紅月カレン

登録日:2010/03/31(水) 03:36:18
更新日:2024/02/29 Thu 21:53:19
所要時間:約 11 分で読めます


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「取ったよ、キリコ!」 おっぱい おっぱいのついたイケメン どうも息子がお世話になってます エスターの友達 エロ担当 エース カレン カン・ユーホイホイ キリコの戦友 コスプレ コードギアス シュラク隊隊員候補 シンジの姉貴分 スパロボだと主人公 ツンデレ ハーフ バニーガール リフレイン レジスタンス ロスカラではライの嫁 優遇 十六夜アキ←ではない 同人誌のエース 女傑 小清水亜美 巨乳 弾けろブリタニアァ! 復活のルルーシュ 忠犬 戦乙女 操縦技術は作中トップクラス 日本人 沙慈の顔芸仲間 爆乳 猫かぶり 皇妃 真の愛国者 第2次スパロボZ再生篇主人公 紅蓮 赤髪 零番隊 駄犬 黒の騎士団


「弾けろブリタニアァァ!!」





コードギアス 反逆のルルーシュの登場人物。ヒロインの一人にして準主人公といえるキャラクター。



日本人であり、扇要がリーダーを務める反ブリタニアのレジスタンス組織『扇グループ』に所属している。
後に、ゼロが結成した黒の騎士団の団員となり、ナイトメアフレームのエースパイロットとして活躍する。
主な搭乗機体は紅蓮弍式、紅蓮可翔式、紅蓮聖天八極式

黒の騎士団サイドでは、C.C.と共にダブルヒロインといえる立ち位置。

以下アニメ準拠で説明するので、ネタバレ注意
















●目次

【来歴】

◆過去

ブリタニアの貴族と日本人の母親の血を受け継ぐハーフとして生まれる。この二人がどのように出会ったのか詳細は不明。
しかしブリタニアによる日本支配以前は母親と兄のナオトと共に母子家庭で育ったため、父親のことは知らずに育った。

兄ナオトとはとても仲の良い兄妹で、母とも仲のいい、父がいないながらも幸せな家族であったが、
ナオトはブリタニアに抵抗するレジスタンスとして活動中に行方不明に陥り、戦死したと思われる。  
ブリタニアによる日本占領後は、父親の実家で名家でもあるシュタットフェルト家に引き取られ、母は使用人として雇われることに。

だが、そこでカレンを待っていたのは、妾腹であるということから自身を蔑視する正妻らからの冷遇だった。
唯一の肉親である母親も、唐突に訪れた被差別民族というレッテルとカレンと同じような冷遇、
そして愛する息子を失ったことで衰弱し、加えて使用人としてブリタニアにこびへつらう(これはどんな形であれカレンの傍にいたかったという思いでもあった)姿勢から
カレンにも蔑まれて嫌われてしまい、麻薬に走って廃人同然になってしまう。

家族を奪い、生まれ育った日本を蹂躙したブリタニアへの憎しみを募らせた彼女は、新たに得た『カレン・シュタットフェルト』という身分を厭い、
日本人の紅月カレンとして生きて行く事を選択。
同時に日本を取り戻すため、兄ナオトが創設し、その遺志を継いだ扇らが参加しているレジスタンス組織に身を寄せ、日本解放を目指して戦いに身を投じる。


コードギアス 反逆のルルーシュ


教師をしていた扇の助言で、同校に『カレン・シュタットフェルト』として入学。  
自身が日本人の血を引くことや、レジスタンスであることを秘匿するために虚弱体質であると偽り、病弱なお嬢様を演じながら学生生活を過ごしていた。

同時にレジスタンスとして活動していたが、偶然ゼロ(ルルーシュ)と接触。
ブリタニアに対し反逆を企てる彼がゼロとして参加してきたことで、状況は一変。

ブリタニアに追い詰められ、すでにボロボロで限界だったレジスタンス組織はゼロのもとで反撃に転じ『黒の騎士団』となって大躍進。
正体こそ知らないものの、ブリタニアに敵わず絶望しかけていたカレンの前に突如として現れ、
卓越した頭脳と策略で次々とブリタニア軍を破った『ゼロ』はまさしく『希望』であり、
ゼロに全幅の信頼を置いて、彼によって生まれ変わった組織『黒の騎士団』のエースとして活躍していく。
ちなみにナイトメアの操縦の才能はずば抜けているが、日頃から取扱説明書を熟読し、いたるところに付箋をつけているなどの努力家でもある。


