ヒソカ=モロウ

登録日:2011/12/11 Sun 21:44:35
更新日:2024/04/18 Thu 20:55:32
所要時間:約 9 分で読めます


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4 HUNTER×HUNTER 『お前なんだか』『トランプとか武器にして戦いそうな顔だよな(笑)』 お前のようなピエロがいるか ぼっち やべーやつ イケメン オールバック ガム クラブ グ…グググ… ゴム サディスト ショタコン シリアルキラー スペード ズキューン ダイヤ トランプ トランプとか武器にして戦いそうな顔 トリックスター ハンター ハート バイ バイセクシャル ヒソカ ヒソカ=モロウ ピエロ フロアマスター プロハンター 伸縮自在の愛 個人主義 光る股間 勃起 嘘つき 変化系 変態 天才 奇術師 幻影旅団 快楽殺人鬼 念能力者 愛すべき外道 戦闘狂 最狂 残忍なイケメン 残念なイケメン 殺人鬼 気まぐれ 気狂いピエロより気狂いピエロっぽい 浪川大輔 濃すぎるキャラクター性 薄っぺらな嘘 語尾にスート 道化師 高橋広樹




冥土の土産におぼえときな♧

奇術師に不可能はないの♡




ヒソカとは漫画HUNTER×HUNTERの登場人物。

声優:高橋広樹(フジテレビ版及び舞台版)、浪川大輔(日本テレビ版)


●目次

【概要】

主人公ゴン=フリークスの最大のライバルとして描写される念能力者。
幻影旅団員の顔も持つがあくまで団長のクロロと戦う為に入ったに過ぎない。
団員番号は4。背中のタトゥーは後述の念能力・ドッキリテクスチャーで偽装した偽物であり、団員の前で背中を見せる場合等必要な時しか身に着けていない。

登場から長らく「ヒソカ」としか表記されなかったが、34巻でフルネームが判明した。


【外見&プロフィール】


身長:187cm
体重:91kg
血液型:B
誕生日:6月6日
年齢:不明

水色*1の逆立ったオールバックヘアーに顔には奇術師のメイク、服装も奇術師の衣装を纏う。
細身に見えるがかなりの筋肉質で体格も頑強。たまに腕がすごい方向に捻じれたりしている。
台詞の語尾にトランプのスートマークがつく(ハート以外も含めた4種全て)のが大きな特徴。


【人物】

快楽殺人者のサディストで、自分こそが最強と信じて誰にも属さないと決めている生粋の個人主義者。
常に強者と戦う事を望み、強者と戦い殺すことに最大のエクスタシーを感じるバトルマニア的な性向が強い。
彼がエクスタシーを感じている際はどれも掲載可能なギリギリラインを攻めていると言わんばかりの演出で描かれる。
流石に平時は見境なく殺すわけではなく、強者を見ても殺人というよりも『戦い』を望むが故に特段の事情がなければ一方的に攻撃することはないものの、気分が高まるとそこらのパンピー相手に無差別殺人して気を落ち着かせたりもするのでやはり危険。
また「堅実な正攻法で立ち回ろうとする対戦相手の膝が折れて『こんなハズでは…』という表情を見下す瞬間」に絶頂を感じる悪趣味な趣向も持ち、そのため対戦相手の戦術を小馬鹿にしたり嘲笑するような煽りもよく使う。

ただ、死力を尽くした勝負なら別に殺し合いじゃなくても満足するようでレイザーとのドッジボール勝負では1対多かつ殺し合いではない(直撃したら死ぬレベルではあるが)スポーツ勝負だったが、楽しめた様子が描かれている。

上記の性質から基本的に傍迷惑なうえ、我儘で気紛れで嘘つきな性格をしている為、対峙した人間の殆どが彼を嫌う*2
しかも頭の回転も早く人間性に掴みどころが無い為、非常にタチが悪い。
痛覚の麻痺が疑われるほど、ダメージや損傷を受けてもそれに苦しむ描写もなく、むしろ自分にダメージを与えられる存在=自分と闘える存在として見て気に入る一面がある。
そのため殺せる状況であっても伸び代があると判断して見逃す事も少なくない。

