写輪眼

登録日:2013/06/17(月) 19:54:10
更新日:2024/03/21 Thu 20:58:33
所要時間:約 29 分で読めます





ギ ン

  写輪眼…!



写輪眼(しゃりんがん)とは、漫画NARUTO‐ナルト‐』に登場する特異体質の一つ。


◆概要

うちは一族の家系が代々遺伝により伝えてきた血継限界
日向一族の白眼六道仙人輪廻眼と合わせて三大瞳術と称される。

本編開始時点では一部の生き残りを除き一族が滅亡しており、モブも開眼している事が多い白眼と比べると写輪眼持ちはわずかしか登場しない。
しかし本編では最も出番の多かった眼であり、第二部の中盤から終盤にかけて輪廻眼と並び活躍した。
その見た目や演出の格好良さから厨二的な人気も非常に高い瞳術である。


◆開眼

愛情を知ったうちは一族がその喪失を感じて深い「悲しみ」「怒り」の感情に飲まれた時や、「己の力不足に対する憤り」を爆発させると、脳から特殊なチャクラが発生し、視神経がその影響を受けることで開眼する。
精神的に不安定な時に目に顕れる症状。

開眼すると虹彩が赤くなり、瞳孔の周囲に黒い勾玉が複数個浮かぶようになる。
この勾玉模様を「基本巴」と呼ぶ。
開眼時は瞳の勾玉は1~2つであり、優れた動体視力とチャクラを可視化する能力を得る。
開眼者が成長すると勾玉が増え、最終的に両目の勾玉が3つずつになると通常の写輪眼としては完成形となる。

瞳力は開眼者の精神と深い関係にあり、特に「憎しみ」といった負の感情が増大する程に瞳力も飛躍的に高まっていく。
つまり、 うちは一族は精神状態が平常から遠ざかるほど強くなる と言える。
うちは一族特有の急激な闇堕ちはいくつか要因があるのだがこれも影響している。

強力な瞳力を持つ者は基本的には危険な思想を併せ持つため、客観的に見ると敵にとっても味方にとっても非常に厄介な存在である。
要は冗談抜きで病人である。
更にそういった厄介な性格は負の連鎖を招きやすく、更に単に力を渇望するだけでも症状が深刻化していくため、雪だるま式に堕ちていきやすい。

そのためか、うちは一族は環境面で情状酌量の余地はあるものの*1三代目火影の尽力もむなしく、ほぼ全員が能力は高いものの危険思想も抱いているという危険極まりない集団に成り果てた。


◆能力

「忍術・体術・幻術に分類される全ての術を視認するだけで見抜き跳ね返す」とされる瞳術の中でも特に動体視力に優れ、「見切り」に秀でた性能を持つ。
目の前の人物の口の動きから発言内容を読み取ったり、敵が結んだ印から使用する術や性質変化を判別することも可能。
勾玉が3つになると、相手の体にかかる微妙な力の入れ加減から、直後の動きを予測でき、攻撃を避けるだけでなくカウンターまで容易になる。
但しチャクラの手の動きは予測できない他、相手の結印が速過ぎて見切れないこともある。
そもそも写輪眼は目の能力に過ぎない為、所有者自身も相応に鍛えていないと「見えはしても体が追い付かない」事態は普通に発生する。

単に動体視力として優れているだけでなく、チャクラにも色が付いて識別可能になる。
  • 味方が幻術にかかっているかどうかの判別
  • 実体の無い分身に紛れた敵の発見
  • 通常は見えない筈の攻撃の視認
などに活用される。
アニメ版では影分身の看破までできていたが、原作では見分けられておらず無かったことになっている。
白眼と違い、戦いながらの「経絡系及び点穴の視認」は難しい。
凝視しての視認であればできる可能性はある。

その卓越した解析力を応用して、見切った敵の術をコピーして自分の術にしてしまうのが最大の特徴とされる。
具体的にどうやって術をコピーするかというと、例えば忍術をコピーする場合は、
  • 「高い動体視力」「チャクラ識別能力」を駆使して印やチャクラコントロールといった相手の忍術の行程を事細かに解析し、写輪眼使用者はその内容を記憶する
  • 「記憶した印」「チャクラコントロール」の内容等といった忍術発動手順を寸分違わず自力で再現することでその術を発動する
といった手順が踏まれる。
体術をコピーする場合は解析対象が「筋肉の動き」等に置き換わる(チャクラコントロールを利用した体術の場合は、忍術同様チャクラコントロールも解析対象となる)。
また、相手の術の再現まで行わずとも、解析した事前動作から相手の術の先読みをするだけでも戦闘を非常に有利に進められるようになる。

感知した予備動作等から相手の攻撃の先読みして対処に繋げること自体は瞳術や感知術全般に共通する特性ではあるが、ハイスピードカメラのごとく「動き」の詳細を高い精度で追うことができるのは写輪眼ならではの特性であり、この特性が数多の瞳術・感知術の中で唯一「相手の術のコピー」までをも可能とするのである。