しかしその一方で、アッシュフォード学園で生徒会メンバーとして仲良くしていたシャーリーの父親をテロ活動に巻き込み、死なせてしまう。
自分のやった行動で友人の大切な家族を奪い、悲しませてしまったことにショックを受ける。
多くの人を傷つけかねない自分達黒の騎士団のやり方でいいのか、迷ったカレンだったが、(ひそかに同じ悩みを抱えていた)ゼロにその疑問をぶつけ、
ゼロから「変えられる。いや、変えねばならない」「だが、だからこそ、我々は立ち止まることは出来ない。たとえ、どんな手段を使っても。卑怯だと罵られようとも勝つしかないんだ !その為に、修羅になるべきだ。流した血を無駄にしない為にも、更なる血を流してみせる。」と答えられ、改めてゼロから「引き返すなら今だ。」と聞かれた彼女は、
決意をもって「共に進みます。私は、貴方と共に。」と返し、ゼロへの信頼を深めていく。
ブリタニアに対しては『狂犬』だが、ゼロに対しては『忠犬』。



そして、藤堂鏡志朗奪還作戦の際に、これまで幾度となく対峙し、殺し合ってきた白兜のパイロットがスザクであったことも発覚しても、もう彼女は迷うことはしなかった。

後にブラックリベリオンと呼称される大規模なテロ活動でスザクらブリタニア軍と戦闘を行い、ゼロの采配と自身の奮戦もあって戦況は優位に進むが、
突如ゼロが戦線離脱。
扇の指示で彼を追ったカレンはそこでスザクと対峙するゼロを見つけるが、そこで彼がルルーシュであることを知る。
自分たちの悲願である日本解放を些末事のように語り、
自分の目的のために黒の騎士団を駒として扱っていたというルルーシュの言葉に茫然自失となってしまう。


コードギアス 反逆のルルーシュR2

ルルーシュが日本人を単に利用していた(この時のルルーシュがさらわれたナナリーを意識しすぎてマクベスのごとくすでに半分自暴自棄だった態度も原因)と知り、ショックでその場を逃亡。

指揮官ゼロの不在も相まってブラックリベリオンの失敗し、黒の騎士団メンバーが捕縛され、無事なメンバーの多くが国外逃亡。

ガウェインを脱出したC.C.と合流し、カレンはC.C.と姉妹を偽って逃亡生活を送っていた。
日本解放の望みを捨ててはいなかったが、やはりそれにはゼロが必要だと判断し、
1年後、ゼロを復活させるために卜部率いる黒の騎士団残党と『飛燕四号作戦』に参加することになる。

なお、この際隠れ蓑としてバニーとしてカジノで働いており、その刺激的な服装はファンの度肝を抜いた。
後にC.C.にからかわれた際は怒っており、当人は不本意極まりなかった模様。

ルルーシュがゼロとして復帰・合流後は中華連邦の大使館へと入り、一時その保護を受ける。黒の騎士団救出後は再び零番隊隊長に就任した。

ゼロとしてルルーシュの指示に従う一方、正体を知っていることでルルーシュがプライベートで弱っている際には彼のフォローをすることもあった。
例えば、ナナリーが新総督になり、ルルーシュが戦う理由を見失ってリフレインに逃げようとした際には叱咤し、
再び彼が立ち上がるきっかけを与えた。

後にゼロの作戦で中華連邦に渡り、ミレイやニーナなどの顔見知りと再会したが、天子をゼロが利用したことで激怒し、
彼女を取り返そうとする黎星刻が駆る神虎と交戦し、敗北。
捕虜となり、大宦官からスザクへと引き渡された後はエリア11へと連行される。
そこでナナリーと再会を果たし、ルルーシュが何故ブリタニアに反逆するのか、彼がいかに妹思いなのかといった等の内情を知った。

また、捕虜となっている間スザクからゼロの正体について尋問され、リフレインを使ってまでも自白を得ようとするスザクの姿勢を嫌悪し、
スザクに対して激しい憎悪を抱く。
リフレイン自体はスザクが土壇場で自分の行動が憎むべきゼロのやり方と同じだと気付いて取りやめたため、使われることはなかった。
投薬の件でスザクが謝罪してきた時は、怒りを爆発させてフルボッコにした。


