ブラキディオス

登録日:2011/12/26 (月) 19:19:32
更新日:2024/04/25 Thu 23:59:18NEW!
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爆砕の連鎖
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モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンター3G』(MH3G)。
同作のパッケージも飾っておりティガレックスナルガクルガジンオウガに続く所謂メインモンスターである。


◆もくじ


◆概要


種族:獣竜種
分類:竜盤目 獣脚亜目 前脚拳竜上科 ブラキ科
別名:砕竜
危険度:☆5

藍色の甲殻と腕のように発達した前脚、リーゼントのような頭殻が特徴的な獣竜種。
主な生息地は火山や地底火山。
だが希に凍土でも目撃される他、モガの森にも生息が確認されている。

これまで確認された獣竜種は全体的にずんぐりとした体型で、脚力に優れる代わりに前肢が未発達なモンスター*1ばかりであったのに対し、ブラキディオスは比較的スマートな体型で前肢も大きく発達しており、獣竜種の中では異彩を放つ存在。
しかし獣竜種共通の高いパワーは健在で、その発達した前肢で殴りかかるように攻撃する事を得意とする。それ故か、開発時のコードネームは『ボクサー』。

最近発見されたモンスターなため生態には謎が多いが、どうやら爆発性の『粘菌』と共生関係にある事が判明しており、それが付着した前肢と頭殻は蛍光グリーンに輝いている。
戦闘の際はこの粘菌を利用した爆発攻撃を得意としており、上記の前肢のパワーと合わせて脅威。 相手に粘菌そのものを付着させて直接爆発させる事も出来、防御力が高い相手にも有効なダメージを通せる。
ちなみにこの粘菌は唾液で活性化されているらしく、戦闘中は度々前脚を舐めて粘菌を活性化させている。
また興奮すると汗にでも反応するのか粘菌も同様に活性化するらしい。

黒曜石に似た性質の鉱物めいた甲殻を持つがこれは溶岩の高熱や粘菌の爆発に触れながら生活する過程で徐々に発達するもので、幼少期は他の竜の様に鱗らしい体表を持つと言われている。
粘菌が付きやすいように前脚や頭殻の内部は空洞になっているんだとか。



怒り時は粘菌が活性化して黄色もしくはオレンジ色になり粘菌を地面にばら蒔かなくなるが、あらゆる攻撃に爆発が加わって攻撃範囲が拡大しかなり危険。そして緊急回避の嵐。
更に攻撃力・スピードも大幅に上がり手がつけられない状態に。

◆猛り爆ぜるブラキディオス

MH4Gで初登場したブラキディオスの特殊個体。
プレイヤーからは大体『臨界ブラキ』と言われている。
MH4G、MHXX、MHW:IのいずれにおいてもHR上限開放後にクエストが受注可能になる所謂裏ボス的なポジションに当たる。

溶岩島の地層深くに眠る超強力な粘菌を求めた結果、爆発力を中心に戦闘力が強化された。
通常個体と比べ体格が大きく(MHXXに限りサイズが記録される。当然最大金冠)、全身に隈無く粘菌を纏って変色している。
これはこの粘菌が通常より強力なため、並みの個体では共生に至れないから。つまりこの特殊個体はブラキディオスの中でも特に強靭な個体である。また大きさのためか通常種より若干だが動きは遅め。
纏った粘菌はブラキディオスが怒ると臨界状態になり、身体に付着している時でも衝撃を加えると反射的に爆発するという凶悪な性質を持つ。
このため近接武器の場合は恐ろしく慎重な立ち回りが要求される。ガンナーならこの点では楽になるものの、その攻撃力からワンパンキャンプ送りも珍しくないため別の意味で立ち回りが大変。

MHW:Iでは仕様が変更され、粘菌が赤くなった部位を攻撃すると粘菌が落ち、時間経過で爆発するようになった。
攻撃したと思ったら爆死した、という事態にはなりにくくなったが、爆発までの猶予がかなり短いのでクラッチ攻撃後の離脱が遅い武器種では巻き込まれやすい。
臨界ブラキからのみ得られる素材は『砕竜の弾頭殻』『不滅の炉心殻』など現実の核兵器を想像させる物騒な名前のものが多い。

