魏(アカツキ電光戦記)

登録日:2011/06/11 (土) 19:29:22
更新日:2024/03/29 Fri 00:27:27
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復讐の心意六合拳


格闘ゲーム『アカツキ電光戦記』、『エヌアイン完全世界』に登場するキャラクター。
(CV.松本忍)

◆人物
本名ウェイ・イェ・ルウ
大陸系国際マフィア「黒手会」の兇手(殺し屋)にして幹部。
その腕っぷしで一介の用心棒から幹部にのしあがった心意六合拳の達人。
褐色肌の2m近い巨漢で素肌に赤いコートを直に羽織った片方長髪片方スキンヘッドという変態、もとい威圧的な外見をしている。
裏社会に生きる人間ではあるが、自分を拾ってくれた大当家には深い恩を感じており、彼が暗殺された事を知ってその仇討ちに乗り出すなど、性格は情に厚く義理堅い男である。

◆性能
巨体から繰り出されるリーチの長い攻撃、二種類の高性能突進技と自己強化によるブーストの立ち回りが強み。タメキャラだがコンボキャラ。
同じく横押しの強いと比較されるが、あちらが中下段の揺さぶりで崩して壁際に運ぶのに対し、こちらは崩しが不得手だが切り返しが強く、持ち前のラッシュ力で暴れ回るタイプ。
アケ版アカツキと並ぶ最上位キャラだがややテクニカルな面があり、使い手は少ない。
エヌアイン完全世界からは中核を成していたロマキャン呼吸の連続使用が出来なくなったが、新たに優秀な壁コンボを手に入れた。今作でもアカツキと並ぶ準上位ランク。

  • 烏牛擺頭(4タメ6攻撃)
 (ウギュウハイトウ)
掛け声とともにタックル。
ABCの順に突進距離が伸びる。
通常版はコンボパーツに使われる。特攻版は壁バウンドを誘発し追撃可能。

  • 虎蹲山(4タメ3攻撃)
(コソンザン)
アカツキ電光戦記唯一の下段判定の必殺技。タックルに似たモーションで前進し足払い。特攻版は連続蹴り後挑領でとどめ。
  • 挑領(虎蹲山→6攻撃)
(チョウリョウ)
足払い後の追撃に貫手を繰り出す。
これが決まれば相手は受け身不可のため起き攻めが有利になる。

  • 斬手(2タメ8攻撃)
(ザンシュ)
踏み込みアッパー。
高身長を生かし対空に優れる技。
特攻版は多段ヒット後鷂子栽肩で〆る。
  • 鷂子栽肩(斬手→6攻撃)
(ヨウシサイケン)
アッパー後大きく拳を振り下ろす。

  • 練精化気(22攻撃)
(レンセイカキ)
魏の真骨頂の自己ブースト技で、呼吸を行い丹田に気を集中することで各性能を強化出来る。
Aは移動スピードが上がりジャンプが1Fから空中判定になる。
Bは被ダメージが低下し対飛び道具のアーマーが付く。
Cは攻撃力が上がりガードゲージの削り幅が増える。
A>C>Bの順に利用価値が高いと言われることが多い。もちろん、人によって優先順位は違うだろうが。
特攻版の練気化神(レンキカシン)は全ての効果をまとめて付加。しかも暗転中に呼吸を終えてくれるために隙が非常に少ない、というかほぼない。
ロマキャン呼吸とも呼ばれ、各必殺技からのキャンセルで隙を消した高火力コンボが可能。
ただし使用中はゲージが溜まらないため、無闇に使うとゲージ効率を悪化させてしまうので出しどころは考慮する必要がある。
魏の強さを支える要素だったが、エヌアインからは重ねがけが不能化=コンボ火力が低下し弱体化。

◆最終特別攻撃
  • 練神還虚(ABC同時押し)
(レンシンカンキョ)

こ れ ぞ 究 極 !
練気化神の強化版。
ゲージ3本を消費して全能力を強化。
具体的には移動2倍、攻撃1.5倍、スーパーアーマー付与ととんでもないことになる。
流石にオーバースペック。
エヌアイン完全世界では攻撃力の強化具合が弱体化され、1,3倍になっている。ただ、完全世界と重ね合わせると従来の1.5倍になる。

しかし技の性質上、全ゲージを消費する上に使用中はゲージが溜まらないので、特攻技を使用することができず、コンボが伸びない。
そのため、これに使うなら練気化神3回にゲージを回した方が実戦的なことが多く、あまりお目にかからない。
また他のキャラのそれと違い、「発動したからといって直ちに大ダメージに結び付くわけではない」というのも使いどころが難しい点。

発動すると「どんな状況でも、魏が相手より1フレだけ先に動き出せる」という特典があるので、リバサで出して状況を確認→起き攻めを攻勢防禦などで狩る、ということも可能。

◆完全神殺
  • 練気崩山挑手(完全世界中ABD同時押し)
(レンキホウザンチョウシュ)
突進しつつ打ち下ろしを繰り出し挑領で〆。
神殺の中ではスタンダードな性能で無敵があるのでぶっぱが有効。
各種ブーストと併用すれば一撃逆転のロマンな超火力を叩き出せる。
その状態で生当てでもぶち込んだ日には五割六割は平気で消し飛ぶ。
理論上の最大火力(対完全者・練神還虚・体力補正最大・背面or要撃)なら一撃KOも夢ではない。

◆余談
見た目の色物度は作中随一のかなーり濃いキャラなのだが、義に厚く極めて常識的な感性の持ち主なため、他の面子と比べて設定面では地味である。
ただし彼も紛れもなく裏社会の人間であり、『アカツキ電光戦記』時代では鼎二尉に勝利すると「お前ならいい客がつくだろう…」などと専用の勝利台詞を吐く。
もちろん、この場合の「客」とは普通のお店というわけではなく、アレでグヘヘなことをしたい客、売春相手という意味である。
因みにこの奇天烈な髪型はキャラクターにインパクトを持たせるためであり、今でこそ常識人だが、企画段階ではオネエにする話もあったんだとか。

作中では大恩ある黒手会ボス・インフーが暗殺されたため後継者争いを尻目に犯人探しをするところから物語がはじまる。
正直アカツキ電光戦記の本質にほとんど絡んでない人物で続編のエヌアイン完全世界でも仇討ちの旅を続けている。ヴァルキュリアも成り行きで倒してたし。

ラジオドラマでは電光戦車(農作業用)との会話もあった。


これぞ究極!(追 記 修 正)

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最終更新:2024年03月29日 00:27