注意点として、見切りはあくまで学習補助に留まり、視認した技や術の回避、会得は所有者自身の技量・力量次第となる。
はたけカカシがうちは一族以上に写輪眼のコピー能力を活用し「千の術をコピーした」「コピー忍者」と評されるほどに至れたのは、もちろん写輪眼の恩恵も大きいが、その恩恵を有効に活かせるほどにカカシ自身が極めて優れた技量の持ち主だったからこそである。

また、術者の身体能力に依存する体術は例え動作を見切ることが出来ても、それを可能とする筋力やスタミナなどがなければ完璧には再現できない。
  • 特殊な体質、または特定の技術を術者が持っていることが前提となる術
  • 血継限界、およびそれを持っていないと使用できない術
  • 一部の秘伝忍術
もコピー不可である。

実際に作中でコピー能力を使ったのは(そもそもうちは一族が数人しか生きていないのもあるが)ほとんどが序盤のカカシとサスケぐらいで、後はイタチが終盤に一度薬師カブトとの戦いで使ったのみ。
一方、次世代編ではサスケの血を引くうちはサラダが存分に使いこなしている。

動体視力の他に目が合った相手に幻術をかける能力も備える。
見切り能力よりも本人の実力に左右される傾向が強いが、目を合わせるだけで対象を幻術に嵌めて「行動を封じる」「行動を操る」事が可能。
また、敵に幻術をかけられても、一般的な幻術解除手段を用いることなく、写輪眼の瞳力そのもので相手の幻術を押し返して排除するかのような力を見せる事がある。

これらの能力の多様さ故にうちは一族は「天才」「最強」と恐れられるようになり、特に幻術の厄介さから他国では「1人で出くわしたら直ぐ逃げろ、2人だったら後ろを取れ」というのが対写輪眼の基本戦術となっている。
2人の内、「片方が陽動」「もう片方は写輪眼の死角を取って攻撃する」という戦法で、片方が幻術にかかっても、もう片方が解除することで対処可能になる。


◆眼の移植

開眼状態の眼を移植するなどの方法で、開眼した者以外の人間でも写輪眼を扱うことが可能。
しかし、うちはの血脈にない人間に移植した場合体力やチャクラの消耗が激しく、使用し過ぎると昏倒することもある他、写輪眼状態を任意で解除できないため、平時であっても常にチャクラを消費し続ける。
身体への適性もあるが、元来うちは一族は図抜けたチャクラを持つ種族*2だというのも一族の人間こそが写輪眼を存分に扱える理由になっていると思われる。

うちは一族ではないカカシは無為なチャクラ消費を避けるため、普段は写輪眼を額当てで隠して物を見ないようにしており、いざ写輪眼を使用する際にも、途中でバテて倒れたりしないようにスタミナ・チャクラ管理に注意して戦っている。
ただ、カカシも『暁』との遭遇などで自身の未熟さを痛感し、修行を重ねて自身のスタミナ・チャクラ量を増やした影響か、序盤は写輪眼使用後に倒れていたこともあったが、物語が進むにつれてただ使用しただけならば倒れることはなくなった。
しかし後述の『万華鏡写輪眼』を使用した際の消耗は通常の写輪眼とは比較にならないレベルであるため、やはり使用後に倒れてしまうことが多かった。

これらの弱点を補うには、その莫大な消耗を賄えるほどの生命力を持つ他になく、志村ダンゾウは生命力の塊である初代火影細胞を移植することで対応していた。

因みに誤解され易いが、写輪眼そのものは所有者の精神に影響を及ぼさない為、移植されたからといって精神疾患を発症する訳では無い。
逆に摘出しても元の所有者の精神的症状は軽減されない。
あくまで精神的に不安定な時に超常的な能力を手に入れるせいで拗らせ易いだけである。


◆上位種

◇万華鏡写輪眼

うちは一族の歴史上で数人しか開眼したことがないとされる伝説の瞳術。
病気の末期症状。
ただ実際は本当に数人しかいなかったのかと言われるとそうとは言い難く、伝承の内容と実情にはズレが存在する。
小説等で明らかになった設定を含めると*3、サスケ、オビト、シスイ、フガクと作中の時代+直近だけでも開眼者が4人おり、これに過去や後の時代の人物を加えれば、マダラ、イズナの2人に加え、(元々純粋なうちは一族ではないが)うちはシンの万華鏡写輪眼の持ち主もいる。
さらには、アニメにおいてイタチが語ったイザナミが作られた経緯の回想では、登場するうちは一族全員万華鏡持ちなんじゃないかというくらいいっぱいいた。
後述の開眼条件及び「永遠の万華鏡写輪眼」の存在等から鑑みるに、「仲間割れを誘発する」として禁術もしくは秘匿対象として扱われるようになった可能性が考えられ、結果として不正確な伝承が語られるようになったのだと思われる。

