王の財宝

登録日 :2009/06/22(月) 20:35:01
更新日 : 2017/03/25 Sat 12:36:34 NEW!
所要時間 :約 21 分で読めます




王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)

Fate黄金のサーヴァントが所持する宝具の一つ。

ランク:E~A++ 種別:対人宝具
レンジ:-

黄金の都に繋がる鍵剣。
空間を自身の宝物庫に繋げて、中にある武器・道具を自由に取り出す事が出来る。
使用者の財があればあるほど強力になるのは言うまでもない。

バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。
容量は事実上無限大で、中身は所有者の財の量に準ずる。
ただ、何も持っていない人が使ってもやたらでかい倉庫が出るだけで無意味。贅を極めたギルガメッシュが使うからこそ脅威となる宝具。

生前、古今東西あらゆる種類の宝を収集・保管しており、武器を一つ取り出して使う事から複数の武器を取り出して弾丸の如く一斉射出する事まで可能で非常に応用が利く宝具。
弾丸となる武器は宝具に匹敵する性能を持ったものばかりで、ただ一発が命中しただけで致命傷になりうるソレを雨霰と射出するという時点で、その破壊力は計り知れない。
展開範囲はかなり広く、敵を囲んだり、地面から敵を串刺しにするようにも展開出来る。
勿論、移動しながらでも使用可能。
基本的に手を抜いており、精々数十丁までしか展開しないがそれでも最強クラスのサーヴァントでも防ぎきれない程の脅威の攻撃になる。

魔力消費量に関しては、マテリアルによると、これ程に厄介な攻撃ながらも魔力消耗は弾丸たる宝具を射出するのに必要な王の財宝の起動だけなので消費魔力はかなり少なくて済む、と記載されている。
但し、「EXTRA CCC」では、「ギルガメッシュというサーヴァントは酷く燃費が悪い」と作中キャラクターから評価されている。
そのため、「膨大な数の宝具を使用する割には負担が軽い」という可能性もある。

人間の域を超えた超一流魔術師による魔力供給のバックアップを受けているスノーフィールドが舞台の「strange fake」では、
数百~数千丁の宝具を瞬時に展開し、360°で逃げ場無しの竜巻に例えられる形で掃射するという、冬木が舞台だった「stay night」の時を遥かに上回る規模の攻撃を行っている。
ただし、この「strange fake」ではギルガメッシュは何時になくやる気を出しているので、「stay night」でも慢心故に敢えて披露しなかっただけ、という可能性も有る。

専ら彼は戦闘では後者の使い方を好むようで、「乖離剣エア」や「天の鎖」を使用する時以外は基本的に宝具の一斉射出を主軸にして戦う。
因みに子ギルの場合は一度に使用出来る魔力が大人と比べてイマイチになる為に射出量は少なくなるが、その分上手く使いこなすとの事。
その為に奈須きのこは「ちょっと待て、コイツ子供の方が強いんじゃないか?」とコメントしている。


なお、前述の通り『王の財宝』の中にある武器はそのほとんどが彼の手を離れた後に宝具となった名剣・名槍であり、『宝具の原型』であるとされる。

元々殆どの宝具は生前のギルガメッシュが集めた物で彼の死後、宝物庫は解き放たれ世界に散らばり、優れた武具であるが故に後の英雄達に使われていったという。
つまり、ランサー(Fate)ゲイ・ボルクなども元々はギルガメッシュの所有物である。

そもそも彼が登場する「ギルガメシュ叙事詩」は人類最古の物語で後の神話の元になったとされる存在。
最初の英雄たる彼は全ての英雄の原型ともされ、彼が後に現われた英雄達の宝具も所有しているのも、
逆説になるが彼が持っていなければ後の英雄に行き届く通りもないと「CCC」で解説されている。

