シャルナーク(HUNTER×HUNTER)

登録日:2012/05/26 Sat 15:14:06
更新日:2024/01/21 Sun 07:09:11
所要時間:約 2 分で読めます






好きでもないヤツの

言いなりになるなら

死んだ方がマシ




漫画『HUNTER×HUNTER』の登場人物。
CV:高戸靖広→日髙のり子

流星街出身
身長:180cm
体重:75kg
血液型:O型
通称「シャル」
フルネーム「シャルナーク=リュウセイ」


人物

A級賞金首に指定される犯罪集団、幻影旅団(通称クモ)の1人で操作系能力者。

パッと見は爽やかな雰囲気の好青年で、比較的穏和な性格をしている。
ただし冷酷でえげつない判断を下す時も穏やかな物腰は崩さない。
知識が豊富で頭が切れる知性派で、多方面に対し様々な知識を持つ。
情報収集も得意。

ハンターライセンス所持者であり、ハンターサイトを通じて情報を得たりしている。
グリードアイランドに隠された島の存在に気付いた人物の1人でもある。

旅団内では参謀的な存在としてクロロ不在のときは彼に代わって指示を出すこともあり、団員たちも彼の指示には文句なく従っている。
ただしクロロが鎖野郎に拉致されて団員達が荒れていた時にはあまりリーダーシップを取れていなかった。

運が悪いのかトランプが弱いのか旅団員内でのダウトではボロ負けしていた。

あと携帯の扱われ方が酷い。

ミシ…

こわすなよっ

旅団の腕相撲ランキングでは10位と旅団内では弱い方。
アニメ第1作と原作は違うカラーリングだったが、第2作は原作準拠となっている。


念能力


携帯する他人の運命(ブラックボイス)


あーーーあ壊れちゃった 次の人間(マシン)探さなきゃ


付属の専用アンテナを突き刺した対象をオリジナルの携帯電話で操ることができる操作系の典型的能力。
刺した専用アンテナが抜けるか刺している対象が死ぬと能力は解除される。*1

「あまりレアではない」と作中で語られているように、「他人を操作する」という操作系の基本の能力しかないが、その分発動条件もあまり複雑ではなく、「決まれば一撃必殺」という操作系の長所はキチンと備えている。
アンテナを刺された時点で相手は自我を失い、瞬時に無力化される。
アンテナを刺した後は携帯のボタンで操作するが、クロロが能力を借りた際を見る限り音声操作も可能。メールの要領で携帯に文字を入力することで意のままに喋らせたり、更に操作している対象の視界を携帯のモニターを介して覗き見できたりと諜報性能にも優れる。
オート操作もできるが、一度に操れるのは2名までで、アンテナも2本のみ。

既に他の操作系に操られたりしていない限り、アンテナさえ刺さればタイマンなら確実に勝利できるが、操作系であるシャルナークの直接戦闘力があまり高くないという欠点がある*2
とはいえ並のプロハンターを凌駕するぐらいの身体能力はあるので明確な弱点ではない。

余談だが、長期に渡る連載と度重なる休載により、現実世界の携帯電話はめざましい進歩を遂げている。
ハンター世界でも普通にスマホが使われるようになっており、不便になったのかシャルナークもスマホを使用しているシーンがある。*3


自動操作モード

付属のアンテナを自分に刺すことで発動し、携帯電話に自分を操作させて戦うモード。
シャルナークのオーラが飛躍的に跳ね上がり、身体能力が格段に増す。
ただしアンテナが抜けるか認識した標的を始末するまで解除されない。
自動操作中はシャルナークの意識はなく、戦いの記憶も残らず勝利後の達成感が無いため通常は使いたがらない。
また反動も大きく、解除後は2、3日まともに動けない全身筋肉痛のようなガタがくるのがネック。

デメリットも多いが、敵が操作系だった場合相手の能力を防ぐ防衛手段としても応用が利く。
なお発動すると髪型も何故か逆立ち尖るようになる。道蓮…?


