メダロット(漫画)

登録日:2010/11/03 (水) 17:11:10
更新日:2023/03/22 Wed 19:06:37
所要時間:約 5 分で読めます





※注意※
●これは本なので食べられません。
●この本は生ものですので

お早めにお読みください。
(内容は腐りません。)
●本のカドで人の頭を
たたかないでください。いたいです。
●絶対に分解しないでください。
(読めなくなる恐れがあります。)
●ゲームもやりましょう。


ゲーム『メダロット』シリーズの原作者
ほるまりんによる漫画作品群。

ゲームは基本カブト/クワガタの2バージョンがあるが、本作では一貫してカブトバージョン基準。



以下、シリーズ作品
Gまではコミックボンボン、DSは電撃ニンテンドーDSで連載された。

  • メダロット(全3巻)
  • 〃2(全4巻)
  • 〃3(全2巻)
  • 〃4(全2巻)
  • 〃5(全2巻)
  • 〃G(全2巻)
  • 〃DS(未単行本化)

他の漫画家による作品もあり、その中での代表作は藤岡健機による『メダロッターりんたろう!』、『メダロッターりんたろう!メダロットR』、『メダロットR』、『メダロットnavi』、田中靖規の『メダロット7』、オフィシャルカードゲームを題材にした『男!度胸 メダカードファイターズ』。

『メダロット7』に関しては最強ジャンプで掲載され、単行本に収録されている。
とうとうメダロットまで他社に盗られてしまうなんて。

『メダロット8』はニコニコ静画の「ニコニコ漫画(公式)」にて配信されている。
原作者・ほるまりんによるコミカライズで、全4話。


内容は1こそ「ゲームの漫画版」らしくゲーム版にある程度則った内容だが、2からはほぼオリジナルストーリーで道徳的な内容が多い。
メダロットと言えばアニメ版などにおける過剰な能力が印象に残っている人も多いだろうが本作は徹底しておもちゃとしてメダロットを描いている。
ボンボン漫画らしくお色気?シーンもある。セレクト隊が女とヤってる最中に連絡を受けたり(さすがにモザイク入りだが)、マザーとの会話シーンで精子が描かれたり。



単行本は古本屋でも見つかりづらく、プレミア価格が付いたりしてるのもあったが2013年6月21日より新装版として復刊されることになった。


各作品のあらすじ
【1】
主人公あがたヒカルはひょんなことからカブトメダルを拾い、メダロッターとなる。
その後ロクショウやメダロット博士と出会い、実力をつけて世界大会にも出場。順調に勝ち進むも、決勝前の騒動で乱入したビーストマスターによってメタビーはメダルもろとも大破してしまう。
ヒカルは宇宙人の力を借りてメタビーのメダルを修復し、ロボロボ団の拠点セレクト島に乗り込む。


【2】
主人公天領イッキはメダロットが欲しいものの親に反対される。
コンビニのバイト店員ヒカルを真似て愛犬にメダルを探させたところなんと幻のカブトメダルを入手。その日のうちにメダロッターとなる。
ロボロボ団のメダロット・ラストは幾度かに渡りメタビーと戦い次第に実力をつけていき、町の停電事件ではヒカルを襲ってメタビーたちをセレクト島へいざなう。
事件解決を大人にまかせようとするイッキは快盗レトルトに諭され、セレクト島へ向かう。


【3】
2に続いてイッキが主人公。
ロボトルの腕も上がり学校では敵なし状態だったイッキは、新型機を操る少年タマオ・ピルバーレンに惨敗してしまう。
その後メタビーはメタルビートルからサイカチスへとパーツを組み替え、変形能力のおかげもありタマオにリベンジを果たす。
ある日メダロット博士になりすました元ロボロボ団の幹部によってタマオともどもメダロット社へ呼び出され、イッキは社の屋上で元幹部たちと対峙する。


【4】
イッキ編最終作。
しゃべる虫と出くわしたイッキ達のもとに快盗レトルトが現れ、イッキはレトルトに完敗しメタビーも海へ流されてしまう。
メタビーは海で人工神のクジラ・イサナガミに出会い、人間とメダロットが共存するにはどうすべきかを考えるが、答えを聞く前に漁船に助けられる。
同じ頃、メダロット社は月からマザーメダロットの脊髄を持ち帰るが、メダロットに組み込んでの実験時にマザーが逃げ出してしまう。
イッキのもとへ戻ったメタビーは、人類を侵略せんとするマザーを止めるため彼女と顔を合わせる。
ちなみにこのラストシーンは漫画版最高の名場面であり、ここを収録した4の2巻は絶版となったこともあいまって値段が高騰している。今某密林で中古最低価格が定価の15倍という有様である。


【5】
主人公は新しく天蚕コイシマル、愛機も「メタビー」ではなくクロトジルのオメダ。
ロボトル初心者のコイシマルは、転校した先の学校でメダロット部の部長を任されてしまう。
部員の集まったメダ部は青銅学院とチームロボトルをすることになるが、敵チームリーダーの珠安ヒコオ操る・ネクウに惜敗。後日 再戦することになるが、そこへ村を騒がす通称「黒マント」が現れる。


【G】
主人公は引き続きコイシマル。オメダはクロトジルからデコトムになる。
村で開催される予定のロボトルパークで、コイシマルは「村長宅の地下にはお宝が眠っている」という話を聞く。
村長宅の地下には巨大な空洞があり、奥にはマザーメダロットが眠っており、そこへ再び現れた黒マント・アラクネは自身の願いを叶えるべくマザーを呼び起こそうとする。
今作のみ、コミックスがDXサイズではない。


【DS】
主人公はアマクラアズマ、愛機はガンノウズのガン。





以下シリーズでの主な名台詞


「合意とみてよろしいですね!?」

「何すんじゃー!とはなんじゃー!」

「このメダルの山は…ぼくのものだ!!」

「コピーが完成した今オリジナルは邪魔なのだ。消えろ」

「かわいそうなヤツにはやさしくか!?」「オレがあいつならそんなことされたくないね!」

「痛みか!?オレも味わってみたいもんだ!」

「それ天ムス型?」

「メタビー、とうとう悪に堕ちたか」

「秋ナスはよ、目に食わすな とか言って、決して直視してはいけないものらしいですよ」

「マゲの少年よなげくな。ヒューズがとんだ(きぜつした)だけだ」

「たしかに子どもは非力だよ。しかし…非力は無力とは違うのだよ」

「それはおまえが普通だったからだ。多数派だったからだ。それは正しさの証明にはならん」

「私にくだされている最大にして唯一の命令。それはメタビー、おまえを超えること。おまえを倒し、私は自由になるのだ」


「信じる?実におまえらしい答えだ。だが、それはただのおごりだよ」

「ハハトノヤクソクヲワスレタノカ」

「保護と愛護は同じじゃないの。きれいごとでは自然環境は守れないの」

「命はみな殺し合いながら生きているのだ。そうするために存在しているとも言えよう」

「同じなら奪いあい、違えば攻撃しあう。浸食は生命体共通の使命。命の本質と言っても良い」

「同じだからきらいだとか、違うからきらいだとか。同じだから楽しいこともあればさ、違うから楽しいこともあるだろ。」

「じゃあどうする!?おまえ達のメダロットだっていずれ一人になるんだぞ!」




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最終更新:2023年03月22日 19:06