宝具には原型があり、そこから時を経て今日知られる武器に派生していく。
その過程の中で原型から遠ざかれば遠ざかるほど、どうしても当初の宝具としての精度が落ちる。
彼の宝物庫の中にはそれらの宝具の原型が揃っている。

但し、あくまでも彼が持つのは、その宝具の原典たる宝物の数々。
『王の財宝』の一部として作中や記事内でも宝具扱いされているが、宝具とは伝説によって築かれた伝説そのものが具現化した存在なので、厳密には、宝具へと昇華する前の「無銘の高性能な武具」である。
そして、ギルガメッシュはその『持ち主』なだけで、他のサーヴァントの様にその宝具を最大限まで極め扱える『担い手』ではない。
Fate/stay night』では、ギルガメッシュ当人の談では、所有者である自分が手すら付けないまま死蔵した物も相当数含まれる。

このために「ギルガメッシュは宝具の真名解放ができず、特殊能力の類も発揮されない」と思われがちであるが、宝具の能力自体は普通に使用可能である。
作中でも全ての宝具を扱う器があると説明されており、実際に宝具の能力を多くの場面で使用している。
あくまで、宝具の能力を最大限に発揮する「真名解放」ができないだけである。


財宝内にはその英霊の死因となった武器・苦手とする伝説の原型が当然のように貯蔵されており、
敵サーヴァントの知名度が高い程に相手の弱点となる伝承も有名となるので弱点を容易く突く事が出来る。
(ex.竜属性ならグラム、神性を持つサーヴァントなら天の鎖)
この特性からサーヴァントの時点で相性が悪いとされる。奈須きのこ曰く「英霊殺し」「対サーヴァント戦における絶対強者」。
時臣がギルガメッシュの召喚を狙ったのもこの性質を把握していたため。

更に『CCC』にて、 この蔵は人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形を収集したものである という超トンデモ宝具であることが判明。
故に人類が生み出すものであれば、基本的に遥か遠い未来の道具でも全て保管される事になる。
入っていないとしたら、異星人の遺産等の、(旧)人類が関知しない技術によって作られた物だという。
また、星が鍛えて触覚(精霊等)を介して託した神造兵装のうち、少なくとも一部は所有していないことが確認されている。

『GO』ではキャスタークラスで現界したが、此方のクラスでも「王の財宝」を保持している。
但し、財宝射出ではなく魔杖からの魔術の一斉放出になっている上に乖離剣エアといった一部の宝具の使用が不可能になっているという。
ギルガメッシュはランサーを除く6つのクラス適正を持つが、クラスによって使える財宝の種類と攻撃方法が変化する模様。


宝物庫の中身

王の財宝の中でも最高ランクの宝具
彼自身の宝具で最大の切り札であるが故に、興が乗った際の気紛れか、認めた相手以外にはまず使わない。
魔術師のクラスで現界した場合、使用は不可能。

数少ない対神兵装。
亡き友の名を冠した鎖であり、エア以上に信頼する宝具。

  • 黄金の鎧
石化能力を持つ蛇や古代の猛牛等を避ける為の魔除けの防具。
風王結界で覆われた状態の約束された勝利の剣であれば、数合打ち据えられても少々へこむ程度で済む。
移動時にはガシャガシャガシャガシャエラく煩い代物だが、着る際には王の財宝の門を展開する必要もなく、眩い光を放ちつつ一瞬で装着することが出来る。

戦神オーディンが、自身の加護の証として支配を与える木に刺した剣。
それを引き抜いた北欧神話の大英雄シグムンドと、その息子で同じく大英雄シグルドが打ち直した魔剣『竜の死(グラム)』。
ジークフリートの愛剣バルムンクとはかつては同一視されていたが、現在はその原典という設定。
最強の聖剣『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』と対極に位置するという最強の魔剣であり、竜殺しの特性を持つ。

