心霊スポット

登録日:2011/08/19(金) 01:53:25
更新日:2023/08/20 Sun 22:06:35
所要時間:約 4 分で読めます




心霊スポットとは、その名の通り霊的な現象が起きるとされる場所である。

肝試しやDQNのたまり場に利用されたりする。

怪談都市伝説にもよく登場する。


◆心霊スポットとして頻繁に登場する施設、建造物


  • トンネル
事故(轢き逃げ等)で亡くなった人の霊を見た、車の窓の内側に大量の手形がついた、といった話が多い。
廃トンネルだったり現在も使われている物だったり様々。
心霊スポットとしては割とメジャーな部類。


これまたメジャーな施設。
こちらはかなりのパターンがあり、ホテル、病院、無人の民家等、その数は多い。
やはり人が死に廃業になった、一家が惨殺された等の噂が付き物。


その性質上、不特定多数の人が亡くなっているため、自然と心霊スポットとなるケースが多い。
こちらも樹海だったり断崖絶壁だったりと、廃墟ほどではないが種類が多く、
延々と自殺を繰り返す幽霊を見た、無意識に自殺しようとしていた等の話が伝わる。


他にもダムや神社、首塚や古戦場、旧日本軍の軍事施設などがある。


その真偽


心霊スポットに存在する曰く付きの話だが、実際には根も葉もない噂なことが多い。

例えば、経営困難に陥り、解体費用もかかるため放置されている廃ホテル。
日本の場合、建物がある土地とない土地では、ある土地の方が税金を払わなくてすむため、経営者はピンピンしていても建物だけ放置するというのはよくある話なのである。
潰れた当時は周囲の人々も事情を知っているのだが…。
何年もするうちに、事情を知る者も減り、相変わらず残る建物。
面白半分に建物に入り探検する人間。
そういった要素が合わさり、有りもしない噂が流れる。

ちなみにいくら廃墟と言えど、見つかれば不法侵入で捕まります。

噂は生き物である。


が、しかし本当に事故や事件が発生した場所も存在するので、一概には言えない。

勘違い、あるいは実際に見た人は信じ、あるいは見ない人は疑う。
それが現状であろう。 


◆危険性


夏には肝試しがよく行なわれるが、面白半分で心霊スポット行くのはオススメできない。
霊が実在するという前提で書くならば、霊障にあったり、霊に憑りつかれる可能性もある。

また、心霊現象抜きにして考えても危険が多い。
例えば廃墟の場合、屋根が崩れたり、床が抜けたり、反社会的勢力の持ち物だったり、不良集団の溜まり場になっていたり、ならず者達が危ないお薬キメてたり、
ホームレスがお泊まりしてたり、怖いお兄さんたちがたむろしていたり、獰猛な野生動物の巣になっていたり、ハッテン場になっていたり、清掃されておらず不衛生な環境になっているといった事が考えられる。
そんな状況に肝試しをやりに行ったならば、幽霊関係なく酷い目にあってもおかしくない。

迷ってしまったりトラブルで帰ることができなくなると、幽霊を見るどころか最悪自分が幽霊になってしまう。
命は失わずとも、上記の通り、何の根拠も無い噂で心霊スポットと化している場所は数多く、物件の管理者や近隣住民が相当迷惑しているケースもある。
そもそも廃墟は基本的に管理はされてないが権利は放棄されてないことが大半なので無断で立ち入れば普通に不法侵入扱いであり
管理者や近隣住民に見咎められて住居侵入罪で通報→お縄となってしまうことも多々ある。

肝試しをするなら無難な場所で。


◆心霊スポットの例


それでも心霊スポットへ行きたい方には一例として北海道に存在する「常紋トンネル」を紹介する。
過酷なタコ部屋労働で建設されたこのトンネルには人柱が埋まっていたため(事実である。というのも戦後、地震で壊れたトンネルの壁から人骨が発見された)、心霊スポットとして名高い。
しかもこのトンネルは現役の鉄道施設なので、石北本線に乗れば自動的かつ合法的に訪問(通過)できる。
もちろん鉄道乗車以外での進入は例によって犯罪なので絶対に止めよう。
それ以前にここみたいな山奥の人外魔境に位置するため陸路での到達は危険。携帯が圏外なのはザラだしクマとか遭難とかね。

徒歩で侵入可能かつ非常に行きやすいスポットとしては神奈川県鎌倉市と逗子市の間にある「小坪トンネル群」(通称:お化けトンネル)がある。
川端康成の小説「無言」に登場するなど、結構由緒あるスポット。
アクセスもJR逗子駅、京急新逗子駅から「亀が岡団地循環」もしくは「名超経由鎌倉駅」行きのバスに乗って「緑ケ丘入口」下車徒歩数分。
全部で6つのトンネルで構成されているが、1本かつスポットとされる「名超隧道」だけ歩道が無いので注意。
近くに火葬場があったり、墓地(普段は進入禁止)があったりするのもポイントが高い。
ただ、地元住民で見た人は皆無。

また、和歌山県にある「三段壁」は、絶景ポイントが多々ある観光名所として有名で、牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)を祀る祠などのパワースポットも存在するが、
飛び込み自殺の名所としても知られており、柵や自殺を思いとどまらせようとする立て看板が設置されている他、
数々の心霊体験がインターネットなどに書き込まれる心霊スポットとしても有名。
雄大な大自然やパワースポットに癒されたいなら寄ってみたい場所だが、こちらに関しては夜は不気味で地元住民も立ち寄らないらしいので、
トラブルを避ける意味でも、訪れるなら昼間にしておきたいところ。



追記・修正した人はその後行方が分からなくなりました。

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最終更新:2023年08月20日 22:06