ラーチェル(FE)

登録日:2009/10/15 Thu 15:36:56
更新日:2024/01/03 Wed 11:09:14
所要時間:約 2 分で読めます





あの不浄なるものたちは、この聖杖でぽこぽこにするのですわ!



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ファイアーエムブレム 聖魔の光石』のキャラクターの一人。


〇ユニット性能
初期値と成長率

トルバドールLV.3
HP 18(45)
力 6(60)
技 6(45)
速さ 10(50)
幸運 12(65)
守備 5(15)
魔防 8(50)
体格 5
属性:光
武器LV:杖D

装備
リライブ
白の宝玉
とっこうやく

正義と秩序のため魔物を成敗するロストン聖教国のお姫様にして、教皇マンセルの姪。
ドズラレナックをお供に、マギ・ヴァル大陸を股にかけ魔物退治をしている。


己の正義を掲げ破れるわけがないと豪語しており、一見自己中心的に見える。
しかしリオンのことで悩む双子のことを心配したりと決して自己中心的な性格ではない。エフラムには「頼りになるが自己主張の強い女」と評される。


ストーリーに関わるユニットのため、戦闘に破れても撤退扱いになり死亡しない。


やたらとスカート部分が短く、むちむちした太ももがエロい。プレイヤーの間では貧乳キャラと認識されている。

ユニットとしては、HPと守備は上がりにくいが、それ以外の成長率は高い。強いユニットが多い聖魔でもトップクラス。
どのくらい高いのかと言うと、「封印」での同職エースであったクラリーネを全てにおいて上回っている(或いは互角)と言えばわかりやすいか。
特に魔力の成長率があちらの2倍という凄まじさで、まず確実にカンストするほど。
というかHPと守備以外は期待値でカンストする。


ヴァルキュリアもしくはマージナイトに昇格する。
どちらも使用可能な魔法が違うだけで上限値は同じだが、マージナイトの理魔法は終盤以降闇魔法だらけになるので不利になりがち。
育成するからには、ぜひヴァルキュリアにしてロストンの【双聖器】聖杖ラトナか光輝イーヴァルディを持たせたい。
杖か光魔法のどちらかにしかSにできないので注意しよう。
いっそラトナはクリア後杖LVSで加入するリオンに使わせて、魔法を極めるのもアリか。
ただし、通信闘技場で活躍させるなら速さに補正がかかるエクスカリバーを使えるマージナイトのほうが強い。


支援相手はお供2人と主人公双子、ヨシュアヒーニアス。王族が多いのが特徴。
全員が属性的に彼女との相性が良い。火力を更に高めるも良し、守備面を補うも良しである。ただし回避は上がりにくいので回避盾としては過度に期待しない方が良い。
ペアEDがあるのは、エフラム、ヒーニアス、そしてまさかのドズラの三人。
何故かお供であるドズラとは主従ペアEDがあるのに、レナックとはない。

エイリークとの支援会話では、彼女が魔物成敗をする理由が語られる。また、エイリーク編ではリオンとの一件で塞ぎこんでいた彼女を慰める場面も。
エフラム編でも同様のシチュが発生する(話の内容は異なる)がその前にターナが死亡している事が条件。

ヨシュアとの会話では賭け事を持ち込まれ最初は渋々受けていたが彼のイカサマさえ覆す異次元級な幸運で連勝するうちにすっかりハマり、ついにはヨシュアが逃げ出す程。そんな彼を尻目に、ロストンに賭場を作ろうと企てるのであった。


両親は魔物退治のさなかに物心つく前のラーチェルを遺して亡くなったが、彼女は両親を尊敬しており自分もそれに倣って魔物退治をしているという。
なおこのとき、
「魔物が現れたら杖でぽこぽこにするのですわ」と言うが、残念ながら聖魔にのような杖での打撃攻撃、通称杖ポコはない。
いつかリメイクされた際の杖ポコ実装が待たれる。
また、シリーズの半ば恒例となった「けだもの」発言担当の一人でもある。