一貫して捕獲は出来ないし、金冠も無い扱い。
しかしながら、MH4Gではサイズが記録されないのにサイズ変動はある、MHXXではサイズ変動はしないが通常個体扱いでサイズが記録される(当然最大金冠が付く)、MHW:Iでは登場初期に不具合で無理矢理捕獲が出来た挙げ句クエスト失敗になったりしていた。

◆戦闘



全体的に軽いフットワークを持ち隙が少なく、攻撃力も高め。
更に最大の特徴は前述の粘菌を利用した爆発攻撃。
単純に即時爆発させる他、事あるごとにあちこちに粘菌をばら蒔き、一定時間で爆発させるため非常に動き辛い。
また粘菌そのものをハンターが食らうと『爆破やられ』状態になり、こちらも一定時間でかなり痛い爆発ダメージを貰ってしまう。
また爆破やられ状態の時にブラキディオスの攻撃を食らうと通常よりダメージが大きくなってしまいかなり危険。

解除するには火属性やられと同様、3回コロリンするか消臭玉を使う必要がある。
また抗菌スキルがあれば爆破やられ状態を防ぐ事が可能なため付けておくと対処が楽になる。

しばらく粘菌をばら蒔くと腕の色が薄くなって粘菌が出なくなるが腕を舐める動作をすると粘菌が復活する。

◇主な攻撃

〈サイドステップ〉
地面を軽く叩きながらの横ステップ。
攻撃判定はないが、ブラキディオスがいた位置に粘菌が設置される。
これから様々な行動を繰り出してくる。


〈横殴り〉
腕で横から殴りつける。
予備動作が大きく回避は簡単だが、尻尾の判定が地味にウザイ。
怒り状態でも粘菌は即時爆破しない。


〈振り下ろし〉
腕を高く上げ一気に振り下ろす。
基本的に回避は簡単で隙もかなり大きい攻撃チャンス。ただし希に横殴りへ派生する他、MH3Gに限りハンターがダウンしているか後述の超強化個体の場合は四回連続で繰り出す事も。
また怒り時には爆発で広範囲化し危険。更にニ連続で出すこともある。
振り向きながら使う事もあるため大剣等で背後から溜めを狙う時は注意。


〈後退腕舐め〉
素早く後ずさりしながら腕を舐めて粘菌を活性化させる。
腕舐めを素早く行った場合、後述のジャンプアタックに派生する。


〈ジャンプアタック〉
後退腕舐めから派生。間合いを離した後にこちらに大ジャンプしながなら両腕で叩き付ける。また、いきなり繰り出すこともある。
動作がかなり早く、怒り時は更に爆発で広範囲に攻撃するため非常に危険。
しかし飛んでくるブラキに向かって回避すれば勝手に上を通り越して簡単に回避出来る。
通称『ジャンピング土下座』。


〈広域爆破〉
頭を地面に叩き付け、ブラキを中心にX字、または四角型に広がる爆発を起こす。
X字はブラキの前後か側面にいれば回避可能。
四角型は一旦離れて息を整えるとよい。


〈直線爆発〉
角を地面につき刺して振り上げ、前方直線に爆発を起こす。
攻撃範囲の関係上前方に突っ立ってない限り当たらないが、遠距離だと扇形に広がるため注意。

MH4では非怒り時だと突き刺したところから粘菌が大量に溢れだし、広範囲に拡がった後に爆発するようになった。
どこからそんな量の粘菌を出しているのかとつっこんではいけない。


〈連続殴り突進〉
地面を殴りながら高速で突進してくる。微ホーミング。
距離が離れると使ってきやすい。
通常時は大量の粘菌をばら蒔き、怒り時は連続で爆発を起こすためかなり厄介。
通称『ダイナミック田植え』