邪悪な人物なのは間違いないためゴン達とは敵同士ではあるが、利害が一致すれば味方をすることもある。
というか、実際のところガチの敵対をしている場面は少ない。
自分が認めた強者、伸びしろのある者を「玩具」と呼ぶ。
ただし殺した相手に関しては覚えることもなく1日も経てば忘れる。


また第十三代会長総選挙の際にカンザイやギンタがヒソカが殺人鬼であることを知っていたことから、凄腕のハンターの間では殺人鬼として知れ渡っているようだが、ハントに乗り出す様子は見受けられないため、証拠を残していなかったり何だったり*3で指名手配されていないものと思われる。
ヒソカを気にも留めていないモブの反応を見ても手配はされていなさそうであり、更にそんじょそこらのハンターでは話にならないからか一部のハンター(と裏業界)にしか知れ渡っていない可能性がある。
また、そもそもハンターライセンスを欲しがった理由が「殺人を行っても罪に問われにくくなることもある(=殺人が(一般常識として)悪い事だと理解している)ため、
「殺していい状況」で「殺していい相手」しか殺さない、バレない様に証拠を残さない、など狡猾に立ち回っていると思われる。

男性に性的興奮を覚える描写が激しいが、マチ曰く「何でもイケる」。
マチの念糸縫合を気に入っていて、その縫合を見るためにカストロとの戦いでは自分の腕をわざと切断させた疑惑も…。
しかしゴン・キルアカルトと小さい少年に対して興味を向けるシーンが多いような…

人見知りが激しいと自称するがかなり嘘くさい。
友人はビジネスライクな付き合いのあるゾルディック家イルミを除くとほとんど居なさそう…というか彼に付き合っていたら常人では命がいくつあっても足りない。
ある意味では合っているかもしれない。

また、料理の腕はシェフレベル。
とはいえ流石に極東の島国の料理「スシ(寿司)」のことまでは知らず、残念ながらメンチのお眼鏡にはかなわなかったが。


【戦闘能力】

常人離れした身体能力とフィジカル、天才的な戦闘センス、トリッキーかつ強力な念能力を持つ。
頭脳面でも優れており、相手の目を欺いたり言葉巧みに煽るなどして、敵の裏を掻くことに関して非常に長ける。
楽しい相手との勝負を終えた後など感度ビンビンになっている際は、完全な絶を行っている人間の位置を当てて見せるなど並外れた感性を持っている。
敵の目を欺くために自身の肉体を傷つける危険な行為も平然と躊躇なく行う。

肉体の強さも相当なもので、幻影旅団での腕相撲ランキングは13人中3位に位置。蹴りで石床を吹き飛ばしたり強化系並の腕力を発揮していたりとバトルマニアらしくとても鍛えられている。

人格面は非常に危険だが強者との戦いを望む心意気は純粋なもので、殺されるかもしれないぐらいの相手に喜んで戦いを挑んでいる。
ただし多勢に無勢といった無謀な戦いは挑まず、お互い対等な状況であるタイマンで戦うことを好む。
凄腕だが曲者揃いで喧嘩の多さから単独行動もよくある幻影旅団団員たちですら、ヒソカを標的と見定めた場合は、彼からの逆襲を警戒してその多くが徒党を組んで行動。
普段は自由気ままにもかかわらずヒソカ捕捉のためにブラックホエール号ではカキン国マフィアとなるべく事を構えずに協力体制をとったりしたほど、実力を高く評価している。


念能力

変化系能力者で、主にトランプに念を纏わせ凶器に変えて攻撃する(主にナイフとして使用する)戦法を取る。
念能力は伸縮自在の愛(バンジーガム)薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)の2種類を操る。
詳細は上記項目ページを参照。