通常の写輪眼からさらに切り替えで変化し、開眼者固有の紋様が瞳に現出する。
全ての面において写輪眼を上回る能力を持ち、この万華鏡の状態でのみ使用可能な術がある。

万華鏡特有の能力の一つとして、眼にあらかじめ仕込んだ術を時間差や特定条件下でオート発動させることができる(転写封印)。

うちはイタチは「最も親しい友を殺すこと」が開眼条件であると述べていたが、後にトビが「最も親しい者のを経験(目撃)すること」が条件であると語っている。

上述した写輪眼の開眼条件から察するに、本当の開眼条件は「親しい誰かと死に別れる程に強い精神的ストレスを受け、深い負の感情を抱く」ことなのだと思われる。
シスイはかつて戦友を見殺しにした後悔から開眼しており、イタチはそのシスイの自決を止められなかった悔恨で開眼している。
要するに、より条件が厳しくなっているが本質的には通常の写輪眼と同じなのだろう*4

開眼すると、眼の模様が勾玉から独自のものへと変化し、それぞれの眼ごとに固有術が宿る。
これらの術は非常に強力である反面、膨大なチャクラを消費し、さらには瞳力が回復しないため、視力が低下するリスクを伴う。
実際、乱用していたサスケは短期間で急激に視力が低下し、イタチの眼を移植する直前では視界がかなりぼやけていた。
眼の模様にはいくつか種類があり、インドラの転生者であるうちはマダラとサスケの模様は『直巴』と呼ばれるもの。

眼に宿る固有術は「左右で全く異なる術になる場合」「左右ともに同系統の術になる場合」とがある。
両者問わず、万華鏡写輪眼の能力を両眼とも完成させた者は、絶対防御の瞳術「須佐能乎」が新たに発現する。
眼に宿る固有術はある程度決まっているらしく、一部の術は過去に同様の使い手がいたことが示唆されている。
固有術の決定タイミングは恐らく写輪眼に開眼した時点であり、ごくごく稀にだが万華鏡開眼前にも発動できることがある。
固有術の名前は日本神話が由来のものが多い。

ちなみにオビトは開眼から17年間何の遠慮もなく「神威」を使い続けているが、視力低下が起きた描写が全くない。
同じ神威を使っていたカカシは第四次忍界大戦の頃には大幅に視力を落としており、うちはの血族でない事を差し引いても「神威」という術に視力低下のリスクが全くないとは考えにくい。
初めて明確に「神威」を発動した時点で既に身体が半分ほど柱間細胞で出来ていたため、負担がほぼゼロまで軽減されていても不思議ではない。

◇永遠の万華鏡写輪眼

万華鏡開眼者が他者の万華鏡を移植して取り込むことにより、固有術をいくら使用しても視力が低下しない永遠の万華鏡写輪眼へと変化する。
瞳の模様は元となった万華鏡の模様二種が重なったものになる。
2つの万華鏡の力を持つ為瞳力は更に向上し、各種リスクが消失する(使いすぎると疲弊するのは同じ)。

移植に際しては親兄弟等の近い血縁でなければならず、確実に成功するとも限らない。
この力の存在により、万華鏡写輪眼を開眼する為親しい者を殺し、更に永遠の視力を得る為に親兄弟で殺し合うという負の連鎖が一族の裏で繰り広げられていた…とされているが、このことを語ったイタチの意図はサスケを煽りつつこの境地の存在を教えるためだったので、真実かどうかは有耶無耶である。
もっとも、後述のイザナミの開発経緯だけ見てもうちは一族内で骨肉の争いが生じていたことは明らかで、加えて写輪眼による精神への悪影響もあるため、争っていた歴史があったとみる方が自然ではある。

ちなみに外伝を見るに、万華鏡写輪眼をクローン培養すると全く同じ能力の万華鏡写輪眼が出来るらしいので、もしかするとオビトの右目はこの方法で永続化していたのかも知れない。

輪廻眼/輪廻写輪眼

六道仙人こと大筒木ハゴロモの長男・インドラの転生者が次男・アシュラの転生者のチャクラを取りこみ、さらに死に直面することで、三大瞳術で最も崇高とされる輪廻眼へと変化する(アシュラ側のチャクラが当代のものである必要はなく、写輪眼が失明していても良い)。
これは、ハゴロモの息子二人のチャクラを合一させることにより、ハゴロモ自身のチャクラへと回帰させる、いわば先祖返りを起こすのが原因。

この経緯の関係上、一世代に一人しか開眼できる者はおらず、しかもその条件を満たす者はマダラが現れるまで誰もいなかったため、写輪眼のルーツであることは完全に失伝し、白眼・写輪眼とは全く別の、突然変異で現れる瞳術だと認識されていた。
マダラは柱間細胞を移植することにより、老衰で死去する直前で両眼とも開眼した。
サスケは瀕死に陥った時にカブトから治療のために柱間細胞を移植されたことに加え、チャクラ体の六道仙人から力を授かったことで左眼のみ開眼した。

この瞳術を有する者は五大性質変化全てを自在に扱うことができ、「六道の術」と称される6種の強力な能力を持つ。
開眼者本人がうちは一族の人間である場合は新たな専用瞳術を使用できるようになる。
しかしその強力な能力ゆえに長時間の使用は難しく、連続使用の際にインターバルを必要とすることもある。

