仮面ライダーウィザード

登録日:2012/09/21 Fri 01:48:45
更新日:2024/01/16 Tue 22:33:28
所要時間:約 14 分で読めます





魔法の指輪《ウィザードリング》。

現代を生きる魔法使いは、その輝きを両手に宿し、“絶望”を“希望”に変える!


さあ、ショータイムだ!



今こそ指輪の力を 出でよ魔法使い(ウィザード)



画像出典:仮面ライダーウィザード 第1話「指輪の魔法使い」
©2012 テレビ朝日・東映・ADK




【概要】


『仮面ライダーウィザード』とは、平成ライダーシリーズ通算14作目となる特撮テレビドラマである。

テーマは『魔法使い』と『絶望からの救済』。
メインライターは『仮面ライダー響鬼』以来のきだつよしと、『海賊戦隊ゴーカイジャー』『非公認戦隊アキバレンジャー』で筆を奮った香村純子
所謂メインライターが2人いるのは、舞台演出の掛け持ちや小説執筆、自ら制作・出演する舞台の上演等で多忙だったきだ氏のスケジュールを考慮したプロデューサー・宇都宮孝明の配慮による。
魔法は魔力を秘めた指輪をベルトにかざす事で発動し、劇中でも様々な種類の魔法が登場する。



【あらすじ】


日食の日、ある場所で「サバト」と呼ばれる大量のファントムを生み出す儀式が行われていた。
その結果集められた人々はファントムになり、生き残ったのは操真晴人と謎の少女コヨミの二人だけだった。
そこに現れた白の魔法使いにウィザードになるためのツールを渡された晴人は、
人々を絶望から救うため「指輪の魔法使い《仮面ライダーウィザード》」として戦う事になる。



【登場人物】


本作の主人公。「指輪の魔法使い」に変身する青年。
普段は飄々とした態度で余裕を崩さないお調子者だが、人を絶望から救う事に異常なまでの執着を見せる優しい人物。
サバトを生き延び、それ以降自身の体内にファントム《ウィザードラゴン》を宿している。
好物はドーナツ(プレーンシュガー限定)。
落とされたり勝手に食われたりでまともに食べられる確率は低い。


中盤から登場。「古の魔法使い」に変身する青年。
「ピンチはチャンス!」と「皆まで言うな!」が口癖のポジティブ&マイペースな性格。
大学で考古学を専攻していたが、ある遺跡でベルトを発掘し、体内にファントム《ビーストキマイラ》を宿す。
以後、キマイラに魔力を食わせなければ死ぬという枷を背負う事になるが、それすらも未知への好奇心に変えてしまう前向きさの持ち主。
路上生活者。マヨラー。実は良いとこ育ちでお婆ちゃん子。


26話から登場。ミサ(メデューサ)の双子の妹で、女子高生。
27話においてメデューサと化した姉によって、両親が殺害されてしまった事実を聞かされそのまま絶望。
ファントムが出現しそうになるが寸前の所で封印する。
その後、白い魔法使いの下で修行し、40話にて仮面ライダーメイジとなって再登場する。
なお仮面ライダーメイジは、2013年夏の劇場版にも登場したが、TV本編で先行登場する形となった*1


  • コヨミ(演:奥仲麻琴(ぱすぽ☆))
本作のヒロイン
晴人と共にサバトを生き延びた少女。
晴人と違いサバト以前の記憶を失っている。
人間に擬態したファントムを見抜く力や水晶を使って遠くの景色を見る能力を持っており、晴人をサポートする。
晴人から魔力を貰わないと生命活動が維持できず、その事からファントムからは「人形」と揶揄される。
ダウナー可愛い。


  • 大門凛子(演:高山侑子)
警視庁鳥居坂署の新米刑事。
警官だった父親に憧れて刑事になったが、街の人々を守りたいという気持ちが先走りがちで、真面目な捜査もするがそれ以上に独断行動もかます。
元ゲートであり、絶望してファントムになりかけた所をウィザードに救われ、以降は晴人をサポートする為に彼らと関わっていく。
元気可愛い。
小説版ではまさかのヒロインに。これはきだ氏の没プランとして「『コブラ』のレディ(または宇宙刑事のアニー)みたいなバトルヒロインにしたい」なんてのがあったため。
過去にもう一人の自分が現れ、大きな騒動に巻き込まれたこともあったらしい。