どちらも名前の由来はヒソカの子供時代に流行ったお菓子の名称。

上記2つの能力で最も恐ろしいのは能力バトルには致命的な「能力の内容を知られる事」をされてもほとんど弱味にならない事である。
達人には「『違和感を覚えたら』凝を使う」という認識はあるものの、
彼は違和感を覚えさせないように心理戦や意識誘導を駆使しつつこの能力を駆使する上に、単純な殴打でも引っ付けられるため、能力回避は困難を極める。
遠距離戦においては一応穴はあるもののかなりの応用が効き、
近接戦に至っては余程の実力差(そしてそこまでの実力者はほぼいない)や風変わりな能力が無ければヒソカの思うつぼなので、初見で対処するのは不可能に近い。
事実、能力の詳細がわかっていたゴンは、まだ念に目覚めたばかりだったにしても手玉に取られ、敗北した。

とはいえ、その残忍な性格とは裏腹に直接的な殺傷力はゼロで、単純に言えば殺し合いに向いている能力とは言い難い。
ヒソカの身体能力と悪魔的な頭脳との組み合わせで初めて絶大な威力を発揮する。


【作中の活躍】

※この先はネタバレを含みます

♦︎第286期ハンター試験

参加したらしいが気に入らない試験官を半殺しにしたため失格となったことが語られている。

♦︎第287期ハンター試験

受験生として第一次試験から登場する。
途中で試験官ごっこと称し他の受験生を殺害して回り、受験生から恐れられ、試験官をも殺害する場面も。

第四次試験のプレート奪い合いサバイバルでは、ゴンの標的に選ばれる。
それまでの経緯からゴンはヒソカとやり合っても勝ち目がないことが分かっていたため、気配を絶って近づき隙をついて釣り竿でプレートを盗む作戦に出る。
気配を絶つ事に限ればゴンはヒソカをも出し抜く技術を身に着けていたためヒソカは獲物をしとめる瞬間の一瞬の隙を突かれてプレートを奪われてしまう。
しかしゴンは逃亡する所でゴンを標的として狙っていた別のハンターに麻痺毒で狙撃され動けなくなってしまう。
ヒソカはゴンに追いつく途中でそのゴンを狙っていたハンターを殺害しその生首をゴンに見せ自分に集中する余り他のハンターに何度も殺されているほどの隙を晒している事を指摘、しかしながら経緯はどうあれ自分から見事プレートを奪って見せた点は評価し、見どころアリとしてゴンが持っているヒソカのプレートを奪い返さずに立ち去ろうとする。
ゴンはそれを「施しを受けた」と解釈し突き返そうと無理やり立ち上がるが、ヒソカはゴンの顔面を一発殴り飛ばし、
「キミはボクに生かされている」「今みたく一発ぶち込むことができたら受け取ろう」と言い、自身のプレートを無理やりゴンに押し付けて去った。
ヒソカ自身は自分の標的とその他無関係の参加者3人の合計4枚のプレートを集めて難なくクリアしている。


ハンター試験を受験した動機は資格を得るとなにかと便利、殺人等の犯罪も許される事があるから、ということを正直に答えている。
試験は無事合格し、クラピカに蜘蛛の件でヨークシンで会おうと耳打ちしてその場を去った。

♣︎天空闘技場

天空闘技場の常連出場選手であり、200階クラスに行き着いたゴンとキルアに「念を覚えてから出直しておいで」と告げる。
その後、天空闘技場での長年のライバルと呼ばれたカストロと対戦するが、成長に失敗したカストロに対して失望、一気に興味が無くなり弄んでいたぶった挙句にあっさりと殺害。

幻影旅団団員と判明したが、団長と戦うことが目的の偽装入団であり、ナレーションにて「ヒソカは自分以外の誰にも属さない 自分が最強だと理解しているからだ」と語られた。

後に念を習得したゴンと再戦を果たす。
急成長したゴンと戦える事に(歪んだ)悦びを感じるも、まだ食べごろ(本気で戦う時)ではないと、意表を突いた技でゴンに手加減しつつも勝利する。
この時ゴンの機転を利かせた攻撃で虚を突かれ顔面にクリーンヒットを一発貰っており、ゴンはハンター試験の時のヒソカのプレートを取り出して突き返す。
ヒソカもこの一撃は認め、プレートの返却を受けている。
実況には「何だったんだ今のは!?」と不審がられるやり取りではあったが。