ちなみに輪廻眼には2タイプあり、波紋模様だけの通常の輪廻眼と、波紋模様に加えて複数の勾玉模様が現れた「輪廻写輪眼」が存在する*5
通常の輪廻眼は六道仙人とマダラが開眼した両眼、輪廻写輪眼は大筒木カグヤとマダラの第三の眼、サスケが開眼した左眼である。
輪廻写輪眼は輪廻眼が写輪眼の力を同時に現したものであり、通常の輪廻眼よりも高い瞳力を発揮することができる。
瞳力を消耗すると勾玉模様が消え、通常の輪廻眼になる(瞳力が回復すれば輪廻写輪眼の状態に戻る)。

大筒木ウラシキは両目の白眼をこの輪廻写輪眼の状態に切り替えることが可能。
双方の瞳術が元々大筒木一族に端を発することが関係しているのかもしれない。


◆代表的な術

  • イザナギ
究極幻術であり、陰陽遁の一種。
うちは一族が、千手一族の力(要は血肉等)を利用することで行使出来るが、完全なものでなければ写輪眼のみで可能。
自分に幻術を掛け、自分にとって都合が悪いことは夢に、都合の良いことは現実に書き換える。
効果範囲は自分自身であるため攻撃を食らっても無効化できるが、相手の攻撃自体をなかったことにしたり、相手の死を無効化すること等は不可能。
……のはずだが、アニメでは昔のうちはの忍が仲間の全滅を無効にしている。
つまり…どういうことだってばよ?

一回攻撃を無効化したら終わりではなく、発動後しばらく持続するため、効果時間中はいかなる攻撃を受けても無視して一方的に攻撃できる。
この様に絶大な効果を有するが、使用すると必ず失明するリスクを負う。
ただし、効果時間中に未の印を組むことで途中解除が可能。
ここから、「術者ごとに発動可能時間が設定されていて、それがゼロになると失明するが、途中で解除するとカウントが止まる」というシステムが見える。
なお発動中には特有のチャクラが感じ取れるらしく、感知タイプであればチャクラを探る事でイザナギ発動中なのかどうかを知る事ができる。

オビトの説明からすると、「無から形を作る」陰遁で術者に都合のいい事象を状況に応じて作り出し、「形に命を与える」陽遁で現実を上書きするのが本来の仕組みであり、言うなれば完全な『イザナギ』を使用するためには、千手一族の持つ陽遁のチャクラが必要になるらしい。
陰遁のチャクラのみでも術は使用可能だが、その場合は「都合の悪い事象を無かったことにする」事しかできない。
それでも十分強力だが…。
使い手同士がぶつかると都合のいい結果の奪い合いが発生し、時間切れまで延々と戦い続けることになる。

なお、疾風伝でのイタチのイザナギ・イザナミに関する回想に登場したうちは一族が何故か全員万華鏡だったのに加え、対となるイザナミを使ったのがイタチの万華鏡だったことから、イザナギも「万華鏡の瞳術」という誤解をしている読者が一部にいるが、ダンゾウが腕の「通常の写輪眼」でイザナギを使っていた事から分かるように、万華鏡でないと使えない術ではない。

ちなみに後述のイザナミ同様、術を発動する場合、使用する写輪眼が発動の時点で外界を認識している必要がある。
このため包帯や仮面で隠している場合その目では撃てない。
オビトは小南の「神の紙者の術」を逃れるためにこの術を発動する際、神威の右目ではなく替えの利く左目を捨てるべく仮面を折っている。

イザナギによる結果の奪い合いを止めるために造られたカウンター。
こちらも失明のリスクがある。
なお、この項目にもあるように写輪眼が必要な術なので、後世においても圧倒的大多数の者にとってイザナギが非常に脅威であることには変わりない。

対象の精神を「目の前の現実を受け入れ、逃げないことを選ぶ」まで永遠に抜け出せない無限ループに閉じ込める。
この条件を満たすと自然と術が解ける仕組みになっており、実用性は(相手によるが)あまりないが、そもそも対象に改心を促すための術なので仕方ないともいえる。
一応、失明のリスクに加え「対イザナギ以外では普通に抜けられてしまう穴がありリスクが高い」という理由で禁術指定はされている。
※受け入れるまでは隙が生じ続けるが、イザナギループが発生している相手に止めを刺せるのかは不明。

こちらは「都合の良い結果を得ようとしたイナザミの効果を陰遁によって初期化する」のみであるため、柱間細胞等の千手一族の力を必要としない。
わかる人には「イザナミだ」で通じる。

  • 魔幻・枷杭の術
写輪眼による幻術の基本。
目を合わせた相手に杭が体に突き刺さった幻覚を見せ、動きを止める。

  • 魔幻・鏡天地転
写輪眼による幻術の応用。
相手の幻術をそっくりそのまま跳ね返す。

  • 幻術・写輪眼
幻術眼の能力を最大まで発揮した術。
恐ろしい幻覚を見せて動きを止める。
その他、現実と僅かに異なる状況を相手に幻術として見せ続けることで、無意識的にチャクラを練らないまま印だけ先出しさせる等、行動の選択ミスを誘引する戦法にも応用できる。

