キング・クリムゾン

登録日:2009/05/26 Tue 20:05:08
更新日:2024/02/11 Sun 21:45:56
所要時間:約 10 分で読めます




キング・クリムゾンとは・・・

1.『ジョジョの奇妙な冒険』第5部に登場する 。
本体は


2.ギタリストの を中心に


3. の 。
物語 動画などで を




誰だろうとわたしの永遠の絶頂をおびやかす者は許さない
決して
確実に追記・修正させてもらう









!!?




┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


最後だから教えてやろう・・・

おまえがたった今目撃し、そして触れたものは・・・



「未来」のこの記事自身だ


数秒過去のおまえが未来の記事自身を見たのだ



これが我が「キング・クリムゾン」の能力!

『時間を消し去って』飛び越えさせた・・・!!
































登録日:2009/05/26(火) 20:05:08
更新日:2024/02/11 Sun 21:45:56
所要時間:約 12 分で読めます




キング・クリムゾンとは・・・

1.『ジョジョの奇妙な冒険』第5部に登場するスタンド
本体はディアボロ

パラメータ

破壊力-A
スピード-A
射程距離-E(最低2メートル*1
持続力-E
精密動作性-
成長性-

概要

人型の近距離パワー型スタンド。
飛び出た両目、剥き出しの歯とあたかも憤怒しているような形相を常に浮かべているという迫力のある容貌をしており、
さらに、額には第二の顔である『エピタフ』(後述)が付いている他、瞳には本体のディアボロ同様に三角形の模様がある。
体は、赤の下地に格子が入ったような模様が特徴的で肩、腰、膝、首まわりがプロテクター状のもので覆われている。

後述の特殊能力に目が行きやすいが、スタンド自体のパワーも非常に強い。
パンチで人体を容易に貫通する、手刀で人体を袈裟懸けに切り裂くなど、ことパワーに関しては第5部における同じ近距離パワー型の中でも図抜けている描写が見られる。
劇中では、目立つことを嫌うディアボロの性格によるものか、あるいは連打せずともクリーンヒットすれば一撃で敵を倒せるという認識からか、
相手を倒そうとする際にはジョルノたちがやるようなラッシュ攻撃は行わず、専ら相手の急所を狙っての一撃必殺を狙うのが基本。
また、スピードのパラメータもパワーと並ぶAと高く、自身を狙って発射された複数の弾丸を全て拳で弾き飛ばすシーンもある。
精密動作性については、メス3本を腕のみで遠方の敵に寸分違わず投擲できている事からA以上は確実か。


能力

簡単に言うと「時間」を飛び越える事ができる。
正確に言うとこの世の「時間」を十数秒消し去り、その中を自分だけが通常通りに動く事ができ、また他人の動きを予知するように見る事ができる。
時間を消された、この世の全ての人間や生き物は、その時間を体験しておらず、記憶はもちろんない。時計の針や飛ぶ鳥は瞬間移動したように見え、読んでいた本もどこまで読んだのか覚えていない。
弱点は、射程距離と持続力がないため、複数の人間相手だと本体がバレてしまうこと。

突き詰めると、『自分以外のこの世界の時間を消し飛ばす』事による『数秒間の無敵化』能力。
この世の時間を任意に消し去って、「時間」が無ければ未来も過去も同じということか、消し去った時間の範囲内で起こる自身の周囲の事柄の全てを、未来の出来事も含めて瞬時に把握・認識できる。
消し飛ばせる時間は自由に決められ、0.5秒から十数秒間まで可能*2

消し飛ばされた時間はディアボロ以外には認識できず、世界にはそこに至るまでの『過程』が全て消し去られた後の『結果』だけが残ることになる。


『空の雲はちぎれ飛んだ事に気付かず!』………
『消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない!』

「結果」だけだ!!この世には「結果」だけが残る!!


発動時には周囲の景色に亀裂が走り、地面に飲み込まれていくように消滅して背景が真っ黒になるという荒木イズム全開の描写が入る。
アニメでも再現されたが、背景は夜空のようになった。


解説

まず発動前の時間が

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
(単位:秒)

とする。
このとき、4秒から8秒までの、「5秒間」を消し去ると決め、能力を発動する。
すると、第三者から見た時間の流れは
1 2 3 9 10
となるが、ディアボロ主観の時間の流れは

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

のままである。
この4〜8秒間がディアボロの「誰にも知られず自由に行動可能な無敵時間」に変貌する。
つまり、時間がディアボロを置き去りにしてジャンプする。
これにより、ディアボロは3秒の時点に居るときでも4秒~8秒の時点までの「未来への軌跡」を“見る”事ができる。 

この消し去る時間の中でディアボロは、透明人間よろしく「誰にも何にも認識も干渉もされない」ハイパー無敵タイムとなる。
例えどうやっても回避できない軌道とタイミングで攻撃されても、ディアボロ自身が認識さえできれば「自分に命中するタイミングで時間を消し飛ばす」ことで回避できる。
例えばリゾット戦では、敵に掴まれて身体を固定された(動きを制限された)状態で敵スタンドの弾丸を背後から放たれたが、
命中する寸前に時間を消し飛ばし、無敵になった自分をすり抜けた弾丸がリゾットに着弾したように、他者の干渉・スタンド能力すらも一切遮断してしまう
まさしく『無敵』としか言いようのない能力であり、実際にこの能力を体感したブチャラティ「完全な不意打ち以外で倒すことはできない」として、ボスを倒そうとするならば「本体の暗殺しかない」という結論を出した。

