ同様、忍術のレベルは高く、既にヤシチ以上。一方で魔法は全く修行していない素人。
昔から甘い物を食べると酔っ払ってしまい、手がつけられなくなる。

梅園桃

CV :下屋則子
アニメオリジナルキャラクター。松竹グループのライバル、梅園グループのお嬢様でヤマネのパートナー。マグカップに捧げた願いは「香お兄ちゃまとラブラブ」。
松竹君のことが好きで「香お兄ちゃま」と呼び、何度もアタックしている。松竹君にまとわりつく楓(実際は逆)が嫌いで、おばさん呼ばわりしている。
平井にそっくりな星野というボディーガードがいる。

パンタ

CV:高木礼子
ミルモを兄の様に慕うユーレイ妖精。使用楽器はウクレレ。頬のマークは卵型。マグカップに注ぐ飲み物(?)は生きた蛸。
成仏するために満足するまでミルモと一緒に遊び、現世での未練はなくなっていたが、その後もミルモと遊び続ける。
だが、それによってミルモの生気を吸いとっていたことを知り、妖精天国へと旅立った。成仏後もミルモに会うために、妖精天国の許しを得て人間界に降りてきている。
アニメでは森下はるかのパートナー妖精になる。

森下はるか

CV:雪野五月
結木君の幼馴染みで、お互い初恋の相手。松竹君が楓を振り向かせる為に呼び寄せた。
原作では単に松竹君に利用され、騙されていたと知ると松竹君を叱り楓に近付けないようにし、自ら身を引いて楓の恋を応援した。
アニメではパンタのパートナー。マグカップに捧げた願いは「漫画家になりたい」。
中学3年の途中に転校してきて結木君と同じクラスになる。結木君を独り占めしたいと思っていて、楓に嫌味を言ったりと刺々しくなっている。

城戸悦美

CV:比嘉久美子
バレー部所属の楓のクラスメイト。楓がミルモと出会う以前から唯一楓の恋を応援していた大親友。同じクラスの神名一のことが好き。
パピィのパートナー候補だったが、小動物が苦手なため、拒絶。
初期は楓と一緒にいることが多かった。しかし、妖精事情を知らない一般人のため、ミルモ達絡みのあれこれに傾倒しがちな楓についていけなくなり、出番が減少していった。

マルモ

CV:中博史
ミルモの里の国王でミルモとムルモの父親。 好物はシェイク。使用楽器は大太鼓。頬のマークは楕円。
わがままで負けず嫌いな性格はミルモとそっくり。王妃のサリアが苦手なところもミルモとリルムの関係に似ている。
ミルモ同様、若い頃に人間界で修行していたが、ホームシックでパートナーの願いを叶えずに妖精界に帰ってしまった。

◇ガイア族(フィア / アクア / ウィン / ドンタ / ピクモ)

CV:水田わさび / 小林希唯 / 石川静 / 芝原チヤコ / 松来未祐
アニメオリジナルキャラクター。原作最終巻で1コマだけ登場。ガイアの里に住む妖精達の神様。
ミルモと楓は巨人の様な姿を想像していたが、実際は他の妖精と同じ2頭身(巨大化は可能だが)。好物は焼き芋、水飴、ソフトクリーム、団子、綿菓子。
それぞれ自然を操る魔法を使う。大昔にミルモ達の祖先に楽器と魔力を与えた。楓にマイクを授けたのも彼ら。

トプル

CV:下山吉光
アニメオリジナルキャラクター。ガイアの里の祭壇地下で生活している楽器職人妖精。他の妖精よりも身体がデカい。使用楽器は音叉で頬のマークも音叉。
妖精達の楽器は全て彼が作ったもので、ガイア族がその楽器に魔力を与え、生まれた妖精に届ける。
時の宝玉事件で壊れたミルモ達の楽器の修理に協力。パワーアップした楽器にセッション魔法を設定した。

江口沙織

CV:早水リサ
アニメオリジナルキャラクター。楓達の学校に転校してきた天才的なフルート奏者で、パートナー妖精がいないにもかかわらず、妖精が見える。
恋愛話が苦手で、恋愛話を聞くと豪快なくしゃみが出てしまう。
様々な要因からダアクに利用されてしまうが、ミルモ達の活躍でダアクから解放される。

ミモモ

CV:柚木涼香(妖精時) / 中博史(人間時)
アニメオリジナルキャラクター。妖精グッズを販売するミモモショップの店長。見た目は狸にしか見えないが妖精らしい。性別も不明。
通販も行っており、ミモモのなんでも妖精通販はミルモ達が頻繁に利用している。初期のヤシチやワルモ団相手の時は暗黒妖精通販となる。
時の宝玉事件後は楓達の学校の屋上にミモモショップ人間界支店をオープンさせた。
しかし、突然クモモに店を託して旅に出てしまう。その後長らく出番がなかったが『ごおるでん』にて子供のコミモモを連れて復活した。

クモモ

CV:高田由美
アニメオリジナルキャラクター。(中の人の事情で)長期休暇に入ったミモモの代わりにミモモショップの店員を勤める。
非常に慌て者で、商品を取り違えたり、配達先を間違えたりしている。でもおかし作りだけは得意。
ミモモ同様、人間の姿になることができるが、「すいませ~ん」としか喋らない。
ミモモ復帰後もミモモショップで働いている。

