劉家龍(龍が如く)

登録日:2012/02/06 Mon 15:50:38
更新日:2024/02/25 Sun 18:57:22
所要時間:約 4 分で読めます




「そろそろ来ると思ってたよ、キリュウカズマ」



(ラウ) 家龍(カーロン)とは、『龍が如く』の登場人物。
声は龍澤慎一が担当。


【人物】
中国マフィア『蛇華』日本支部総統。*1
ありがちなエセ中国人キャラの「〜アル」「〜ネ」といった言葉遣いはせず、不自然なイントネーションで日本語を話し不気味な雰囲気を醸し出す。
中国人が現実で話す日本語にかなり近い。


蛇華本部に君臨していた暗殺拳法の総帥白蓮(シロばあちゃん)が、桐生一馬以外で唯一その流派の免許と奥義を授けた超一流の武闘家。
自らの力だけで現在の地位に辿り着いた実力者。

徒手空拳以外にも、長物から暗器まで様々な武器を使いこなす。
流派における正当な弟弟子は何人かいるが、彼との実力差は歴然。




【龍が如く】
「来な!マフィアの怖さを思い知らせてやる!!」



東城会の消えた100億を狙って嶋野と組み、神室町のカラーギャングを利用して百億の鍵を握る遥を誘拐したが、
嶋野から言い渡された100億を手に入れた場合の取り分*2に不満を持ち、遥の持っていたペンダントを錦山に売った。

その後、横浜の蛇華のアジトにて、遥を救いに来た桐生一馬と対峙*3
闘いの末に劉は倒され、遥は無事に救出されたのだった。
この後に、悪夢と名高いカーチェイスが控えているが、それはまた別のお話。

その後も何度か蛇華の構成員との闘いがあるが、全て桐生に倒されている。


戦闘では薙刀と二本の青龍刀を使用し、武器が破壊されると功夫と手裏剣による攻撃スタイルになる。
奥義・蓮家仙気掌はこの段階で既に出ている。

チャンピオン街広場に落ちている鍵でコインロッカー49番を開けると入手できる「白蓮師のノート」には劉家龍の弱点が記載されている。
攻略上有利であり、展開的にも気分が盛り上がる代物なので事前に入手し、目を通しておこう。



【龍が如く2】
劉家龍は登場しないが、サブイベントで師匠の白蓮師が登場。
劉を倒したのがどんな男か見極め、幾ら愚かな弟子とはいえ、仮に悪人に仕留められたのであれば、
自ら殺して仇を討ってやろう。とも思って桐生と接触するが、桐生の人柄に実際に触れて、
どう考えても100%弟子が悪いと判断し、敵討ちは即止めた。

そのまま仲良くなってしまう。
彼女は大阪で気の良いハイスペック婆ちゃんとして暮らしている。



【龍が如く3】
「さあ決着をつけよう、キリュウカズマ!」

浜崎組組長、浜崎豪と組んでいる。
劉からすれば、隠遁生活を送ってほぼ消息不明になった桐生の現在地を把握するために、
組し易い東城会の弱小二次団体と組んでいただけで、浜崎のことはどうでも良く、ただ桐生への報復のみを考えていた。
桐生に対する復讐心から神室町に侵攻。
桐生の舎弟である島袋力也を誘拐して桐生をおびき寄せ、復讐を全うするべく桐生と対決する。

しかしまたしても桐生に敗北し、最後のあがきとして力也の処刑を部下に命じるも、そこに現れた風間似の男に部下もろとも射殺された。

アジア最大の歓楽街である神室町や、そこに程近く中国マフィア達の本拠地と言える横浜の監視を任されるだけあり、
劉は本部でも覚えめでたかったようで、彼の死と共に蛇華本部が動き出した。
これが原因で浜崎組は蛇華の報復を受けてあっさりと壊滅し、そのまま全面戦争に突入して東城会が消滅しかねない、とてつもない危機を秘かに迎えていたが、
峯会長がその手腕でどうにか事態を鎮静化させた。



戦闘では槍、功夫、鉤爪を使用。
またヒート状態も所有し、ヒートアクション『蛇華流連撃』を使用する。
桐生との中国拳法による高度なカウンターの応酬は見物。

『IF-7』では功夫、薙刀、鉤爪をそれぞれ使用する三人の劉家龍と戦える。
体力は三人共通だが、三人同時に相手をしないといけないので、厳しい戦いとなる。



【龍が如く4】
劉は死亡しているため登場しないが、桐生に復讐しようとする蛇華の残党が現れたり、
劉の死亡によって裏社会のパワーバランスが崩れた為に『暗黒会』により桐生の首に賞金がかけられたりと、多くの影響を残している。



【龍が如く極】
1のリメイク。
声優が龍澤慎一氏から森川竜太氏へと変更された。
3のアレンジだが、非常にカッコいい専用BGMが追加された。
壊し屋スタイルで周囲の武器を使って攻撃できるようになったので楽。

一方で、またしても高難易度のカーチェイスにより、何度も対決をやり直される羽目になった。
セーブポイントをください・・・。


【龍が如く7】
3以降の話なので当然故人。・・・なんかよく似た闇の武器商人が居たようないないような・・・
名前は「周」家龍になっているが、桐生や風間との因縁を語ったり青竜刀を獲物にしている点など明らかに劉家龍本人。なんやかんやで生き延びていたようだ。
詳しくはネタバレになるので伏せるが物語の舞台になる伊勢佐木異人町はとある理由から東城会による抹殺から生き延びた者が流れ着く地域となっており、彼がそこにたどり着いたのも偶然ではないのかもしれない。




名前や容姿、プロフィールなどにバーチャファイターのラウ・チェンと共通点が多いらしい。
同じセガ故か。

ちなみに劉家龍を「ラウカーロン」と読むのは広東語であり、中国語普通話では「リョウジァーロン(liú jiā lóng)」と読む。




まだ追記修正は終わってない。さあ、目の前であの項目が荒らされるところを見ろ!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 龍が如く
  • 龍澤慎一
  • 森川竜太
  • 中国
  • マフィア
  • 功夫
  • 薙刀
  • 青龍刀
  • 鉤爪
  • 変な日本語
  • ポニテ
  • 救命阿ッッッッ
  • 劉家龍
  • 蛇華

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月25日 18:57

*1 無印では、彼が日本支部総統という設定は特に出ておらず、蛇華全体の総統であるかのような扱いだった。

*2 蛇華が3割、嶋野が5割、2割は寺田という分配。

*3 桐生とは12年前、偽造パスポートの作成依頼の際、代金値下げのために拷問にかけなぶり殺しにしようとした因縁があった。