なおサスケは幻術が苦手であるとは言われるが、瞳力そのものや幻術にかけた状況を戦闘に生かす気転・能力は実力相応に高い。
ダンゾウ戦ではこれを活用し、見せた幻覚自体は「腕の写輪眼の閉じ具合を僅かにズラして見せる」だけだったが、その幻術をダンゾウと言う有数の実力者に対して戦闘中にかけ、致命傷の一手を与えるまで気づかせる事は無かった(事前にこの術を使っておき「すぐに見破られる」「だが幻術にかけること自体はできる」ことを確認するという念の入れようである)。
また、相手の力量によっては普通に幻術にハメて動きを縛ったりすることも可能。
雷影の側近を務める幻術使いのシーがサスケに幻術で押し負けた上、雲隠れの下っ端忍には目を合わせただけで動きも自由意志も縛り情報をしゃべらせている他、ビー相手にも一度だけだが体の自由を全て奪う幻術にかけている(八尾に解除されはしたが)。


◇万華鏡写輪眼の術

作中の使い手はイタチ、サスケ、インドラ。
対象が燃え尽きるまで消えない黒炎を発生させる。
ピントが合うだけで発動する上、他者の放った火遁を「燃やす」程の熱量を持つ。
イタチとサスケでは術のレベルが違うのか、サスケは天照単体では炎を発生させるだけしかできないのに対し、イタチは目を閉じる事で一度発生させた炎の任意鎮火ができる。
名前の由来は天照大御神

作中の使い手はイタチ。
術者が全てを支配する幻術空間に対象を閉じ込め、対象の精神を破壊する。
五感に働きかける術ではなく、対象の脳に「そういう体験をした」と直接錯覚させる術であるため、例えば幻術内で身体を切り刻まれ続けたとして、現実世界において実際に対象の身体が切り刻まれることはないが、対象の脳は「身体を切り刻まれた」と錯覚させられるため、対象の精神にも実際に切り刻まれたのと同じダメージを与えられる。

幻術内では術者が時間すら支配する為、現実では一瞬でも、幻術空間では何十時間もの時が流れることもある。
逆に言うと、どれだけの長時間の幻術を受けていても、現実では一瞬で終わってしまうため、他者による幻術解除がほぼ意味を成さない。
被術者が自身の力で抵抗するしかないが、作中でそれを成功させたのは万華鏡でない写輪眼のサスケだけである*6
カカシに月読を放った際に万華鏡写輪眼であれば対抗出来るような旨のことを口にしていたので、術を喰らった側の瞳力次第では解術出来るのかもしれない。

幻術と言うには強力すぎる効果を抜きにしても、単純な幻術としても通常の幻術・写輪眼より即効性や確実性に優れるのか、最早失明のリスクを気にしなくともよい穢土転生されたイタチは、サスケとお互いに幻術を掛け合ってカブトの幻術から逃れる時や、イザナミにハマっている最中のカブトに幻術をかけて穢土転生解術の印を聞き出す際にも、わざわざ月読を使っている*7

シンプルかつ強力な効果なためか、似たような効力を持つ瞳術が多いのも特徴。
名前の由来は月読命

作中の使い手はサスケ。
炎遁の黒い炎をコントロールし、形態変化させる術。
須佐能乎や千鳥とも併用してこれらの術を強化出来る。
この能力で片目では制御できない天照をコントロールしている。

「イタチは加具土命なしで天照をコントロールできているので劣化じゃないか」「これ単体では役に立たない術じゃないか」等と勘違いされることもあるが、そのイタチができない(少なくとも行った描写は無い)細かな形態変化をも可能にする事や、発動時だけ天照を使いその後の維持を加具土命で行う事で、天照単体で長時間攻撃するよりも遥かにチャクラ消費を少なく抑えられるというメリットもある。
カグヤに氷山の中に閉じ込められた時は天照だけではサスケの顔を始点に徐々に氷を溶かすしかできなかったのが、加具土命を加えることで黒炎の剣で一瞬で氷山をバラバラにして即座の脱出を可能にし、完成体須佐能乎の武器に黒炎を纏わせる技でも「天照」ではなく「加具土命」と名付けている事から、サスケが黒炎を使い熟しているのは加具土命あっての事だろう。

なお加具土命だけでも黒炎を発生させることができるが、非常に小規模な炎しか発生させられず、威力のある規模まで形態変化を続けて育て上げる必要があるため、実戦では天照とのセット運用がほぼ前提になる。
しかしそれは、言い換えると黒炎の規模が小さくても問題ない場合はこちらで十分ということでもあり、ナルトとの決闘では千鳥にこの術で黒炎を付加して威力の増強を図りつつナルトの風遁・螺旋丸への対抗手段とし、アニメ版のシン戦でサクラが食らった飛び道具のメスを焼却する際にもこちらを使用した。