そして、第二次トウキョウ決戦にて咲世子に救出された後は紅蓮聖天八極式に乗り、歩く死亡フラグを倒してルルーシュを救った。
だがそこでシュナイゼルによってルルーシュのギアスが暴露され、彼を信じきれなくなった黒の騎士団によるルルーシュ排斥活動に動揺。
彼を信じたいカレンはルルーシュを庇うも、当のルルーシュがそれを拒絶し、逃亡したことで、彼に裏切られたと感じたカレンは彼を追うことはしなかった。
しかし、逃げる瞬間ルルーシュに『君は生きろ』という言葉を投げかけられたことで、彼の冷徹な部分だけでなく優しさも知っていたカレンは混乱し、
彼の真意を知りたいと願うようになる。

やがてルルーシュがブリタニア皇帝として即位し、その圧政を見ても彼の真意を測れず、
彼がアッシュフォード学園に訪れた際にボディガードとして彼につき、真意を問いただす。
この際彼と接吻するも、その時の冷たいリアクションとそのあとに行った悪辣な策略で彼を完全に見限り、日本の敵として認識する。

そして超合衆国が悪逆皇帝ルルーシュに反旗を翻した際は超合衆国の軍たる黒の騎士団のエースとして、紅蓮を駆ってブリタニア軍と戦う。
次々とナイトオブラウンズを打ち破り、ついにはナイトオブゼロたるスザクをも撃破するが、奮戦虚しくルルーシュの勝利に終わってしまった。

カレンは反逆者として捕らえられ、処刑されることになったが、そこで同一人物であるはずのルルーシュを襲撃するゼロを目撃し、混乱する。
しかしその挙動からゼロの衣装を身にまとっているのはスザクだと察し、ルルーシュたちの計画を看過。
目に涙を浮かべながら、ルルーシュの遺志を受け継ぐスザクを「ゼロです! ……あれは……ゼロです……!」と叫ぶのだった。

解放された後はアッシュフォード学園に復学し、みんなと再会を果たす。

コードギアス 復活のルルーシュ

悪逆皇帝ルルーシュが討たれてから1年。
黒の騎士団予備役中で、アッシュフォードを卒業し大学に通っていたが、ナナリー誘拐事件が発生し、シュナイゼルの依頼でジルクスタンに潜入。
漫画版では潜入までの詳細が描かれている。


ジルクスタンで敵の暗殺部隊と遭遇する中、C.C.と虚となったルルーシュに再会。
死に別れたルルーシュとの再会には戸惑い二度も号泣するなど、やはり彼への想いは消えていない模様。
また、自分の思いを後回しにしようとするC.C.を気にかける一面を見せる。

決戦ではスザクとの初めての共同戦線を張ることに。


V-storageサイト「『コードギアス 復活のルルーシュ』公開記念!村瀬 歩(シャリオ役)×島﨑信長(シェスタール役)スペシャル対談!」では、
戦いが終わった後にルルーシュの元を去ろうとするC.C.にルルーシュがついて行った際、
C.C.が「ナナリーは?(中略)だったら、他にもあるだろう。シャーリーや神楽耶のところへ顔を見せに行ったらいいじゃないか」というが、
このときカレンの名前は言わなかったことについて、
島﨑氏は「言わないんじゃなくて、言えないんだよ。C.C.の中で一番リアルだから!」とC.C.の乙女心を考察している。

【主な搭乗機体】

意外にも作中ではサザーランドを操縦したことがない。








【ゲーム】

コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS


黒の騎士団&ブルームーン編のヒロインの一人。

黒の騎士団編では、自身の考えに賛同してくれたのに加え、操縦技術も高かったことから、謎の少年ライをスカウトする。
元々好感を持っていたことと、彼の実力、日本人とブリタニア人のハーフという共通点等から彼に親近感を抱き、好感度によっては好意を抱く。
好意を抱いたカレンルートでは照れながらライに好意を伝えたり、彼の無事を泣きながら喜び、感極まって抱きつくなどのカレンのデレっぷりがファンの胸を撃ち抜き、
『ライの嫁はカレン』という声がよく聞かれるように。
ファンによる名シーン投票でも、カレンがライに抱きつくシーンが2位に選ばれている。

ブルームーン編では、『カレン・シュタットフェルト』ではなく『紅月カレン』としての姿をライに目撃されまくり、
猫を被り切れなくなって本来の自分を彼に打ち明ける。
なお、この際に騎士団員であることも打ち明けられることがEDの条件である。