〈回転尻尾〉
周りを尻尾で凪ぎ払う恒例の攻撃。時計回り。
尻尾を切ると範囲が狭まる。
剣士なら股下に転がりこんで叩け叩け。


〈咆哮〉
発覚時や怒り移行時に使用。
バインドボイス大(金剛体で防げる。MH4以降は小)を発生させる。


〈威嚇〉
恒例の攻撃チャンス。粘菌補充とよくある棒立ちの2種類がある。
ブラキディオスは隙が少ないので逃さずラッシュを与えたい。


◇狩猟方針

弱点属性は水>氷。特殊個体及びMHW:Iだと氷のほうが効く。
弱点部位は顎と腹。さすがボクサー。
部位破壊は頭、前肢、尻尾。前肢を破壊すると粘菌の消費が早くなるため出来るだけ壊したい。

とにかく隙が少ないため動きをよく見ながらじっくりと落ち着いて戦おう。怒り状態は特に注意。
幸い、体力は比較的低めなため長期戦になる事は少ない。

また後ろ足の耐久値が若干低いようで転倒を狙いやすい模様。
そのため基本は足狙いで転倒時に部位破壊や頭を狙うのがベター。
ただし怒り時は足を攻撃しても怯むだけで転倒はしないため注意。

ちなみに粘菌の爆発はブラキディオス自身にも多少のダメージがある模様。
そのため時折自分の攻撃で怯む、さらには転倒するという間抜けな姿も見られる。
やはりネタキャラだったか…

臨界ブラキは通常個体と比べ動きがやや鈍いが攻撃の一発一発が滅茶苦茶重く、そしてタフ。
近接武器だとこちらが攻撃する度に粘菌爆破の脅威に晒され、体格もより大柄故にリーチが短い片手剣や双剣はさらに苦戦を強いられる。
腕に覚えがあるならガンナー武器で挑むのが無難。
MHXXではブシドースタイルやブレイヴスタイル、狩技で粘菌爆破を防げるので近接武器でも戦いやすくなった。

◇狂竜化時

他の狂竜化モンスター同様に多くの攻撃に狂竜ウイルスが付与される上、ブラキディオスは特に攻撃が激しいので攻撃を立て続けに食らってしまい狂竜症を発症してしまいがち。モーションのスピードがランダムで変わり、タイミングが読みづらくなるのも向かい風。スローでも怖いし、ターボなら叫ぶ間もなく潰される。

また、この状態では爆発する時間が極端に早い粘菌と、逆に極端に遅い粘菌とを使い分けるようになる。リズムが崩れるのでかなり厄介なことに。

スピードが変わっても行動パターンは変わらないので、落ち着いて対処したい。



◆ブラキ装備

◇武器

彼から作れる武器は『爆破属性』という初登場の属性を持つ。
これは他状態異常と同様に攻撃する度に爆破の異常値が蓄積され、一定の蓄積値を越えると爆発を起こし相手に大ダメージを与えるという強力な物。
毒とは違い部位耐久値も減らせるため硬い部位の破壊にも有効。
またボマーのスキルでも強化される。
更に爆破属性を考慮しない単純な攻撃力も全体的に高いため、ブラキ武器さえあれば上位は無双すら可能という高性能っぷり。

やはり看板モンスターだけあり優遇されている。ラギア武器はもっと見習え

しかしMH3Gで調子に乗りすぎた反動からかMH4で爆破属性の仕様もろとも一気に弱体化、爆破属性に鞍替えしたテオ武器がライバル武器になりかなり苦しい立ち位置に追いやられた。
MH4Gでは猛爆ブラキが登場したことでMH3G時代に匹敵するアッパー調整を貰った。

