東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.

登録日:2011/09/30 Fri 16:00:03
更新日:2024/04/14 Sun 22:33:18
所要時間:約 13 分で読めます




紙の価値が低下し、幻想郷に紙が溢れた。

僕が本を書き始めたその時、幻想郷の歴史が誕生した。

–––森近 霖之助


『東方香霖堂 ~ Curiosities of Lotus Asia.』 とは、東方Projectのノベライズ作品である。
著者は東方Projectの生みの親である”神主”ことZUN氏が、挿絵は『文花帖』『求聞史紀』などで表紙絵や挿絵を手掛けた唖采弦二氏がそれぞれ担当している。


単行本は2010年9月30日に発売されたが連載が開始されたのは2004年1月『永夜抄』頒布*1よりも早く、現在数多ある東方書籍作品の中でも最古の作品かつZUN氏が初めて執筆した小説作品である。
なぜ単行本の発売がここまで遅れたかについては後述を参照のこと。


単行本が発売されてから丁度5年の節目に当たる2015年9月30日創刊の東方Project公式ムック『東方外來韋編』で連載が再開された。
こちらは1冊につき1話のペースで掲載されており、2019年現在は7話が発表されている。




【概要】

幻想郷のとある古道具屋『香霖堂』の店主、森近 霖之助を中心に話が進んでいく。
ゲームとは異なり香霖堂で霖之助の蘊蓄(もうそう)を聞いたりする霊夢魔理沙
香霖堂に買物をしに来る咲夜
白いモノまみれになって涙目で震える妖夢*2等、
異変が起こっていない幻想郷の日常の姿を見る事が出来る。



【登場人物】

◆第一期 (単行本に収録されているエピソードから登場)

●森近 霖之助

「生き物の身体は……道具じゃない。この店では取り扱わないものだ」

本作品における主人公。
香霖堂の店主であり、霊夢たちの「何倍も」生きている人間と妖怪のハーフ。
本作は彼の日記という形式で語られているため基本的に霖之助の視点から進み、彼の蘊蓄 (という名の妄想) が話の中心になる事が多い。
「動かない古道具屋」という二つ名が付くほどの出不精で、本作の物語は彼と香霖堂を訪れる人妖によって繰り広げられる。
表紙絵の彼がどう見ても悪役ポジなのは内緒。


●博麗 霊夢

「今日はブルーなのよ」

東方作品ではお馴染み、楽園の素敵な巫女さん。
霖之助に破れたスカートを修繕してもらったり、店にあった割と高価な煎餅を貰ったりしている。
一方的に妖怪を攻撃した結果痛い目を見た*3憂さ晴らしに強盗を働くあたりは流石である。
修繕の代金を払っていないためツケがかなり溜まっている。
その代わり霖之助は霊夢から外の世界の本や幽霊除けの護符を貰っている。
25話では神社に人が来ず妖怪のたまり場になっていることを愚痴っており、「別な神様を祀ろう」(霖之助、候補は酒や山の神である「浅間様」こと木花咲弥姫命)・「博麗神社例大祭を開いて人を集めよう」(魔理沙)と提案されていた。
まさか作者もこの後メディアワークス作品街を守る浅間様の巫女が登場するとは思わなかっただろう。
第8話扉絵の濡れいむがエロい。
朱鷺鍋は赤味噌派。


●霧雨 魔理沙

「もう、これが無い生活は考えられないぜ」

東方作品ではお馴染み、普通の魔法使い。
霖之助にミニ八卦炉の修復を依頼したり、香霖堂に料理しに行ったりする。
彼が日記を書く前は魔理沙の視点から話が進む事もあった。
手癖がよろしくない事で有名だが、香霖堂の商品を盗んだ描写は2019年現在はまだ無い。 というのも霖之助は魔理沙が幼い頃に彼女の実家で働いていた時期があり、二人は幼馴染に当たるからである。
朱鷺鍋は白味噌派。



「あれー?赤くない」

第1・2話に登場した本名不詳の妖怪の少女。
一部のファンからは”朱鷺子”という通称で呼ばれている。
霊夢にいきなり不意打ちされ、その上読んでいた本まで奪われた。ひでぇ 。
しかし、後ろから妖弾を出して霊夢に反撃をしている。すげぇ 。
ただの名無しのモブでありながら第2話の扉絵と挿絵に登場している。パネェ 。
後に『鈴奈庵』第6話冒頭にリリーホワイト共々モブとして再登場。


