レミリア・スカーレット

登録日:2009/05/27 Wed 17:45:14
更新日:2024/04/08 Mon 10:55:26
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500歳の幼女 6面ボス B型派 うー☆ お嬢様 しゃがみガード れみ☆りあ☆うー☆ わがまま カリスマ カリスマガード カリスマ急降下→可愛さ急上昇 キス魔 グングニル コウモリ スカーレット スカーレットデビル ダークヒロイン ツェペシュの幼き末裔 ツンデレ ノリで生きる女 バイリンガル バランス型 ファイルーズあい ボケとツッコミもできる モケーレムベンベ ラスボス レミィ レミリア・スカーレット 上坂すみれ 不夜城レッド 主人 亡き王女の為のセプテット 依田菜津 刹那主義 加藤英美里 合法ロリ 吸血鬼 和氣あず未 喜多村英梨 大和田仁美 大地葉 大物 天沢カンナ 女吸血鬼 妖怪 安楽椅子探偵 尊大 小見川千明 少食 山岡ゆり 幼女 幼女←見た目は 弱点多すぎ 戦う場所を限定する程度の能力 新しい物好き 未来予知 本渡楓 東方 東方Project 東方紅魔郷 松嵜麗 槍使い 気まぐれ 永遠に紅い幼き月 河野ひより 泣き虫 渡部紗弓 照井春佳 田中貴子 田村ゆかり 竹達彩奈 紅い悪魔 紅魔郷 紅魔館 納豆 芸人枠 蝙蝠 豊崎愛生 辻あゆみ 近接特化 逢沢ゆりか 運命 運命を操る程度の能力 青髪 須藤沙織 飽き性 高田初美 高野麻里佳


こんなに月も紅いから本気で殺すわよ。楽しい夜になりそうね
永く生きていると必要なものばかりになって困るのよ。日常のどうでもいいことが重要になってくるの

レミリア・スカーレット (Remilia Scarlet) は、東方Project第6作『東方紅魔郷』のラスボスを務める吸血鬼。
東方がWindows版に移行した後の初めての作品のラスボスである。紅魔郷以降は東方永夜抄、萃夢想、緋想天、非想天則と自機を務めた。

また、東方文花帖Level7、弾幕アマノジャク最終日、秘封ナイトメアダイアリーでも敵として登場した。

近年の作品では、自機として登場することはないが、東方三月精、東方儚月抄、東方茨歌仙、東方鈴奈庵などの書籍作品にも度々出演している。


【概要】

種族 吸血鬼
二つ名 永遠に紅い幼き月
能力 運命を操る程度の能力
テーマ曲 亡き王女の為のセプテット

紅魔館の主で吸血鬼のお嬢様。見た目はとても幼いが実年齢約500歳(つまり18歳以上)。
しかし性格は子供っぽくとても我侭。人間には見栄を張るが妖怪基準だとほぼ外見通りの年齢らしい(ようするに幼女)。
フランドール・スカーレットの姉である。
傍には常にメイド長の十六夜 咲夜を連れている。

日本由来の妖怪が多く集う幻想郷の中に西洋から入ってきた妖怪であり、配下は同様に海外から入ってきたと思われる妖怪や悪魔と、妖精メイドで構成されている。 
妖怪としては若造もいいところなので年配の妖怪には若輩者扱いだが、喧嘩が強いという印象は強いようだ。
吸血鬼異変の一件もあり幻想郷での影響力は高く、若輩であっても幻想郷のパワーバランスの一角を担っている。

紅魔郷において博麗 霊夢に負けて以来、彼女に懐いて博麗神社によく出入りするようになり、以降は主人公組に次いで出番の多い準レギュラー的なポジションとなる。
書籍での登場回数が多く、比較的私生活が描写されることも多い。
霊夢曰く普段はとても退屈そうにしているらしく、面白そうなことを見つけては霊夢たちを巻き込んでいる。

吸血鬼のくせに少食であまり人間の血が吸えず、毎回血をこぼして服を真っ赤にしてしまうため、スカーレットデビルと呼ばれているそうな。
そのため吸われた人間は死に至らず、眷属にもなることもなく、貧血を起こして終わりらしい。