  • メロダック
グラム、勝利すべき黄金の剣などの「持ち主を選定する剣」の原典。
…という設定だが、これは古代メソポタミアの神の名。マルドゥクという読みの方が有名。
勝利すべき黄金の剣カリバーン)を真っ二つにした。ビームも出せる。
作中では「グラムの原典」として蔵からギルガメッシュが引き出したが、何故か途中からグラムと一緒くたに扱われた。
ついでに言うと、カリバーンの「選定」の由来はリア・ファルという王を選ぶ石、つまりカリバーンが突き刺さっていた岩の方が元ネタであり、剣の方ではない。

  • 透明な剣
セイバー(Fate)戦。セイバーの斬撃を防ぐ為に使用。

  • 氷をくり出す剣
対セイバー戦。振ると一定空間を凍らせる。

  • 魔力を奪う鎌
対セイバー戦。セイバーの鎧ごと貫き魔力を吸収した。刃先が空間転移した描写がある。

  • 飛行宝具ヴィマーナ
古代インド神話に登場する空飛ぶ飛行船。上記インド神話シリーズのうちの一つ。
ヴィマーナは大量に種類があるが、そのうちの一機と思われる。
水銀を燃料とする太陽水晶によって稼働し、思考によって操縦するというインドチートマシン。
宝具として強化されたF15戦闘機と渡り合える飛行性能を持つ。
fake」ではオプションで数十の迎撃宝具が搭載されており、搭乗者を守る機能が判明した。

  • 飛行用宝具
ヴィマーナ程高速移動が出来る訳ではないが、詠唱等を抜きにしてギルガメッシュ自身がその場で飛行出来る。
咄嗟の回避等に便利な代物。

  • ヴァジュラ
古代インド神話に伝わる宝具。同上。
一度限りの射出宝具で、ダメージ数値はB+に相当する。
所有者の魔力とは関係なくダメージ数値を出すお手軽兵装。
ヴァジュラとは本来「剣」と同じく武装の名称に過ぎないので、そのうちの一つなのだろう。

  • 酒と杯
超美味い酒。神域の酒であり、人の手で作られた代物ではないとされる。神代のモノとされ、コレを奪い合う為に戦争が起きた程の美酒。「Zero」における聖杯問答で供した他、「EXTELLA」ではEMゲージ全回復アイテムとして登場。酒器の方もこれを巡って幾つもの国が争い滅んだほどの逸品。
使いきりの財宝の一つ。

  • 多重次元屈折防具
コメント。小次郎の燕返しを防げるらしい。

士郎の鑑定によると所有している。

  • ゲイ・ボルクの原典
大神宣言(グングニル)もしくは『轟く五星(ブリューナグ)』。
また、その宝具でバーサーカーに止めを刺した直後にアーチャー(Fate)が大神宣言(グングニル)について言及していることを含め、
この宝具は前者を指している可能性が高い。
バーサーカーに通用した為、放るだけでもAランク以上の威力や神秘性を誇る。
余談だが、ルーの宝具は遠距離からの因果逆転・心臓必中の効果があるという(この宝具のことと明言はされてない)。

  • ダインスレフ
士郎の鑑定によると所有している。呪いの魔剣。セイバーとの初戦でも復讐の呪詛のかかった宝剣を使用している。

  • デュランダル
大英雄ローランが所持。使用者からの魔力が切れても高い切れ味を維持する。

  • ハルペー
大英雄ペルセウスが所持する鎌。
『屈折延命』と呼ばれる能力を持つ。
不死系の特殊能力を無効化する神性スキルで蘇生魔術の類を阻止し、自然治癒以外では回復不可の傷を与える鎌。
メドゥーサの天敵。神剣とされているが、神造兵装なのかは不明。そもそも、Fateにおいて神が作った=神造兵装という訳ではないため、ややこしい。

呂布が愛用したとされる武器。
Fate/EXTRAにおいて超軍師陳宮が作った人造宝具という設定が後付されたためギルガメッシュが所有するのは設定が矛盾するかと思われたが、
Fate/EXTRA CCCにおいて上述の王の財宝は人間の作るものは全て入っているという設定で矛盾は解消された。