名前の由来は火之迦具土神

作中の使い手はカカシ、オビト。
オビトの両眼に宿った時空間忍術で、左右の眼ともに同一の時空間を介して発動する。
根本は同じ能力で名称も同一だが、カカシの持つ左眼とオビトの持つ右眼とで術の性能がいくらか異なる。
左眼(カカシ)の神威は視点から発動し、視界に入った物体を別空間に跳ばすことが出来る。
対象物の一部分だけを飛ばす事もでき、その場合は対象物は空間ごと引きちぎられる。
右眼(オビト)の神威は眼球から発動し、オビトが触れた物や自身の肉体(及びその一部分)を瞬時に別空間に跳ばすことが出来る。
この特性を利用し、印や術式なしに瞬時に遠く離れた場所に移動したり、攻撃の接触箇所のみを跳ばすことで、敵はもちろん、術者当人にとっても「あたかもすり抜けているように感じる」絶対回避を行うことが出来る。
それぞれの目で空間に対する働きかけは異なるが、同じ時空間に働きかける術であるため、片方の術を発動するだけでも、両目が揃っているのといないのとでは術の発動スピードが変わる。
例えば、オビトが『神威』で自分を時空間に飛ばす時に、同じようにカカシも『神威』でオビトを時空間に飛ばす様にすれば、転送速度は倍になる。

  • 別天神(ことあまつかみ)
作中の使い手はシスイ、イタチ、志村ダンゾウ。
うちはシスイの両眼に宿った最強幻術。
対象の脳内に入り、思考そのものを操る。
対象は操られていると自覚できず、幻術による命令を自分で考えて決定した行動だと疑わない。
術の強制力自体も極めて強く、穢土転生の「術者には絶対服従」というルールすら書き換えてしまうほど。
作中ではが見破るが、それも彼が術者にシスイのチャクラを感知したからこそであり、その後も術者の方を見て、術を使っていないか判断している。
通常の幻術の様に、術の対象だけを見て判断できるのかは不明。
またこの時はどさくさに紛れて術を解かれている為、通常の幻術と同じ手順で解けるものなのかも不明。
イタチは自分が別天神にかかった事に気づいていたが、これはイタチがカラスの目に別天神を仕込んだ本人であり、別天神が発動した事を知っていたからである。

また、一度使用すると再使用するまでに十数年という長いインターバルが必要。
ダンゾウはこの克服の為、大蛇丸から提供された初代火影の細胞を自分に埋め込んで数時間レベルまで短縮していた。
ダンゾウはこの術を五影会談で使用した際、その後のサスケとの戦いでは瞳力が復活するまでシスイの目を露出していなかったので、その間は瞳術だけでなく写輪眼としての基本能力自体が失われるのかもしれない。

なお元々の所有者であるシスイは若くして死亡しており、死亡した当時でもイタチとそう変わらない年齢であったため、シスイ自身が別天神を使って十数年のインターバルの存在を知ったのであれば、物心付くか付かないかの年齢で万華鏡を開眼していた事になり矛盾が生じる。
さらに、シスイの親友であり本人から眼を託されたイタチはともかく、ダンゾウもこのインターバルについて知っていた事から、過去にも別天神の使い手がいたために各種性質の情報が伝わっていたものだと思われる。

名前の由来は別天津神

  • 不明
作中の使い手はシン
手で触れることでマーキングを施し、一度マーキングした物体ならば自由自在に操作する能力。
ただ手裏剣等を操作する限りは一見初歩的な磁遁の一種と大差無い能力でしかないが、独自性やメリットも多い。
このマーキングは少なくとも瞳力が弱った時にはサスケの輪廻眼でも看破出来ず、六道仙術を修めたナルトでも発動の瞬間に気付けないため、奇襲に優れている。
アニメ版では全長数十メートルの配管等の巨大な物体も操れることからマーキング可能な対象の幅の広さが窺え、マーキングした器具を操って自力で臓器移植手術を行えるほど精密な操作が可能。
草薙の剣という強力なを用いたことも関係しているだろうが、ナルトのチャクラモードの尾獣チャクラの皮膜すら突き破る程に、速度を上げることも出来る。

上記の使い方をしたシンは本来の使い手ではなく、無数の万華鏡写輪眼や柱間細胞の移植等、数多の人体改造の恩恵を受けた上で利用しているため、本来のこの眼の持ち主とどの程度能力の差異があるのかは不明。
本人の他、クローン全員に移植されている写輪眼全てが同様の万華鏡に変化している。

また、一つ目の小さなクローン体は神威に似た空間移動の術を宿している。

万華鏡を開眼し、両眼に固有術を宿した者が使用可能な第三の術。
身体がチャクラで構成された半透明の巨人を作り出す能力で、術者を守る絶対防御の鎧であり同時に強力な攻撃手段になる。
非常に強力な防御力を誇るが完全無敵ではなく、一部の強力な攻撃では破壊される事もある。

開眼してすぐは骨しかない上半身のみ、といった半端な姿だが、術者の成長に従い肉がついたり鎧を纏ったり下半身ができたりと言った変化が見られる。
これは永遠の万華鏡写輪眼になることも関係している。

