トキ(北斗の拳)

登録日:2009/06/05 Fri 09:50:11
更新日:2024/03/25 Mon 18:26:08
所要時間:約 10 分で読めます







「私の死期は近い! ならば私も一人の拳士として、この生を全うしたい」




原作(漫画)のトキ

北斗4兄弟の次男。
ラオウの実弟。ジャギケンシロウの義兄。

心技体に優れ、伝承者となるのにふさわしい人物であると(ジャギを含めて)周囲からも認められていたが、
核戦争勃発の際にケンシロウとユリアを核シェルターに入れる為、自ら犠牲となって死の灰を被ったことで死病を得*1、伝承者争いから脱落する。


拳法家としての人生を断念した後は、残された時間をかねてからの夢でもあった北斗神拳(秘孔術)を応用した医術の道に捧げる事を志す。

病に侵されながらもなおその力は衰えておらず、ケンシロウ曰く「北斗二千年の歴史の中でもっとも華麗な技を持つ男」
その真髄は空中戦にこそ発揮される。
ラオウやケンシロウの拳が闘気を前面に押し出した、いわば激流のごとき「剛の拳」であるのに対して、
流れるような動きで相手の攻撃を受け流しその隙を突く静水のごときトキの拳は「柔の拳」と呼ばれる。

ケンシロウが無想転生を発動した時も、回避の最適解だったのかトキの動きを無意識に再現しており、
対峙したラオウがその動きにトキを重ねて驚愕するほどだったことからもその実力がうかがえる。


劇中屈指の人格者でもあり、戦いにおいては「北斗有情拳」を用いて、苦痛を与えぬまま速やかに相手を葬り去る。
その他劇中では、命を捨てて実の兄ラオウと戦ったり、秘孔を突かれ死が近いレイの寿命を引き延ばしたり、
ケンシロウに進むべき道を指し示したりといった、ストーリー上重要な役割を一手に引き受けている。

ただし、シンにやられる前のケンシロウと違って非情になることも出来、
世紀末という時代と相まって殺すと決めた相手に対しては(快楽を伴う有情拳を使用とは言え)躊躇なく多数殺害している。
また、ただ優しいだけではなく、本当に大事なものを傷つけられた時は激情家となる一面もあり、
子供の頃の回想で、可愛がっていた犬の「ココ」をボウガンで理不尽に殺害された時は、怒りに任せて拳を振るい、相手のクズ男を半死の目に合せている。
アミバがトキを語った時も「(トキが村人の命を助けていた村が、野盗に襲われ壊滅したという)村を襲った悲劇は本当だ、奴も哀れだった」と言っており、
怒りに我を忘れて野盗を壊滅させた…までは本当のトキがやったことだと思われる(その後に血の涙を流して殺人鬼に変わったのはアミバの嘘)。
普段静かな人ほど怒らせると怖いのだ、と言うかアミバの定番ネタの一つである「ドォォン」を実際にやったのは本物のトキであることはよく忘れられている。


ケンシロウが素直に尊敬していたであろう数少ない人物である。
それ故、ケンシロウとトキの戦いも憎しみや怒りではなく、「もし間違って相手の拳に倒れる事になっても悔いを残さない」という意思を示す『北斗天帰掌』の儀を行った正々堂々とした勝負となっている。
最初で最後の真剣勝負の結果は、全くの互角、相討ちだった。…相当病状が進んでいたはずなのに、やはり恐ろしいまでの拳才である。

ちなみに初期構想では、奇跡の村で実験を行っていたのは本物のトキの予定だったが、
それだとただ悪堕ちした兄たちを倒すだけの単調なストーリーになってしまうため、
急遽アミバというキャラを作り、本物のトキはカサンドラにいることにした。という噂がある。
実際カサンドラに行く前の時点で、ジャギが今わの際に「まだ二人の兄がいる事を忘れたか~!!」と言い放った際は、
「なに!あの二人が生きていたのか!」とラオウとまとめて嫌そうな顔をしている。

健康体で柔の拳や闘気で戦っていればラオウとケンシロウを上回っていたと思われる*2ので、よく作中最強のキャラとしてよく扱われているが、
トキが拳の道に足を踏み入れたのは「兄ラオウを目指した」から。
なのでトキとしては柔の拳でラオウを倒しても意味がなく、あくまで兄ラオウと同じ剛の拳で戦う事が必要だった。
そのため、刹活孔を突いてもラオウに及ぶことがなかった。
こだわりは大切なので仕方ないね。