エピローグにて

「たとえばエフラムとわたくしが結ばれたりすると……まあ、わたくしとしたことがはしたないですわ」

と宣う。しかし支援Aにすれば結ばれる。

後日談も実にラーチェルらしい内容になっている。





出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

スマホゲーにも2018年1月25日に追加。イラストは紺藤ココン氏。
青属性の魔法・騎馬ユニット。
ヒーローズは光属性は青属性として扱う。

武器スキルは守備+3 敵のHPが100%で戦闘開始時、戦闘中の自分の攻撃、速さ+3にする『イーヴァルディ』
奥義スキルは狙った敵と特定の範囲にいる敵にダメージ(自分の攻撃-敵の守備or魔防)を与える『爆光』
Bスキルは一定ターンに自分のHPを10回復する『回復』
Cスキルは周囲2マスにいる、同じ移動タイプの味方が(自分を含めて)二人以下の味方の魔防を強化する『魔防の指揮』


彼女のステータスは攻撃、速さ、魔防に優れる代わりに、HPと守備が低い典型的な魔法ユニット。
最早説明不要の強ユニットである突然のダイムサンダを始め、同タイプユニットは何かしら尖っているステータス配分だったり、武器が優秀だったりするため、平均的なステータス配分に弱いわけではないが優秀とは言えない『イーヴァルディ』も相まって、そのままのスキル構成では前線に立たせるには心許ない性能。

しかし、敵のHPが必ず100%でないと火力不足気味。しかも守備も低い。
尖っていない代わりに攻撃、速さ、魔防はどれも平均以上だったりするので空いているAスキル枠に『死線』や『獅子奮迅』等の強力なスキルを継承してやるだけで攻撃性能は飛躍的に上昇する。
専用バフが比較的継承しやすい騎馬ユニットということで『ブラーブレード』との相性も良いため、ラインハルトなどがいない場合の騎馬パの魔法ユニットに採用する手もある。
『イーヴァルディ』を活かしたい場合は『鬼神飛燕の一撃2』等を継承したいところだが、継承難度が高いのが難点。

2021年3月のアップデートで『イーヴァルティ』が錬成武器に選ばれる。
まずHPが75%以上へと発動しにくかった条件が簡略した。そして魔防も強化に加わった。
特殊錬成は戦闘開始時、敵のHPが75%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、魔防-5かつ戦闘後、HP7回復。
HP回復と弱化も追加したことで攻撃性能が飛躍的に上がった。
その効果を活かし、戦闘中の強化を代償にHPが減るデメリットを特殊錬成で帳消ししてくれるAスキル『〇〇の渾身4』のスキル編成がデフォルト化している。

2022年8月から神装英雄に抜擢。イラストは晴乃樹氏。
エイリークの親友同士、ターナに続いてアルフ王国の衣装。

なお、こちらでも『杖で敵をぽこぽこにしてやるのですわ!』(意訳)と言っているが、残念ながらこちらでも杖は遠距離武器として扱われているため、
原作を知らないエクラたちに(持って来る武器が魔導書なのも手伝って)首を傾げさせることとなった。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2019年10月のハロウィン祭の超英雄で登場。イラストも引き続き紺藤ココン氏。
魔法・騎馬ユニットと同じだが属性が緑に変更。
分かるとおり、マッドサイエンティストの仮装。オトモのドズラはフランケンシュタインの仮装で登場している。なお、レナックは欠席。

武器スキルは攻撃、速さ、守備、魔防+3。戦闘後、自分に6ダメージの『フラスコ+』
Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中、攻撃、速さ+4の『鬼神飛燕の一撃2』
Bスキルは応援を使用した時、または自分に使用された時、自分と相手の十字方向にいる敵は、速さ、魔防-5(敵の次回行動終了まで)かつ【キャンセル】を付与 の『速さ魔防の大共謀3』
【キャンセル】奥義発動カウント変動量-1になる状態異常(同系統効果複数時、最大値適用)(敵の次回行動終了まで)

通常版(錬成前)の問題点だった突発してなかったステータスが攻撃型へ改善しているが優れた魔防は下がり、守備面は劣化した。
武器が『獅子奮迅3』と内蔵した効果。デメリットは別方面で抱えたままだが厄介なHP制約はないのでスキル継承は大いにやりやすい。
『攻撃速さの応援+』を使い、大共謀のスキルを活かして味方の戦闘をアシストするといったマッドサイエンティストらしい編成。

守備の低さはそのままに魔防は劣化しているせいで魔法攻撃にも油断できなくなっている。


こほん。わたくしはラーチェル!