❤︎ヨークシン

幻影旅団団員として活躍するが、クラピカに旅団の情報を横流ししたり、
ウボォーギン死亡後もヨークシンに旅団を止まらせクロロと戦う為に、クロロの念能力による予言のメモの改竄を行い旅団をかき乱す等、トリックスターとしても暗躍する。
一瞬で予言の改竄を行った彼はきっとポエマーであろう。

事は全て自分の思い通りに進んだが、クラピカによってクロロが念能力を封じられたと知り戦いを断念。

クロロと対峙するシーンは是非フジテレビ版のOVAを見て欲しい。
唯一無二のオ・ト・コ(はぁと)

この際、幻影旅団を抜けた。
因みに予言通りに事が進んだとしても、クロロの3週目の予言にヒソカのことは特に書かれていなかったため、
結局クロロとの対決は二人きりになってすら何らかの理由でスルーされていたか、
予言通りの状況におけるクロロ戦においてクロロに命の危機は訪れない=ヒソカ敗北だったと思われる。
(逆にヒソカ側の予言である『偽りの卯月は暦からはがされる』は脱退と取れるが、死を表している可能性もある)


♠︎グリードアイランド

クロロにかけられた念を解除する為に、GIにいる除念師を探し出し交渉を目論む。
「クロロ=ルシルフル」の名前でゲームに参加、旅団達に無言のメッセージを送りコンタクトを取った。
だがその後にゴン一行と合流しカード集めに協力する。
レイザーとのドッジボール対決においては勝利に大きく貢献した。

ゴンとの再会シーンでは水浴びをしていた所をゴン達が来た為に全裸を見られる。この時は髪が垂れ、頬のメイクもしていないため別人のようなイケメンに。
女性(ビスケ)もいたが隠そうともせずむしろ見せつけていた。ちなみに、ビスケは恥じらう素振りをしながらもガン見して堪能していた。
吹き出しで見事に大事な部分は隠れているが、「グググ…」という擬音と共に吹き出しが持ち上がるという斬新すぎる描写が行われた。
ゴンとキルアもさすがに「うわぁ」という感じの表情だったが、初対面のゴレイヌさんは「何なんだこの変態ヤローは」とドン引き。
ゴレイヌさん、もっと言ってやって下さい。
この章で割とガチでゴンとキルアをアッー!的な意味でも狙っているらしいという嬉しくない情報が明示された。

♦︎キメラアント編

出番は殆ど無い。
扉絵では除念師を引き連れてクロロと再会を果たしたようだが…?

クロロに夢中でキメラアントの存在すら知らなかった。
後のイルミからは、上手く動けばキメラアントかネテロ会長と戦えただろうにと言われている。

この章でのネテロ、ネフェルピトーら護衛軍、メルエムらの圧倒的な強さから、ネタにされることが増えた。

♣︎ハンター次期会長選挙編

イルミと再会し、アルカの殺害の荷担を依頼される。
現在ゾルディック家の執事達やハンター協会の清凛隊と交戦。
読者にとっては印象深いゴトーにさして苦戦せず勝利し、武闘派の一ツ星ハンター含む集団に余裕で勝利し、相当な戦闘スキルを見せつける。
イルミとは旧知の仲なので依頼は引き受けたが、当人としてはキルアが上手くやってゴンが復活するのがベストな結果だった(有望な玩具が増えるから)ので余りやる気は無かった。

♠︎ビヨンド=ネテロ登場編

除念を終えたクロロ=ルシルフルとの鬼ごっこの末に遂に天空闘技場で一対一の戦闘を開始。
なお漫画において、少年ジャンプ本誌では約8年ぶりの再登場である。


しかしクロロは戦う相手と場所を選び、必要な能力を準備して100%勝つ準備を整えていた。
ヒソカは得意な接近戦に持ち込めないどころか、クロロの用意した念による自動稼動人形爆弾の集団による物量作戦に押され始めていく(クロロが借りたコルトピの念能力による人形コピーの数があまりに多すぎることからヒソカは違和感を覚えていた)。
悪魔のごとき表情でそれに応戦するも、左指全てと右足が吹き飛ぶ重傷を負い、最後はクロロが作りだし操る爆弾人形を含めた計200体の念人形に襲われ大爆発に巻き込まれ死亡。

