ラスト(メダロット)

登録日:2010/12/24 Fri 07:50:50
更新日:2023/06/21 Wed 23:32:57
所要時間:約 4 分で読めます




「おまえを倒し、私は自由になるのだ」


ほるまりんによる漫画『メダロット2』及び『メダロット3』に登場するキャラクター。
アニメとゲームには登場しない、メタビーのもう一人のライバル。

ロボロボ団の首領ヘベレケ博士の所有するメダロットで、姿を変えて幾度となくイッキとメタビーの前に立ちはだかる。
当初は名前も呼ばれずやられ役のような扱いだったが、ロボトルの経験を積むことでメタビーとの実力差を確実に縮めていく。

他のロボロボメダロットと違って自我は取り除かれておらず、「メタビーを超えろ」という命令のもと打倒メタビーに執念を燃やす。
主人であり育ての親であるヘベレケ博士を「父」として絶対の信頼をよせている。



◆劇中の活躍

○川でのロボトル
機体:バイフィッシュ
ロボロボ団によるニセ快盗レトルト騒動で初登場。姿はオオカミウオ型パーツ一式。
ブラスの両肩を砕くも、脚部パーツを水中タイプからコウモリ型の飛行タイプへ交換したところをメタビーに川へ落とされて溺れてしまう。
この時は名前も呼ばれず、「ロボロボ団所有のマヌケなヤツ」というような扱いだった。


○新型機披露会場屋上のロボトル
機体:アンビギュアス
メダロット社の新型機完成披露会で主役の姿で登場、目の前にいたメタビーの胸を撃ち気絶させる。姿はタマムシ型パーツ一式。
実は披露会で使われる本機のメダルを、ロボロボ団がこっそりラストのものと交換していた。

その後屋上でゴーフバレット軍団と共にブラスを苦しめ、復活したメタビーが駆けつけるも目立った傷一つ受けずに逃げおおせた。
この時はじめて「ラスト」と名前で呼ばれ、メタビーに強敵の予感を残す。


○新年パーティーでのロボトル
機体:アンビギュアス
暴れるロクショウの混乱に乗じてビーストマスターを手に入れようとするも、暴走したメタビーが放つメダフォースの前に撤退せざるをえなくなる。
姿はタマムシ型の頭・右腕・脚部にサボテン型の左腕。


○大停電事件
機体:ベルゼルガ
ハエ系悪魔型の上半身にコウモリ型の脚部で登場。
ストンミラーの強制メダフォースとゴーフバレット軍団による電線攻撃の混乱を突いてあがたヒカルを攻撃、彼の片腕を折る。
その後イッキとメタビーに「セレクト島で待っている」と言い残し去っていく。ちなみにこれが最初の発言。
この事から、どうやらヘベレケ博士はヒカルの正体を知っているらしい。

この一件からラストにはメダロット三原則が解除されていることが予想される。
ヘベレケ博士の意図なのだろうか…?


○フユーンでの最終決戦
機体:ベルゼルガ
秘密基地に辿り着いたメタビーに開口一番「私と戦え」とロボトルを迫る。姿は悪魔型一式。途中からフユ―ンコンピュータによって左腕をサボテン型と交換する。
なかなか戦わないメタビーに自分が何のために戦うかを語り、ようやく戦う姿勢を見せたメタビーに歓喜する。

停電事件で秘密基地の場所を教えたのはメタビーと戦いたいが故の独断行為で、ヘベレケ博士はそんな彼の行動を理解できなかった。

戦闘でボロボロになるもメタビーが基地の外(空中)へ落ち、とうとう勝利を得る。そこへ押し寄せたセレクト隊のメダロットをなぎ払って博士の元に帰るが、その理由を本人も理解できず博士の「目的を果たし自由になったのに何故もどった」との質問にも「わかりません」と答えている。

その後浮遊基地は墜落し、博士ともども行方不明となる。



以上がメダ2での活躍。
メダ3ではラストロボトルのみの出番だが、余裕ある戦いぶりで変わらない強さを見せつけた。
メダ2で基地が墜落しても無事だったのはチャイルドシートのおかげだとか。


○メダロット社屋上での最終決戦
機体:ベルゼルガ
強制メダフォースのメダロットを相手に苦戦するイッキ達のもとに助っ人として現れ、タマオに今どうすべきかを戦いながら諭す。
決着が見えたところでヘベレケ博士と共に再びどこかへ去った。



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最終更新:2023年06月21日 23:32