勿論自身も他者には干渉出来ないので、彼は消し飛ばした時間の中では「世界の傍観者」となる。


しかし、一部の描写にはこの能力を用いたとしても実現が難しいのでは?という声や、能力の矛盾に対する指摘があがることも多々ある。

まず、時間を消し飛ばしている間のキング・クリムゾンとディアボロが「あらゆる物体を透過する」というのであれば、
足場を通り抜けて地下等に落ちていってしまったり、服がすり抜けて全裸になってしまったりと、色々な弊害が出てしまうと推測される。
劇中では説明されていないが、おそらく能力によってすり抜ける対象、及び飛ばした時の中に連れ込む対象をディアボロが任意で選択できる*3と考えられる。

また、GERとの戦いで時間を消し飛ばした際、透過無敵を利用して無視すれば良い銃撃に対して回避行動を採っている場面。
ただ、この戦いでは能力が未知数のGERが相手であること、回避しながら「こいつらの動きが読める」と言っていることから、
この時のディアボロはGERの能力がキング・クリムゾンの能力に何らかの影響を及ぼさないか確認しており、透過しなかった場合に備えて回避しているとも解釈できる。


またこんな能力をホイホイ使っていたら一般人にとって不便な事になりかねない*4が、この点は不明。
コロッセオでの、時間が飛んだ→「ボスの射程範囲内にいる」というジョルノの台詞から、ディアボロを中心に教会一つ分くらいの範囲だけこの状態で、
範囲外の人から見たら普通に動いていたのに突然「自分は何をしていた?」と混乱し出す珍妙な集団がいるように見えるのかもしれない。

ただし項目冒頭にもある能力チャートの説明では、 「この世全ての生物は消された時間を記憶・体験していない」 とも明記されている。
消された時間の中での行動は運命通りの動き(≒時間を消してなくても行っていた行動)となるので、
我々も経験があるであろう「集中して作業をこなしてor漫然と過ごしてたらふと時が過ぎていた」という感覚とみなされ、違和感を抱かれなかった…という解釈も可能ではある。
周囲への迷惑ではなく身バレへの懸念からだが、ディアボロ本人も能力の乱発・長時間の使用を控えているので、世界が混乱するレベルの異常現象として認知される事はなかったのかもしれない。

もう少し分かりやすい解説

  1. ディアボロが能力を発動すると、彼は前述通り無敵になる。誰からも認識されなくなり、あらゆる生物・攻撃はすり抜けてしまう。
  2. ディアボロ以外の生物・事象は運命の通りの行動を無意識にスローモーション*5で、残像のような軌跡を描きながら行う。
    劇中では、ディアボロを攻撃しようとしたブチャラティは無敵になったディアボロを通り過ぎて虚空にラッシュし攻撃は失敗に終わった。
    フーゴに水を取ってくれと言われたジョルノはボトルを取って気付かぬ内に渡しており、フーゴも水を飲んだ後に初めて気付いていた。
    またこの間ディアボロは自由に動けるため、周囲はゆっくり動いているのに自分だけ普段通りのスピードで動くことができる
  3. ディアボロが能力を解除すると、ディアボロ以外は発動前の意識しか残ってないので消し飛んだ時間内で本来自分が取っていた、あるいは取らされた行動を把握できない。
    これにより、「◯◯していたはずがいつの間にか××していたッ!」という奇妙な事態に陥る事となる。

なお、ディアボロを視界に捉えて彼に対してアクションを取る際に能力発動した場合、アクションを取った側は「ディアボロが突然姿を消してしまった」という前提で運命通りの行動を取ると思われる。
現にブチャラティは「柱の向こうにいるボスを認識してラッシュを仕掛けたと思ったら、自分がその柱の向こうに立っていた」と激しく混乱していたが、これは飛ばされた時の中では「攻撃したはずのボスが突然消えて、警戒しながらボスがいたはずの柱の向こう側に移動した」…という動きをしていたとすれば納得がいく。

ディアボロはこれを最大限に利用し、
1.相手の攻撃を誘って時間を消し飛ばす
2.攻撃中の相手の背後に回りこんで能力解除
3.動揺する相手本体に死角から致命傷を加える
というカウンターとも言えるスタンスを確立している。
2の段階で相手はスタンド攻撃を明後日の方向に加えている最中なので3でガード・回避ができず、無防備な本体を狙うのがいかにもボスらしい。
3に至る前に攻撃自体は終えてたり、最初から待ちの姿勢に徹して本来なら即座に迎撃可能だったとしても、能力解除の時点で自分の立ち位置や視点が激変していれば困惑は必至。初見であれば対処はほぼ不可能だろう。
この一連の流れを2回もまともに喰らったブチャラティは「攻撃する動作が読まれ、避けられたことさえ認識できない」として無敵の能力と称し、
同じく海にバラ撒かれたポルナレフは「希望はない」と絶望した。

また、「自分の体から流れた血は体の一部ではなく物質」というジョジョ物理学の基本を応用して「血の目潰し」も可能。
唯の搦め手と侮るなかれ、自分は無敵状態にも関わらず相手とスタンドに確実に目潰しが出来、しかも回避不可という反則技である。

要するに何ができるの???