【性格】

初登場時と現在でかなり印象の変わる人物。
紅魔郷では深窓の令嬢と言った感じで、どこかとぼけたところがかえって強大な妖怪としての得体の知れなさを感じさせていた。

しかし永夜抄(萃夢想)以降になると我儘さが目立ち、かつ尊大というか妙に自信に満ちたキャラへと変わっていった。
口調も最初はまさにお嬢様と言った丁寧なものだったが、現在はややボーイッシュでフランクな話し方。
そのため紅魔郷ではキャラを作っていたとも見られる事も多い。我儘な部分は力を持った妖怪ゆえの傲慢に見えるが、どちらかというと子供のそれに近い。
戦い飽きたら敵陣のド真ん中で寝たりと豪胆というか自由奔放。喜怒哀楽が顔と態度に出やすく、とても分かりやすい。
だが頭の回転はとても速く、考察や駆け引きも得意。
不愉快な時は可愛らしい外見に不釣り合いなほど目が据わるためとても怖い。
ノリで生きているタイプで権謀術数を巡らしたりといった描写はほとんど無い。
が、チョロいようでチョロくない。
まあ、面白そうならとりあえず乗っかるのでやっぱりチョロいかも

意外にも面倒見が良く、萃夢想では人間だと死の危険がある相手(伊吹 萃香)には人間達を肉弾戦で動けなくさせてから自身が倒しに向かっていた。ようするにツンデレ。
妖精メイドの体調も気にかけており、彼女らの休養のためのパーティーをやったりと優しい面がある。

ただし興味の無い相手には冷酷無比。
とくに力の無い妖怪は食糧にもならないため、ちょっかいをかけられたときは人間を相手にするときよりも無慈悲。
その処遇は咲夜がドン引きするレベルのようだ。

危険度:極高は人間よりもむしろ弱い妖怪に対して当てはまる。
弾幕アマノジャクの弾幕でその片鱗が見える。

人間有効度は極低という評価だが、並の人間では遊び相手にはならず、只の食料に過ぎないからだと思われる。
使用人に人間を置いたり霊夢たちとは普通に付き合ったり、力を認めた相手には分け隔てなく友好的。
非力な一般人である本居小鈴にペットの件で世話になった時にはわざわざ感謝の手紙も送っている。
近い評価の面子と比べると大分おおらかである。

体を動かすことが好きで、じっとしていることが苦手。
結構泣き虫で涙目になっていることが多い。


【周囲との関係】

妖怪の中でも霊夢との付き合いが特に長く、頻繁に会う腐れ縁のような関係。
性格を把握している霊夢からは完全に見た目通りの子供として扱われている。
霧雨 魔理沙のことは割と雑に扱うが、なんだかんだで催し物には一緒に混ぜる。

パチュリー・ノーレッジとは『パチェ』『レミィ』とお互い愛称で呼び合う仲。
門番の紅 美鈴とも漫画を貸して感想を聞きに行っていたりと仲がいい。
文々。新聞の購読者兼、ネタの提供大手で、射命丸 文とも交流がある。
機嫌が良いときは誰とでもフランクに接し、相手の変なノリにも付き合う。ぎゃおー

八雲 紫とはあまり仲が良くないのだが、戦闘スペックの高さは一目置かれており、儚月抄では表で戦闘を起こす事で実力派を引き付ける囮役として抜擢される(紫は頭脳派を引き付ける囮を担当)。
本人が前に出てガンガン暴れまわるタイプなので、暗躍したがる紫との相性が皮肉にもよかったりする。

幻想郷中の有力者や周囲に住む妖精や妖怪を館に招いてパーティーをしたことがあり、顔が知れている。
一見するとコウモリ羽の妖精にも見えるちんまい外見のため、強力な妖怪相手ならいざ知らず、リグルやミスティアといった相手の力量を図れない力の弱い妖怪には初見で必ずと言っていい程ナメられる。
まあ大抵はその恐ろしさを体で思い知らされることになるのだが。

カテゴリー的には人食い妖怪だが、少量の血が必要なだけで人間を敵視しているわけでもなく、阿求の評価ほどの危険人物かと言われると微妙なところである。
むしろ幻想郷の中では上手く共存できている部類に見える。正直なところ評価自体が多少古いため、周囲との付き合いを続けていくうちに軟化したのかもしれない。
そもそも阿求の妖怪評は憶測で書いてるとおぼしき部分が多いし


