番外戦士

登録日:2011/11/16 Wed 19:22:45
更新日:2024/02/27 Tue 10:46:49
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以下、スーパー戦隊シリーズに登場する番外戦士について解説する。

プリキュアシリーズでの番外戦士に関しては「プリキュアの番外戦士」を参照。



【概要】

メインの三人および五人の他に登場する六人目の戦士(いわゆる追加戦士)とは別に存在する戦士で、ほぼゲストか主人公らと異なる容姿が特徴。

後期の準レギュラーともいえる追加戦士とは違い、大抵はレギュラー戦士や追加戦士とは少し違う立ち位置にいる。
レギュラー戦士から見て司令官、又は一家の大黒柱であったり、太古の昔より戦っていた先輩戦士であったりと目上の者が多い。
また、嘗てのライバルや洗脳されて敵になった者など様々であるが、正義を愛する心は皆一つである。


【ゴーカイジャーでの扱い】

シリーズ第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』においては、第16話ラストにてバスコ・タ・ジョロキアが持っていったレンジャーキー25本の内、隠し持ってた10人の番外戦士の力が結晶化したものとして登場。
この10人はレジェンド大戦では別働隊として戦っていた。

全員が歴戦の猛者揃いであるが、追加戦士のレンジャーキーはあっさり渡したバスコが流石にこれ以上奪われると手駒が無くなるのもあってか、敗れる度即座にサリーに回収に行かせた為に少々イメージが悪い。



【ゴーカイジャーに登場した番外戦士】

()内は登場作品。

ウルザードファイヤー魔法戦隊マジレンジャー

小津家の大黒柱にして、天空聖者ブレイジェル。
レジェンド大戦では一家の長として重みのあるセリフを言っていた。

マジマザー(魔法戦隊マジレンジャー)

小津家の強き母である魔法使い。
原典では全体的に登場自体は短めだったが、魔法家族として決める時は決める。

デカマスター特捜戦隊デカレンジャー

抱かれたい犬No.1の我らがボス。
レジェンド大戦ではアカレンジャービッグワン相手に、スーパー戦隊の大先輩である事もあってか、珍しく敬語を使っていた。
レジェンド回・映画・最終回と、オリジナル声優の稲田徹が担当し、演者のお気に入りなのもあってか出番に恵まれている。

デカスワン(特捜戦隊デカレンジャー)

(本人曰く)4年に一度しか変身しないオリンピックファイター。
本来はメカニック専門である。

シンケンレッド(志葉薫)侍戦隊シンケンジャー

史上初の女性レッドである十八代目当主の姫の方。
相変わらずゴツい烈火大斬刀を振り回す。
本編にも中身の姫が(丹波と共に)登場。
因みにゴーカイチェンジでは性別が違う戦士に変身するとスカートの有無で区別されるので、「キーを取り換えても問題ないのでは?」とも言われる。

黒騎士ヒュウガ星獣戦隊ギンガマン

ギンガレッドの兄・ヒュウガが変身する。
地球を守る為に散った黒騎士ブルブラックの力と意思を受け継いだ。
こちらも本編に登場、オマケにの妄想でゴーカイシルバーに変身した。

黒獅子リオ獣拳戦隊ゲキレンジャー

かつて臨獣殿を束ねた当主だったが、『ゲキレンジャー』終盤での改心もあってか、かつてない地球の危機にまさかの参戦。
レジェンド大戦での回し蹴りは見事の一言。
『ゲキレンジャー』本編にて死亡したはずだが、レジェンド大戦時に何らかの力によって復活したらしい(恐らく他の死亡戦士も一緒に)。

臨獣カメレオン拳のメレ(獣拳戦隊ゲキレンジャー)

理央と同様にまさかの参戦、晴れて理央と共にスーパー戦隊入りした。
だが、後年のVシネクスト『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』では悪の戦士軍団「スーパー戦隊ヴィランズ」の一員として蘇生させられた。
しかし、悪として甦らされたものの、実際の真意は……

シグナルマン激走戦隊カーレンジャー

チーキュのピンチに駆けつけた本官さん。
やはりというかまさかというか、本編ではドンさんがゴーカイチェンジした。
この中では唯一変身も変形もしない。本人はどうなってることやら……。
本編最終回で姿を取り戻し、警察繋がりの番外戦士としてドギーと並んでいた。

大剣人ズバーン轟轟戦隊ボウケンジャー

レムリア文明のプレシャスも戦場に馳せ参じた。
本編でゴーカイチェンジしたルカもズバーン本人(もとい本剣?)と同様にズンズンと言っていた。
ちなみに、レジェンド大戦時の声優はオリジナル声優の堀秀行氏ではなく、ナレーターの関智一氏が担当していた。


◆以下、レンジャーキーが存在しない番外戦士

これ以下の戦士は、「レジェンド大戦に参戦していない」等の様々な理由によりレンジャーキーが生まれなかった戦士である。
レンジャーキーが生まれた原因が、レジェンド大戦時にザンギャック艦隊を全滅させた「光のシャワー」による「力の放出」であるとすれば、キーが存在しないのも納得出来るであろう。
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』の余談も参照されたし。

X1マスク(光戦隊マスクマン)

飛鳥リョオが変身したプロトタイプ・マスクマン。
マスキーブレスを持たず、自力で変身するが最終的に変身能力を失い、子供達に武道を教える為に戦線離脱。
その為、レジェンド大戦には参戦出来なかった。