・数秒間すり抜けモードに入る
・相手を数秒分の記憶喪失にして不意打ち
・すり抜けモードにした他者を*いしのなかにいる*

欠点

地の文にすら
時間を一部消し去ってしまう能力。
この事により未来の予測可能。 無敵。
と称される能力だが、ディアボロ当人にとって使い難さを感じる欠点は存在している。

一つ目は能力欄の通り、射程距離の短さと持続力のなさ
近距離パワー型なので能動的にスタンドを使う場合はボス自身が直接その場に出向く必要がある。仮に本体が自身の隠蔽に固執しない人物なら影響はないに等しいが、
こと自らの情報を晒す事を何よりも嫌うボスにとっては、スタンドの使用そのものがリスクを伴う行為となってしまっている。
一度能力を発動すると解除から再使用可能になるまで数秒程度は間を置く必要があり、解除直後の隙は無視出来ない。
また、持続力のステータスから見ると、発動できる回数もある程度の限界があると思われる。

これらの問題は一対一ならほぼ障害にならないが、多人数とのバトルでは持続力の問題と共に顕在化する。
後述のエピタフでカバーしようにも、観測すべき対象が増える分だけ不測の事態も起こり易い。誰かがボスの正体を暴いたままスタンドの射程外まで逃げてしまう可能性もある。
これは後述の「逃げる相手には対処しづらい」というスタンドの特徴にも通ずる。  


二つ目は、時間を吹き飛ばしている時間が長ければ長いほど解除したときの異常性が際立ってしまう事
洞察力の高い者がいれば「異常な事が起こった」と勘付かれ、キング・クリムゾンの能力をすでに知っている者からは「ボスが近くにいる」と逆に認識・警戒されてしまう。
本編ではキング・クリムゾンの能力を知らなかったジョルノも最初の発動で「奇妙な感覚」を抱き、二回目の発動でアバッキオ共々瞬間移動*6したことで、「具体的に何があったかは分からないが、普通じゃない、異常な事が起こっている」と認識し、ブチャラティの危険を彼らに知らせてしまうことになった。
リゾット戦でエアロ・スミスの弾丸をかわす為に0.5秒しか発動しなかったのは、近くにブチャラティ達がいたので、
消し飛ばす時間が短すぎると弾丸を食らってしまい、長すぎると時間が飛んだと気付かれる恐れがあった為。


三つ目は、相手への干渉手段が限られているということ。
キング・クリムゾン自体は極論「防御と不意打ちに特化した近距離パワー型スタンド」でしかなく、基本的に攻撃や妨害は能力の解除後、物理的に行わなければならない。
キング・クリムゾン自体のスペックが高いため、単純な殴り合いなら能力もあってまず問題にはならないが、単純な殴り合いを避けるムーブへの対応はどうしても後手に回ってしまう。なんなら離れた位置にいる敵たちを一度に倒すこともできない。
中でも問題なのが闘う意思のない逃げる相手への追撃が困難である点で、キング・クリムゾンの最中でも「無我夢中で逃げる」という運命通りに動き相手は距離を取り続ける。
そのため、単純にボスの足で追いつけない相手に対しては逃走を許してしまうし、一度逃げられると射程距離の短さからそれ以上の追跡は不可能に近い。*7
ボスはこの事態を恐れており、確実に相手を殺せるようになるまで姿を隠して回避に徹する。
真正面から戦えば勝てるであろう場面であろうと、周囲に他の敵対者が居て、そのうちのたった一人であろうと逃げおおせられる恐れがある場合には、なかなか姿を現さない。

加えて作中では明言されていないが、無敵時間で防ぐことができるのはあくまで自分に対する攻撃のみであるため、自分以外を対象にして間接的に干渉してくるスタンドへの対処も難しいと思われる。
特に相性が悪いのが範囲指定で持続的に影響を与えながら本体は潜伏し続けるタイプのスタンド使いで、
時を消し飛ばす事ができるのは長くても10秒ほどであり、無敵時間に突入しても一度受けたダメージがキャンセルされるわけでもないため、
時を消し飛ばした後のクールタイムの長さによってはジリ貧に陥る可能性が高い*8
とはいえ、これについては逆も然り。
一旦ボスが逃げに徹すれば、あらゆる攻撃を予知して適切な回避行動をとり、かつ無敵時間中は相手に認識されないため、敵に追われながらの攻撃は楽に対処出来る。
魂や気配で追跡する相手に対しても、人格の入れ替えもあって追跡は不可能になる*9


四つ目は、予め何秒飛ばすか決める必要があること。
リゾットとの戦いで、時飛ばし中に「0.5秒だけ時間を飛ばした」と過去形で発言していることから、飛ばす期間は先に指定しなければならないと思われる。
しかしそのままだと、初めて見る映画を数秒スキップした際に展開や細かい描写がどうなるか予想出来ない様に、ディアボロもまた消し飛んだ未来の先が何処に向かうのかは解らない。
時飛ばし中は攻撃ができないため、飛ばしすぎると無駄にスタンドを使うことになる。能力のクールタイムという隙も考えれば、毎回最大値で発動するわけにもいかないだろう。
闇雲に時間だけ飛ばすのはむしろ危険である。





