登録日：2011/08/28(日) 14:41:07
更新日：2024/04/17 Wed 06:55:05
所要時間：約 6 分で読めます
トレーディングカードと音ゲーを合わせた子供向けのアーケードゲーム。
通称「ラブベリ」「ラブベリー」、少数派として「おしゃれ魔女」。
数年前、小さい女の子達の間で大流行した。
親子連れの潤沢な資産に後押しされ、大量のカードが世間に出回った。
中古カードショップに行くと一面ラブベリーのカード…なんて光景を見たことがあるだろう。
1プレイ100円で、プレイの前にカードが出てくる。
プレイヤーはラブまたはベリーを選択。のちにミーシャも選択可能となった。
カードを用いてオシャレをさせ、ダンスをする。
オシャレの得点とダンスの得点の合計が最終的な得点となり、高得点を取れば次のステージに進める。
全3ステージ。
難易度は三段階あり、ゲームモード「はりきりかんたん」(最高難度)の場合のみ、最大で4ステージまでプレイできた。
遊び方は単純明快で、自分が使ったカードの服を着た女の子が活躍するという全く新しいスタイルのゲームは、日本中で大ブームを巻き起こした。
DS版も発売され、GBAスロットにカードリーダーをセットする事でカードが使えた。
実はこのゲーム、高得点を叩きだすには運と資産とシステムを熟知している必要がある。
なお、
小さい女の子向けのゲームである。
小さい女の子向けのゲームである。
大事な事なので二度(ry
ステージ
全6ステージあり、1プレイで遊べるステージは3つ。
前述したとおり、「はりきりかんたん」でプレイした場合はもう1ステージ遊べる。
ステージごとに適したオシャレが存在し、そのオシャレをしなければ点数が下がってしまいステージクリアが難しくなってしまう。
ストリートダンサーがあつまるようなバスケットコートのステージ。
アメカジファッションなどが適している。
オシャレがまあまあ難しく、このステージを選ぶ人は比較的少ない。
若い女の子たちがたくさんあつまる、渋谷のようなイメージのステージ。
ギャル系ファッションが適している。
後述するラッキーカラーシステムにより、運次第で無双が可能。
文字通りディスコのステージ。
2005年秋冬バージョンから登場した。
90年代風のディスコファッションが適している。
オシャレでアフロにさせることが出来るが、顔に対してアフロのサイズが圧倒的にデカい。
海辺の特設ステージをイメージした涼しげなステージ。
水着など露出の多いファッションが適している。
こちらもオシャレで高得点が取りにくい傾向があった。
これも文字通り、お城での舞踏会をイメージしたステージ。
豪華なドレス、ハイヒール、髪型が適している。
オシャレこそは単純だが、カードの封入率の問題で、高得点を叩き出すにはかなりのやり込みが必要。
はりきりかんたん一級になると登場(他のゲームで言うところのハードモードSランククリア)。
筆者は行ったことがないので良く分からないが、クリアするとシークレットコードが貰えて、それを公式サイトで入力すると秘密情報が得られたらしい。
情報求む。
1ステージ目では
- ストリートコート
- ファッションストリート
- ディスコ
のいずれか
2ステージ目では
のいずれか
3ステージ目では
がプレイ可能。
一見すると簡単に見えるゲームだが、非常に資産を必要とする。
まずカードの出る確率が、筆者感覚だと
1ステージ目適応ファッション
↓
2ステージ目適応ファッション
↓
3ステージ目適応ファッション
の順に小さくなっている。
そのため、やり込みをしないと次のステージに進んだ際にオシャレで大失敗してしまう。
オシャレさせる要素は髪型、服、靴と3種類あり、それらを完璧にコーディネートさせないと高得点をとることはできない。
つまり、上級者なるにつれて必要資産が増える恐ろしいシステムである。
そしてさらなる鬼畜仕様…それは
ステージ毎に
今日のラッキーカラーなるものが存在。
また、それぞれのカードにもラッキーカラーが存在し、今日のラッキーカラーに合ったカードを使えばより高得点が叩き出せる。
良くいえばオシャレの指針となるシステムだが…
どんなに素晴らしいコーディネートでもラッキーカラーが合ってないなければ得点が下がってしまう。
つまり、一つテッパンのコーディネートを持っているだけでは、このゲームの攻略は不可能である。
運良く自分のテッパンに合ったラッキーカラーが出れば、それこそ高得点が叩き出せる。
ちなみに、ファッションストリートのカードは、ラッキーカラーが黄色のものが比較的多く、運良く今日のラッキーカラーが黄色ならばオレツエー状態である。
逆に、ラッキーカラー紫の服は比較的少なく、運悪くラッキーカラー紫だった場合は真っ青である。
そもそもラッキーカラー紫の髪型など滅多にない。
また、最強のコーディネートを知るためには攻略情報が必須で、自力でコーディネートするなどもってのほかである。
最悪なのは、最強コーディネートに組み込まれたカードが廃盤になった場合で、こうなったらお金を出すしかない。
また、服や髪型や靴のカード以外にも特殊カードが存在し、コーディネートを考える時間(心理フェイズ)をのばしたり、
肌の色を変えたり、髪や靴の色を変えたりするかとができる。
肌の色なら例えば、シーサイドステージにて小麦色にする、ぶとうかいにて真っ白にするなどしてさらなる高得点を狙える。
髪と靴の色は、ラッキーカラーに合わないものをラッキーカラーに合わせることが可能になり、非常に便利である。
しかし、これらの特殊カードが出る確率も非常に低く、カード店では軒並み高額。
ラブベリーには音ゲーの技術も必要となるため、カードを買うかゲームをやるかは正直どっちもどっちである。
また全盛期には全国のゲームセンターでコンテストと呼ばれる大会が開かれていた。
やったぁ♪
追記修正、ばっちりね♪
- はねトびのパロディコーナーの着替えが当時小学生の俺の楽しみだったｗｗｗ -- 名無しさん (2015-02-13 18:45:10)
- ↑私もみてました。一回柳原可奈子が主役で本来主役のアブちゃんがゲスト枠になってアブちゃん大惨敗したの覚えてます。 -- 名無しさん (2017-03-26 06:49:21)
- キャラデザが「女児には受けるが大きいお兄さんには受けない」非萌え絵にしたおかげでオタクに邪魔されず遊べた っていうのは本当？ -- 名無しさん (2019-06-08 01:42:19)
- ↑イベントとかメディアミックスのやり方からしてそうなんだろうが、そのせいでコンテンツとして長続きしなかったみたい -- 名無しさん (2019-06-08 02:01:30)
- DS版はセガが国内で100万本の出荷を記録した2本のうちの1本だったりする(もう1本はセガサターンのVF2) -- 名無しさん (2020-05-28 23:22:49)
- 神原が大人げなく遊んでたことで記憶に残ってる -- 名無しさん (2021-01-10 20:02:56)
- 昔小5か6の学年誌に載ってた漫画が、新学年で車椅子に乗った足の不自由な女の子と友達になるんだけど、その子が「(確か)ベリーとだけ仲良くなりたい」ってことであの手この手で2人の仲を引き裂こうと画策するっていうとんでもなくハードな内容だったんだよなぁ…… -- 名無しさん (2023-06-16 22:09:32)
最終更新：2024年04月17日 06:55