●十六夜咲夜

「じゃぁ、このティーカップはゴミね」

第4話から登場。
紅魔館の吸血鬼に仕えている、完全で瀟洒なメイド長。
作中では顔を見せる頻度こそ低いものの香霖堂のお得意先である。
しかし、割れたティーカップを気に入ったり夜遅くに来店したりと、霖之助が混乱する程の奇妙な行動をする。
『香霖堂』の中でも数少ないロリくない少女である。



「これじゃお揃いも何も、混ざるわよ」

第4話から登場。。
咲夜の主人にして運命を操るという、永遠に紅い幼き吸血鬼
霊夢のカップを”アバンギャルドな”形にしてしまったので、弁償のため咲夜に代わりのカップを買いに行かせた。
霖之助からは彼の予想以上に人間的な反応をするため、聡明だが奇異な行動がまま見られる咲夜よりも意志の疎通が出来そうだと思われた。
日光浴見*4という趣味を持つ事が判明している。
第4・5話では真昼間に来店した為、日光に肌を曝さないように普段より大きめの帽子をかぶっている(通称、烏賊レミリア)。


●梅霖の妖精
第8話に登場。
霊夢に一蹴されたが本読み妖怪と違い台詞もイラストもない。



「貴方は人間じゃあないんだから」

第11話から登場。
幻想郷を創った賢者の代表格であり、万物の境界を弄るスキマ妖怪。
香霖堂のストーブの燃料代として音楽を大量に携帯できる白い箱や、あらゆる物を操作できる灰色の箱を貰っていった。
そこそこの取引はあるのだが霖之助からの評価はよろしくなく、「笑顔が不吉」だの「知り合いになった事を早くも後悔」するだのと惨憺たる物。
とはいえ紫は外の道具を集める霖之助を気にかけているようで時たま店を訪れて助言をしている。
なお本作における紫のイラストは他の東方公式作品に比べても幼く描かれている。


●魂魄 妖夢

「うーしくしく」

第13話から登場。
冥界の名家・白玉楼の庭師や雑用を務める幽霊使い(違
主人から預かった道具”人魂灯”をうっかり落としてしまい、香霖堂にやってきた妖夢。
しかし彼女を待ち受けていたのは霖之助による人生の勉強だった……。
ちなみに半霊には手があり、”勉強”を終えた妖夢とともにストーブに手をくべていた。



第14話*5の扉絵に登場した、お騒がせな光の三妖精。
台詞は無い。
三人の中心に何故か紫がいる。



「私は真実を曝く者、記事にするなと言われてしない訳が無い」

第17話口絵から登場しているが、本格的な出番は2019年時点では第二期第3話のみ。
幻想郷狭しと駆け巡る、鴉天狗の新聞記者。
香霖堂の窓に新聞を投げてガラスを割った。カラスだけに。
文ちゃんマジ恐怖新聞。

ちなみに霖之助は文が執筆・発行する『文々。新聞』(ぶんぶんまるしんぶん)を購読しており、記事の情報を基に考察する事で知識を深められると一定の評価を下している。……まぁ内容はともかく。
この評価には同話で話題に上った大天狗の『鞍馬皆報』(くらまかいほう)という事実無根の劣悪な新聞が仲間内の新聞大会で優勝するような天狗のメディアリテラシーの低さが関係している。
第二期では外の世界と幻想郷とを行き来する菫子に独占インタビューを申し込むべく、彼女を追って香霖堂に姿を現した。


パチュリー・ノーレッジ
第18話の扉絵に登場した、紅魔館のブレインたる動かない大図書館。
親友のレミリアが月に行きたがっている事を受けて咲夜に「縁起の良い物」を持ってくるように命じた。


●モブ天狗
第19話口絵から登場。
文やはたての同族である鴉天狗の少女達。
彼女達が着ている天狗装束は下半身の露出が多い事から一部の読者の間で地味に人気がある。
かわいい。


●霧雨の親父さん
魔理沙の元父親……いや、相当年がいっているらしいのであるいは祖父かもしれない。
霖之助が彼の話題をすると魔理沙は露骨に不機嫌になる。


稗田 阿求
人里で高い地位にある稗田家の若き当主で、一度見たものを忘れない御阿礼(みあれ)の子。
霖之助に突如大発生した"十一年蝉"について教えてくれた。
が、作中では残念ながら台詞ナシ。
これが原因かどうかは不明だが、『幻想郷縁紀』での霖之助及び香霖堂の評価はボロクソである。


◆第二期 (『外來韋編』に掲載されているエピソードから登場)