このような使用上の難点はあるものの、スティッキー・フィンガーズシルバー・チャリオッツといった、
各部を代表する近距離パワー型スタンドをほぼノーダメージで圧倒・殺害しており、これだけでも反則的な強さを誇る。

だが…

『良く見て!!』
『予知するのだッ!』

『10秒ほど時間を飛ばした… 未来の「動き」を!!』


『エピタフ【epitaph】(墓碑銘)』

キングクリムゾンの額に浮かぶ第二の顔。これ自体もスタンドの一つとして機能している。
能力は本体の髪の毛の裏側に「未来」の映像を映し出す。

ちなみになぜか音声も予知できる。『画面と同じに鳥が飛んだぞ!』マンガだからと言ってはいけない


また、この能力で見た映像の未来はジョジョ世界における運命であり絶対に変えられない。
だがキング・クリムゾンならば例外として不利な未来を無敵時間で上書きして消し飛ばす事ができる。

上述の通りキング・クリムゾンには「いつ、どれだけ飛ばせばいいか」を決めづらいという弱点がある。
だがエピタフの映像は常に時間を飛ばして「未来」を見ており、「未来」で起こる消し飛ばすべき不都合な事態を明確に把握できる。
つまり「未来への軌跡、及び到達点」がこの能力により選定可能となる

メリット
  • 未来予知という情報アドバンテージ
    スタンドバトルの基本「敵の能力や戦術を知って対策を講じる」がいち早く行える。
  • 本体の額にスタンドビジョンが出てくるタイプなので、発動しても周りに気付かれにくい
    劇中では最後まで誰にもエピタフの存在を認識される事はなかった。
    • リゾットは位置を特定されたことやハサミが現れることを予測したかのようなドッピオの行動に「予知の能力でも持っているのか」という推測は立てていたが、確信までは至っていない。
  • 髪の裏に映るので未来の映像を他人に見られる事がない
  • 映る映像は「エピタフで未来を知った上での未来」の映像なので、ある程度有利な方向に働く
    見えない敵の位置が分かる、どんな攻撃をしてくるのか読める、ダメージを受ける覚悟ができる等。

デメリット
  • 映像は自分視点だったり自らを客観視していたりと任意に操作する事はできない。その弊害で必ずしも敵の能力を完全に把握できる訳ではない。
    リゾット戦ではどちらもダメージを与えていたが客観視でドッピオばかりを映していたので読み違えが多発していた。
    • 例①:リゾットの脚を切り落とす→角度が悪くドッピオの脚が切り落とされる未来と勘違いする。
    • 例②:リゾットの血液が頭に付着し透明化→頭の一部が切り落とされて向こうの景色が見えてしまっていると誤認(ただしこの時はガチで切り落とされかけた)
  • 映像のさらに先(または時間を消し飛ばした後)で重要な事が起こるのも当然読めない。
    • 上記のポルナレフ戦との再戦時には、時間飛ばし終了直後に合わせたカウンターを寸でのところで回避する必要に迫られてジョジョ世界基準では軽傷範疇だが手傷を負わされた。その他にも時間飛ばしの反撃や奇策を見抜けずにブチャラティを取り逃がす事態に陥った。
    • 最も拙かった最終決戦時には、「ジョルノが自身に矢を刺して覚醒するまでに多少時間がかかる」映像を「ジョルノが自身に矢を刺しても、覚醒出来ずに自滅する」と勘違い。攻勢に移りGEの頭を殴りつけるもまさかの脱皮。動揺したり再び一撃を入れようとしているうちに、覚醒したレクイエム相手に立ち向かう羽目になってしまった。
      「この世には『結果』だけが残る」が信条のボスの敗因が、「『過程』を過信して『結果』を最後まで見なかった」こととはなかなかの皮肉である。
  • 「髪の毛の裏」と明確に言及されているので、髪を束ねる等して見えなくなると使用不能になる可能性がある。
    体が入れ替わった際には帽子で頭を覆っているミスタの体へ取り付いたため、使用不能になった
  • あくまで映像(+いくらかの音声)しかわからないため、不可視の攻撃とは相性が悪いと思われる。自分のリアクションである程度は読めるだろうが。

ディアボロのもう一つの人格である「ドッピオ」は時間を消し飛ばす事は出来ないが、これを用いて未来予知を行う事は出来る。
ディアボロの人格が"許可"すればドッピオはスタンドの一部を使用できたので、ディアボロのさじ加減次第ではドッピオも時を飛ばせる可能性があるのかもしれない*10

【まとめ】

総括するならば、時間をコントロールする事が神髄なのではなく、未来を知る能力と併用して初めて絶大な効果が現れる。
本来は見えない墓穴をディアボロに知らせるのが墓碑銘であり、本来は見えても落ちるしかないその墓穴を避ける力がキング・クリムゾン。
無体な表現をすれば断片的な未来予知+限定的な未来改変能力であり、ジョジョ世界の暗黙にして絶対のタブーである「絶対に変えられない・変えてはならない『運命』」を自分だけが変えられるという超絶的な真価が発揮されるのだ。


どんな人間だろうと…一生のうちには「浮き沈み」があるものだ。『成功したり』『失敗したり』………。

だが…未来という目の前に………ポッカリ開いた「落とし穴」を見つけそれに落ちる事がなければ。

人生は決して『沈む』事がない。『絶頂』のままでいられる。わたしは!