  • 奈良瞬平(演:戸塚純貴)
愛すべきバカ。
幼い頃から魔法使いに憧れている。ということ以外ろくに身元が分からない。
元ゲートで、やはり絶望した所をウィザードに救われ、魔法使いの晴人の押しかけ助手となった。
ちちんぷいぷい。


  • 輪島繁(演:小倉久寛)
晴人とコヨミが居候をしている骨董店「面影堂」の店主。
何故か晴人の使う指輪を作る事が出来、それを知って自分を訪ねてきた晴人とコヨミを受け入れた過去を持つ。
ちなみに、彼が作った指輪がどんな効果なのかは、実際に使って見るまでは作った本人ですら分からない。
本作のおやっさん的ポジション。
後に地球防衛軍の日本支部長官を務めたとか。


  • ドーナツ屋店長(演:KABA.ちゃん)
移動販売のドーナツ屋「はんぐり~」の店長。
毎回変わる奇抜なヘアメイクが特徴的な所謂「オネエ系」。新作ドーナツを晴人に食べさせる飽くなき挑戦を続けている。
実は○○○であり、×××××であり、よって本名は△△△である。…後に演者が選んだ道を見るととてもネタには思えない話である。
また番組スタッフにはなぜか店長専用のメイク担当がいた。


かつて晴人とコヨミを助けた謎の魔法使い。
ウィザードライバーに酷似したベルトで、高度な魔法を使いこなす。
度々現れては意味深な行動を見せているが、話が進めば進むほど胡散臭さが増す。
その正体はコヨミの父・笛木奏。


  • 木崎政範(演:川野直輝)
警視庁国家安全局0課(通称国安0課)所属の警視。
ウィザードやファントムが関わった事件を追っている。
よく飲み物を噴き出すことに定評のあるツンデレ
かつては幻獣ドラゴン拳の使い手だったとかそうじゃないとか。


  • 署長(演:小宮孝泰)
長鳥井坂署の署長。事なかれ主義。凛子に対しては何かと嫌味を言うが、木崎には頭が上がらない。
第51話で明らかに真由目当てで自身も国安0課に加入を申し出たが、木崎に断られた。
ある世界では警察官な孫と甥孫がいる寿司屋の大女将で、リアルではきだ氏と同じ事務所だったりする。



ファントム


絶望した人の心から生まれる怪人。人の心の邪念が怪人となって生まれたというよりは、プリキュアシリーズの敵のように人の心の絶望を素材に誕生したと言った方がいいかもしれない。
宿主となった人間はファントムが誕生する事で死亡、ファントムはその人間に擬態する事が出来る。
すなわち宿主の死=ファントムの誕生である。モチーフは神話などに登場する伝説の獣や怪物。
彼らの目的は人々を絶望させる事で新たなファントムを生み出し、ワイズマンと呼ばれる者に再びサバトを開かせる事である(こんなヤツもいたりするが)。
ちなみに、ファントムを生み出せるのは《ゲート》と呼ばれる高い魔力を持った一握りの人間だけであり、晴人や凛子、瞬平はこれに当たる。
つまりファントムの正体はゲートの魔力そのもの。
元の人格は(一部の例外を除いて)消滅しており、わずかな「記憶」を頼りに元の人間に成りすましている。
ファントムがゲートを絶望させる方法は様々で、直接暴行を働いたり家族や友人を殺傷したりするというゲドン獣人やグロンギ族でも考え着きそうなものから、
思い出の品を破壊する、生業を廃業に追い込む、大事な人へのプレゼントを目の前で踏み躙るなど卑劣かつ回りくどい手法を取ることも多い。
中でも卑劣なのになると
  • 魔法を使えると思い込ませてTV番組に出演させて全国的な笑いものにした挙句、身体を操ってその「魔法」で思い出の絵本を焼かせる
  • 思い出の映画の重要なロケ地に呼び出させたうえでそのマスターテープを破壊して宿主が死んだことを嘲笑う
  • 亡き妻の思い出の肖像画を本人の前で引き裂き、踏み躙り、追いすがるゲートを指さして大爆笑
  • 知り合い全員に使い魔を寄生させて発狂しかねないほどの迫害を加える
  • 冤罪を吹っかけて無実の罪で人生を棒に振らせようとする
などという腸が煮えくり返りそうなことをしでかすクソ外道どももいる。
要するに非常に性格の悪い奴ら。

