殺せんせー(暗殺教室)

登録日:2012/07/04 Wed 23:15:34
更新日:2024/04/11 Thu 20:21:13
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AKB=秋山、清源、バークレオ ※主人公です お前のような主人公がいるか お前のような先生がいるか なんでもあり ふざけんな触手!!! みみっちい キノコ派 グレートティーチャー←ただし間にオールドワンが入る シティー派教師 スケベ タコ チート ネタバレ項目 バカなるエロのチキンのタコ ヘタレ マッハ20 モンスター 主人公 二宮和也 人外 他人なのに親バカ 先生 変態 小野坂昌也 怪物 愛すべきバカ 愛すべき先生 愛すべき天才 手入れ好き 教師 教育バカ 教育熱心 暇人 暗殺教室 暗殺者 月の災難 松井優征 殺し屋 殺せない 殺せんせー 永遠なる疾風の運命の皇子 涙腺崩壊 理想の教師 生徒との対話>地球の存亡 生徒思い 百億円 福山潤 結構重い過去持ち 芸達者 触手 触手ブラ 謎生物 超タコ 超人 関智一 雪村あぐり 音痴



暗殺対象(ターゲット)である先生からのアドバイスです。




(ころ)せんせーとは、週刊少年ジャンプに連載された漫画「暗殺教室」の主人公。同時に、彼が死んだらE組はミッション(後述)達成なので事実上のラスボスでもある。
ジャンプ漫画として考えたらギリギリのネーミングとキャラクター造形だが、
ネウロの頃から《ラスボス兼最凶の味方》を扱っている松井先生なら許される範疇なのだろうか。

CV.小野坂昌也(VOMIC)/関智一(ジャンプアニメツアー2014)/福山潤(テレビアニメ)/二宮和也(実写映画)







概要

生まれも育ちも地球のタコ型超生物であり、顔はニコちゃんマークに似ている(ただし腹立たしい)。
最高速度はマッハ20、月の7割を蒸発させるパワーを持ち、ナイフを避けながら他人の眉毛を丁寧に手入れしたり、音速飛行中にテストの採点をしたり、挙句の果てには最新鋭の戦闘機に襲われても空中でワックスをかけてあげたり、コンビニ感覚で北極に行ったりと、
完全にやりたい放題のチートスペックを誇る
あとは奥の手として月に一度脱皮する
ただし国が開発した対先生特殊弾には弱いらしく、まるで豆腐の様に細胞を破壊されてしまう。

……まあ、数秒経てば再生するし、そもそも当たらなければどうということはない


そんな謎生物すぎる彼(?)だが、月を爆った犯人であり、地球人が三日月しか見られなくなった元凶である。
そして来年には地球も爆る予定らしく、地球は滅亡の危機に晒されてしまう。

そんな中、彼は政府に対して、「殺されるのはゴメンだが椚ヶ丘中学校3年E組の担任ならやってもいい」と提案。
生徒に絶対危害を加えない事を条件に政府から承諾された。
何故E組の担任になる事を提案したのか、その理由は不明であるが誰かに頼まれたらしい。

丸わかりであるが人工的に作られた生物である。
同じ触手を持つイトナに激怒したり保護者であるシロを問い詰めようとするなど彼の生まれた理由などは謎に包まれている。

なお、勉強の教え方は非常に上手いらしく、生徒からも好評だったりする。たまに無理難題を押し付けられる事もあるが
ちなみにカッコつけるとボロが出て、テンパるのが割と早い。

差別され学校の底辺に置かれていたE組を大事な生徒として扱う。
賞金の100億円ばかりに拘り勉強を蔑ろにしようとしていた際には、喝を入れるためにE組を本気で見捨てる素振りを見せたこともある。



【性格】

基本的に物腰が非常に柔らかく生徒達に対しても敬語で話し、男子には○○君、女子には○○さんと付けて呼ぶ。

ただし、激怒した時には相手を呼び捨てで呼ぶ事もあり、
丁寧な口調はそのままに「防衛省との契約上君たちを傷つけることはしないが、君たちの家族や友人はその限りじゃない。あるいはE組の生徒以外のすべてを地球諸共吹っ飛ばしてやろうか?(意訳)」と脅迫する恐ろしい面を見せることもある。
(そもそも地球を爆破するつもりなので危険思想については明白ではある)

それでも悪い性格ではないのは間違いなく、殺す側の生徒達へアドバイスしたりする等、生徒達の殺意すらも受け止める器の持ち主だと思われる。
とはいえ、危なくなってどうにか逃げた時子供みたいにはしゃいだり、腹いせに宿題を二倍にする等、大人気ない一面もある。
渚は『器が小さい』……と言うが、前述の包容力からそれは間違いであることは火を見るよりも明らかだろう。
(恐らくテンパると、あるいは些細なことでは器が小さくなる。)




