テマリ(NARUTO)

登録日:2011/10/22 Sat 15:00:08
更新日:2024/01/29 Mon 12:56:04
所要時間:約 5 分で読めます




漫画『NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。

◆もくじ

◇プロフィール

所属:砂隠れ
役職:下忍→上忍
忍者登録番号:53-004
誕生日:8月23日
血液型:O型
身長:157.3cm(15歳)→159.3cm(16歳)→165.0cm(19歳)
体重:44.5kg(15歳)→44.9kg(16歳)→47.9kg(19歳)
好きな食べ物:甘栗、けんちん汁
嫌いな食べ物:イカ、タコ
趣味:植物鑑賞
CV:朴ロ美

◇概要

砂隠れの里に所属するくノ一
四代目風影・羅砂(ラサ)の娘でチームメイトのカンクロウ我愛羅は彼女の弟。
NARUTOの登場忍者の中で数少ない風遁使いで、相手の能力を分析し、それに基づいて策を考えて戦う頭脳派忍者
かなりの切れ者。

金髪を四つの束に纏めるという独特の髪型をした、ナルト達より年上の美少女。
第二部では美女と呼んで差し支えない容姿に成長している。
第一部では下忍だったが、第二部では上忍にランクアップしている。

◇性格

強気な性格で、シカマル曰く、彼の母親よりも怖いとのこと。
ちなみに、気の強さが災いしてか、我愛羅が父親のことを父様と言うのに対して彼女はオヤジと言うなど、口が悪い。
また、当初は死に逝く相手に無邪気な笑顔で手を振るなど残酷な一面も見られた*1が、
木の葉崩し以降はそのような面は見られず、そのためかアニメでは手を振るシーンはない。

喧嘩っ早く好戦的な言動が目立つが、一方で相手の能力を分析し、それを基に戦術を組み上げる頭脳派な一面も見せ、
シカマルと共闘した際には、彼から聞いた敵の情報を即座に戦術に組み込み、術の相性もあってほぼ完封してみせている。


◇能力

身の丈ほどもある巨大な扇子を使用した風遁を得意とする*2
風遁の使い手自体がそれほどいないこともあるが、それでも練度はなかなかのもので、忍連合の中でも「私以上の風遁使いは正直心当たりがない」と述べているほど。
戦闘スタイルの関係で接近戦は苦手だが、攻撃範囲とレンジは非常に広い。
切れ味抜群の風の刃を発生させて敵や障害物を切り裂く場面が多く、特に森で木を伐り飛ばすシーンが印象的なために「森林伐採」と揶揄されることも。

◇使用術

扇子を使用した大威力の風遁が主力。

  • 風遁・大鎌いたちの術
砂隠れ特有の術の一つで、扇子を一振りして風の刃を無数に射出する。

  • 風遁・掛け網/風遁・大掛け網
風の刃を網状に重ねて放つ。

  • 口寄せ・斬り斬り舞
カマイタチのカマタリを口寄せし、無数の鎌と風遁の刃で広範囲を切り刻む豪快な術。
多由也戦では目の前の森林ごと敵を切り刻んで撃破しており、テマリの術が「森林伐採」と呼ばれる原因となった。

  • 風遁・龍ノオオシゴト
相手の頭上から竜巻を叩き落す。
ナルストシリーズでは第二部バージョンの奥義として、竜巻で投げ飛ばす「旋風おとし」が実装されている。

  • 風砂塵
砂塵で目をくらませる遁甲の術の一つ。

  • 風遁・風切りの術
カマイタチで敵を一閃する。

  • 風遁・閃光華美
「我愛羅秘伝」で使用した術。
投げ上げた暗器を風遁を帯びた扇子で叩き落し、跳弾させて敵の死角を突く。

◇劇中での動向

第一部では、弟のカンクロウ共々末弟の我愛羅を恐れており、気を遣いこそすれ姉弟愛を感じさせる描写はなかったが、
ナルトとの戦いを通して心境の変化が我愛羅に起こったことで、姉弟関係は改善されている。

当初は砂の注目新人の扱いであり、その扱いに恥じぬ実力をもってテンテンに圧勝した。
ちなみに原作ではテンテンとの戦闘は無傷のテマリと傷だらけのテンテンという1シーンのみだったが、アニメではきちんと戦闘の描写がされ、補完されている。