MHXではブラキ武器が分化し、攻撃力が高いが属性値と斬れ味が劣悪な通常素材武器、平均レベルの攻撃力を持ち斬れ味と属性値に長けた獰猛素材を用いた武器の二つとなる。
しかし爆破武器の新たなライバルとして斬れ味と攻撃力を高レベルで両立した燼滅刃武器が登場したのでこの時点ではかなり不遇。
続編のMHXXでは新たなる派生でMH4G以来に破砕武器が復活(スロット多めの属性特化という性能)、燼滅刃武器がかなり弱体化したため、相対的に地位は上がった。
しかし今作で新たに一部の武器種がとんでもない壊れ性能なミラバルカン武器が爆破属性武器として登場したので、ハンマー、片手剣、操虫棍のブラキ武器は前作以上に厳しい立場に置かれることに。
MHW:Iでは今までと異なり属性寄りの武器として登場。

因みにかつての看板モンスターであるジンオウガのバイク型ヘビィボウガンがそうであったように、ブラキディオスのヘビィは大体の作品において物凄く弱い
ダメージ効率が劣悪な爆破弾が最大の特徴にされたのが災いして、ヘビィの癖に低火力で弾丸の装填数がとても少ないという枷をつけられており、しゃがみ撃ちできる弾も微妙という始末である。
因みにMH4では何故かヘビィだけ唐突にリストラされた。
後に登場するバルファルクのヘビィボウガンもまた産廃性能なので「看板モンスターのヘビィボウガンは大体弱い」という風潮が広まってしまった。


◇防具

防具は男だとエヴァ初号機っぽい鎧、女だと女王様っぽくてエロカッコいい。
スキルは前述の爆破属性と相性が良いボマーに新スキルの挑戦者(闘魂)が付く。
さすがボク(ry



◆テーマ曲


猛き紺藍/ブラキディオス

全体的に緊張感を煽る雰囲気で、サビの辺りから一気に盛り上がってくる。

◆作品毎の活躍

◇MH3G

そのカラーリングが茄子や某人型決戦兵器にそっくりなため、その姿が公開された直後からいろいろネタにされていた。
また発売前の情報公開においても飢餓イビルジョーやまさかの水中戦を引っ提げたガノトトス再雇用等のインパクトのせいで影が薄くなりまくっていた。
挙げ句、発売間近に週刊少年ジャンプのイベクエ、『JUMP・俺が主人公だ!』の詳細が公開。
その内容は孤島でナルガ→レウス→ジンオウガの大連続狩猟を行うというものなのだが、何故かブラキディオスが乱入してくることが判明。
「俺が主人公だ!」というクエ名はブラキさんの心の叫びなんじゃないかと2chの本スレで一時話題になった。

そして当然のように某影の薄い主人公に因んで皆から\ブッラキーン/とか言われたり、しまいには公式でブラ『ケ』ディオスと名前を誤植されたりと発売前は全体的に不憫な扱いを受けており半ばネタキャラと化していた…

しかしMH3G発売後のゲーム本編ではそのネタキャラっぷりが嘘のように大暴れ。
多くのハンターが阿鼻叫喚の渦に落とされた。
類を見ないフットワークの軽さと周囲に散らばる粘菌に苦しめられ、ネット掲示板では3乙報告が相次いだとかなんとか。
自身をネタキャラとして扱ったイジメグ…ゲフンゲフン多くのハンターを葬る姿は最早復讐に狂った被害者とも捉えるのは気のせい?

村では☆8の途中から登場。ゼヨの依頼で狩りに行くことに。
ちなみに緊急クエストとかではなく「何か強そうなのいるから狩ってきて」みたいなノリで依頼される。

また、本作ではG級火山に登るための面接官は彼(ら)が受け持っている。
凍土でのブラキディオス兄弟の圧迫面接を無事合格すれば憧れのG級炭鉱夫ライフが君を待っている!