ロストンの美王女と呼ばれておりますわ!


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2021年4月の子供の日ガチャにエイリーク達と共に幼女時代が参戦。イラストはアマガイタロー氏。
騎馬ユニットは一緒だが武器と属性が無属性の杖に変更。

武器スキルは杖は他の武器同様のダメージ計算になる『ロストンの霊杖』
ターン開始時、周囲5マスにいる最も近い敵の魔防-6、反撃不可の状態異常を付与(敵の次回行動終了まで)
自分から攻撃した時、戦闘中、攻撃、速さ+6となる。

Aスキルに戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら攻撃、速さ+7。その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に5ダメージ『攻撃速さの渾身4』
Bスキルは【再移動(残り)】を発動可能となる。戦闘中、敵の速さ、魔防-3『速さ魔防の遠影3』
【再移動(残り)】
自分から攻撃、補助、地形破壊の行動をした後、直後に移動できる。
移動できる距離は上記の行動前に移動した分の残り(ワープ移動時は残りは0として扱う)*1

攻撃も妨害も回復もする万能ヒーラー。
周囲5マスにいる最も近い敵に魔防を下げて反撃不可付与の不利な状態異常を付ける。自分から攻撃を仕掛けて良し、味方に任せて処理するも良し。
飛空城として採用されやすく、攻撃力も実装したラーチェルの中で最も優れている。
初登場した『速さ魔防の遠影3』(遠影スキル)はかなり優れている。
行動を終えると残った移動マス分、移動出来る所謂アウェイ。一マスだけ行動し終えると残りの二マスは再移動に割り当てる。出来るだけ最小限で行動したいところ。

当然守備は低いままで優秀な分敵に狙われやすい欠点を持つ。
反撃不可でも敵が『見切り・反撃不可』もしくは付与していない護り手・遠間では反撃を許してしまう。


浜辺の秩序を乱すケダモノはこのラーチェルが許しません!

見つけ次第、ぽこぽこにしますわ!


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

23年6月に水着姿で登場。イラストは藤ちょこ氏。
無属性の杖使い。飛行ユニット。
水着エフラムと同時参戦なので彼との交流が描かれるのかと思いきや、何故か去年実装された水着エイリークとエフラムはイチャイチャし始める。
なので空気を読んで二人から離れるラーチェルだったが、今度は男女の水着シェズと出会い二人を双子と誤認する(実際は異界の同一人物)
仲のいい双子を連続で見たことで家族の絆に憧れを抱き……。

武器スキルは『海辺の日傘+』
ターン開始時、自分の周囲5マス以内にいる最も近い敵とその周囲2マス以内の護り手効果のスキルを持つ敵に【キャンセル】を付与。
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ+5、敵の魔防が敵の【有利な状態】と【不利な状態異常】の数×4だけ減少(最大16、強化と弱化は除く)

Aスキルに自分から攻撃した時、戦闘中、攻撃、速さが行動済みの味方の人数×3+3だけ上昇(最大値9)『刃のセッション3』
Bスキルは杖は他の武器同様のダメージ計算になる『神罰の杖3』


スピリットで登場。
女性ルフレに乗り移っており、さらにドズラ役のワリオ、レナック役のシークも護衛で登場する。
階級はNOVICEのサポーターで魔法耐性が強化される。



ドズラ、レナック! この項目を追記・修正しますわよ!

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最終更新:2024年01月03日 11:09

*1 (自身の移動タイプで移動。例:歩行は、林に移動しづらい)(攻撃、補助、地形破壊不可)(同系統効果重複時、最大値適用)(1ターンに1回のみ)(行動直後に再行動可能にするスキル発動時は、再行動で条件を満たせば、再移動可能)(再移動できる距離は、通常の距離とは無関係)(「残り」マスを超える距離のワープ移動はできない)