ニンジャマン忍者戦隊カクレンジャー

三神将の弟子。
正義感が強いが、騙され易いトラブルメーカー。青二才と呼ばれると怒り、サムライマンに変身する。
レジェンド大戦には姿を見せていなかったが、実は『ゴーカイジャー』本編で壺に封印されていた事が判明した。
スーツの劣化が酷く現存していない為、長らく登場していなかったが新たにスーツを新調し、満を持して本編に登場した。

ガンマジン超力戦隊オーレンジャー

鍵を手に入れた者の願いを叶える謎の魔人。何故か、時代劇口調で話す。
鍵の持ち主によっては正義にも悪にもなる厄介者。最終話でブルドントJr.を連れて、アチャとコチャと共に旅立った。
『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』の脚本を手掛けた川稔久氏によれば「レジェンド大戦時の巨大戦にいたかもしれないが、気まぐれなので実際は分からない」とのこと。
とはいえ、Vシネマ『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』の展開を踏まえると、「レジェンド大戦に参戦していたブラックコンドル殉職戦士組を幽霊と思い込み、怯えるあまり参加できなかったのでは?」ともみられている。
もっとも、荒川氏はレジェンド大戦へのブラックコンドルの参戦に反対していた上にジェットマンのレジェンド回執筆を拒否していたため、殉職戦士参戦の理屈付けは井上敏樹氏が書いた『ゴーカイジャー』第28話によるものが大きいが

データス天装戦隊ゴセイジャー

天装戦隊ゴセイジャー』の登場人物ではあるがゴセイジャー、ゴセイナイト、天地博士、望と違い彼だけ出演していない。
『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』の演出を手掛けた竹本昇監督曰く「レジェンド大戦にデータスハイパーとして参戦していたらしいが、巨大戦で戦闘不能になった為にキーにならず登場しなかった」らしいが、ニンジャマンの例もあるので信憑性は薄い。

デカゴールド(特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション

レスリー星のスペシャルポリス。
本編での変身は劇場版デカレンジャーの一瞬だけでスーツも実在しない。
ガスドリンカーズのバイオテロで壊滅したレスリー星を復興させる為に奔走している。
現在でもバンとは相思相愛の仲(?)。

デカブライト(特捜戦隊デカレンジャー)

テツの上司である女特キョウ。
冷徹だが、根は優しい。

ゴセイグリーン天装戦隊ゴセイジャー

ハイドの相棒だったシーイック族の護星天使であるマジスが変身した戦士。
ゴセイジャーの集結以前に5000℃のクラスニーゴとの戦いで戦死した為、ハイド以外のメンバーとは面識が無かった。
当然ながらと言えばあんまりだが、ゴセイジャーのメンバーとしては扱われていない模様。

VRVマスター(激走戦隊カーレンジャー

自称・敵か味方か宇宙の一匹狼。
ダップの夏眠によるカーレンジャーのピンチに現れ、VRVマシンとビクトレーラーを授けた。
チーキュに滞在中は毎日パチンコ屋に入り浸ってはドロップを交換したり、心太(ところてん)を食べては散髪しに行ったりしていた。
コーヒー牛乳とドロップが好き。前者はハザード星人特有の体質が無くなる原因であり、後者は今は亡きハザード星と同じ郷愁の香りを持つ為。
正体はダップの父親。

ホワイトレーサー(激走戦隊カーレンジャー)

ファンベル星の第二皇女で、宇宙暴走族ボーゾックの美女ゾンネット(バニティミラー・ファンベルト)の妹。
実際は魔法で変身しているだけのカーレンジャーのファン。
愛車のラジエッカーはロボに変型し、後に巨大化もした凄い代物。

ジーク(救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突!新たなる超戦士)

宇宙から来た獣魔ハンター。
緑色の結晶を使いジークテクターを装着。ジークショット、ジークバズーカといった火器だけでなく、ジークソードという剣を振るい、獣魔王ゴルモアへの復讐に燃える。
こらそこ、リュウレンジャーとか言わないの!

ジークジェンヌ(救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突!新たなる超戦士)

ゴルモアに殺されたジークの仲間・リリアにソックリな早瀬京子が一度だけ変身した戦士。
ゴルモアを倒した後、ジークの魂も成仏し緑の結晶も消滅したため、ジークジェンヌが以後登場することはなかった。

アバレピンク爆竜戦隊アバレンジャー

えみポンこと今中笑里が一夜漬けで制作したコスプレ妄想ヒーロー。
アバレブルーから借りたアバレイザーで、バーミア兵には対抗出来たが、ルージュラフレシアには敗北し、ラフレシアにされた。
『ゴーカイジャー』にも登場し、えみポンお手製の特製レンジャーキーを使ってアイムが変身した。


【余談】

  • 上記10人のうち3組(6人)が恋人的な存在である。他にも一人は妻子持ち。また、レッドの家族は4人いる。

  • 味方として戦った回数が4回と少ないアバレキラー、人間体を持たないゴセイナイトなど、『ゴーカイジャー』では追加戦士として扱われるが、立ち位置的には番外戦士に近い戦士も存在する。




追記、修正は番外戦士のレンジャーキーを全て集めてからお願いします。

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最終更新:2024年02月27日 10:46