【能力】

彼女の運命を操る能力は、実際どのような能力なのか明確ではないのでよく論議の的になる。運命を操れるなら紅魔郷の時に霊夢達に負ける筈がない、など。
もっとも「程度の能力」は自己申告らしいので、おぜうのことだから未来予知みたいな能力をかっこよく言い換えているだけかもしれない。
無尽蔵な蝙蝠による再生能力や、霊夢の「遊びでない夢想天生」のように、作品内で描写されていない例も一応あるが。
紺珠伝で、似たような運命操作ができる能力持ちの稀神 サグメが出たが、あっちも自己申告レベルで体感が難しいのでそういうものなのかもしれない。

能力によるものか不明だが、魔力で作った鎖で攻撃する運命「ミゼラブルフェイト」と言うスペカを持っている。
自動追尾機能付きなので、必ず命中するという運命を付与しているのかもしれない。

ただ、レミリアの場合はよくわからない「運命を操る程度の能力」よりも種族由来の高い身体能力からくる戦闘能力の描写のほうが多い。


【身体能力】

吸血鬼という種族は幻想郷で他の妖怪相手に無双しすぎてスペルカードルールが作られる原因にもなったという吸血鬼異変(紅魔郷よりも前)を起こした怪物であり、普通の妖怪とは根本的に肉弾戦での強さの次元が違う。
弱点が多い代わりに、~程度の能力以外にも多くの強力な能力を所持しており、弱点が無い環境ではチートクラス。
まず身体能力が反則的に高く、大木を片手で持ち上げるほどの怪力と瞬く間に里を通り抜けると言われているスピード(求聞史紀の記述)を合わせ持ち、弾幕よりも直接格闘の方が得意。
幻想郷では吸血“鬼”ということで鬼の亜種と言う位置付けにされており、鬼の弱点も有効。
しかし腕力特化では無くバランス型で、種族固有の能力の違いなどから完全に別種の存在である。

レミリア曰く満月の夜は特に力が増すようだが、それに関しては永夜抄時点で咲夜が初耳であるため、少々胡散臭い部分がある。
妖怪の中でも非常に高位の存在だが、完全ノールールで行われた吸血鬼異変では最終的に幻想郷で最も力を持った妖怪に敗北している(誰が倒したのかは詳細不明)。


【弱点】

吸血鬼には多数の弱点の伝承が存在し、かつ東方の世界では鬼の亜種とされているため、鬼の共通弱点も持つ。
しかしレミリアに限って言えば当てはまってないものもいくつか存在する。

●弱点として持っていると確定しているもの
  • 日光
    色々描写されている通り。致命的ではないが確実にダメージを受ける。
    ただし、日傘があれば普通に昼間でも外を出歩ける。湖からの照り返しぐらいならば問題はない。直射日光も少しぐらいなら致命傷とはならない。
    日光に当たれば身体が気化し、それを吸えば永遠の命を得られるらしい。

  • 流水
    吸血鬼の「流れる水を超えられない」というもの。紅魔郷EXではフランを閉じ込めるためにパチュリーが降らせた雨のせいで、レミリアは紅魔館に帰れなくなっている。
    正確には流れがあるものを通りたがらないというのが正しい。ただ、彼女は我慢ができない性格なので実質的に通れないようなもの。
    流れが無ければ平気なのでプールやお風呂、水溜りなどなら問題ない。雪は流れでは無いので平気。

  • 炒った豆
    文花帖にて、紅魔館で豆撒きを開催した際、炒った豆にあたった場所に火傷のような傷を負ってしまっていることを射命丸に記事にされている。ただし納豆は大好き。

    この他にもニンニクが苦手。

●弱点という逸話があるがレミリアに関係ないと判明しているもの
  • 十字架
    大元の吸血鬼伝説発祥の地がキリスト教が根付いた地であり、かつ吸血鬼は人間が変異してなるものとされていたため、吸血と言う欲望に負けて悪魔に堕ちた自らの罪深さを思い知らされる、という意味での弱点。
    レミリアは生まれた時から吸血鬼なので「何それ?」状態である。何より自分の代表スペカが十字架の形をしている。(ZUN氏は狙ったのだろうか?)