最終的にスタンドを越えたスタンドゴールド・エクスペリエンス・レクイエムにより倒されてしまったが、「GERが無ければジョルノ一行には負けなかった」という意味でもあり、誇りを失わないために立ち向かった結果だった。
そしてGERですらもキング・クリムゾンの無敵時間に干渉出来ず、完全な不意打ちが決まれば全パラメータ:なし(測定不能)のGERすらも倒せていた*11事は特筆すべきだろう。

まさしく帝王の名に相応しい能力になっている。


【余談】

よく言われるのが「暗殺チームがボスを暗殺する事は可能だったのか?」という点だが、これについては
  • 前述の通り相性が非常に悪い「潜伏しながら範囲攻撃を仕掛ける」スタンド使いのプロシュート兄貴
  • 遠距離自動操縦型で、そもそも本体がキング・クリムゾンの射程距離に近づく必要が無いメローネ
  • 本体をガチガチに強化して戦うスタイルのため、純粋に殴り合いで勝たないと有効打を与えられないギアッチョ
等がいるため、日頃は逃げに徹するボスを捕捉出来たと仮定した上での考察ではあるが、少なくとも負けない状態に持ち込む事は可能と思われる。



DIOのスタンド『ザ・ワールド』及び空条承太郎の『スター・プラチナ』の時間停止能力との比較も多いが、
あちらは時間停止終了後の時間差攻撃や時間停止中に移動出来る距離では逃げ切れない大爆発等の広範囲攻撃、知覚できない不意打ちや長距離狙撃等に対処し切れない。
対してキング・クリムゾン+エピタフは、そうした攻撃をも事前に予知したうえで難なく無傷で凌ぐことが可能であり、防御・回避に特化すれば前述通り無敵に等しい。
逆に、複数人相手でも射程内なら纏めて倒せる時間停止とは異なり、時間吹き飛ばしは上述通り対複数は危険。
と、一長一短である。

そしてどちらの能力が強いのか話題になる事が非常に多い。勝負の行方については以下の説がある。

①「先に能力が発動した方が勝つ」
  • DIOと承太郎の止まった時の世界へディアボロは入門できないのでフルボッコ確定。
  • 逆に、2人はキング・クリムゾンの消し飛ばした世界を知覚できず、ディアボロの無敵時間も無視できない。
    無意識下の行動も制御出来なければ血の目潰しも回避できず、エピタフの映像も見れなければ、ましてや未来を変える事もできない。

②「ディアボロが勝つ」
+ 長いので要展開。要約すると、『時を飛ばして死角からの不意打ち攻撃、で勝てる』とする説。
ディアボロが常時エピタフを発動し未来予知をしながら戦う場合を前提にして考える。*12
ザ・ワールドの時止めには未来予知をしても対応できないため、DIO(または承太郎)が先制して能力を発動した場合、エピタフの予知には自分の敗北した姿が映し出されることになる。
このとき、ディアボロの取るべき手は時飛ばし一択となり、時飛ばしによって死ぬ未来を回避したうえで、DIO(承太郎)の死角へと移動し、能力を解除すると同時に頭部に攻撃。
この時DIO(承太郎)は時を止めた直後であり、再度の能力発動はできず一切の回避ができないため、DIO(承太郎)は頭部を破壊され敗北、ディアボロの勝利となる。

一方予知をしながら戦う場合ディアボロが時飛ばしを先制発動することは基本的に無い。
ディアボロが時飛ばしを発動するのは自分に不利な未来が映った時だけであるが、お互いのスタンドパラメーターが互角な以上、ディアボロが不利になることが基本的に無い*13
というより、エピタフの未来予知の優位性がある以上、ある程度ディアボロ有利になるはずである。
そうなると不利になり追い詰められ、先に能力を発動するのはDIO(承太郎)側ということになる。そして先に時止めを発動された場合の結末はすでに述べた通りなので、ディアボロが勝利することになる。


あるいは別解として、1.キンクリ発動→2.エピタフで未来予知→3.自分が勝利している映像ならキンクリ解除して攻撃、それ以外の映像なら全力で距離を取ったり死角に隠れてキンクリ解除→4.相手が見失っているうちにインターバルを過ぎたら再びキンクリ発動…により完封できる。

+ 補足ではあるが、③「承太郎又はDIOが勝つ」の論拠の一つとして挙げられている「時飛ばし死角攻撃に時止めで反撃できる」とする説に反論する。
キング・クリムゾンによる死角からの攻撃に時を止めて反撃するには、当然だが攻撃を受ける前に時が止まる必要があるが、時が止まるまでに(劇中で明言はされていないが)最低でも次の3つの工程を経る必要があると考える。