さらに、ジョジョの奇妙な冒険とのコラボクエストでもメインターゲットに選出されているのだが…

因みに生態ムービー『ブラキディオスの生態』では粘菌爆破でアグナコトルをノックダウンさせ、粘菌活性化状態のパンチで爆☆砕してSATU☆GAIした。
ちなみにこのムービー、アングル的に頭を殴り潰したように見えるが実際は首の辺りであり、頭は原形を保っている。…爆殺された事に変わりはないが。

◇MH4

……あれ?いたの?
というくらいしれっと参戦。
今後、ブラキはさりげなく参戦するというパターンになるのかもしれない。

旅団★6で登場。要するにストーリーのラスボスの後。今作では下位から戦える。
ちなみに前作ではクエスト難易度はジンオウガやグラビモス等と同格だったが、今作では一段上、それらの亜種と同等に引き上げられている。

攻撃の連携が増え、新モーションも追加された。
田植えしながら豪快に段差を登るモーションは必見ものである。

そしてやっぱり狂竜化。普段の蛍光色から一転して禍々しい感じになる。
ただでさえ強大なブラキディオスを狂暴化させる狂竜ウイルスが合わさると……それはもう恐ろしいことに。

また、ギルドクエストにも対応しており、ギルドクエストをクリアすればするほど狂暴になる。
75を超えたあたりから狂竜化するようになり、高レベルのギルドクエストの超火力も伴って、もはや手が付けられないことに。
モーション高速化によってとてつもなフットワークを披露するようになり、たとえターゲットカメラを駆使しても画面内に姿を捉えることは難しい。
一瞬でも見失えば高火力パンチで瀕死。
そのため、イャンガルルガと並んでギルドクエスト二強モンスターとされている。
狩りにくい存在であるため、ブラキが対象のギルクエはあまり人気がなく、オンラインで部屋を建ててもクエストを見るや否や退出されてしまうことも。

……が、そのイャンガルルガとブラキディオス二頭同時狩猟のギルクエを最大レベルまで上げた変態凄腕ハンターが出現しているあたり、何かしら攻略法でもあるのだろう。

ちなみに今作に登場する旅団の看板娘の初恋の相手らしい。
主人公ハンターは彼女からの依頼を受けて、地底火山にいるブラキディオスにラブレターと言う名の斬撃やら打撃やら弾丸やらを届けることになる。

◇MH4G

MH4で贔屓暴れ過ぎたのかMH4Gでは弱体化。
それでもMH3G並の実力はある辺りこのモンスターの優遇度合いが分かる。

特殊個体が登場した本作だが、残念な事に(?)極限状態のブラキディオスは登場しなかった。
していたら肉質の硬化も相まって凄まじい強さになっていたことだろう。
前作で狂竜化ブラキが非常に凶悪だったのも未実装の理由かもしれない。

今作から「猛り爆ぜるブラキディオス」通称臨界ブラキが登場。
HR解放後のやり込み要素である古文書を解読していくとクエストが発生し、受注できるようになる。
通常種とは異なる見た目にまず驚くだろうが、多くの初見ハンターはその特殊な粘菌に苦しめられただろう。
粘菌が赤く発光している時に衝撃を加えると大ダメージの爆発を放つのだが、オンラインでプレイしていたハンターからは事故死の報告が絶えない。
かといって放置していても苦しいので何とも難しい相手。

◇MHX

地底火山ではなく火山でも登場。
あのアグナコトルとの共演も再び実現した。

基本的にはMH4とMH4Gの相の子といった感じであり相変わらずの強さを発揮している。
一方であるモンスターには捕食されるどころか亡骸を利用されてしまっている。
因みに岩穿テツカブラのLv9クエスト(地底火山)にてお供としてブラキディオスもいるが、何故かこのブラキは初期位置のエリア8から頑なに移動しないという謎のバグが存在していた。
なのでこのブラキにこやし玉は無意味であり、岩穿と合流されると苦戦必死である。が逆にこのバグを知っていれば難易度が急激に低下する(エリア8自体が異常に戦い辛い場所なのでブラキ単体で見るとやっぱりめんどくさい)