  • 招かれていない家には入れない
    永夜抄で永遠亭に押し入っている。

●微妙なところ

  • レミリアに関して言及されたことはないが、咲夜の持つ銀のナイフは「吸血鬼退治のための銀のナイフである」と求聞史紀にて紹介されており、吸血鬼が銀を苦手とするという概念自体はある模様。


【戦闘スタイル】

レミリア本人のスタイルは跳躍による短距離の高速移動を繰り返すことで相手を攪乱させるスピード型。
吸血鬼は小手先のテクニックを無視するとあったのだが、レミリアは吸血鬼としては型破りなのかもしれない。
上空からの急降下や移動の勢いを利用したタックル、伸縮自在の爪を使った斬撃で攻撃する。中ボスっぽい
幼女体形で頭が大きいからか頭突きを多用する傾向がある。

目で追わせる事で攪乱するため、敵を見ないで大雑把な範囲攻撃をかますお空や萃香のようなタイプには効果が薄い。その辺からは無駄な動き扱いされている。

吸血鬼の反則的な身体能力での打撃はそれ自体がスペカになる。
ストレッチに見える振りかぶりから渾身の力で薙ぎ払う悪魔「レミリアストレッチ」や、着弾地点に衝撃波を伴う特攻技の夜符「ボンバードナイト」がネーミング含めて特徴的。

また魔法弾を自身の腕力でブン投げる神槍「スピア・ザ・グングニル」は魔法と怪力の合わせ技である。
超高速で投げつけることで弾が先細り槍の形へと変化する。かすっただけで吹っ飛ぶような剛速球でありグレイズは不可能。
とにかく点の破壊に特化させており、妹の禁忌「レーヴァテイン」とは対になっている。

バク転で起き上がったり空中での宙返りや大股での蹴り上げなど、見た目からは予想ができない程アクロバットな動きをする。
壁や天井を使った三角飛びのような動きもする。
エレガントさを気にしてか、手刀や蹴りは手足の先が消えて見える速度で服やスカートがわずかにはためく程度にしか見えない。
レミリアストレッチに関してはエレガントも何もない全力のフルスイングなので奥の手のような感じ。

妹と比べると地味なデザインの羽だが実はこちらは万能兵器。質感や形状を自由に変化させることが可能。
刃物のように鋭くさせて斬ったりハンマーのように殴りつける事もでき、側面や前面を覆って硬質化する事で盾の役割も果たす。
正面を覆う巨大なドリルに変形させて突き刺すこともできる。

儚月抄では依姫に対して霊夢達がルールに乗っ取って弾幕ごっこで勝負を挑んでいた中、レミリアだけはいきなり格闘戦でケリを付けようとするあたり、近接戦闘には絶対の自信があるらしい。実際、依姫も体術には対応できていない。
ちなみにレミリア以外で戦闘担当の候補に挙がっていたのは萃香と文。
奇しくも霊夢達が比較に出していた2名である。概ねこの3名は同程度の実力という評価だったのかもしれない。

だが霊夢達曰く、力では鬼の伊吹 萃香に、速さでは天狗の射命丸 文に劣っており、
挙げ句の果てには「実は大して取り柄がないんじゃ(笑)」と言われる始末。デビルイヤーは地獄耳。
しかし比較対象の二人はそれぞれの種族のトップクラスであり、逆に言えばレミリアは鬼(その上は悪魔)に次ぐ怪力と天狗に次ぐ速度を備えたハイブリッドである。
さらに魔法使い顔負けの魔力や異様に能力が多いというのも考えれば破格だろう(そもそも最速は最近だと従者の方だったりする)。
非想天則などの格闘ゲームタイプのタイトルでは文よりも速いため、短距離走タイプなのかもしれない。

ちなみにしゃがみガードに定評があり、「世界一かわいいしゃがみガード」「カリスマガード」として有名。


【他能力】

頭以外なら全身の再生を一晩、手足などの部位の再生なら一瞬で可能。
パチュリーの設置した防犯用のトラップを触ってしまい、腕が炭化したときは全く動じずに腕を瞬時に再生させていた。
儚月抄では地上よりも太陽の光が強く照らされる月面で傘を差さずに戦い、体が焼かれていることを相手に指摘されるまで気づかなかった。しかも傘が小さすぎて隠しきれずに羽から煙が上がったままでもピンピンしていた。
味覚などと比べてもダメージとのリアクションの差がありすぎるので焼かれることに対する痛みが無いのかもしれない。