バシッ

こわすなよ!


活躍

・ヨークシン編

幻影旅団の1人として登場。
陰獣の1人・蛭によって、ウボォーギンに植え付けられたヒルの対処法を教える。
直後、ウボォーギンがクラピカに拉致されたため車で追跡するも、陰獣に襲撃され、これを難なく返り討ちにする。
ウボォーギンを救出した後は、ハンター専用の情報サイトでクラピカが所属するノストラードファミリーの情報をウボォーギンに与え、サポートした。
この際ウボォーギンを激励しているが、虚しくウボォーギンはクラピカとの戦いで敗死。ウボォーギンが戻ってこない事で事を察したシャルナークは 「やっぱりオレもついていけばよかった……!くそっ」 と悔しがっていた。

その後は念能力でマフィアを大量に殺害したり、オークションの司会を能力で操ったりと要所要所で活躍。
また、ノストラードファミリーの情報を共有するなど、旅団の参謀としても優秀な働きを見せる。
しかし、良くも悪くも論理的な考えになりがちなため、クロロが誘拐されて旅団が空中分解しかけた際は旅団をまとめ切れておらず、それどころか自身もフェイタンやフィンクスと同じ団長見殺し派だった*4
フランクリンに最悪のケースを問われた際も 「ノブナガたちは鎖野郎に操作されてて団長は既に殺され、鎖野郎の行方は分からない」 という具体的だがそもそもの前提を履き違えたものだった*5

・G・I編

クロロの予知で自身が死ぬ未来が見えていたことから、その回避を兼ねてシズクコルトピをG・Iに誘う。
様々な要因からG・Iが現実世界で行われていることを理解し、旅団を引き連れてG・Iの舞台となっている島へ侵入。
しかし、ゲームマスターのレイザーによって強制的に退去させられてしまった。

・キメラアント編

流星街に現れたキメラアントへの対処の為、流星街を訪れる。
自身は甲虫型のキメラアント・ペルと、それを操るウルトラマンのような見た目の蟻と戦う。
ペルが事前に操作されていたことに気付かず捕縛されてしまうも、隠し持っていたアンテナを自身に刺して自動操作モードへと移行。2匹を瞬殺し勝利した。

・暗黒大陸編

天空闘技場でヒソカとの決戦に臨むクロロに、コルトピと共に能力を貸した。
クロロはこの戦いで二つの操作系能力を併用しており、携帯する他人の運命(ブラックボイス)ともう一つは人間の証明(オーダースタンプ)
大多数に同時に命令できる人間の証明(オーダースタンプ)に対して『相手の操作をチラつかせ心理戦に持ち込む』『他の能力で変装させた他人に身代わりをやらせる』『ピンポイントで爆弾のスイッチを起動させる』など操作の精密さを上手く使われた。

試合終了後は次の目的地ブラックホエール号での再会をクロロと約束したが、死後強まる念で自己蘇生していたヒソカが襲来。
闘技場での戦術を再現させないためコルトピと一緒に殺害された。遺体の描写は両手をブランコに括り付けられ、体をカラスに貪られるという凄惨極まりないものだった。
旅団がチームの参謀を失った影響は地味に大きく、ブラックホエール号でのヒソカの捜索では大雑把な条件での目撃情報に頼る羽目になる。


バシ!!

おいっ

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最終更新:2024年01月21日 07:09

*1 シャルナーク曰く「壊れる」

*2 腕相撲ランキングは下から四番目で、男性陣ではコルトピに次ぐ低さ

*3 クロロに念能力と能力発動に必要な携帯電話を渡していたため、使えなかった可能性も大いにある。

*4 これは鎖野郎の指示に従えば戦力は半減し、占い通りになってしまうため

*5 フランクリン曰く「旅団が死ぬことに比べたらお前のケースなんざ屁みたいなもの」