また、黒の騎士団編から派生する日本解放戦線編ではライの元カノのような扱いで、EDはないが彼とは(表には出せないが)強い信頼関係にあることがうかがえる。
ギアス編でもルートこそないものの、黒の騎士団員として一緒に活動していくうちにライに対し親近感をもっていたらしく、
終盤、彼が黒の騎士団を脱退すると聞いたときには落胆し、悔しがる彼女の姿も見られる。

スタッフの日本解放戦線編でもEDを作りたかったと言う発言や唯一2通りの方法で恋人になれるなど、ゲーム開発スタッフからはかなり愛されていたようだ。




◆スーパーロボット大戦シリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z』にて「コードギアス 反逆のルルーシュ」枠で初参戦。

ほとんど原作と同じようにストーリーは展開するが、ゲームのシナリオの核の一つがコードギアスだったため、特に再世篇では他作品のキャラとよく絡み、
ストーリーの改変もあって大活躍。
同じくシナリオの核であるシモン刹那などと同じく、主人公的な側面の強いキャラの一人として扱われている。
本編を一切見た事が無い人がプレイしたら「このカレンって子が主人公なんだよね?」とか言われても文句は言えないであろう。

他作品出身でよく絡んだキャラクターは、黒の騎士団として一緒に活動したキリコ
同じアッシュフォード学園に通っており、後に戦いに巻き込まれた沙慈ルイス
特にキリコは、戦友として好感を抱いていたため、キリコが正しいことをしていると思えばそれを手助けし、間違っていると思えば命懸けで止めるという、
とても暑苦し…漢の友情とでも呼ぶべき関係で結ばれていた。
(「キリコが好きだからだよ!」と思わず言ってしまい、フィアナに驚かれていた。)
ワイズマンのあとを継ぐと決めたキリコ相手の輻射波動使用時の台詞『取ったよ、キリコ!』は、小清水亜美女史の熱演もあってとても熱い。

余談だが、第2次Zは前後編2作品でリリースされており、後編である『再世篇』の冒頭では原作に従い、カジノで働いているが、
何故かその姿のカットインが冒頭でしか使われないのに描き下ろされている。
スタッフの(無駄な)力の入れっぷりにユーザーは歓喜し、その状況をゲーム中で作り出したカン・ユーに敬礼をしたとかしないとか。

ちなみにユニットとしての性能は乗機である紅蓮弐式等の性能の高さも合間ってゲーム中最強レベル。
離脱期間もほとんどないため安心して育成や乗機の改造に勤しむことができ、最初から最後まで頼れる心強いユニットの一人と言える。

EDでは正義の味方として生きる事になったゼロやスザク達を別れ、アッシュフォード学園に復学した。


第3次Z』時獄篇にも引き続き登場。
前作EDで復学したのでR2からの参戦だが学生メンバーの一人という何も知らない人が見たら戸惑うであろうポジションになった。
新たな環境に馴染めずに戸惑うシンジの良き姉貴分になった他、かなめの友人兼テッサの相談相手になったりもしたが、
その分キリコとの絡みが減ってしまった感は否めない。
ちなみにこちらでもルルーシュより加入が早く、搭乗機は弱体化するどころかMAP兵器まで追加されて前作に引き続き非常に使い易い。
天獄篇でも相変わらずの早期加入だが、今回はスザクもゼロも早期加入する上に、蜃気楼の強化(武装追加)もあって相対的にはやや弱くなっている。それでも十分強いが。


スーパーロボット大戦30』では劇場版設定で参戦。
監督繋がりで『コードギアス』と『ガン×ソード』がクロスオーバーされており、特にヴァンとは下手したらウェンディやカルメンら本家ヒロインよりもよく絡む。
また『30』の世界ではグリプス戦役とTV版『コードギアス』の内容が同時期に起こった設定であるため、カミーユらとも本編以前からの戦友となっている。
さらに幼少期に活躍してくれたスーパーロボットのためか、マジンガーZやガオガイガーの復活にはテンションを上げている場面も。あしゅらは幼少期怖かったらしい
アイドル活動をしてはっちゃけたり、更にネイを仲間にした場合、シュラク隊の隊員候補としてスカウトされたりする場面も……。