ファントムの担当デザイナーには平成ウルトラマンシリーズ作品を主軸に活動してきた丸山浩がライダーシリーズに初参加しており、一部のファントムには『ウルトラマンティガ』以降のウルトラ怪獣に酷似した外見のものも存在する。
詳細はファントム(仮面ライダーウィザード)を参照。

ファントム達のリーダー。
サバトを再び開くことを目的としているが、当人はあまり積極的に動いていないなど、まだ謎の多い存在。
魔宝石を生み出すことができる。
声はピッコロだが、カラーリングはどちらかというとフリーザ様。
ファントムとしての正式な名前は「カーバンクル」。


サバトで誕生したファントムの一人。他のファントムに高圧的な態度で接する。
擬態時の名前はユウゴ。
頭の悪そうな言動から、はじめは前々作の虫頭や前作の(0M0)校長を思い出させるような小物臭が漂っていたが、わりと洒落にならない能力を持っている。
今も彼は、太陽からファンの皆を見守っていることだろう…。


サバトで誕生したファントムで、フェニックス同様幹部の位置にいる。
ゲートとなる人間を見抜く能力を持っている。
擬態時の名はミサ。
公式によるとフェニックスより能力は上……のはずだが石化攻撃を破られてしまった。
フェニックスより冷静で、下級ファントムへの指示も殆どこの人が出している。
趣味はボウリングであり、稼働していないボウリング場でピンを倒しては自分で直していると考えるとかわいい。


中盤から参戦したファントム。やはりサバトで誕生した。
擬態時の名はソラで、グレムリンと呼ばれることを嫌う。
明るく仲間のファントムにもきさくな態度だが、その裏で様々な謀略を巡らせるトリックスター的存在。
実は人間だった時の記憶を有しているファントム。
ランドドラゴンの宝石をコヨミに渡したり、人間を助けたり、晴人と同じ境遇として話すなど悪い奴ではないと思われたが...お茶の間の良い子がマジ泣きしそうな人間時代の過去が明らかになり視聴者を騒然とさせた。(この日は奇しくも同じくスーパーヒーロータイムであるキョウリュウジャーにてハサミを使う敵が出てきた)。
賢者の石について裏で調べている。



【仮面ライダー】


上記ファントムの魔力を用いて魔法を使う「魔法使い」と呼称される。ベルトにファントムを封印して行使する「古の魔法使い」と、
それをアーキタイプに現代において生まれたアンダーワールドにファントムを生み出しながら自力で抑え込み、もしくは自分の身体に人造ファントムを埋め込み
指輪で魔力を制御する「指輪の魔法使い」の二種類が存在する。


約束する、俺がお前の最後の希望だ。

本作の仮面ライダー。モチーフは魔法使い。
ベルトであるウィザードライバーは左右に動く手形《ハンドオーサー》となっている。
そこに特殊な宝石である《魔法石》から作り出された魔法の指輪《ウィザードリング》をはめた状態の手をかざす事で、変身と魔法が使える。

本作のベルトは二年前の串田アキラドライバーの物より更にやかましくなっており、喋る歌うとやりたい放題となっている。
ちなみに、「シャバドゥビタッチヘンシーン!」「ルパッチマジックタッチゴー!」「チョーイイネ」「サイコー!」といったこれらの音声は、全て魔法の呪文を符号化し簡略した物である。
つまり、ベルトがウィザード本人に代わり呪文の詠唱を行なっているので、決してふざけている訳ではない。

右手用の指輪は必殺技の発動や巨大化に分身、専用武器の《ウィザーソードガン》や《ウィザードラゴン》の召喚等の魔法発動に使い、左手用の指輪は変身やスタイルチェンジに用いる。