【顔色】

その時の状態や機嫌によって顔色が変わる。

通常時は表紙では緑色、また、カラーページでは黄色であるが、人をナメてる時には緑のしましまになるらしく、
通常時に使われないトーンを使っているから恐らく通常は黄色と思われる。実際アニメや実写版では黄色がデフォルトカラーとして扱われていた。

また、生徒の解答が間違っていると暗い紫、正解だと明るい朱色に変化する(この際○や×の模様が浮かぶ)。
更に油断している時にはうすいピンクに変化し、真っ黒になればド怒り状態となる。なおドのつかない程度の怒りなら赤くなる。
カラーリングは基本完全フリー。(作者談)







【弱点】

絶対に殺されないという自信を持っているが実際のところ多くの弱点がある。
たいていは弱点というより、人格的欠点というべきだが、中には本当に致命的なものもある。







【台詞】

「もっと工夫しましょう」
「でないと……」
「最高時速マッハ20の先生は殺せませんよ?」





「先生ちょっと中国行って麻婆豆腐食べてきます」


「にゅやッ」




以下、殺せんせーの正体についてネタバレ












「夏休みの南の島で烏間先生がイリーナ先生をこう評しました。”優れた殺し屋ほど万に通じる” 的を得た言葉だと思います」

「先生はね、教師をするのはこのE組が初めてです。にも関わらずほぼ全教科を滞りなく皆さんに教える事ができた…それは何故だと思いますか?」

「2年前まで先生は…死神と呼ばれる殺し屋でした」


今のような超破壊生物になる前の彼は、2年前まで“死神”と呼ばれる世界最高の殺し屋であった。
かつてE組生徒諸共殺せんせーを殺そうとして烏間先生と死闘を繰り広げた死神を名乗る殺し屋は、自分の殺しに利用するために取った弟子である。

人間時の顔はかなりイケメン。
劣悪なスラム街で育ったゆえか誰も信じられず「人はゴミのように死ぬために生まれた」「人は殺せば死ぬ」など殺伐とした価値観を持ち、
死だけが信頼できるために殺し屋になることを選ぶなど、今のような駄目人間の縮図だが面倒見がとてもよく器が広い教師の鑑のような殺せんせーとは全く異なる性格。

殺し屋としては極めて有能で弟子同様、声や表情は誰でも安心させるほど優しくホッとさせるなど穏やかな雰囲気だが、
優れた才能により「絶対に突破不可能な警備の中で某大国の大統領を「自然死」させる」「軍隊幹部2ダースを一週間で皆殺しにし10年続いた内戦を終わらせる」などの不可能と思われる殺人を悉くこなして、千人を殺す頃には死神の異名を得ていた。

その最中、死神の技に魅入られ弟子入りを望んだ二代目の才能を見込み、殺しの幅を広げるために取る。
弟子入りの理由故に力を求めた弟子に対し、存分に技術と自分との力差を思いっきり知らしめたりして心の底から従順にしようと仕向けるも、ある仕事の途中でその弟子に裏切られ捕えられてしまう。

捕えられた処遇として政治的判断と優秀なモルモットを欲した天才科学者・柳沢誇太郎(後のシロ)により死刑を回避し、柳沢の「生命から反物質を生み出す研究」のための実験台として生きることとなった。
その時に未知の変化が起こると予想される実験にて監視を必要としたためにE組の前担任・雪村あぐりに出会う。


実験台にされた死神だったが、殺しのために習得した一般の学者を遥かに超える知識量により、実験1か月が過ぎる頃には柳沢の提唱する超理論の根幹を理解しきるなど超人的な技能を発揮、
実験によって死神の体は前人未到の破壊の力を手に入れられると確信し、自分の反応によって実験の内容を操作しようと企む。

現役教師のあぐりに対し、自分の持ちうる知識を使い助言をしたりして仲を深める中で、死神自身も対等に見てくれるあぐりと接するうちに本当の意味で「見られる」ことが嬉しいことだということを知る。
そして実験により触手が発現して自身の本心が顔に出るようになってから、あぐりによってスラムでの劣悪な環境でなければ今の殺せんせーのような人間になると言われたことから、
性格の変化は触手によって、殺し屋ではない人間としての死神生来の性格が表面化していったものであった。