ワルモ団(イチロー / ジロー / サブロー / シロー / ゴロー)

CV:伊藤健太郎 / 杉山育美 / 村井かずさ / 小河正史→太田哲治(小河引退後) / ひと美
アニメオリジナルキャラクター。黒い覆面とマントを着けた妖精5人組。ヤシチの元首領であり、ダアクの部下でもある。使用楽器は全員三味線。
ワルモ団とは『悪い力でミルモの里をだんだん困らせる組織』の略。
元々彼らは職業も年齢(シローが一番年下)もバラバラで、厳しい生活を送っていたところを偶然出会い、「こんな思いをしているのは王国のせいだ」と意気投合し、ワルモ団を結成した。
それ以来、王国打倒の野望を掲げており、何度もマルモやミルモに挑んでいる。
彼らのダアクから授かった黒魔法は強力(ダアク曰く、5人揃えばアクミと互角のパワー)だが、ドジでマヌケな性格が災いして、殆どイタズラにしか使えていない。
ヤシチ、サスケ、ハンゾーが決別した後はヤシチ達に代わる部下として幼稚園児のワルモキッズ(ロクロー~ジュウイチロー)を加えたが、手をつけられず失敗に終わった。

アクミ

CV:千葉千恵巳
アニメオリジナルキャラクター。ダアクの手下で、常にミルモたちを付け狙っている。ダアク様ラブ。好物はキャラメルで使用楽器はシタール。
頬のマークは菱形が3つ並んでいる。マグカップに注ぐ飲み物はオレンジジュース。
彼女のみうちわではなく、絨毯で空を飛ぶ。ダアクに惚れる前はミレンという彼氏がいた。
ダアクが倒された後は悪事から足を洗ったらしく、パートナーの人間もいる
そのパートナーは…。

ラット

CV:?
アニメオリジナルキャラクター。ごおるでんに登場。ガンマンの様な格好をした妖精で、仮面を着けている。ダアクの黒魔法で作られたからくりガンを使って戦う。
ダアクの部下ではないが、互いの目的のためにダアクに協力し、アクミと組んで楓を倒す機会をうかがっている。
相手が人間でも妖精でも容赦しない冷酷な妖精だが、ヤマネにだけは何故か攻撃を躊躇う。

ダアク

CV:小杉十郎太
悪魔。原作ではヒヨコのぬいぐるみで登場、後に妖精姿を見せる。アニメでは人型で、鏡の中にいる。
自由に動けない身なので、ヤシチ、ワルモ団、アクミ、ラット達に指示を出したり、アイテムを渡したりしている。
人間界の悪の心を集めて妖精界の消滅を企む。


◆アニメ

2002年に「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」のタイトルでアニメ化。第四期まで出来た。
一期・二期(ごおるでん)・と三期(わんだほう)・四期(ちゃあみんぐ)で監督が違う。
月刊連載&早い段階でアニメになったからか、設定が作りやすいのか、序盤からアニメオリジナルな設定やキャラが非常に多くなっている他、原作から改変されている部分も多い。アニメを観た後原作を読んでアニメでは常連だったミモモやワルモ団、ガイア族などが軒並み出てこなくて驚いた人も居るのでは?
当初は1年間の放送予定だったが、2年目突入、さらにゴールデン枠に昇格と高い人気を誇り、最終的に3年半という長期シリーズ作品となった。
そのため「ちゃあみんぐ」までに楓達は中学2年生を3回経験するというサザエさん時空に突入していた。
また、アニメの影響で、それまで無名同然だったちゃおの知名度が一気に上がったと言う。
なお今のところ原作付きの少女向けアニメでは現在放送してる、ちびまる子ちゃんを除くと歴代2位の長さの172話だったりする。
(1位は美少女戦士セーラームーンの200話)
なお楓役の中原麻衣はこれが出世作だったりする。

◆ドラマCD

主に雑誌の付録のミニドラマCDという形で3作制作されている(うちひとつはきらレボのラジオCDの一企画という扱い)他、『ちゃあみんぐ』名義で3作発売された。
カップリングで収録されていた『プリンセスVer.1 ドキドキお風呂大作戦』にヤシチがゲスト登場したり、付録ドラマCD『ミルモ、真夏の忘れ物』の後半のエピソードを丸々変えた『思い出の花編』が収録されたアルバムが販売されたり、趣向を凝らしたものが多いのが特徴。

◆ゲーム

アニメの人気が博して、8回ゲーム化。GBAが多い。一番有名なのは恐らく「対戦!まほうだま」。
しかしお世辞にも完成度が高いとは言えない作品が多い。


◆菓子類

ミルモの好物の『くもっちょ』と『パチッチョ』、ヤシチの好物であるかりんとうの『ヤシチかりんとう』が商品化された。
特にくもっちょはアニメではチョコ以上のミルモの好物として幾度となく登場した。俗にいう販促である。


◆舞台版

なんと2023年に舞台化されることが決定。
発表と同時にメインビジュアルが公開され、妖精達は指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「≒JOY」のメンバーが演じることも発表された。


追記・修正の際はマグカップに 飲み物 を注いでからでお願いします。

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  • 02年春アニメ
  • 03年秋アニメ
  • 04年春アニメ
  • 05年春アニメ
  • スタジオ雲雀
  • 完結
  • 敵も味方も変な奴
  • 稀にシリアスあり

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最終更新:2024年03月28日 16:23