「何てアメージング! やっぱり幻想郷は不思議な場所ね!」

第二部の実質的な主人公格である、外の世界の女子高生。
彼女の視点から話が進むことも多く、幻想郷や外の社会についての考え方が垣間見える。
元々香霖堂へは偶然訪れたが、外の道具フリークの霖之助と親交を深めたこともあって博麗神社と同じくらい入り浸るようになった。
霖之助としては外の世界の情報や現役の外来品を持って来てくれる董子との関係を何としても手放したくないらしく、その為なら店が如何わしい密会の場にされるのも黙認している。
霖之助の事は霊夢同様「霖之助さん」と呼ぶ。また霖之助は董子のことを当初「宇佐見君」と呼んでいたが、後に「董子君」と名前で呼ぶようになった


●霖之助の助手
第1話で霖之助の会話にのみ登場した人物。
霖之助が道具拾いのために雇ったという助手。
董子は大量の道具を背負ったこの助手の後をつけることで香霖堂に辿り着いた。
幻想郷中から変わった品を次々と持ってきてくれるそうだが何故か電化製品ばかりに偏っており、霖之助の悩みの種になっている。
読者の間では既存キャラか新規キャラかで議論の的。



「あら、長生きしたければ詮索しない方が良いって言ったでしょ」

第2話より登場。
妖怪の山に住む片腕有角のピンクの仙人。
董子との待ち合わせ場所に香霖堂を使っている。霖之助のことは「待ち合わせ場所のお兄さん」と呼ぶ。
わざわざ香霖堂で待ち合わせるのは、霊夢に知られたくない個人的な取引をしているからだとか。
なお、彼女が主人公を務める東方茨歌仙とも一部ストーリーが繋がっている。



「誰?この失礼な奴」

第4話に登場。魔法の森に住まう魔法地蔵。
同じ魔法の森に住む魔理沙や霖之助とは旧知の仲で、霖之助は「成美君」と呼ぶ。
真夏の吹雪の中を合掌しながら人里まで歩いていく途中に香霖堂に立ち寄り、偶然居合わせた董子を香霖堂の新商品と勘違いした。
ちなみに、董子が出会い頭に成美の身体にベタベタ触った事により彼女の身体が地蔵の様に固くなく、むしろ柔らかいという事を証明した。董子GJ。



「お前のお陰で、今日も贅沢できたわー」

第5話に登場。みんなにお金を使わせる疫病神。
憑依した人間とその周囲の人々を「お金を使うことが幸せ」と思考を誘導し、無駄遣いさせる能力を持つ。
そのため、憑りつかれた董子とその傍にいた霖之助や霊夢は、ノリに乗って異様に贅沢な大宴会を催してしまった。
ただし引き際はわきまえており、董子の小遣いをすっからかんにした程度で離れていった。董子曰く「案外良心的」。
ちなみに菫子に煙草を要求するシーンがある事から喫煙者のようだ。



「これでは目覚めた時に寝汗が凄いですよね。問題があるとすればそこです」

第6話に登場。霊夢が幻想郷に現れなくなった菫子を探すために招聘したの支配者。
夢世界に閉じ込められたと見られる董子の情報を得るために香霖堂に呼び出され、霖之助・霊夢・魔理沙・華扇の四名に彼女の現状を教えた。
霊夢が夢の中で「出てこい!」って暴れたら簡単に出てきて、呼び出しに応じてくれたらしい。
「支配者」という仰々しい肩書ではあるが、本人曰く「夢の住人たちが住む動物園の管理者」程度の存在だとか。



+ この先は本作品の公開の経緯に纏わる記述です。

【掲載媒体の変遷(第一期)】

本作は単行本収録分の原稿が連載されていた4年の間に、雑誌の廃刊などを理由に幾度となく掲載媒体を変えている。
ZUN氏曰く「ある意味、奇跡の連載」で、当時よりのファンからは「雑誌を廃刊に追い込む程度の能力」などと揶揄される始末である。

●『Colorful PUREGIRL』時代 (1話~9話)
元々、『紅魔郷』発表直後から出版社より漫画・書籍化のオファーが度々来ていたらしく、当初『香霖堂』を連載していた株式会社ビブロス*6もそのうちの一つだった。
当初ビブロス側から提案された設定・企画はZUN氏にとって「ちょっとそれはないんじゃないか」という内容だったらしく*7、結局ZUN氏自ら設定を考え、2004年1月よりアダルトゲーム専門誌「Colorful PUREGIRL」で連載がスタートした。
最初は6話までで終了する短期連載の予定であったが、延長も打ち切りの話もないまま連載が続き、結局2004年10月に雑誌が休刊となった。これにて強制的に打ち切りになったと思われたが……。