しかし、あぐりとの幸せも突然に終わりを告げることになった。
今のE組のメンバーの多くが出揃って間もない3月のある日、柳沢が反物質細胞の老化の検証のために月に設置した無人実験室で
「死神」の細胞を移植されたマウスの老化が限界に達すると反物質精製サイクルが暴走し、月を七割消し飛ばすほどの大爆発が発生した。
(つまり、殺せんせーが月を破壊したというのは間違いではないが正しくもない)
柳沢がかねてより抱いていた不安が最悪の形で的中し、
柳沢たち研究チームは死神が爆発し地球が滅びる前に殺処分しようと米国本部に連絡を取る。
そのことを偶然耳にしたあぐりからこのことを知った死神は、実験で手に入れた並外れた「力」への未練と何より先行きがほぼ無くなってしまった自身の寿命への自暴自棄から暴走状態に至り、
これまで培ってきた暗殺技術で触手を駆使して研究員や警備員を皆殺しにし、研究所を破壊しつくした。
暴走の限りを尽くす死神をどうにかして止めるべく、あぐりは構わず駆け寄った。
しかし柳沢が死神殺害のために設置した兵器の誤作動により、あぐりは致命傷を負ってしまう。
この時になって初めて、我に返った死神はあぐりを懸命に介抱するも完全に手遅れだった。
あぐりは息絶え絶えに死神の触手に触れながら、教師としてE組の事を託し彼の中で静かに息を引き取ったのだった。
この時のあぐりの遺言に加え、過去に弟子を“道具”としてしか見れなかったことへの後悔(弟子が烏間に倒された後に言った「影響を与えた者が愚かだったのです」などの言葉は、かつての自身が影響を与えたものであったことなど過去の行いへの反省から出たものである)を経て、
自作のアカデミックドレスとあぐりのくれた大きなネクタイを身にまとい、現在の『超破壊生物』の「殺せんせー」へと姿を変え、教師としてE組の育成に心血を注ぐことを決意したのだった。


『触手が彼に聞いてきた “どうなりたいのか“を』

「…弱くなりたい」

弱点だらけで思わず殺したくなるほど親しみやすく、この触手に触れるどんな弱いものも感じ取れ、守れ、導ける、そんな生物に、そんな教師に。

時に間違うこともあるかもしれない、時に冷酷な素顔が出るかもしれない。…でも精一杯やろう。

彼女がやろうとしていた事を自分なりに、自分の最も得意な・・殺り方で

…それからマッハ20の新米教師は、ゆっくりと、ゆっくりと立ち上がった。



これらの過去は、E組の一同に全ての真相に至らしめ、同時にこれまで問題にしなかった「自分たちが最高の恩師を殺す使命を負っている」という現状を突き付けられ、これまで「暗殺者と標的」という関係で成り立っていたE組も、大きな転換期を迎えることとなった。


殺せんせーの最期

政府による最終暗殺計画により、天からのレーザーと地の盾によって追い詰められた殺せんせー。地の盾は地中まで貫通しており、潜って脱出することも不可能だった。(完全防御形態ですら貫かれると察している)

ニュースを見た生徒達は、殺せんせーに会いに行こうとするも捕まってしまう。
イリーナや烏間の協力、今までの訓練の成果もあり、なんとか脱出し、山中の敵も撃破して「最後の登校」を果たした。

触手人間と化した二代目死神や柳沢の登場により体力を使い果たし、地面に倒れ込んだ殺せんせーは、生徒達に「瀕死のターゲットを見逃してどうする、殺し時だ」と促す。

自分たちが殺さなくとも天からのレーザーで殺せんせーは死んでしまうことを理解した生徒達は、自分達の手で殺す事を決意。

烏間とイリーナに挨拶したのち、生徒全員の出席をとり、最期は潮田渚により殺された。
生徒達とイリーナは全員涙を流し、烏間も涙を堪えている様子だった。
大好きな生徒達に看取られながら穏やかに迎えた死は、彼にとっては本望だったと言えるだろう。

消滅前、彼は生徒一人一人に卒業アルバムとアドバイスブック、卒業証書と3本のUSBメモリ(其々、①卒業アルバムに入りきらなかった写真256GB分 ②高校と大学の参考書データと殺せんせーが世界を救うヒーローRPGのデータ ③殺せんせーのイケメンイメージビデオ)、プルバック式殺せんせーミニカーを遺していた。
生徒達はそれぞれそのアドバイスを参考に後に順調に志望の進路へ進んでいる。

旧校舎周辺の山は殺せんせーを暗殺した際の賞金300億円の一部でE組が買い取り、旧校舎は「(あぐりと殺せんせーの)二人がいて、みんながいつでも戻ってこられる」ように元E組メンバーが交代で定期的に「手入れ」を行っている。



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「追記・修正出来るといいですねぇ、卒業までに… ヌルフフフフッ…!」

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最終更新:2024年04月11日 20:21