1.ディアボロが突然視界から消えるという場面を視覚から認識する
2.本体の脳で「異常な状況であり、時を止める必要がある」と判断する
3.時を止めようと念じる

3については劇中の描写では発動のたびに「ザ・ワールド(承太郎ならスタープラチナ・ザ・ワールド)」と叫んでいるように見えるが、これはあくまで描写上の演出であって実際には念じた瞬間に時が止まっていると解釈する*14
1から3までの工程は瞬時に行われるが、これらはスタンドによってではなく、あくまで人間の本体が人間の能力で行う必要があることに留意せねばならない。作中で時止めは何度も行われているがザ・ワールドによる最初期の1例*15を除いてすべて本体の意思によって能力が行使されているからである。そのため、時止め発動までの時間短縮には人間の限界があると考えるのが適当である。DIOも承太郎も優秀なスタンド使いであり、訓練されてはいるが所詮は人間でしかなく(DIOは人間をやめた吸血鬼であるが)人間の限界を超えた反応速度は出せない。
一方ディアボロによる不意打ちはスピードA(超スゴイ)のキング・クリムゾンによって繰り出されている。スピードAがどれくらいの速さかの例として、作中では同じくスピードA評価のクレイジー・ダイヤモンドはパンチの速度が時速300kmとされている。秒速に直すと毎秒83m程であり、1m離れたところからパンチを放って命中までに0.01秒程度しか要しない計算である。これは人間の思考速度・反応速度などとは比べ物にならない速さであり、上記の3つの工程の処理速度より速いことは明らかである。

以上から、キング・クリムゾンのパンチのスピードはDIOや承太郎が時を止めるのに必要な3つの工程を処理するよりも圧倒的に速く行われるので、DIOや承太郎は時が止まる前にキング・クリムゾンによって頭部をぶち抜かれるという結果が導き出される。
よって「時飛ばし死角攻撃に時止めで反撃できる」とする説は成り立たない。


③「承太郎又はDIOが勝つ」
+ こちらも長いので要展開。『時間飛ばしに時止めで対抗でき、勝てる』とする説が主。
まず、「時間を飛ばされている最中にすら強引に時間を停止して、一方的に殴り倒す」ケースが挙げられる。
「最強のスタンドはスタープラチナ」という作者の言と、
同じく時間に干渉するスタンド能力により加速した時間は停止可能であったという例もあるので、同じ時間系の能力であれば干渉出来る可能性はある。
ただし、作中描写で実行した例がないだけに、あくまでも可能性の話である。


もう一つは、「突然自分がはじけ飛んだ」という未来を視ることで、ディアボロが時間停止による攻撃を察知して、とりあえずは時飛ばしによって危機を回避したケース。
この場合は、「時間停止終了の合図でもある、『ディアボロ自身がはじけ飛ぶ瞬間』も無かったことになるため、時間停止が終了して安全に時飛ばしを解除出来るタイミングが分からなくなる」という事態に陥る*16

こうなると、後はディアボロにとっても危険な博打を強いられる状況に陥る。

時間停止能力は一呼吸置けば再度発動可能になり、対するキング・クリムゾンも一度解除すると再使用には間を置く必要があるので、数秒間を置いた時間停止を発動可能なタイミングで時飛ばしを解除してしまうと、
「承太郎(DIO)は、突如目の前から消えたディアボロを警戒して、念のために再度時間停止能力を発動してみた。すると、何時の間にかディアボロが背後に迫っていることに気付いたので、とりあえずブン殴った」
という形で、ディアボロが攻撃する前に時間停止を喰らって勝負が終わる危険性もある。


また、そもそもの問題として、特にスタープラチナは「スピードAのスタンドの中でも隔絶する速さの持ち主*17」とされるため、「背後に回り込んだキング・クリムゾンに対して普通に迎撃が間に合い、キング・クリムゾンを解除直後では時飛ばしを再度発動して緊急避難に使うことも出来ず、そのままラッシュで返り討ちに遭う」という恐れもある。


加えて、エンリコ・プッチメイド・イン・ヘブン体得後に止まった時の世界を知覚しているかのような描写にも留意する必要があるだろう。

もしもこれが時間操作系、所謂時の世界に入門した者同士に限り、時間の流れがどうなっていようと、相手が何をやっているのか知覚だけはできるということなら、承太郎とDIOはディアボロが消し飛ばした時間の中でも知覚を保てる=ディアボロが何をやっているのか二人は認識し、次の動きを読めるということになる。
つまり、明後日の方向にオラオラ(無駄無駄)ラッシュを続けるのは何故か止められないが、ディアボロが悠々と自分の背後に回り込んでいることはちゃんと把握しているという状況になる訳である。
そのため、時間を飛ばして死角から奇襲するというキング・クリムゾンの必殺攻撃が無効化されることになる。
一方でディアボロが同様に二人の能力が使用されている中で知覚を保っていようが、時自体が止まっている以上は抵抗不可能である。
要は単純に能力発動中に相手への直接攻撃が可能かどうかという問題になるため、二人が一気に優位となるだろう。


また、これは純粋なスタンド能力の勝負では無くなるが、ディアボロとDIOが戦う場合はDIOの不死性についての考慮も必要だろう。これはDIOの方が致命傷を負いにくく、また本体への攻撃に対して有利だという話でもあるが、別の意味もある。
作中で示された様にエビタフの未来予知は限定的なものであり、見えた未来の解釈は使用者に委ねられている。
つまりディアボロが、DIOが吸血鬼だと知らなかったとすれば、「DIOの首を切り落とす」といった未来を見て油断し、手痛い反撃を食らうといった可能性もあるのだ。