◇MHXX

特殊個体が復活参戦したこと(と上記のバグが改善されたこと)以外は特に変化は無かった。
……が、2017年4月下旬に『急募・炭鉱採掘求ム』というイベントクエストが配信されると状況は一変。
このクエスト本来の目的は燃石炭10個以上の納品なのだが、サブターゲットに徘徊しているブラキディオスの狩猟が指定されており、
サブタゲクリアで帰還するとなんと報酬に約20~30個もの古びた・風化したお守りが並ぶのである。
これに炭鉱夫及び全国のハンターが狂喜し、今日もたくさんのオンライン部屋でブラキディオスが大量に乱獲されている。
その人気たるやHR999のハンターが「半分くらいはブラキで勝手に上がった」と言うほど。それだけ大量に狩猟されてきたのである。
オンラインでターゲット:ブラキで検索するとほとんどが炭鉱部屋なのだが、主流となりつつあるのはガンナー4人での拘束高速周回。この部屋はしっかりした装備と手順の暗記が必須なので注意。
因みにこのクエストに登場するブラキは通常個体のくせに嫌に攻撃力が高くJOJOブラキほどではないが初見から舐めてかかると即死する可能性があるので注意。

◇MHW:I

超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』で龍結晶の地に登場するようになった。今回も主任の棲息地。
登場ムービーはMH3Gの生態ムービーを一部なぞる様な形式になっており、主任を粘菌で爆殺し、煙の中からその姿を見せる。
今作では粘菌に触れるたびに専用の状態異常「強爆破やられ」を発症する。通常の爆破やられより前転回避で解除しづらくなっているので爆破やられ耐性スキルの発動が強く推奨される。

タイトルアップデート第3弾(Ver13.00)からは猛り爆ぜるブラキディオスも参戦。新フィールドにしてエンドコンテンツの舞台となる『導きの地』に姿を見せる。
といっても探索では出現せず、特別任務の「砕破極臨」と任務クリア後のフリークエスト「乱れ咲く連爆の華」でのみ戦うことができる。
なんと形態変化が追加されており、瀕死寸前になり最終エリアに移動すると地面を殴り粘菌を集中させ、最後のパンチで大爆発を起こしエリアの通路を封鎖してしまう。
爆発と同時に全身の甲殻が真っ黒に染まり、更に粘菌の性質も「爆発しない代わりに熱ダメージ無効スキルを貫通するスリップダメージを発生させる」というものに変化する。
そして極めつけに、形態変化後は新規追加の専用BGM「猛り爆ぜる剛き紺藍」が流れるという特別仕様となっている。

◇MHF

遷悠種モンスターとして、爆破属性を引っ提げて参戦している。
モーションもフロンティアらしく激しいものを多数揃えており、インパクトも凄まじい。
が、MHFでは爆破属性自体の肩身が狭いため、武器はあまり見向きされないという不遇。

◇MHST

敵としては、粘菌チャージをしてきた場合にあらゆる攻撃にカウンターを仕掛けてくるようになる。
また、終盤の戦闘ラッシュでは特殊な個体と対決することになる。
オトモンとしては、絆技の「ブラキブラストブロー」が妙に演出が凝っているため必見。
種固有の絆遺伝子は爆破やられ(3ターン後に固定ダメージ)にすることもある攻撃スキル「粘菌スタンプ」。どうやらブラキの粘菌は遺伝性があるようだ…。
ちなみにMHSTの爆破やられの回復はメインシリーズの消臭玉とは別のアイテムがその役目を持っているのだが、その名は「爆破落とし洗剤」。洗剤で洗われる粘菌の思いは如何に…

◇MHST2

ブラキブラストブローに更に磨きが掛かった。どうなったのかは実際に見てのお楽しみ。
また、敵として登場したときの行動パターンが変更され、カウンター攻撃は無くなった。
ところで、MHST2の爆破やられ回復アイテムだが、「シャボン菜」は回復失敗が無くなって続投した一方、「爆破落とし洗剤」は「洗浄玉」に名称が変えられている。
いずれにせよ、粘菌は石鹸で洗われる運命のようだ…。


追記修正はブラキ兄弟の面接に合格した方がお願いします。

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最終更新:2024年04月25日 23:59

*1 ウラガンキンボルボロスのように然程退化していないモンスターもいるが