●『magazine elfics』時代 (10・11話/13~15話)
ところがビブロス編集部より掲載を他誌に移しての連載続行を打診され、ビブロス関連会社「ビブロポート」が運営する同人ショップサイト「エルフィックス」の派生雑誌「magazine elfics」で連載が再スタートした。
前の雑誌とは誌面のレイアウトが異なり、執筆する文章量も変わったため、ZUN氏は結構難儀させられたとの事。
ちなみにこの雑誌、権利的にグレーな同人誌・同人ソフトを専門に扱うキワモノだったらしく、ある意味では先鋭的な雑誌であったがZUN氏も「いやー、とにかくひどかった(笑)」と評する程の誌面だったようだ。
案の定、同誌は2005年10月に休刊となり、今度こそ終了かと思われたが……。


●『elnavi』時代 (16~18話)
なんとビブロポートのWebページ『elnavi』上での連載続行が決定し、2005年12月からWeb連載という形で再スタートした。
ちなみに本作の第17話「洛陽の紙価」は当時の環境から着想を得たエピソードである。
ともあれWeb連載になった以上は雑誌の廃刊による終了の心配は無くなったも同然であり、今度こそ円満な連載終了が見込まれた。
ところが、2006年4月5日にビブロスが経営破綻
掲載媒体が会社ごと無くなったのであった。
Webページは閉鎖されたばかりか担当者が会社に行っても中に入れず、パソコンから原稿等のデータも取り出せなくなるなど、もはや連載終了どころか『東方香霖堂』自体が封印作品と化してもおかしくない状況となってしまった。


●『電撃萌王』時代 (19~27話)
すると、東方香霖堂の現状を憂いたビブロスの編集者が次に連載をさせてくれる会社を探してくれたらしく、置き土産の様に決めてくれた移籍先がメディアワークス (現KADOKAWA) 発行の雑誌『電撃萌王』であった。
移籍はすんなりと進み、何事もなかったかのように2006年6月から連載が再開され、2007年12月につつがなく最終回を迎えることができた。


なお、この他に2004年12月*8に発表された同人サークル「twirl-lock」発行の小説合同本の同人誌『霊偲志異2』にも本作第12話「神々の道具」を寄稿している。



【単行本化の難航】

単行本化の話自体はビブロス時代の末に既に存在していたとの事。、
当初は文庫本サイズで出す予定で、折角だから文庫本以外の媒体にしてCDを付けようなどと話を進めていたが、ビブロスの倒産により一旦棚上げとなった。
電撃萌王での連載終了後、アスキー・メディアワークス刊行で改めて単行本を出すことになり、"2008年春発売予定"との告知が出された。

ところがその2008年春になっても発売されることはなく、同年8月にZUN氏が「年内発売」と発言したが、その後およそ1年半もの間、何の音沙汰もない状況が続いた。
ファンの中には発売を絶望視する者もおり、当時の二次創作でもこの状況をネタにしたものがちらほら存在した。

2010年1月になって、"2010年春発売予定"の告知が電撃萌王のブログ上にて出され、ようやくこの状況にも終止符が打たれるとファンは安堵した。
が、2010年5月に再び発売延期の告知が出され、年内発売予定という嫌でも2008年の状況を彷彿させる事態になってしまう。
そのため、後に"2010年9月30日"発売予定と告知が出たが、「実際に手に取って読むまでは信用できない」とファンはすっかり疑心暗鬼に陥ってしまった。
結局この時の懸念は杞憂に終わり、単行本は予定通り発売された。

ここまで単行本化が難航した理由は、やはり掲載媒体を転々としてきたことによる弊害があったとされる。
権利の分散化もさることながら、掲載媒体により文章量も異なるためレイアウトの統一が必要になるなど、解決すべき問題があまりにも多かったのだ。
上海アリス幻樂団は基本的にZUN氏一人で運営しており、本業のゲーム開発だけでなく他の書籍作品*9のプロット出しや打ち合わせなど多忙であった事も要因の一つだと思われる。




アニヲタWikiにアニヲタが溢れた。

Wiki籠りが追記を始めたその時、香霖堂の項目が修正された。

–––冥殿


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  • 俺達の2008年春はこれからだ!

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最終更新:2024年04月14日 22:33

*1 2004年4月の第一回博麗神社例大祭で体験版配布

*2 うん、嘘は言っていない

*3 勝ちました

*4 日光浴している人を鑑賞する

*5 当時は『東方三月精』連載開始の告知が出ていた

*6 主にBL系の漫画・小説などを発行していた出版社

*7 ZUN氏曰く「向こうから持ってきた企画は基本的に使い物にならない」らしく、『三月精』も企画段階では『永夜抄』のコミカライズだったとか

*8 コミックマーケット67

*9 この時期は『三月精』と『儚月抄』を連載していた