本作のフォームはスタイルと呼ばれ序盤から『火《フレイム》』『水《ウォーター》』『風《ハリケーン》』『土《ランド》』の4つが登場している。


ウィザードラゴン
晴人を宿主とするファントム。
cv大友龍三郎

《ドラゴライズ》の指輪で召喚されるが、放っておくと宿主の意思を無視して勝手に暴れる為、ウィザードは専用バイクの『マシンウィンガー』と合体させる事で制御している。
《キックストライク》の指輪発動時は、巨大な足『ストライクフェーズ』に変形しウィザードがそれを足で押す形で必殺技《ストライクエンド》を放つ(通常時の必殺技は《ストライクウィザード》という名称)。


さぁ、ランチタイムだ!


ビーストドライバーによって変身する二号ライダー。モチーフは獅子。
その名の通り、荒々しい戦法を得意としている。
ベルトのサイドにある読み込み口に指輪を差しこむことで魔法を発動でき、読み込ませた指輪によって右肩の装飾が変化。
カメレオ、ドルフィ、バッファ、ファルコの四つのマントを使いこなす。

武器はダイスサーベルという細身の剣。
鍔に当たるスロットを回転させることで必殺技を発動するが、ダイスの名の通り、出た目の数によって威力が変化。
6が最高値で、1の場合はかなり情けないことになるが、気合いで何とかなる場合もある。


《ビーストキマイラ》
仁藤と契約するファントム。
cv西村知道

キマイライズの指輪で召喚されるが、晴人と違って明確なギブアンドテイク関係な為か、制御を必要としない。
必殺技は魔法陣を潜った後、巨大な頭部の幻影を作り出して敵を喰う『バイティングエンド』。



【プラモンスター】


魔法使いが使役する使い魔。専用の指輪を嵌め込んで稼働させる。
指輪に込められた魔力で動いているため、魔力が切れると消えてしまうが、指輪に魔力を充填すれば再び召喚できる。
複数合体も可能。
作中ではプラモンスターではなくもっぱら使い魔と呼ばれる。

レッドガルーダ
ブルーユニコーン
イエロークラーケン
晴人が使役する。主にゲートやファントムの捜索を担当。

バイオレットゴーレム
中盤から登場。晴人が使役するが、人見知りするのであまり外に出たがらない。
代わりに手先が器用で、輪島と共にアイテムを作ったりする。

グリーングリフォン
仁藤が使役する。グリフォンちゃんと呼ばれる。食糧となるファントムの捜索によく使われる。

ブラックケルベロス
白い魔法使いが使役する。時折意味深に現れて晴人や視聴者を惑わせる。

ホワイトガルーダ
白い魔法使いが使役するが、後に稲森真由に使役するようになる。レッドガルーダの色違い。



【主題歌・挿入歌】


《主題歌》
LIFE is SHOW TIME
本気(Magic)か 本気で 本気だ SHOW TIME!
歌詞の一部(特に二番)は晴人が抱える心情を現しているとも言われている。

《挿入歌》
Last Engage
Mistic Liquid
Blessed Wind
Strength of The Earth

その他、BGMでは『It's Showtime』や『Kick Strike』辺りが特に好評な模様。



【余談】


本作がファンタジー路線になった理由は、前作『仮面ライダーフォーゼ』がメカニカル路線だったからとの事。
他にも、

  • 自分の意志でライダーになるのではなく、先にライダーたりうる外的要因ありき(昭和ライダーへのある種の回帰)
  • 怪人化した人間を救えない(その時点で死亡している。これは昭和ライダーの改造人間や『仮面ライダー555』のオルフェノクのオマージュ)
  • メモリやメダル、スイッチを「集めるライダー」から、指輪を「配るライダー」に

など、シリアス寄りの作風と相まって、ウィザードより前の第二期平成ライダーとは色々と異なっている。

なお、メインライターのきだ氏は2006年に作・演出を手掛けサブで出演もした舞台『マジヨ』にて、「人を笑顔にしたいと願う魔女が剣を持ち、人を絶望させ魂をいただき手駒にもする悪魔(人間体は白い衣装)に立ち向かう」というクライマックスシーンを描いており、
本作とは違う概念だが「賢者の石」というキーワードも登場し、最終回や『小説 ウィザード』のホープウィザードリングを連想させるような使われ方をしていた。ちなみにゲストも仮面ライダー威吹鬼で知られる渋江譲二氏と舞台版セーラームーンの故・神戸みゆき氏だったり。

