週刊ストーリーランド

登録日:2010/09/03(金) 04:15:07
更新日:2024/03/11 Mon 20:41:19
所要時間:約 3 分で読めます




週刊ストーリーランドとは、日本テレビで1999年から2001年まで放送されていたバラエティ番組。





■概要

視聴者から面白い話を募集し、アニメ化して放送するというもの。
漫画や小説などを基にした作品については番組の最後に原作の紹介をしていたが、目立たない形だったため盗作と誤解されることもあった。

アニメは毎週3・4本放送され、尺の都合上ほとんどの話がどんでん返しものだった。
ジャンルはサスペンスストーリー、オカルト、探偵、恋愛、感動物など様々。声優陣もやけに豪華。
ホラーやサスペンスしかやっていないと、思われがちだが感動回本気で、泣かせにくるため本編とのギャップに涙した人も多い。

スタジオには司会進行として西村雅彦・笛吹雅子が出演。放送初期にはその他ゲストによる話へのコメントもあったが、(ほぼ無意味な存在だったせいか)いつしか無くなり、司会も形骸化した。

冒頭の書いた通り視聴者からエピソードを募集しており、採用されれば50万円の賞金が貰えた。
ただし、この50万円という賞金は、実際に採用された人の話によれば、「 アニメ製作にすぐにでも使えるほど完成された脚本の応募に対して支払われる賞金 」という微妙に詐欺クサいものだった。

何と言っても特徴的だったのが当時の日テレのバラエティ同様「野球中継による放送休止」がめちゃくちゃ多かったということだろう。約二年間で放送した回数が57回。単純計算で1年プラス1か月分の放送回数で、野球のシーズン中はほとんど放送が潰れたことになる。隔週じゃないよ? 週刊なんだよ?
そのためしばしば月刊ストーリーランドとか言われていた。

レギュラー放送最終回では「今後は不定期のスペシャルで放送されます」と予告され、実際にアニメ制作の現場も放映されたものの、結局スペシャル番組は一回も放送されず、2013年に公式サイトが閉鎖されてしまい、事実上打ち切りに…。
その後、2019年になってHuluで一部エピソードの配信が開始された。


■シリーズもの

不思議な効力がある商品を売る老婆。
商品は一見すばらしいものに見えるが、大抵言葉のあやでとんでもない副作用がある。
大半の購入者はそれで不幸に遭う。ぶっちゃけ笑ゥせえるすまんのパクリ。中には感動ものも。

放送時間の都合上、あっという間に事件を解決するシリーズ。

  • 名奉行・文さんシリーズ
江戸時代の町奉行・松山文左衛門による名裁きのシリーズ(いわゆる大岡越前的なもの)

  • 鈴森なんでも相談所シリーズ
奇抜なアイデアによる悩み相談シリーズ。

  • 三面記事太郎シリーズ
奇怪な三面記事相当の事件のシリーズ。


■余談

意外な話だがこの番組のアニメパートの製作には京都アニメーションやマッドハウスも参加していた。
まだ現在のように大ヒットアニメ連発の元請製作ではなく、グロス受けなどひっそりとアニメを作っていた時代である。


第13回に放送された「危険な贈り物」は、ストーリー(特にラスト)が残酷過ぎるとして日テレに抗議が殺到したという。




Wiki籠もり「……で、この項目はどういう効果があるんだ?」


それは、追記・修正した方だけが、わかるのでございます……。


Wiki籠り「わかったわかった……今度はいくら?」

100万円でございます。


Wiki籠り「なん…だと……?」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • テレビ番組
  • 日本テレビ
  • アニメ
  • 週刊?←いいえ、月刊です!
  • 急展開
  • トラウマ
  • 涙腺崩壊
  • 使えないばばあ
  • それは、買った方のみがわかるのでございます
  • 週刊ストーリーランド
  • 西村雅彦
  • 笛吹雅子
  • キーワードその1
  • 神宮寺葉子
  • 文さん
  • 鈴森なんでも相談所
  • 三面記事太郎
  • 京都アニメーション
  • マッドハウス
  • 90年代テレビアニメ
  • トラウマ多し
  • 99年秋アニメ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月11日 20:41