烏龍茶

登録日:2012/01/05 Thu 00:34:33
更新日:2023/07/10 Mon 19:59:50
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烏龍茶とは、中国発祥の茶の一つ。

概要

茶葉を半分だけ発酵させた、半発酵の茶を指す。

ちなみに完全に発酵させたお茶は、どっかのメシマズ戦争大好き紳士国家の大好物である紅茶になる。

かの阿片戦争は、このお茶っ葉を買い漁った国が自国の銀流出(中国とは銀で取引してた)に危機感を抱き、
植民地のインド経由で銀を取り戻そうとしたのが発端の一つ。
メシマズジェントルメン国家のアフタヌーンティーのために、中国は阿片漬けにされたのだ‥。


???「いやあ、グレートブリなんとかの料理はおいしかったですねえ」

とまあ、話は逸れたが、烏龍茶と言う名前の由来は、お茶っ葉が、烏のように黒く、龍のように立ち上る事が由来である。

様々な銘柄があるが、福建省の鉄観音が一般的。
しかし、高級烏龍茶である武夷岩茶、凍頂烏龍茶などの名銘柄のものは実に美味しい。
是非、手に入れて飲んでいただきたい。
現在では日本産の茶葉を使った烏龍茶も売られている。

日本では明治の中頃から輸入されていたが、1978年に当時の大人気アイドルピンク・レディーが美容のため愛飲していると雑誌記事で語って一気に注目され、輸入量が150倍近くになった。
当時は清涼飲料というより健康飲料という扱いで、自宅で飲むことが一般的だった。
今でいうと青汁みたいなポジションか。
…が、後年彼女らはこの話を「そんなこと言ったか覚えていない」とコメントしている。
多忙を極めていた彼女らの記憶から無くなったのか、なにか大人の事情が働いたのか……当時の真相は今や闇の中である。

一挙にメジャーとなったのは1981年のことで、サントリーが発売した「缶入り烏龍茶」が大ヒット。以降各社で類似商品が多数登場し、今では清涼飲料水の定番となった。
最初に缶入りを発売したのは伊藤園だけどな!

パックの茶葉が売られており、日本人の夏には、麦茶と並んで高確率で冷蔵庫に存在している存在。
冬には熱くして飲んでも良い。
麦茶よりも濃厚な茶葉の苦味が、食後の舌をサッパリさせてくれるのが嬉しい。さすが、油っこい中華料理のお茶である。
逆に空きっ腹に飲むと人によっては気持ち悪くなるが。

自販機やドリンクバーなどでも気軽に購入出来、また、下戸やハンドルキーパーの方の宴会の乾杯の友である。

???「酒は駄目なんでオレンジジュースください。烏龍茶も捨てがたいねェ」

成分としてポリフェノールを含み、しかも、烏龍茶のものは、ウーロン茶重合ポリフェノールと言う、烏龍茶にしか含まれないポリフェノールである。
これは、脂肪分解作用や吸収抑制作用がある。
中国人が油を大量に使う中華料理を食べているのに、太っている人が少ないのも関係があるかもしれない。
更に、熱い方が効果があるので中華料理屋ではたいていホットで出される。

しかし、過信して暴飲暴食すると、せっかくの効果も焼け石に水になるので、あまり食べ過ぎないように。
烏龍茶だけで痩せられるならばこの世にピザはいない。

ちなみに飲み会ではノンアルコールの定番となる。

ここまで書いておいてなんだが、実は中国ではそれほど烏龍茶は飲まれていなかったりする。
どちらかというと普及しているのは日本茶と同じ緑茶系が主で、烏龍茶のシェアは精々10数%程度。
それでもやはり烏龍茶好きが多いのは単純に母数となる人口が桁違いなのと、地域によってはかなり飲まれているからだろう。



追記、修正は、烏龍茶を過信せずちゃんと運動をする方がお願いします。

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最終更新:2023年07月10日 19:59