本戦では1回戦でシカマルと対戦。アクシデントの連発で開始時間が早まるも、シカマルと違いやる気のあるところを見せた。
シカマルとの戦いでは、リーチの長い風遁を活かして戦況を優位に進めつつ、シカマルと白熱する頭脳戦を展開するが、
テマリの策略の裏、さらにその裏を読んだシカマルの戦略に嵌って彼の「影真似の術」の影響下に置かれ、絶体絶命となる。
そして、「影真似の術」でシカマルと同じ動きを強制されたテマリは、身体の自由が利かない状態で彼の前に引きずり出されるが、
既に一連の攻防で自身のチャクラが尽きかけていたシカマルは、これ以上戦っても勝ち目がないとしてギブアップを宣告。
こうしてテマリは、戦略ではシカマルに敗北したものの、勝者となった。

サスケ奪還作戦では、弟たち共々木ノ葉の救援に駆け付け、テマリはシカマルの助っ人として参戦。
身を隠し、笛の音で幻術に嵌めるタイプの音の四人衆の多由也に対して「笛の音ごと風遁で吹っ飛ばす」という対策が取れることもあり、
シカマルから得た情報も活かし、距離を取った多由也を「口寄せ・切り切り舞」で身を隠した森林ごと切り飛ばすという形で、彼女に完勝している。

第二部では既に我愛羅との関係は改善されており、一度絶命するものの甦った我愛羅に群がるくノ一たちから弟をガードする微笑ましいシーンもあった。
その後は基本的に我愛羅やカンクロウと共に行動していることが多く、目立つことは少なかった。
第四次忍界大戦では第四部隊に配属され、前線指揮官として活動。
異常なタフネスと属性相性すら無視する雷遁を駆使する三代目雷影に大苦戦を強いられるも、影分身のナルトの登場で危機を逃れた。

最終回ではめでたくシカマルと結婚したようで、シカマルとの間に一児を設けており、木ノ葉隠れの里に移住している。
そのため現在は奈良姓を名乗っており奈良テマリと呼ばれている。

◇おもな人間関係

末弟。当初は情緒不安定の殺人鬼だった彼にビビっていたが、立ち直って風影を目指すようになってからはよき姉兼相談役として振舞っている。

次弟。我愛羅とは異なり彼とは個別に絡むことは少なく、もっぱら我愛羅の右腕・左腕として三人揃っていることが多い。
弟二人は何だかんだで信念を持った独立独歩だが、テマリ自身は姉として慕ってほしかったらしく、疾風伝の無限月読のシーンでそれが垣間見られる。

木ノ葉の忍で、中忍試験からの腐れ縁。何かと彼に関わることが多く、気がつくと一緒に行動していることが多い。
第一部と第二部の間にも、何度も本人達が会おうとしていないのにも関わらず顔を合わせていたとか。
その腐れ縁も手伝ってシカマルとはそれなりに関係は良好で、ナルトに恋人と勘違いされた他、
おまけアニメで「シカマルとテマリの交際疑惑」として暗部報告書に取り上げられたりした。
ただ、本人たちは任務で互いの里を行き来している影響もあってか、そこまで意識しておらず、からかいにも無反応である。
が、終戦後からテマリの方がデレデレに変貌。
「我愛羅秘伝」では電子メールが届いた際に我愛羅相手に盛大にノロケており(色恋がわからない我愛羅はリアクションに困っていたが)、
「木ノ葉秘伝」ではシカマルがナルトとヒナタの結婚祝いの相談に行ったのを、自分とシカマルのことだと勘違いして真っ赤になっていた。

  • 羅砂(ラサ)
父親にして四代目風影。兄弟の中で一人だけ彼を「オヤジ」と呼んでいる。

  • 奈良シカダイ
シカマルとの間に出来た息子。性格はシカマル譲りのめんどくさがり。
彼の使う「影しばりの術」は、シカマルとの共同研究の末円形に拡大して範囲を広げられるようになったもの。
デザイン的には「シカマルの顔にテマリの目」らしい。




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最終更新:2024年01月29日 12:56

*1 一応、木の葉を裏切る計画を最初に知らされた際には沢山の人間が犠牲になった上でやっと結ばれた同盟を破ることに反発を見せている

*2 テマリに限らず同様のスタイルは砂隠れには多い