よく忘れられているがこの時点ではまだ死んでおらず、そんなトキの姿に涙したラオウが兄としての最後の情として「拳士としてのトキを殺した」と見逃す形で生き延びている。
そして刹活孔を突いた影響で余命はさらに短くなり病状も悪化したものの、北斗神拳を人々に役立てる(治療など)という念願の夢を叶えていた。


しかしラオウの配下にしてユリアの実兄のリュウガの手によってその生涯を突然閉じる事になる。
天狼星を宿星に持つリュウガは、ラオウとケンシロウのどちらが救世主となる大木としてふさわしいのか見極めようとし、その確認方法として「ケンシロウと実際に拳を交える事」を望んだ。
ラオウにはそれを許されたものの、ケンシロウは相手が悪人でなければ非情になり切れない一面を持つため、
ケンシロウが怒って十全な力を自分に向けられるよう、極悪人を演じるために奇跡の村の住人を虐殺(アニメ版ではカット)
さらには日々の生活をも満足に送れないほどに病で弱っていたトキをもその手にかける。
が、実はトキは負傷したものの、最後のトドメだけは刺されずになんとか生かされていた。
怒りに燃えたケンシロウとリュウガの闘いの決着がついた後、とどめを刺すのを止めた後にケンシロウに全てを説明し、リュウガの亡骸を腕に抱えつつ立ったまま笑顔で天に還った。
世紀末に生きた、哀しい巨星の最後であった。

…とリュウガの行動に納得した人も中には居るかもしれないが、見極めたからから何?という話にしかならず、そもそも見極める前から陰腹を切っていて生き延びる気がなかったので結果がどうだろうと村人は無意味に虐殺されただけだし、そもそもこれらの村人を救うことでトキは満足な余生を過ごせていたのが完全に台無しであるし、トキ自身も止めを刺されなかっただけで襲撃による怪我で亡くなったものと思われるし…と、いくら北斗の拳といえどもツッコミどころしかないので本当の最後をファンがシリアスに語ることはほとんどない。

「体を愛えよ、トキ……」と言って別れたのにこんな事されたラオウはリュウガをぶっ飛ばしていい


■『トキ外伝 銀の聖者』のトキ

コミックバンチ誌上にて連載されていた、トキが主人公の北斗の拳の外伝作品。
奇跡の村での日々やアミバ、ZEEDとの争い、そして幽閉されたのちのラオウとの最終決戦を描いた内容になっている。
オリジナルストーリーが描かれることの多い外伝作品の中では、比較的原作に忠実な内容。
勿論独自展開も用意されており、奇跡の村防衛戦やジャギとアミバのタッグ、果てはトキとジュウザとの共闘など読み応え十分である。
「聖人」とも呼ばれた彼が如何にして今の道を選んだが、その拳に何を望んだか?
迷い、苦悩し、それでも歩み続ける彼の心情が描かれた作品。

リュウガの襲来なんてなかった



アーケード版「北斗の拳」のトキ



ジョインジョイントキィ
デデデデザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニーナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッカクゴォナギッナギッナギッフゥハァナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴーハァーテンショウヒャクレツケンナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケンK.O. イノチハナゲステルモノ
バトートゥーデッサイダデステニー セッカッコーハアアアアキィーン テーレッテーホクトウジョーハガンケンハァーン
FATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーントキィ (パーフェクト)

※この間わずか40秒。

格闘ゲーム史上トップクラスといっても良いほど理不尽な強さを誇るプレイヤーキャラ
あまりの強キャラっぷりから「剛の拳よりストロングな柔の拳」とも言われている(一発の拳で相手を圧倒する剛拳がコンボゲーで表現しにくいというのもあるが)。

一応病人であるはずだが、どう見ても病人とは思えない動きと強さから、
「あれはトキじゃないアミバだ」「放射線じゃなくてガンマ線を浴びた」「放射能を浴びる前のトキ」等と言われている。

「阿修羅閃空」も真っ青な神の技、「北斗無想流舞」(通称「ナギッ」)で、画面を所狭しと飛び回り、カンチョーから5割など日常茶飯事。
一度ダウンしたが最後、ナギッで永遠にn択を迫られ、あっという間に崩される。
高性能当身や投げからノーゲージ始動即死コンも平然としてくる。
星が無くなればダウン追い討ちすら可能の一撃必殺のスマイルビームが飛んでくる。
この文章や見ているだけなら笑える強さだが、リアルで体験したプレイヤーにとっては有情どころか無情そのものであり、微塵も笑えない事は言うまでもない。