体を霧に変化させたり、無数の蝙蝠に分裂して別の場所で合体して元に戻ることができる。蝙蝠状態のまま弾幕を発生させることも可能。
蝙蝠になっている間は非常に硬く、夢想封印やマスタースパークすら無傷で耐える。いわゆるボムバリア。
さらには掌から妖気を含んだ紅い霧を大規模に発生させ、日光を遮断したり、影響下の人間を弱らせることができる。
これにより弱点がカバーできるのだが異変になるため、霊夢に注意された紅魔郷以降は封印している。霧を自在に操れるため、能力で霧状になった萃香の事を見破ることができた。
吸血鬼の魔法力から繰り出される膨大な弾幕や、魔力と怪力の合わせ技であるグングニルなど、遠距離も隙がない。
召喚術も使うことができ、大量の悪魔を使役することまでできる。
魔法陣を生成して飛ばす蝙蝠型の弾幕にはサーヴァントと付くものがあるため、召喚した使い魔の類だと思われる。


【総評】

総評すると力、速度、タフネス、魔法と言った複数の分野を特化型に次ぐレベルで兼ね備えている。
器用貧乏というよりは全能型である。吸血鬼って凄い。
しかし種族としての能力が突出してる分のバランスを取るためか、弱点が異様に多い。
最も致命的な弱点とされる太陽光の場合は即死ではないものの火で炙られる様なもので、長時間浴びると火傷を負い、そのまま浴び続けると命を落とす。
短時間でも強力な陽の光を浴びると行動不能となるようであり、依姫との戦いでも太陽を神格化した天照大御神の力を使われて敗北している。
非想天則では同様に太陽の力を使う霊烏路空にも苦手意識を持っている。

しかし弱点で受けた傷は快癒しないという訳ではなく、死にさえしなければ再生する。そのためとてもしぶとい。
腕を瞬時に再生させることができるように、日光で表面が焼かれた程度ならすぐに元通りとなる。
常に再生能力である程度相殺しているのか、わりと日光を浴びているが重篤な状態になったことは無い。
前述のとおり鬼の亜種なので豆まきや柊鰯などの鬼が苦手とするものはアウトである。

また、それぞれが特化型には一歩譲るため、例えば鬼と馬鹿正直に殴り合ってしまっては分が悪い。
萃夢想の正史で萃香とやり合った時は持ち前の再生能力によりレミリアも倒れることはなくタイムオーバーのような流れだったが、実質的に勝負には負けた形である。


【その他】

ゲーム本編だけでなく、エンディング、書籍を含めるとその出演数はトップクラス。
初登場時こそ威厳たっぷりなラスボスだったものの、再登場の度に徐々に丸く…というか可愛くなっていった。
そして、緋想天にて遂に公式にカリスマ崩壊。でもレミリア可愛いよレミリア。

三月精で美味しそうに年越しソバを啜る姿なんかカリスマの欠片も感じられない。
儚月抄での活躍は可愛すぎて鼻血ものでございました。鈴奈庵でペットのチュパカブラに逃げられて涙目になる、茨歌仙ではお子様フォークを使って西洋タンポポの料理を食べて「タンポポ にがーい」と言って涙目に、などコミカルな描写が多い。
気になる人はにがーい まずーいでググろう。
咲夜に口をハンカチで拭き拭きしてもらっていたりと公式でもお子様キャラとして固まってきている感がある。

服はどんな時も同じ服と言うことはなく、パジャマやパーティー用の衣装、水着なども持っている。香霖堂では普段と違う通称イカ帽子も披露。
棺桶で寝るため、寝室のベッドの上に薔薇を詰めた棺桶をさらに乗せている。コレクションも一緒に抱えて寝ているようで結構散らかってる。
外で昼寝もしているため、別に棺桶じゃないと寝られないわけでは無い。吸血鬼としてのポーズだろうか。
早寝早起きが自慢らしい。萃夢想の様子だと夜型だとは思われるが霊夢が起きている時間に訪れたり、特注の日傘をさして昼間に活動している事もあり活動時間帯にばらつきが見える。

自分の所有物には愛称を付ける癖がある。
本人曰く、永く生きているから暇つぶしとしてらしいが、文にはまだまだお子様と言われている。
それでも一大勢力の長としては最年少であり、ある意味天才児なのかもしれない。

西洋の妖怪なので英語が堪能だが、幻想郷では周囲に合わせて日本語もできるバイリンガル。
ただし手紙を書くときは英語で、愛称やスペカなどのネーミングも英語が中心になっている。