本作の仮面ライダーは公式サイトでパンチ力は測定不能となっている。
劇中でも武器や蹴り技がアクションで用いられパンチは使用しない。
これは恐らく指輪をつけた状態でパンチをするのは危険かつ、指輪自体も壊れる可能性があるため、現実でも玩具でマネをさせないよう配慮してのことだと思われる。
…が、第51話にて指輪が壊された際、ついにパンチを使用した。


ウィザードのスーツは宇都宮プロデューサーの要望で非常に動きやすくデザインされており、当時某掲示板にアンチスレまで立っていた高岩成二氏の面目躍如となった。
また、石垣弘文アクション監督の発案によりエクストリームマーシャルアーツ(以降XMA)が大々的にアクションに取り入れられ、XMAを行うシーンは日本XMA協会代表の杉口秀樹氏が演じている。


本編は第51話で完結したが、その次週から2週に渡って、第52話「仮面ライダーの指輪」、第53話(最終回)「終わらない物語」の前後編で構成される特別編が放送された。
これは後番組の『仮面ライダー鎧武』が10月放送開始となった関係で、『仮面ライダーW』以来続いた9月開始の放送時期をずらすための調整枠という意味合いもあり、1ヶ月の延長が必要になったためである。
結果的に『555』以来10年ぶりに放送回数が50話に達することになった(次回作の『鎧武』は全47話、次々作の『仮面ライダードライブ』は全48話だったが、『仮面ライダーゴースト』で3年ぶりに全50話に達している)。
また、下記の通り、映画『鎧武&ウィザード』の『ウィザード編』も本編とリンクした完結編となっており、結果的に本作には「3回の最終回がある」と言われている。


【劇場版】


2012年12月8日公開。MOVIE大戦シリーズ4作品目。
美少女仮面ポワトリンをメインにすえた『仮面ライダーウィザード』パートと、平成2期の歴代ライダーたちが、アクマイザー3に立ち向かう『MOVIE大戦アルティメイタム』に出演。
脚本は激走戦隊カーレンジャーでおなじみ、『ポワトリン』脚本も手掛けた浦沢義雄。その笑撃のラストで絶望した観客も多いとか。
ビーストがラストに先行登場。台詞はあったが声優名はクレジットされていなかった(DC版では永瀬氏の名前もクレジットされている)。

  • 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
スーパー戦隊シリーズとライダーシリーズ、そして宇宙刑事シリーズがクロスオーバーする『スーパーヒーロー大戦』シリーズの第2作で、本作からはウィザードとビーストが登場する。
同じく魔法がモチーフであることから『魔法戦隊マジレンジャー』との共演が期待されていた……のだが、そのマジレンジャーは登場しなかった。

2013年8月3日公開。『ウィザード』単独の劇場版作品。
科学より魔法が発達した世界による物語が繰り広げられる。
脚本は香村純子、監督は中澤祥次郎。

2013年12月14日公開。『MOVIE大戦』シリーズ5作目。
本編の後日談となる『仮面ライダーウィザード 約束の場所』と、鎧武パート兼MOVIE大戦パートの『仮面ライダー鎧武 戦極バトルロワイヤル!』に登場。
『約束の場所』の脚本は『in Magic Land』と同じく香村純子。『ウィザード』という作品にとって実質的な最終章であり、そのラストは涙腺崩壊必至。


【小説版】


『小説 仮面ライダーウィザード』の題で、講談社キャラクター文庫より2014年11月1日発売。著者はきだつよし。
『約束の場所』後の物語で、晴人と凛子の前に現れたもう一人の晴人に関する物語を描く。


「ルパッチマジックタッチゴー!」
「チョーイイネ!」
「ツイキ・シュウセイ」
「サイコー!」

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最終更新:2024年01月16日 22:33
添付ファイル

*1 ちなみに劇場版では、メインキャラクターのうち、魔法世界の凛子、瞬平、輪島のおっちゃん、はんぐりー一同がメイジに変身する