攻撃性能が飛びぬけているだけなら、「北斗二千年の歴史で最も華麗な技を持つ男」「病に侵されても拳に寸分の衰えも見られぬ」
などと言われれていたので100万歩譲って納得できる。
が、それならばでかいババァに苦戦を強いられたり、病人であり体力に難を抱えるという点は殆ど再現されていない。一応劇中では体力の限界状態で北斗有情破顔拳を放ったりはしてるが…まさに「病に侵される前の黒髪の北斗神拳伝承者トキ」と言う設定ならば完璧に納得が行くキャラ性能である。もちろんそれだとバランスもヘッタクレも無いのは言うまでもない。

体力(防御力)…普通。体力が高いラオウ、体力が少ないサウザー・マミヤ以外は全て同じ体力設定。
ケンシロウやレイ等の健康な成人男性と同じ体力をしている。
ガードランク…普通。パワーキャラのハート様と執念の男シンにガークラさせられるのは全キャラ同じで、それ以外にはガークラさせられる事は無い。
それどころかサウザーとマミヤにガークラを迫る事ができる。

一応「気絶値が低い」と言う弱点があるにはあるのだが、蓄積バグのせいでピヨる時はラオウだろうが何だろうがあっさりピヨるので、
「トキだったせいでピヨった」と言う状況はまず無い。
というか食らい判定が特殊で妙に小さいため、そもそもコンボを食らいにくく、防御性能はどちらかというと高い。

更にトキ自身の強さではないが、彼のステージでは処理落ちが起きやすく、
トキ側はコンボに失敗しようと隙が皆無ゆえその立ち回りで挽回は容易な為、ステージすら味方に付けているとすら言われている


【トキの強さ簡易まとめ】

  • 当たり判定がつまさきにしか存在せず、超高速、裏周り可、キャンセル通常技可、通常技キャンセル可の神移動技・地上版「北斗無想流舞」(通称「ナギッ」)
  • 当たり判定と発生の関係上、攻撃最速キャンセルナギッに対して相手がガーキャンする場合、多くのキャラは3F以内にガーキャンしないとスカる*3
  • 地面まで超高速で急降下し、その間全身無敵かつ着地硬直が0という、AC北斗でも指折りのクソ技と名高い空中版「北斗無想流舞」(通称「降りナギ」)
  • 見た目のドットより当たり判定が小さめで、「トキには使えない・安定しない」というコンボがかなりある。特に画面端で顕著。(バグ昇竜もその一つ)
  • 発生が早く、ガードされてもトキ有利、通常当たりでも☆2つカウンターで☆3つ奪取という壊れた性能を持つ切り返し技「刹活孔(相手)」
  • 言わずと知れた超広範囲ビームの一撃必殺奥義、「北斗有情破顔拳」
  • 2Dが刺さったところから10割ダメージ+☆3つ奪取できるコンボが存在するほどの極めて高いコンボ性能
  • 長い演出の間にいつの間にか大量自動回復&大量蓄積「北斗有情断迅拳」
  • スキほぼ無し、弾数制限無しによりローリスクハイリターンな蓄積起き攻めを可能にしたユダ様も真っ青な飛び道具(原作では単なる呼吸法)「闘勁呼法」
  • オーラガードすら不可能な高性能対空「北斗砕覇拳」
  • あらゆる状況からナギコン、時には永久に持っていくことのできる汎用性の高い通常技の数々
  • ナギッからの、熟練者でも見切ることが難しいn択
  • 中段、下段、空中、飛び道具の全てにそれぞれ対応する発生1F、失敗時リスク殆どなし、ガー不技も当身可能の神の1F当身。上中段当て身からならノーゲージ始動即死コンも狙える。
  • 全キャラ中唯一相手が壁やられ状態になり、ブーストを使わず追撃可能で、ノーゲージからでも即死コンを狙える通常投げ。仮に即死に至らずとも8~9割ぐらい削るのは余裕*4

曰く、「存在自体がバグ」
曰く、「ゲームが始まったと思ったら終わっていた」
曰く、「このゲームの死因の半分はあぐら」
曰く、「トキを使うのであれば勝って当然」
曰く、「トキ使うのは『ゲームはこれくらいにして飯食いに行こうぜ』の合図」

等、あらゆる最強伝説が残されている。
その中で最たるものは「ジョインジョイントキィ」であろう。

ゲーム稼働から数日の間はコマ投げから☆3一撃コンボのあるシンやノーゲージ☆3コンボがあるサウザーなどが強キャラと見られていたが、トキの強さがすぐに発覚してあっという間に量産型トキが溢れ*5ジャギを選ぶと見せかけて隣のトキを選ぶ(ジョインジョインジョイン→ジョイントキィ)と言うフェイクトラップまで行われ、最悪リアルファイトにまで発展する恐れもあった事から一部のゲーセンでは使用禁止とする所もあった。