  • 終末剣エンキ(?)
ムーンセルにて使用。形状は酷似しているが、機能もFate/Prototypeのそれと同様かは不明。

  • 槍の宝具
ムーンセルにて使用。今まで登場したどの槍とも異なるが、これも能力は不明。

  • 黄金の斧
名称不明。伝承によれば、フンババ退治の際には斧を用いたとされるので、この宝具がそれだと推測される。

  • 全く簡素な試練(ブルワーカー)
人気投票の際のきのこコメント。体を鍛える為に使うらしい。

  • 若返りの薬
10年間、問題を起こさないよう少年期に戻る為に使用した。

  • 反魂の香
残骸を招き寄せる為に使用した。

  • 対魔術武装
本人自身に大した対魔力はないが、武装でガチガチに固めている。
のAランクの宝石魔術を防いだ。

  • 透明な物体
盾? イリヤの魔術攻撃を跳ね返した。

アニメで登場。
オリジナルなのに形状がアーチャー(Fate)が使う改造されたカラドボルグになっている……おそらくあくまでファンサービスの一種だったのだろう。
ガウェインの持つ『転輪する勝利の剣(ガラティーン)』の原型がカラドボルクであると設定されている。
なお、アニメから9年経ちFate/Grand Orderによって本物のカラドボルグが登場。本物はもっと凄まじいドリルであることが判明した。

アニメで登場。恐らくスタッフの遊び心だろう。

同じくスタッフの遊び心。

  • 花札の原典
士郎から分捕った。
この時、所有権を自分に移しており、他者の物も自らの蔵に納める事が可能のようだ。

  • 食べれば食べただけ増える肉
きのこコメント。視肉のことだと思われる。

  • 料理の数々
きのこコメント。曰わく美味しい料理も色々あるらしい。

  • 夜の帳
本人の発言。詳細は不明だが、ガウェインの『聖者の数字』を無効化するものと思われる。

  • エヌルタの灰油
「CCC」の補助スキル。
「切れ味をあげる」という言葉から武器を強化するモノと思われる。
ゲーム的には攻撃力上昇効果。
詳細は不明だがコレも蔵の品から使用した恩恵だと思われる。

  • 王律権ダムキナ
「CCC」の補助スキル。ゲーム的には魔力回復効果。
「魔力は尽きぬ」と台詞から魔力回復の宝具と推測される。

  • 王律権キシャル
「CCC」の補助スキル。
ゲーム的には防御力上昇の効果。
「警戒しておくか」という台詞から、防御系の宝具と推測される。

  • 不老不死の薬
生前、蛇に喰われた薬。服用者を不老不死にする。
神の末席に加わり半ば植物のような存在になり果てた爺さんに見込まれ、生えてる場所を教えて貰った。
本人曰わく不老不死に興味は無いが、コレクターとして後々ちゃっかり回収したとの事。

  • 胃を整える薬
クソ不味い料理を食べた主人公(Fate/EXTRA)に対して。ただし、飲むと味覚を一生失ったままになる。

  • 毒見の宝具
エリザベートの料理に対して。使用しようとしたが、主人公が食べなくてはならないと知り、使用を諦めた。

  • 時返りの薬
詳細不明。衰えた肉体を再び万全に出来るらしい。上記の若返りの薬と同じ物かも知れない。

  • 宝具を回収する宝具
本人曰わくこれで射出した宝具を回収しているとの事。

本人曰く「この我が令呪のストックなど一つや二つ持って無いとでも思ったか?」との事。主人公(Fate/EXTRA)に褒美として与えた。

  • 潜水艦や飛行機
解説にて。他にも人間の作った道具は殆どあるらしい。

  • 光の船
CCCで登場。
光速や光速を超えての移動が可能で銀河の果てに吹っ飛ばされた際に使用。
ムーンセル内でのみ疑似霊子であるウィザードやサーヴァント(BBキアラなども)なら光速や光速を超えて移動が可能だが、
ギルガメッシュは光の船を使い外の世界でも異星文明の星へと移動した。
このシーンにおいて跳躍航法であることがわかる。
曰く「我は古典を愛でるが最新にも理解がある」との事なので未来の道具だと思われる。
また、果てに飛ばす術があるのならば、それに対応する宝具があるのは当然の事らしい。