搭乗機体は紅蓮特式。MAP版輻射波動が若干弱くはなっているが、基本的には従来通りの紅蓮といった感じで相変わらず使い易い部類。


【余談】

  • スタイル抜群
スタイル抜群であり、いわゆるお色気要員。露出度の高い服装をしたり、作中何度もシャワーシーンが挿入されたり、DVD版ではスザクにぶん投げられるシーンで乳首券が発行されたりしている。
因みに身長は160㎝とそれほど高くない。

  • エースパイロット
コードギアスの初期案の中には、「ルルーシュがランスロットのような高性能KMFに乗りブリタニアと戦う」というものがあったが(KMFのサイズが小さいのは「テロリストが隠せるようなサイズ」をイメージしたため)、ボツになってしまい、
現在のような「スーパーロボットに乗る主人公と敵対する悪の組織の首領」のような立ち位置に至ったという。

エースロボットに乗らない主人公に代わるキャラクターとして生み出されたのがカレンと言え、
同時に記号ではなく「ブリタニアと日本人のハーフ」「ルルーシュを好まず、ゼロが好き」といった魅力的な人物像となっている。

しかし、ストーリーの本筋や主人公に密接に関わる設定なども特段持っていないため、
C.C.やスザクと違い、『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』等のいくつかある漫画版では出番が削られがち。
ただしマジコ!版『コードギアス 反逆のルルーシュ』(あすかコミックスDX)のカレンはオリジナルでルルーシュとのからみが増えており、
占い師の格好もしたり、記憶喪失のC.C.とルルーシュの掛け合いを見て勘違いして嫉妬したりするなどかわいい。

  • R2終盤の立ち位置
カレンは、ナナリーを通じてルルーシュの事情を知っていながらも、皇帝ルルーシュの真意も見抜けず黒の騎士団も離反せず、
更にスザクとの決戦で自分の事を棚に上げたような発言を繰り返した挙句、最後はモノローグを担当したことなどから、
特に「お前が言うな」「お前何様だ」などといった主旨の批判されることが多い。

ただ、こうなったのはメタ的な事情も多分にあったと思われる。
「ルルーシュに代わって、スザク(ランスロット)と戦う」が一期におけるカレンの立ち位置であり、いわばスザクと戦うために用意されたライバルであった。スザクに対しても悪感情は抱いていなかったが、ゼロへの認識や日本の独立をめぐって平行線であり、間違ってもラブ要素はない二人である

しかし、R2終盤においてルルーシュとスザクが手を結んでしまい、もしカレンがこれに加わってしまった場合(作中においても成り行きとしては決してあり得ない展開ではなかった)、
ルルーシュに敵対するシュナイゼル・エル・ブリタニアや黒の騎士団残党といった面々は、「スザクが乗るランスロット・アルビオンとカレンの乗る紅蓮聖天八極式を相手にする」という無理ゲー状態になる。ぶっちゃけ終盤の対決としては一切釣り合いが取れていない。
「スザクが最後に戦う相手」としてもカレン以外の適役はおらず、加えて「ルルーシュを理解し支えるヒロイン」という立ち位置としてはすでにC.C.がいるため、ルルーシュについて行ってもぶっちゃけキャラ被りしてしまう。

『ゼロレクイエム後のルルーシュが創った世界』で生きていく、ルルーシュの意思を理解した人間として、「ゼロとなったスザク」「世捨て人?のC.C.」を除くと終盤モノローグを担当する役回りには多くの物事を見てきた、『ルルーシュの味方だったという大罪もない』準主人公的な彼女が適任であり、
これらの多くの理由がルルーシュ側についていかなかった要因とも考えられる。

結果として、終盤にはルルーシュたちに怒りと憎しみをぶつけるシーンが多かったり、一期から対立してきたスザクとも作中では共闘は勿論、明確に和解するシーンもなく終わっていたりするため、後味が悪い面があることも事実ではある。
そうした共闘などは、時間を経て映画『コードギアス 復活のルルーシュ』でようやく描かれた。

コードギアスの2012年版カレンダーのイラストでは、「シャーリーが黒の騎士団入り」「女教師?コーネリア・リ・ブリタニア」などのIFルートが描かれているが、
その中には皇帝ルルーシュの衣装に似た、背中とか胸とかめっちゃ露出している赤い衣装をきた、皇妃カレンといえるカレンも描かれた。



「私に命令できるのは、ゼロだけなんだからね」


「ゼロ!追記・修正の指示を!」

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最終更新:2024年02月29日 21:53