牙狼-GARO- MAKAISENKI

登録日:2012/05/20 Sun 00:22:23
更新日:2023/03/30 Thu 03:03:26
所要時間:約 5 分で読めます




光あるところに、漆黒の闇ありき

古の時代より、人類は闇を恐れた

しかし、暗黒を断ち切る騎士の剣によって

人類は希望の光を得たのだ


振り返らず走れ
この時代を駆け抜けてゆけ
激情の中で


―騎士の誓い、金色に輝け。―


雨宮慶太原作・監督の特撮番組『牙狼-GARO-』のTVシリーズ第2作として制作された特撮番組。
TV放送は『白夜の魔獣』以来の5年ぶりになる。

相変わらずアクションやCGが深夜番組とは思えないハイクオリティであり、総制作費はなんと10億円。
しかもキャストも第1期メンバーだけでなく、『白夜の魔獣』や『RED REQUIEM』のキャストまで出演する豪華っぷり。
相変わらずゲストも幅広く、今までに増して各界の著名人が続々登場する。

小林靖子井上敏樹がゲストライターとして参加した事も話題に。


【あらすじ】
魔戒騎士の最高位『牙狼(ガロ)』の称号を持ち、黄金の鎧を身に纏う男、冴島鋼牙。ホラーの始祖メシア、白夜の魔獣レギュレイス、7体の使徒ホラー……これらを見事に打ち破った功績を讃えられ、彼は元老院付きの魔戒騎士になった。

元老院の指令を達成した直後、鋼牙の前に赤い仮面の男が現れ、鋼牙の胸に刻印を刻み姿を消す。
それは「破滅の刻印」といわれるもの。
命を蝕む刻印の痛みに耐えながら、鋼牙は新たな戦いに身を投じる。


【登場人物】
ご存知ツンデレ黄金騎士。
仮面の男に「破滅の刻印」を刻まれてしまい、鎧を呼ぶ度に命をすり減らす事に。
刻印による消耗というハンデを抱えても並のホラーならいとも容易く倒す最強ぶりは健在。
コートの胸の飾りは修行時代にワタルから貰った友情の証である。
のぶママではない。

  • 御月カオル
ご存知ヒロイン。
鋼牙の尽力の甲斐あって、ホラー絡みの事件に巻き込まれることはなくなった。
現在は絵本の制作を依頼され、本の結末に悩む一面が見られる。
鋼牙とはなかなかいい感じであったが、最終回が近づくにつれ……。

  • 魔導輪ザルバ
ご存知意思を持つ指輪。
映画以降目が赤くなった。1期最終回で記憶がリセットされた状態ゆえ、ニヒルな雰囲気だった前作と異なり、些細なことで驚いたりトンチンカンな発言をしたりと一際コミカルなキャラに。
次回予告のナレーションも1期から続投して行う。

  • 倉橋ゴンザ
ご存知執事さん。
鋼牙とカオルの仲を気にかけている。

ご存知笑顔の似合う銀牙騎士。
鋼牙同様「破滅の刻印」を刻まれている。
鋼牙とは和解したため、今作では頼れる戦友として共闘。主役話のクオリティにも定評がある。

  • 魔導具シルヴァ
ご存知零の家族兼嫁。
「破滅の刻印」を刻まれた零の身を常に案じている。

  • 邪美
ご存知絶対領域がエロ麗しい女魔戒法師
高い戦闘能力は健在であり、轟天を呼んだりしつつ赤い仮面の男と渡り合う。ちょっと綺麗になった。

  • 烈花
ご存知男勝りでやっぱり脚がエロいオレっ娘魔戒法師。邪美には敬意を払っている。
鋼牙の過去編に彼女らしきオレっ娘ロリ法師が登場した。

  • シグト
ご存知ちょっと頼りない感じの魔戒法師。
烈花には相変わらず頭が上がらない。同じく過去編にいたっぽい。
伊達ママではない。

ご存知閑岱を守る白夜騎士。
『白夜の魔獣』での一件で性格は丸くなっている。体もとか言わない。
ラスト付近で重役出勤、魔導馬も初登場。
小十郎子ちゃんではない。

  • 魔導具ゴルバ
翼の相棒であるお爺ちゃんブレスレット。
やっぱり今回も影薄し。

元老院付きの魔戒法師であり、阿門法師の再来と呼ばれるほどの天才。号竜は彼が開発したものである。
法師ながら魔戒騎士並みの剣の腕を持つ。
実は閃光騎士・狼怒(ロード)の継承者。
騎士並みの剣の腕を持つのはこのため。最終回ではしょっちゅう鎧が弾き飛ばされた。

元老院付きの魔戒騎士。鋼牙の修行時代の教官であり、友情の証を渡したのも彼である。
彼に似た鬼がいるがまったくの別人。
もう一人彼に似た青い狼がいるがこちらもまったくの別人。

  • 魔導具ウルバ
ワタルの相棒であるショタ声鏡。
中の人はシルヴァと同じだったりする。

  • グレス
元老院の神官。白いドレスを着た女性の姿をしている。
ウルトラ兄弟の三男が愛した女性によく似ている。

  • ラテス
元老院付きの魔戒法師。
元老院の中でも高い地位にあるが、高慢な性格ゆえ嫌う者も少なくない。
おニャン子好きのカフェの主人ではない。

  • 多賀城信義
魔戒騎士の1人。2児の父親である。
佐伯家の悪霊に襲われた犠牲者ではない。

全ての魔戒騎士に「破滅の刻印」を刻んだ、赤い仮面と異形の左腕が特徴の謎の男。
魔戒騎士に代わり、魔戒法師がホラーから人々を守る世界を作るのが目的のようだが……?
その正体はレオの双子の兄、布道シグマ。


【関連用語】
  • 号竜
レオが発明した魔戒獣。普段はアタッシュケースの形をしているが、ハンドルを回せば竜の姿に変形する。
下級ホラーに限定されるが、魔戒法師には難しかったホラーの封印が容易くなった。
魔導輪と同じようにホラーを利用して造るため、血を浴びるとホラーとしての本能に目覚めたり、顔が可愛くなかったりと欠点も存在する。
初出は『RED REQUIEM』。

スピンオフ『』で存在が仄めかされた太古のホラー。「メシアの牙」「究極のホラー」「太古の赤き魔獣」と称されている。
仮面の男によってギャノンの骸が掘り起こされ、その力の源として使われた。
赤い仮面と左腕は骸から作ったもので、腕を斬られても骸に断面を突っ込むだけで再生できる。
演じるはあのピーター。


【心霊?演出?】
MAKAISENKI第5話「奈落」にて、マンホールを見つめうな垂れるラストシーンで左下に女性の顔が浮かんでいる。
演出なのか、心霊なのか不明。


追記・修正は「破滅の刻印」の痛みに耐えつつお願いします。

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最終更新:2023年03月30日 03:03