  • 知恵の実
コハエースで登場。セイバーらいおんが喋れるようになった。何でもありっぷりに思わずセイバーも突っ込んでしまった。

  • 全自動調理器
hollowのドラマCDに登場したシュメールの超古代テクノロジーによって生み出されたオーパーツ。
なんで神代にそんな物があるのかと、同じ神代の英霊であるランサー(Fate)キャスター(Fate)からも突っ込まれた。
リミッターが付いており、本人曰く、解除するのは嬉しい誤算だとか。ちなみに解除するとぶっ壊れる。

  • ヒュドラの肉
ヘラクレスケイローン先生といった英雄の死因となった毒生物の肉。
ヒュドラ調理師免許第一号の金ぴかによると、念入りに血抜きをして、内臓を取り出せば食することが可能らしい。
しかし、本人は調理を全自動調理器に丸投げしているため、信憑性が怪しまれている。
金ぴか以外に免許取得者がいない時点で十分怪しいが…

  • 魔法のテーブルクロス
北欧に伝わる「北風のテーブル掛け」の原典。
食べたいものの名を唱えてテーブルクロスを広げると、その料理が出てくるという夢のアイテム。
(始めからこれを使っていれば、そもそも料理対決を行う必要性がなかったのは内緒である)

  • 加護の指輪
認識阻害の指輪。シュメールの古代文字が刻まれた指輪。ティーネに授けた指輪であり、一般人には何の認識も出来なくなる。
但し、魔術師やサーヴァントを欺く程の効力はなく、ギルガメッシュ本人も玩具程度のモノと扱っている。

  • 遠見のレンズ
遠方のモノを映し出す。射程は20kmを超える。

  • 自動防御宝具(オートディフェンダー)
雷撃で迎撃をする自動防御宝具。ギルガメッシュの不意討ち・奇襲対策。
複数の浮遊する円盤がギルガメッシュの周囲を警戒しながら周回し、攻撃物質を雷撃で撃墜させる。
音速を超える攻撃にも反応する程の対応速度を誇る。

  • ウルクの大杯
「Fate/Grand Order」に登場。
望みを叶える願望器。聖杯。当初、ソロモンの聖杯だと思われていたが、直後にそれ以前からギルガメッシュが所持していたものだと判明する。膨大な魔力の籠もった杯。

  • 天命の粘土板
「Fate/Grand Order」に登場。
嵐の魔であり、巨大な雲と強風の顕れたる怪鳥アンズーが掠めた稀有なる大宝物、世界と神々とを統べる窮極の王権。人の時代の興りの頃に黄金の都へと収蔵された。

アルテラ戦で使用。
セファール化を渋る彼女を追い詰める為に使用。


他にも沢山ある模様で本人さえも把握仕切れていない。
人類の生み出した物なら殆ど入っているという。





欠点など

文字通り何でもアリな性能とはいえ、例外もある。
花札の原典は持っていなかったようで士郎の持っていたモノを分捕って蔵に追加したり、温泉が入っていないと騒いでいた(尤も本人が温泉というモノをどのような存在か認識してない為だったようで、プリヤでは出していたりする)。
また本人曰わくランサー(EXTRA CCC ・赤)の糞不味い料理を旨くする調味料もないという。