マチやシャルナークコルトピが混乱に乗じてその死体を回収し、その死亡を確認。
シャルナークやコルトピが去る中、マチはクロロの除念を手伝ってくれたことへのヒソカに対する感謝などから、残ってヒソカの無惨な死体を整えようとしたが…。

ヒソカは何と「死後強まる念」という念の性質を利用し、バンジーガムで心肺蘇生を行うという一か八かのギャンブルを行っていた。
なお、これはヒソカの死が爆発による火傷・失血・心肺へのダメージが原因ではなく、大量の人形の圧迫と爆発による酸欠による窒息死だったため。
さらに、死後バンジーガムがきちんと心臓をマッサージしてくれる保証もなく、分が悪いどころの話ではない。
ギャンブルに見事成功し死から生還したヒソカ。

敗北し顔面も無残という状況ながらも戦いに満足気だったヒソカだが、マチが「今度からは戦う相手と場所はちゃんと選ぶことだね」と言われると表情を一変。
あれほど気に入っていたマチの念糸縫合による治療を拒絶。
クロロとの戦いで失った足や指は念能力バンジーガムを用いて自分で見た目や機能を修復すると、マチの不意を突いて動きを封じ、
彼女に時と場合を選ぶ事無く、旅団全員を皆殺しにすることを宣言。
拘束した彼女をメッセンジャーに仕立て上げて、その場を退散した。

「マチに治療して貰ってから皆殺し宣言すればいいのに」というツッコミを入れる読者もいるが、
マチの念糸縫合は即座に治癒するものではなく「治癒するまでくっつけて固定しておく」だけのものであるため、
治療してもらっても宣戦布告をしてマチを怒らせたらどの道無意味になってしまう。
皆殺しを決めたのは遅くともマチの発言の所であろうことも併せ、マチの治療を断るのは自然の流れである。


その後宣言通り、まず手始めにクロロに能力を貸出し念能力が使えなくなったコルトピシャルナークを、なぜか2人が近くにいたと知っていたようで奇襲して惨殺。
この際、義足代わりのバンジーガムの弾性を使って急加速する、という技も使用できるようになった。

また、ヒソカ対クロロ戦にはいくつか疑問点があり、
背景にいくつか妙な点が見られるため(アンテナをいつの間にか回収、ミスリードに気付いた後のヒソカの見立てに対してコピー人形の数が多すぎるなど)、
実は裏で旅団が協力していたという説などもある。
クロロからすればサシで戦わなければならない義理はなく、また「サシでやる」などとも言っていないため、仮に裏で協力していたとしても嘘はついていない。
憤る様子もなく淡々と他の団員を殺したところを見るに、ヒソカもそのことは承知であると思われる。だからこそ、サシでやるしかない状況を作りだそうとしているのだろう。

このエピソードはジャンプ発売前から大きな反響を呼び、正式な形で世に出る前からネットの関連コミュニティで様々な意見が交わされた。
某匿名掲示板では、この回が判明した直後のネタバレスレッドが記録的に伸びたことが統計から明らかになっている。
(一応、発売前から大きく話題にされた前例は過去にもある)
※発売前のフラゲを広める行為は、言うまでもなくモラルに反する点には留意。集英社はフラゲ情報を広めるサイトに厳重注意を促すなど、否定のスタンスを取っている。……にもかかわらず、当時のネットコミュニティではさも発売済みの雑誌の情報のように話題が広まっていた。HUNTER×HUNTERの影響力がうかがえる。


❤︎カキン帝国王位継承戦編

暗黒大陸に向かうブラックホエール号に潜入した旅団は、理由は不明だがヒソカについて船内のどこかにいると推察されており、幻影旅団はヒソカの行方を捜索している。

しかし、190cmクラスの身長という目立つ容姿ながらそれらしい人物は確認されておらず、旅団の必死の探索や、旅団のコントロールを狙う船内のマフィア達の捜索・指名手配でも未だ発見されていない。