上述した他の「万華鏡の術」と違うのは、他の万華鏡の術が「眼球に宿る術」であるため、なんらかの形で眼球を失うと使えなくなるが、もしも眼球を他者に移植した場合、移植元の人物は使えなくなる代わりに移植先となった人物は元の持ち主でなくとも使用できる他、須佐能乎は眼球ではなく開眼者本人に宿る術であるため、眼球の有無に関係なく一度開眼したら常に使える。
写輪眼としての能力を失う輪廻眼に変化した後でも同様。

名前の由来は素戔嗚尊

  • 転写封印
他者または自分の写輪眼に瞳術をセットし、特定の条件下で勝手に発動するように仕込む。
作中で使用されたのは以下のケース。
  1. イタチがサスケの写輪眼に「トビの写輪眼を見た時」に「トビに対して天照を発動する」ように仕込んだ
  2. イタチが口寄せカラスに移植したシスイの万華鏡写輪眼に「イタチの写輪眼を見た時」に「イタチの写輪眼を持つ者に『木ノ葉を守れ』という別天神をかける」ように仕込んだ
  3. マダラが自分の写輪眼に「自分が死んで少し経った後」に「イザナギを発動して自分の死をなかったことにする」ように仕込んだ

これは「万華鏡固有の瞳術」と明言されたわけではないが、作中では万華鏡開眼者しか使用していない。
黒ゼツは「万華鏡は時間差で術を目に仕込める」と語っている。

余談だが1つ目の転写封印について、下手するとカカシに誤爆していたのではという説が出ている。
この転写封印の発動条件はトビ曰く「オレの写輪眼を見る」ことだが、トビの写輪眼であればカカシも持っている為である。
実際、「イタチの写輪眼を見ること」が発動条件だった転写封印は、想定していた対象のサスケではなく、イタチに対して発動している。
しかもカカシらがトビに先んじてサスケを保護しようとしていた時、カカシは写輪眼を露出している。
感動の再会が一転して大惨事な可能性もあった。
「トビの右目の写輪眼」が条件であれば事故は起こらないが、トビとカカシの写輪眼が元は一対とイタチは知らない筈で、そこまで細かく設定していたかどうか……。


◆使用者

◇うちは一族

主人公うずまきナルトの親友兼ライバル

サスケの兄。
自らの野望の為うちは一族を皆殺しにした男。
だが、真実は……

『カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~』の登場人物。
本編より十数年前の人物で本編の時点では既に故人。
死の間際に自分の写輪眼をカカシに託した。
だが……

  • うちはシスイ
イタチの親友。
うちは一族でも随一の使い手で他国からも「瞬身のシスイ」の二つ名で恐れられていた。
イタチによるうちは一族虐殺事件の少し前に遺書を残し自殺したが、一族ではイタチに殺害されたのではという疑惑が出ていた。
真実は……

  • うちはフガク
サスケとイタチの父親。
うちは一族の長で、同時に木ノ葉隠れの里の警備部隊の隊長も務めていた。
万華鏡写輪眼を開眼しており、他里からも「兇眼のフガク」の二つ名で恐れられていた。

  • うちはイズミ
『イタチ真伝』の登場人物。イタチの幼馴染で恋人。
九尾事件のときに父を亡くしたことをきっかけに写輪眼を開眼した。

木ノ葉隠れ創始者の一人。
本編より数十年前の人物で本編の時点では既に故人。
うちは一族の歴史で初めて万華鏡写輪眼を開眼した人物とされる。

  • うちはイズナ
マダラの弟。
本編より数十年前の人物で本編の時点では既に故人。
兄のマダラと共にうちは一族の歴史で初めて万華鏡写輪眼を開眼した人物。
マダラに両目を奪われ殺害されたとされる。
だが、真実は……

  • うちはカガミ
二代目火影千手扉間の弟子でシスイの先祖。
本編には登場しないため、本編の時点では既に故人と思われる。

うちは一族の開祖。
万華鏡写輪眼のまま完成体須佐能乎を扱う事が出来た。

サスケの娘。
続編の『BORUTO‐ボルト‐』のメインヒロイン
忍者学校の学生の時点で既に両目に写輪眼を開眼しているが、当初は一つ巴で、下忍として実戦を重ねたことで成長し二つ巴になった。
開眼の経緯は『NARUTO外伝~七代目火影と緋色の花つ月~』で明かされており、物心がついた頃から会ったことがなかったサスケに会いに行くも、サスケ側は娘が来ることを知らなかった*8上に、後述のうちはシンを追っていたことから、父との再会に感情が昂ぶるあまりサラダが無意識に写輪眼を開眼していたことも災いして、サスケからはシンの放った刺客だと一瞬勘違いされ、危うく実の父に殺されかける羽目になった(サラダの上げた「パパ」という悲鳴でサスケは相手が成長した娘だと分かり、攻撃を中断した)。
また、彼女はある出来事をきっかけに万華鏡写輪眼を開眼してしまう。