そして、コレクションにも限界はあり、幾つかの宝具は例外としておさめられていない。
十二の試練騎士は徒手にて死せずのような生前の逸話が宝具に昇華したモノについては物質ではない為に収容されていないと発している。
(同様に明言こそされていないが射殺す百頭のような技術によって発生した宝具も収容されていないと思われる)
またセイバー(Fate)全て遠き理想郷カルナ(Apocrypha)の『日輪よ、具足となれ』のような人類の手に依らずギルガメッシュの後世に発生した宝具に関しては例外がある。

更に宝物庫から道具を取り出す際に 取り出したい物品がどういったものかを本人が正確に把握していなければ、例えお目当ての物品が宝物庫に収集されていても取り出せない という欠点がある。
『日輪よ、死に随え』について、 「神話であるとされるが、使われた形跡がない。故に原典が不明である以上は、どの宝具が原典に該当するか分からんから、仮に所有していても取り出せない」 と発言している。
日々増え続ける膨大な派製品の数々を把握し使いこなせる頭脳の持ち主でなければ、この宝具を扱う事は叶わないという。


ちなみに所有または把握していない品物でも、鑑定して蔵に入れさえすれば勝手に派生品も蔵の中に納まる模様(花札の原典と派生品)。
とはいえ本人としては蔵の中には原典のみで派生品は世に流れるべきもの、と語っており、派生物に対しては執着しない様子。


また、実質全てのサーヴァントの弱点を突ける為に全サーヴァントの天敵と言える宝具だが、エミヤは例外の一人。
理由は彼の「無限の剣製」との相性が最悪であるため。
かなり大雑把に言うと基本は「大量の宝具」を操るという点は同じだが、宝具使用から武器召還にタイムラグがある「王の財宝」と異なり、
アーチャーの場合は直接武器を召喚するのでタイムラグが無く、常に先手を取られるので非常に不利な状態に置かれる。
そして、ギルガメッシュは「所持しているだけ」のため、憑依経験で初見でもある程度使いこなし真名開放までできる「担い手」のエミヤと同じ宝具で打ち合えば、投影でランクが下がっているとはいえ打ち勝てない。
事実、人間である士郎の剣製でさえも圧倒されていた。
ただし、曲りなりにも英霊であるエミヤが相手の場合は内心警戒しているため油断はせず、それなりに慎重な戦法をとるため、相性が悪いとはいえ勝率が低いわけではない。

破る方法として(まずありえないが)最初から乖離剣エアを使う選択(途中で使うと、腕を吹き飛ばされて返り討ちにあう可能性がある)が挙げられる。基本的にこれに対抗する手段はない。
また、無限の剣製で投影できるのは基本的に白兵武器や防具(さらに防具類は消費が2~3倍など剣以外は消費魔力が多い)に限られ、
投影することが不可能な乗り物・兵器などといった各種宝具を利用するだけで優位を簡単に崩せてしまう。
ただし、相手を格下と看做すと、その相手にとってより扱い易い低ランク宝具のみを使用する *1 当人の慢心から来る自滅行為をとるため、ギルガメッシュがどの程度相手への認識を改めるかで事情が変わってくる。

とは言え、やはり固有結界展開前に対策をある程度整えておかないと厳しいのは確かだろう。
宝具を取り出す、もしくは着脱する早さが一定ではない *2 が、宝具によっては顕現させてから使用するまで、一連の動作を一瞬でとれるか怪しいものもある。

先述の通り、「strange fake」では数百の宝具を瞬時に展開可能なだけでなく機関銃のように順次追加して数千丁を操り敵を包囲する等、
外伝作品が増えるにつれて「stay night」の時とは明らかに能力の上限が異なってきているため、無限の剣製との相性という概念自体に疑問を呈される。
だが、「strange fake」や「EXTRA CCC」においては、
  • マスターの能力が超人的な上に、後者における士郎との戦いではマスターすら不在
  • 当人の聖杯戦争に対する意欲が全く違う
といった具合に条件が全く異なる。
そのため、過去の冬木における戦いでの設定にどの程度影響を及ぼすかは判断し難い。