血はB型のモノが好物。自分を恐れる人間の血しか飲まない。血液はあまり多く摂取しないので致死量には届かない。
吸血行為とは別で、人間と同じものを食べるし酒も嗜む。ワインの印象が強いが、日本酒や焼酎なども飲める。というか東方キャラは大半がザルなので、お嬢様も例外ではない。


【二次創作】

カップリングは咲夜、霊夢、パチェ、フラン、チルノ、萃香、さとり、小傘等。
また、悪魔の姉繋がりで幻月との絡みも。

人気の近い古明地姉妹がいる地霊殿勢との交流が比較的多い。さとりとは共に妹との付き合い方で相談をする関係だったり。
人気をネタにしたライバルにされてたりもする。

萃香とは萃夢想での出会いから喧嘩のライバル的な扱いもされる。

主人公勢と距離が非常に近いため二次創作界での出番が極めて多い。
メインに置きやすく、サブも程よくこなす。サブなのにメインを喰ってしまう事があるが。
二次創作ゲームでも霊夢や魔理沙に次いで登場率が高い部類に属する(敵としても味方としても)。

わかりやすく積極的に動いてくれる性格で日常ほのぼの系やギャグ、シリアスやアクションもOKと全方面が得意な芸人枠。

いわゆる「キャラ崩壊」という扱いを受けることが極端に少ないキャラ。
原作のレミリアがコミカルなお子様キャラと冷徹で強力なカリスマ妖怪という二面性を持たせているため、どっちに転んでも違和感が無いのである。さらに、カリスマのオン/オフと組み合わせることで複合化することもできる。
それに関しては「レミリアは何をやってもレミリア」という言葉でよく表現される。形状で例えるならどの角度から見ても同じ形に見える球体である。

本当にカリスマ100%の威厳あるキャラ、威厳はあるけど見た目が幼女、強大な力をポップに振り回す元気な女の子、妹様や咲夜などに振り舞わされる苦労人或いは突っ込み役、激おこな霊夢にシバかれたり紅魔館が爆発したりする損な役回り、周囲(特にフラン)に舐められたり辛辣な毒を吐かれるかりちゅまれみりあ、威厳と恐怖によるカリスマの限界を悟っている達観者、紅魔館の面々以外に敬語やらさん付けするキャラ、果てはカリスマ0%のただの500歳児など様々である。

あえて言うなら公式のレミリアは結構口調が高飛車とボーイッシュの中間のような感じ。機嫌が良い時や日常では子供っぽい喋り方になる。

時々、幼児退行し、『れみりゃ』になる。カリスマブレイクし、『おぜうさま』になることも。

本来なら鬼や幽香とほとんど変わらないポジションの大物妖怪なのだが、あの性格と儚月抄での負け方からヘッポコ扱いされやすい。
ヘタレとして書かれる事が多い(通称ヘタレミリア)。

作品によっては常識人キャラになっている事もある。

第7回の非公式人気投票の結果は5位。これは妖怪勢の中で一番であり、未だにファンから愛されている証拠である。
ところが、第8回の人気投票では4位に魔理沙を押しのけて上がったものの、妖怪勢一番の座は3位の幽香に譲った。人気が高いことには変わりないが。
第9回ではアリスが浮上したが、幽香が抜けたことで変わらず4位。第10回では7位とついに4位から落ちてしまった。
以降は順位据え置きで、妹のフランと共に古明地姉妹と妖怪枠を競い合っている。

また、テーマ曲のセプテットは音楽部門の1位常連であり、第6回から不動の地位を保っている。
が、第11回人気投票ではまさかの妹のテーマ曲「U.N.オーエンは彼女なのか?」に1位を奪われ2位に甘んじる事に。
姉妹でのワンツーフェニッシュなので喜ばしい事ではあるが。第12回も同様に僅差で2位。
最近は3位以下を大きく引き離しての姉妹対決の構図になっている。

因みに彼女の身長を立絵から計算すると大体128cmとのこと。
咲夜とのその身長差はまるでどこかの配管工兄弟みたいである。




魔理沙「お前いくつの項目を建て逃げしたんだ?」
レミリア「あなたは今までいくつ項目を追記・修正したの?」
???「聞きたいかね?…昨日までの時点で99,822件。レディ、本日の件数は?」

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最終更新:2024年04月08日 10:55