ビクトリア・シンドリー

登録日:2009/10/18Sun 15:14:29
更新日:2024/02/02 Fri 05:54:28
所要時間:約 3 分で読めます






皿なんてこの世から消えてしまえばいい



ONE PIECE』の登場人物。

【プロフィール】

本名:ビクトリア・シンドリー
享年:享年24歳
身長:188cm
肩書:元舞台女優
所属:スリラーバーグ海賊団兵士ゾンビ
所属船:スリラーバーグ
出身地:西の海
誕生日:5月4日
星座:牡牛座
血液型:F型(現実だとB型)
初登場:単行本46巻・第446話・『ドクトル・ホグバッグ』
好物:ピッツァ・マルゲリータ
CV:桑島法子(生前は進藤尚美)




【概要】


王下七武海の一人ゲッコー・モリアの配下、ドクトル・ホグバックの助手、兼使用人。

モリアのカゲカゲの実の能力と、ホグバックの医術により、ゾンビとなっている。

ゾンビNo.は400。
ソルジャーゾンビに分類される。


中身(影)は西の海のとある屋敷の使用人マルガリータ。

昔、婚約していた主人の愛を試すために家宝の皿を割ってみたら、婚約破棄のうえ、ハナクソを付けられて屋敷を追い出された経験から、皿に恨みを抱き、嫌っている。*1
皿が嫌いなので、料理は直接テーブルに置く。プリンだろうがスープスパだろうが。
というか確信犯的に皿がないと困るメニューばかりつくっているらしい。

嫌いな割には皿を武器として扱う。


肉体は10年前に事故死した舞台女優、ビクトリア・シンドリー。
過去に患者として当時はまっとうな医者だったホグバックに治療を受けていた。
その際にホグバックに惚れられており、プロポーズまでされている。
婚約者がいたので断っているが。

シンドリー本人は人気者だが気取りがなく、家族想いで誰にでも優しい性格であった。
しかしながら12年前舞台から転落死したのである。
ゾンビと化してからは影の影響か陰険な性格になり、「○○なんて~~してしまえばいい」が口癖。

使用人なのにやたら反抗的であり、主人であるホグバックやアブサロムにまで毒や暴言を吐きまくる。

アブサロム曰く「コクバック」。
(※シンドリーはホグバックに酷)

隙あらばホグバックの前に出てホグバックを見えなくする。
アニメでは次回予告の台詞まで奪うという暴挙も。

原作者・尾田っちによると、このへんのホグバックとシンドリーのやり取りは南海キャンディーズの山ちゃんとしずちゃんを意識したという。



しかしいくら反抗的でもゾンビであるが故に、主人であるホグバックの命令に逆らうことはできない。
床舐めるとかエロすぎる。

が、最後にはチョッパーの言葉により、自らの意思に反し、肉体が言うことを聞かないなど、
シンドリー本来の意思が残っているような反応を見せた。

その後モリアの「影の集合地」で影を抜かれる。
だがルフィがモリアを倒したことで、影は持ち主マルガリータの元へと帰っていった。



「皿なんか無くなってしまえばいい」

「あんたに嫁は来ない」

「あんたにも来ない」


「お前の膝の皿も割れてしまえばいい」

なお、影の持ち主は、モリア撃破後に本来の持ち主の元へ帰っている。どうやら婚約者と仲直りしたらしく、結婚している。





「フォ~~スフォスフォスフォ――ス!
 もうすぐ完成だ、この見事な追記・修正!
 見ろよシンドリーちゃん、まさに…芸術(アート)! 天才の所業!」

「変更押したらタイムアウトになってしまえばいい」

「何言ってんのシンドリーちゃん!?
 まったくおめェの暴言には毎度生き肝を抜かれるぜ」

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最終更新:2024年02月02日 05:54

*1 この下りは古典落語『厩火事』が元ネタだろう。余談だが初登場の46巻は劇中で初めてワノ国出身の人物(リューマ)が登場した巻である。