なお、相性が悪いとされるエミヤの『無限の剣製』が相手でも、実のところ『王の財宝』を使用するギルガメッシュが最初から本気を出せば天敵と言えるほど脅威ではないと思われるが、
慢心と油断が身体の一部なギルガメッシュに「毎回最初から本気出せ」と言うのは無理な相談であり、そう考えると天敵と言っても過言ではないのかもしれない。


ちなみに、ランスロット宝具騎士は徒手にて死せず』との相性も悪く、
射出した宝具を掴む→それで他の宝具を叩き落とされる→また射出する→新しいのを掴まれて叩き落とされる→さらに射出する…
とほとんど千日手に近い様相を呈していた。
ただし、作中でランスロットが射出宝具を捌いたのは合計で16本までであり、それ以上の量や全方向に射出された場合にどの程度まで持ち堪えるかについての上限は不明である。


また、UBWルートで人間の士郎相手に接近戦で押されていた為にギルガメッシュは接近戦は弱いと思われがちだが実情は少々異なる。
生前には、親友のエルキドゥ(サーヴァントとしてのステータスはオールA以上)と戦闘中に距離を詰められた際には武器を手にして応戦している。
現世でも、セイバー相手に帯剣すらせずに棒立ちのまま鎧で斬撃を受ける余興を止めた後は、セイバー相手に王の財宝内の様々な宝具を連続使用する事でダメージを与えていたり、
未知の宝具を警戒させて懐に飛び込ませないように対応するなど、接近戦に対処すること自体は出来ていた。
つまりは、王の財宝が機能してさえいれば接近戦でも十分戦えるのである。
尤も宝具無しの純粋な白兵能力自体はセイバーの方が遥かに上で、ギルガメッシュもそこは理解しているのか自分から接近戦を挑むことはなく避けている。


ちなみに、現在のガトリングのように射出する戦法は生前から。
当人曰く「財宝を投げ撃つ頭の悪い癖」はエルキドゥとの数日間に渡る死闘の際に編み出したもの。
その際には当時はまだまだ未完成だったとはいえ蔵の中身を全て使い切ってしまった程に凄まじい闘いだったようだ。
ただしこれは本人の技量が高いわけではなく(本人も認めている)、多数の財宝が強力なためである。

格ゲーのUnlimited Codesでは超必殺技として『王の財宝』がある他に、
聖杯必殺技では天の鎖で拘束してからめった切りにした上でバビロン掃射か天地乖離す開闢の星を放つ天地波涛す終局の刻(ウト=ナビシュテム)がある。

なお、Fate/Zeroのアニメにて、宝物庫を開ける鍵剣バヴ=イル自体が登場。
形状はギザギザした黄金のデカい鍵。
因みにSNにも鍵剣の描写があり、掌に収まる程度のサイズなのだがアニメで登場した鍵剣は明らかに掌に収まるサイズじゃなかったりする。

スマホゲー『Fate/Grand Order』では、大人・子供共に通常攻撃で『王の財宝』を用いる他、
子ギルに関しては宝具も『王の財宝』となっており、「あまり褒められた使い方ではない」と自嘲しつつも宝具の散弾銃を相手にお見舞いする。
なお、大人のギルガメッシュの宝具は『天地乖離す開闢の星』である。


Zero/materialでは、
「古代インドの宝具は全てコンプリートしており、古代インドの核兵器や古代ガトリングを含め蔵にある」
と解説されていた。
が、現に蔵に無い鎧も出てきたり、設定資料集と異なる変更も時の経過と共に所々と生じている。
設定が変更されたか、『日輪よ、具足となれ』は例外的に持っていないという事になったと思われる。


追記・修正はドルアーガの塔に登って武器を集めてからお願いします。

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