◇うちは一族以外

親友のオビトから死の間際に写輪眼を託された。
うちは一族で無いにも関わらず、他国の忍からも「写輪眼のカカシ」の二つ名で呼ばれ恐れられている。
うちは一族内では一族以外の者が眼を使うことに反発の声が上がったが、オビトの意志を尊重したフガクの後盾があり*9、取りあげられることはなかった。

各国の抜け忍で構成されているのメンバーの一人。
仮面を被っており、仮面に開いた右目に写輪眼を持っている。
後に自らを「うちはマダラ」と名乗り、忍五大国に宣戦を布告する。
その正体は……

頭部と右目にかけて包帯を巻いており、その下の右目にはうちはシスイから奪った万華鏡写輪眼を移植し隠し持っている。
また普段から服で隠している右腕には枷のようなものが嵌められており、その中にある腕は全体に10個もの写輪眼が埋め込まれ、更に肩付近には初代火影千手柱間の細胞を培養・移植されているため、見た目は極めておぞましいものになっている。
本編ではこの腕と写輪眼の由来について「いろいろあってな。話すと長い」とだけ語られ不明なままであったが、外伝でこの腕は下記のシンのものが移植されていたことが明らかになった。

大蛇丸の元部下兼実験台。
腕から肩、頭部にいたるまで大量の写輪眼が埋め込まれている異常な姿。
他者の肉体と拒絶反応が起きない特殊体質で、その縁から大蛇丸によって片腕をダンゾウの腕にするために切断されている。
イタチに陶酔しており、の衣を羽織り、うちはを名乗っているが、暁でもうちは一族の人間でもなく勝手に名乗っているだけ。


◆余談

  • 万華鏡写輪眼の移植によって「永遠の万華鏡」となるかは移植した時の自分の眼の状態によって変わる。
    まず、マダラやサスケのように両目とも開眼してそのまま他の眼を移植した場合は普通に「永遠の万華鏡」となり、瞳術は移植先のものが維持される(サスケならば元々持っていた炎遁と天照)。
    イタチが永遠の万華鏡写輪眼についてサスケに語っていた際に幻術で出していた化け物に目が二対嵌まっていたことや、
    マダラもサスケも瞳の模様がそれぞれイズナ、イタチの物と組合わさったような物になっていたことを考えると二対の目が融合するのだろう。
    逆に六道マダラがカカシからオビトの眼を奪って左眼窩に入れた時にはそこに眼が無かったため、
    「永遠の万華鏡」には変化せず、移植前の瞳術である神威を使用していたのである。

  • 『NARUTO』は日本以上に海外で人気の高い漫画であるため、漫画で日本語を覚えた外国人には、「車輪」を「写輪」と書き間違える人が多い。

  • 開眼条件がプレインズウォーカーの灯の覚醒条件と似ており、正気を失いがちなところも(特に旧世代の)プレインズウォーカーとよく似ている。



追記・修正は瞳術でお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • NARUTO
  • BORUTO
  • NARUTO用語項目
  • 瞳術
  • 写輪眼
  • 万華鏡写輪眼
  • うちはオビト
  • インドラ
  • はたけカカシ
  • うちはイタチ
  • うちはマダラ
  • トビ
  • うちはシスイ
  • 志村ダンゾウ
  • うちはサスケ
  • うちはサラダ
  • 日本神話
  • 赤眼
  • うちは
  • うちは一族
  • うちは病
  • 大筒木カグヤ
  • チート
  • 三大瞳術
  • 血継限界
  • 災禍
  • コピー
  • 幻術
  • 特異体質
  • 大した能力
  • 魔眼
  • 精神疾患
  • 闇堕ち
  • 心の病気
  • 悪に憑かれた一族
  • 心を写す瞳
  • メンヘラ
  • 輪廻写輪眼
  • 永遠の万華鏡写輪眼
  • 赤目
  • ダンゾウ被害者の会
  • メンヘラ製造機

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月21日 20:58

*1 とはいえそれほど劣悪な環境だったわけでもなく、の一般人たちからはむしろ尊敬されていた一族だった模様

*2 43巻の仮面の男曰く

*3 もっとも小説の中には原作と矛盾する内容の物もあったりするので参考程度に留めておいた方が良いのかもしれないが

*4 これについてはいずれの前例とも異なるサラダが傍証となる。

*5 「輪廻写輪眼」という名称は通常の輪廻眼と区別するためにゲーム版等の一部のメディアミックス媒体で便宜的に使われている名称であり、劇中では通常の輪廻眼と区別なく「輪廻眼」とだけ呼称される

*6 この時のイタチは病がかなり進行しきって弱っていた身体だったため月読の術が弱かった可能性もあるが

*7 戦いの後はこの世にいないため、失明しても後を考えなくて良い

*8 本来は任務の経過報告で七代目火影ことナルトと落ち合う予定であり、彼を追いかけてきたサラダが同行しているなど知る由もなかった。

*9 加えて、判明したのが戦争終結直後という内輪揉めをし辛い状況下であったこともあり