+ ②「ディアボロが勝つ」の項目内の補足である「時飛ばし死角攻撃に時止めで反撃できる」とする説は成り立たない」に反論する。
当該項目内における論拠は、「スピードAの攻撃には、人間の反応速度では反応できない」ということが全ての論拠であるが、ジョジョの奇妙な冒険を読んだ人ならご存知の通り、スタンド使いがスピードAの敵スタンドの攻撃に反応・防御・反撃するなど普通に日常茶飯事である。スピードAのスタンド使い同士のラッシュや格闘戦=敵の拳の動きを見切って撃墜しその上で更に自分の拳を突き出す……などはその最たるものである。
というか、例としてあげられているクレイジー・ダイヤモンドのパンチこそ、承太郎の時間停止によって回避されてしまったスピードAの攻撃の実例である*18

そもそも、「異常を感じて瞬時に時を止める」ことさえ不可能ならば、ポルナレフが編み出したような「血の滴る数を確認する→それの数に異常が生じるのを認識する→死角に回り込んでいると当たりをつける→死角の方に身体を向ける→反撃する」等というのは、単に念じることよりも手間のかかることをしている以上、もっと不可能な話である。

ディアボロだって人間なのである。どう行動するかを決めてスタンドに命令を下し、スタンドがそれを実行に移すのにだって、当然時間が要るのだ。攻撃については時飛ばしを完了してから命令を下さなければならない以上、多少の隙が生じるのは当然であり、だからこそポルナレフの編み出したような対応策も通り得るのだ。
その行動までのタイムラグをディアボロについてのみ無視し、「ディアボロのキング・クリムゾンはスピードがAだから敵が対応することは不可能」等というのはディアボロに対する贔屓以外の何でもない。

そして、仮にそれでもディアボロの不意打ちに後から反応するのが不可能だと仮定しても、こちらの項目内にあるように「承太郎とDIOがキング・クリムゾンの時間飛ばしの中でも認識を保っていたら」それはそもそも不意打ちとして機能していないことになり、十分時止めは間に合うことになるだろう。

よって「キング・クリムゾンはスピードAなのでその不意打ちに時止めで対応するのは不可能である」とする説は成り立たない。






……しかし結局のところ、どちらのスタンドもその能力の特性を知っているか否かで決定的に勝率が変わり、油断を誘う作戦等の要素でどうとでも事態は変化する。
例えばディアボロが承太郎又はDIOの能力が時間停止であると気付かなければ「時間停止後のクールタイムを狙う」という作戦を思い付くかは怪しいし、逆に二人がディアボロの能力を突き止めなければ「先手を取って時間停止」以外の策は考え辛いと思われる。

スタンドバトルにおけるコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実な鉄則の通り、「相手の能力を知ってる方が勝つ」だろう。



【ゲーム作品でのキング・クリムゾン】

あまりに難解かつ色んな見解があるので能力を完全再現されているゲームはない。
特に「キンクリ中はディアボロは自由に動けて相手は自動でゆっくり動く」というゲームバランス崩壊要素は今後も実装されないだろう。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風

5部が舞台のゲームなので、当然ラスボスであるディアボロのスタンドとして登場。

通常戦闘とゴールド・エクスペリエンス・レクイエム戦とでは性能が異なる。

  • 通常
ブチャラティポルナレフと戦う時はこちらの攻撃に対してキング・クリムゾンを発動→瞬間移動して攻撃といった感じ。
モーション発動時から無敵で、予備動作の内に殴って時間飛ばしを潰す事は不可能。「攻撃していたら背後から攻撃されていた」というのが再現されている。
対処法は、隙の少ない小技を連発してわざとキンクリを発動させ、瞬間移動後の攻撃を緊急回避して攻撃する事。

  • GER戦
時を吹き飛ばすと「ディアボロとキング・クリムゾン、GER以外のキャラがスローになる」演出になっている。
また、吹き飛ばし中に干渉出来るようになっていて平気で殴って来る。
GERなら余裕でボコれるが、アナザーモードで他のキャラで戦う時にはスタンドもスローになるため強敵になる。
寧ろ、血の目潰しがリアル画面を見難くする効果なのでこっちの方が厄介かも。


【ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」における立ち位置】

ジョジョ特有の能力バトルをバトルロワイアルフィールドに落とし込んだゲームだが、ディアボロのスキルは一癖二癖もあるものとなっており、
  • 通常スキルはガード技、ガードした瞬間に追加入力で任意の方向にワープ
    ガード技持ちは承太郎とポルナレフが存在するが、彼等はあくまでもガードをしても弾くのみ
    故に、キラークイーンのシアーハートアタックは直撃をガードすればワープで回避できるが、直撃前に爆発してしまうとダメージを受けるという仕様となっている。
  • エピタフは「次の立ち入り禁止エリアを一足早く予習する」という形で再現
  • アルティメットスキル【クリムゾンディメンション】がとてつもなく複雑な仕様
    ・すべてのプレイヤーがスローモーションになり、発動者のディアボロの姿が見えなくなる
    ・ディアボロは攻撃は出来ないが、当たり判定が無くなり攻撃を受け付けない(時間飛ばし前に受けていた3FREEZEや爆弾化などの状態異常は継続する)
    ・時間飛ばし中に時間停止を発動すると、ディアボロの姿が見えないまま当たり判定だけが発生する。つまり、ディアボロの目前で時間停止さえすればDIOや承太郎も勝機がある。
    ・あくまでも「時間飛ばし終了後の奇襲」がメインなので、時間飛ばし中に何をするかは自分で考えなければならない。
    レクイエム発動中のジョルノはディアボロに攻撃は出来ないが姿を捉えることが出来る
と、難儀な能力がゲームなりに再現されており、上記の時間停止との相性についての一種のアンサーともなっている。