【人間関係】

  • ゴン、キルア
青い果実と表現し、成長に期待を寄せている。
2人のお尻を見て興奮するシーンは間違いなくジャンプではアウト。
彼等も玩具として認定している。

ハンター試験で何度か戦ったり、ヨークシンで同盟を結んだりする等絡みは多い。
玩具として認めている一人。

  • レオリオ
玩具として認めている一人。
そのためハンター試験時に自分勝手な試験の結果一発ボコって気絶させたものの、
試験不合格にならないよう次の会場まで律儀に運ぶ一幕も。

  • イルミ
どういう経緯で知り合ったかは不明だが長年の友人(?)。
依頼を受ければ仕事をする等、互いに持ちつ持たれつつな間柄。
ヒソカは彼を95点と評価している。


特にクロロを現在最高の玩具と評して戦いたがるが、なかなか機会を得られない。
旅団在籍時もフェイタン等から嫌われる等険悪であるが、クロロが旅団員とは接触出来ない状態だったために抜けた後でも旅団とコンタクトを取っていた。
マチに関してはかなり気に入っているご様子。マチ本人はかなり嫌がってはいるが…
フランクリンは大したことないと言っていたが(実際フランクリンは能力相性が良いと思われる)、ノブナガからは戦闘能力を高く評価されている。

マチはヒソカがクロロと闘う事は認めている(クロロが勝つと信じているため)が、
万が一にでもヒソカがクロロを殺した時は「地の果てまで追いかけて殺す」と告げ、ヒソカも「それはいいね◆」と言っている。
ちなみにマチに対しては他のキャラクターとは対応がだいぶ異なっている。

  • マチとの会話は語尾に必ず♥が付くが、上記会話のみ♢が付く。表情は珍しく物憂げ。普段の彼なら喜々としそうなものだが……
  • マチの治療を間近で見たいという理由でカストロに腕を切断させる。また、間近でドッキリテクスチャーを披露している*4
  • 食事に誘うが即座に断られる。
  • 上記の皆殺し宣言時も、メッセンジャーという建前ですぐには殺さない。

ただし、クロロに敗北後のヒソカについて、作者は後にコミックスで、「自分の頭の中のヒソカ自身はマチを殺したかったが、私(冨樫)が却下したため断念した」と語られている。
却下の理由は、残しておいた方が面白くなるだろうと言う「勘」らしい。


  • ネテロ会長
ハンター試験の面接で「あんたと戦いたい」と挑発するも、会長はこれを華麗にスルーし、流石のヒソカも拍子抜けの様子だった。
今となっては闘う事は不可能となったが…。

絡みはなかったが、ヒソカが彼を見たときにどんな反応をしていたのかは気になるところである。
かつてない強者として嬉々として戦いたがるか、カストロの分身を見た時のように「ただ一つの目的のために自分の全てを使ってしまった」として興味を失うか…。

【余談】

  • 語尾のスートやキャラ造形
ジャンプ+に掲載されている「東京喰種」の石田スイとの対談にて
ヒソカのセリフにどのスートが付くかなどの法則は『勘でやっている(特にない)』と作者が明言している。
(正確には『意識はしているかも知れないが特に意味は考えていない』とのこと)
ただ、マチの例のように、ハートに限っては「お気に入りの人に対して使う」という感覚が一応あるらしい。

同様にヒソカの過去についてもあまりイメージしていないと明かしている。
ヒソカのキャラは作者の直感によるところも大きく、
キメラアント編で未登場になったり会長選挙編でゾルディック家執事ゴトーをはじめ殺戮を行なったりと、
シリアルキラーなのでキャラとして動かしづらい面もあるのかもしれない。




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最終更新:2024年04月18日 20:55

*1 OVA版のGI編ではオレンジ、日本テレビ版アニメでは赤

*2 旅団のメンバーであるフェイタン、フランクリン、マチはヒソカを嫌っている。クロロとノブナガのように評価している者もいるが…

*3 なお、天空闘技場では少なくとも高層では選手間の殺害が横行しているにも拘らず問題視されていないため、ほぼ間違いなくノーカン扱い

*4 しかし元々治療を頼んで知られていたのかドッキリテクスチャーのことをマチは知っていたので、他キャラと対応が異なるというよりも単に部分的にはバレても問題ないと考えているだけだと思われる