とは言え、研究の進んだ現在ではさすがにトキ一強では無くなっている。
ワンチャン即死や、他キャラにもトキ並に壊れた部分が発見されたためである(レイ、ユダ等)。
特に、対レイのダイヤグラムは4.5:5.5でトキ微不利とされている。
総合ダイヤでは依然としてトップであり、最強キャラの座は譲ってはいないが。

反面ナギがオーラ消費技だったり、連続使用にインターバルが有ればここまで壊れなかっただろうとも言われている。それ程に強力な技なのだ。
実際一部の(酔狂な)修羅プレイヤー達が、あえて無想流舞を使わないで対戦する、通称:ナギ無しトキ(那戯無闘鬼)を使用しているが、
攻め択の少なさとコンボ火力の低さからサウザーやシン程度(中堅下位)の強さであると言われている。


なおこのトキを表す有名な言葉の一つに「命は投げ捨てるもの」というのがあるが、
これはトキの勝利時のセリフ「命は投げ捨てるものではない…!」がボタン連打で演出スキップされると
ちょうど「命は投げ捨てるもの」の所で切れる事から生まれたフレーズである。
そして普通のキャラだったらちょっと面白がられて終わりだったものが、
このトキ相手だと本当に命が投げ捨てられてどんどん消費されていくので、トキを表す言葉として定着した。


【その他】

ニンテンドーDSのゲーム「遊戯王WCS2010」に登場するキャラクター「コアキメイル・ヴァラファール」が【命は投げつけるもの】なる名前のデッキを使用してくる。
まったく関係ないゲームでもネタにされるあたり、影響の強さが垣間見える。

北斗無双でもプレイヤーキャラとして登場。激しい動きをすると吐血するがジャンプキャンセル可能。
機敏に動き盛んに飛び回っては柔の拳で無数のモヒカンをブッ飛ばしていく、お前のような病人がいるか
また被曝前のトキが使える。その姿は一言でいうなら「きれいなアミバ」。…アミバの変装は上手かった。
ローリングツインバスター有情拳でモヒカンどもを次々と消d…昇天させることができる。もちろん胡座ビームも健在。
ちなみに、原作でラオウに釵で足を刺されて固定されている時に至近距離から放ったものを始めとして何度か使用している両手を合わせた突き技(=AC北斗での通常技2D)は
このゲームでは『不離気双掌』という奥義になっている。

龍が如くスピンオフ『北斗が如く』でも第四章『監獄伝説』で登場。
基本的に担当声優繋がりで龍が如くの登場人物のエッセンスが取り入れられている作品なのだが、トキに対応しているのは龍が如くシリーズの桐生一馬の兄貴分・柏木さん。強烈な拳を持つ兄貴分が本当に兄となった。
捕まっていたカサンドラ監獄から解放された後も現地に残り、ケンシロウに修行を付けてくれる。

心霊台でレイの寿命を延ばす際、その強烈な副作用に耐えられないことを想定して「苦痛に耐えられぬ時のむがいい」と自殺用の毒薬を渡すシーンがあるのだが、近年ではこのシーンでトキが持っているものをストロングゼロモンスターエナジー、果てはごはんですよだの硫酸だのといった飲み物ですらない代物に変えたコラ画像が多数出回っており、本編読んだことはないがこのシーンだけは見たことある、という人も増えている模様。


 北斗有情破顔拳
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最終更新:2024年03月25日 18:26

*1 なおOVA『真救世主伝説 北斗の拳』の第4部「トキ伝」では被爆前から不治の病を患っていたと言う設定になっている。

*2 というより2人とも「病んでさえなければ…」と万全のトキが自分達よりも強かったであろう事を認めている。

*3 一応、ガーキャン読み(あるいは投げ読み暴れ)当身やらガーキャン読み直ガなどもあるため、ナギッ読みに限らず最速ガーキャンするのがAC北斗の基本ではある

*4 このおかげで、トキは「下段攻撃が2Bしかなく、出が遅く微妙に性能が悪い」のがほとんど弱点にならない。相手が立ちガードで固まってても、1回投げれば致命傷を与えられるからである。

*5 エンターブレイン主催の「闘劇」'06・'08で開催作品の1つとして選ばれた際、'06に至っては半数がトキ、そして決勝ではトキ使い相手に喰らい付いたユダ相手に無情にも近い刹活孔→北斗有情破顔拳のテンプレで逆転優勝と言う展開になってしまった。