2.ギタリストのロバート・フリップを中心に結成されたイギリスのプログレッシブロックバンド。
1の名前の元ネタ。ちなみに「エピタフ」はこのバンドが発表した楽曲の一つが由来である。

1969年に「クリムゾン・キングの宮殿」でデビュー。その後何度かの解散・再結成、活動休止期間があったものの、未だ現役である。

フリップ以外のメンバーの入れ替わりが激しくその度に音楽性が変わるが、テクニックを活かした複雑で難解な曲を得意とする点では共通している。

「クリムゾン・キングの宮殿」、「太陽と戦慄」、「レッド」、「ディシプリン」などはロック史に残る名盤と言われている。特に「クリムゾン・キングの宮殿」はジャケパロ素材の一つとしても有名。
「レッド」収録のスターレスは一曲で11分強かつ開始から三分の一しか歌は無く(プログレにはよくあることだが)後はオケの演奏のみとなり、
J-POPやアニソンと比べ取っつきにくいが間違いなく名曲。

ジョジョ以外にもいろんなところで引用されている。
たとえば
○上遠野浩平(『ビートとディシプリン』『ナイトウォッチ』など多数)
○法月綸太郎(『再び赤い悪夢』など多数)
○スティーブン・キング(『ダーク・タワー』の「クリムゾン・キング」など)
人間椅子(カバー多数)

「クリムゾン・キングの宮殿」のジャケットも有名で、こちらもパロディ多数。


3.ネットスラングの一つ。
物語を端折ったり、動画などで途中過程を編集で消したりすること。
俗称は「キングクリムゾン」「キンクリ」「金栗」等等。
元ネタは1。動詞化されて「キンクリする」(サ変)と表現されることも多い。
定型になった事例として彼岸島では野良吸血鬼の集団がいる→次のコマでは(ほぼ)全滅という一連の流れなどがキングクリムザンと呼ばれている。展開が速ェ!

ここから転じて、ゲーム等にてバグやシナリオライターの力量不足により、
「まるで瞬間移動したかのように唐突に場面が変わる(廊下で話していたと思ったらいきなり説明もなく屋上に場面が移る等)」
「主人公がプレイヤーの選んだ選択肢とはどう考えても違う言動を取る」
など、プレイヤーの理解が追い付かない展開が起こった時に「キンクリされたようだ」等と揶揄されたりする。




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最終更新:2024年02月11日 21:45

*1 リゾット戦での台詞「2メートルが確実な射程距離」より。また、作中描写から考えるとEはスタンド像の射程距離だろう

*2 一度能力を使うと若干のインターバルが再発動に必要なようだが、詳細は不明

*3 狭いエレベーター内にてブチャラティのすぐ後ろでトリッシュを連れ去ったり、警戒中のジョルノ一行の隙をつきナランチャを壁の上にある鉄柵にぶっ刺したりと、これらの所業は飛ばした世界の中にほかの生物を連れ込めなければ成立しないと思われる。

*4 チャートに書かれている本を読んでいた件のほか、車を運転している時にこれが発動したら事故を起こす可能性もある

*5 腕が何本にも見えるパンチの連打や弾丸がほぼ止まって見える程

*6 上陸禁止命令を無視したジョルノをアバッキオがボートから止めようとした時には彼自身も上陸していた。原作ではやや分かり辛かったが、アニメ版では文字通り一瞬で肩を掴むまでに肉薄しており、時飛ばしの異常性と恐ろしさが分かりやすくなっている

*7 ブチャラティに逃げられているが、この時の彼は特殊な状況に置かれていた事は留意

*8 例えばプロシュート兄貴と戦うと仮定する場合、老化を防げるのは無敵時間が発動している間だけなので、どこかでグレイトフル・デッドの範囲から脱出するか兄貴を見つけて倒すかしない限り、「10秒おきにクールタイムに突入しては老化する」というループを延々繰り返す羽目になる。

*9 ドッピオの状態ならトリッシュに勘付かれることもなくなる

*10 作中だとエピタフの他に「キング・クリムゾンの腕」を使用する許可を受けている

*11 エピタフの予知ではGERごとジョルノの心臓をブチ抜いていた

*12 エピタフの継続発動時間制限については描写がないため、無制限とする

*13 スタープラチナのラッシュにキング・クリムゾンが対応できず押し負ける可能性等は考えないことにする。あくまで互角という設定

*14 もし実際に言葉に出して叫ぶ必要があるなら普通言い終わる前に頭をぶち抜かれるだろう

*15 ザ・ワールドが時を止められるとDIOが知らなかったにもかかわらず時が止まったが、これはザ・ワールドが発現間もない時期で、一種の暴走状態にあったと考えるべきであろう

*16 ディアボロがドッピオに「今から何秒か後に、今視た現象が起こる」と助言していたように、ディアボロも未来視した光景が具体的に何秒後の出来事かまでは厳密には把握できない

*17 最大限充電したレッド・ホット・チリペッパーは同じくスピードAのクレイジーDを軽々と翻弄した

*18 帽子が歪みはしたが、承太郎本人はノーダメージである