姫路瑞希(バカとテストと召喚獣)

登録日:2011/08/30(火) 22:57:39
更新日:2022/11/04 Fri 22:38:44
所要時間:約 7 分で読めます




一品 二品 三品と
焼いて 煮込んで 日が暮れて
リビングの椅子腰下ろし
遥か向こうをながむれば
明久の未来はつらい事ばかり
片手に包丁、薬品を持ち
お嬢さん、お嬢さん、何作るの
私は必殺料理人
姫路瑞希と申します

「……それで、今日は何処の莫迦が犠牲になったとおっしゃるんで?」








と、茶番はそのくらいにして…



姫路瑞希とは『バカとテストと召喚獣』のメインヒロインの一人。

CV.原田ひとみ中原麻衣(ドラマCD)

明るい髪と大きな瞳、そして作中一、二を争う程の豊満なバストが特徴。

優しく真面目で清楚で可憐で品行方正、そして天然で純粋過ぎるという、少々詰め込み過ぎな感がある正統派ヒロイン。

学年次席相当の学力を持ち、本来ならAクラス確実な才女なのだが、体が弱かった為に振り分け試験で発熱して倒れて途中退室。
結果無得点扱いでFクラスに所属する事になる。

その際、明久が試験官に食ってかかり、自身のFクラス行きに抗議するのを見て、小学校以来からの恋心を自覚。以降、積極的にアプローチを開始する。

アプローチは意外と大胆なものが多く、酔った勢いで明久を押し倒したり、また酔った勢いで脱衣ダウトに参加したりと非常にアグレッシブ。
……これが品行方正?

そしてアプローチの最たる一つであり、また彼女の最大の特徴ともいえるのは、やはり料理だろう。

  • 姫路の手料理。

初出は第一巻。初の試召戦争を終えた次の日の昼休み。

以前から約束していた手料理を、この日明久よろしくメインメンバーに振る舞う事になったのだが、


口に含んだ瞬間に卒倒

激しい痙攣

口から吹き出す白い泡


……どう見ても青酸カリです。ハイ。


以降、彼女の必殺料理人としての伝説が始まる事となる。

以下料理リストとその犠牲者

お弁当シリーズwithデザート
犠牲者:三名

ヨーロピアンごまだんごVer.姫路
犠牲者:二名+α(一部市場に出回った模様)

お弁当シリーズ2
犠牲者:一名(心停止)

姫路特製クッキー
犠牲者:無し(振る舞われた鉄人が危険を察知して食さなかったため)

姫路特製ワッフル
犠牲者:無し(水泳大会で犠牲者が決まるはずだったが、トラブルによりドロー)

姫路特製ゼリー
犠牲者:一名(暗殺
余談だがこの料理が初のレシピ公開となっている(一部だけだが)

女子陣合同料理
犠牲者:四名
海水浴最終日で食される。正確には姫路だけでは無いが、威力を見る限り彼女と吉井玲によるところが大きいと思われる。

姫路特製ロシアンおにぎりwithザクロ
犠牲者:瀕死一名。軽症一名。精神的ストレス三名。
炊飯器で炊いたご飯を握っただけという、凝り性の姫路にしては珍しくシンプルな一品。
特製の具入りが二つだけ混じっている点を除いて。
生き残った者もデザートに出されたザクロによって、直前に起きた惨劇(召喚獣の頭部破裂シーン)を呼び起こされ、軽いトラウマになった。

王水肉じゃが
犠牲者:不明(数人味見した模様)
原作においてレシピが完全公開された初めての料理であり、また唯一の例。
奇跡的な組み合わせより高校化学において最高レベルの酸性溶液・王水が精製された。
良い子も悪い子も、真似して食べる事はもちろん、決して作ってはいけない。ダメ、絶対。

闇鍋
犠牲者:瀕死三名。軽症四名。
みんなで持ち寄った材料によって行われた闇鍋。
こんにゃくを溶かすという謎の出汁が姫路によって投入されたため、被害が拡大した。
が、普段に比べまともな材料が多かったせいか、耐性が付いた一部メンバーにはあまり効かなかった。


こうした素晴らしい料理が出来上がる理由は、彼女が化学的なイメージで調理をおこなっているため(例:すっぱい味付け→クロロ酢酸)。

しかし姫路さんにショックを与えない&実験台にされたくないと言った理由から誰もその事を伝えないので、犠牲者は出る一方である。

なお、余談だがアニメのおまけコーナーで姫路の料理番組が放送された。

その途中、明らかに生気を失った瞳で材料(という名の劇薬)を投入しているシーンがあり、軽いホラー。

……狙ってやってるんじゃないよ、な?

ただ、最近は明久に対するお仕置きが過激化しており、その際には髪が逆立ちピンクのオーラが体を通して出て来る。声も一転してトーンが落ちる。怖い。

また酒にも弱く(チョコに入ったブランデーだけでアウト)、酔ったら罰ゲームに脱衣を要求するなど大胆になる。淫ら…おやこんな時間に誰か(ry



12.5巻で明かされた初期の設定案によれば、初めの頃の案はなんと「 坂本雄二に惚れている 」というキャラだったそうであり、
本編では明久が「姫路さんは雄二のことが好きなんだ」と勘違いするシーンで活かされ、
さらに「雄二に惚れている」という設定自体は、後にサブキャラである小山友香に引き継がれることとなった。



以下主なセリフ

「……私、このクラスの皆が好きなんです。人の為に一生懸命な皆のいる、Fクラスが」

「やっぱり吉井君にはお仕置きが必要みたいですね?」

「服を脱いでください」

「そうしないと、明久君の魅力を全世界にWEB配信できないじゃないですか……」

「私、吉井君に酷い事をしたくないんです!」

「美波ちゃん……やっぱり、明久君のことが……」

「ほら、やっぱり無防備じゃないですか」

「――けど、私はそういう明久君に、惹かれているんですから……」

「あのブラ、明久君にはサイズが合っていませんよ?」

「――私の初恋って、まだ続いているんです」

「――ザクロを持ってきましたっ」

「ダメですよ玲さん。お米を研ぐのならクレン――へくちっ」

「それなら、明久君。私の言うことを聞いてくれないのなら、チュウをしますよ?」



追記修正は、姫路の手料理を美味しそうに平らげてからお願いします。

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最終更新:2022年11月04日 22:38