寺田貴信

登録日:2009/11/11 Wed 13:09:16
更新日:2024/03/14 Thu 22:12:19
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寺田(てらだ)貴信(たかのぶ)

B.B.スタジオ(旧バンプレソフト) SR開発課 SR戦略推進室リーダー。
B.B.スタジオ設立から2015年までは取締役も兼任していたが、スパロボに集中させるために部長に降格となった。
2021年にB.B.スタジオを退社しフリーに。今後はスーパーバイザーの立場としてスパロボなどの製作に関わっていくとの事。


誕生日は11月11日B型。京都府出身。

バンプレストを代表するゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』のプロデューサーを務めていた。初プロデュースはGBの「第2次スーパーロボット大戦G」で、今でも初心忘るべからずという事で、机にパッケージを飾っているとか。

かつては「寺田大将軍」の名でTV出演等の広報活動をしていたため、広報出身だと勘違いされる事が多いが、入社当初から(ゲーム)開発の人間であることを本人が明かしている。
しかし、雑誌や攻略本のインタビュー、ラジオ出演などでメディアへの露出が多いため、実質的な広告塔と言える。

なお、バンプレスト入社前は任天堂でデバッガーとしてバイトしていた時期があったらしく、MOTHER2 ギーグの逆襲のデバッグをやっていたとか。
同じくMOTHER2にデバッガーとして参加していたチームGrisGrisの祁答院慎氏とは当時ニアミスしていた可能性があるらしい。


中学生くらいの頃からロボットアニメ好きで、特に『機動戦士ガンダム』や『グレートマジンガー』はセリフが再現できるほど見ているとのこと。

『α外伝』や『OG』や『ディバイン・ウォーズ』でも一部のシナリオを担当。
傾向としては、理屈よりも初見のインパクトを重視したアイディアに長けている。

『ダイゼンガー』のネーミングも寺田の命名である。その一方で執筆は本業ではない。
本人はシナリオを書いている事に対して「(プレイヤーが思っているほど)楽しくない」と語った事がある。
数学的な理屈より感覚的な部分の方が得意の事。

『OGS』の攻略本のインタビューで「じっくり考えたものより、3秒ほどで思いついたものの方が受けが良い」と語っている。
『スパロボOG』のキャスティングでも、キャラクターに自分が合うと思った声優の声を、
頭の中で当てはめて想像していたという(本人曰く「脳内再生」)。

例として、『OGS』に登場するキャラ「アクセル・アルマー」の声は神奈延年が良いのではないかと思っていたそうで、
後日、アクセルの設定を作った人物にこの事を伝えたら「私も同じです」と言われ、キャストが決まる元となっている。
起用される役者は、知名度の低い若手や中堅~ベテランクラスが多く、若手有名声優が起用されることは少ない。

『スパロボ』で主人公の誕生日・血液型を自分で設定できる作品では、
寺田と同じ11月11日のB型にすると強力な精神コマンドを持つキャラになるのがお馴染みとなっている。
ちなみにこれは、プロデューサーではなかったSFC版第4次から設定されている。
(ただし第4次は他にもスタッフ誕生日があり、どれもそれほど強力ではなかった……例外もあったが)


『火星ロボ大決戦!』の単行本2巻の帯にコメントを寄せている。
「火星ロボはスパロボに参戦できますか?」という質問に「聞かれても困ります」と笑いながら返している。
が、マジンガーZEROのような「出せない」と言い切った作品に限ってその後シレっと参戦するため、
ファンの間では「寺田プロデューサーの出せない発言は参戦フラグ」と囁かれているとか。
それについて本人は「その時は本当に出せなくて色々な努力をしたから出せるようになっている」と発言している。*1

ラジオ『うますぎWAVE』には、ほぼ毎回監修の為にスタジオに来ている。


ドイツ語がゲームで多用されているが、本人自身はそれはあくまで森住の嗜好であると強調しており、
『ダイゼンガー』などの直球なネーミングが好みだと語っている。
ネーミングは「少しダサめにつけるのが良い」という考えを持っており、
本人は昔の先輩のアドバイスによるものだと語っている。

なお、『スーパーヒーロー作戦』のイデ隊員が開発したオリジナル発明品「怪電波キャッチ装置」もこのセンスからである。
初代ウルトラの感覚だと「ハイパーセンサー」の方が正しいのでは、と思うのだが……。

インタビューを受ける度に容姿が変わっている事もあり、ファンは心配したりもする。
特に太りやすい体質らしく、完成まで痩せてきていたのが発売後はリバウンドすることも多い。

最近は特殊精神コマンドが出せる自分の誕生日を使われるのが嫌で、
廃止しようとしたが、ファンに反響が良く今更無くす事も出来ず半場諦めている。

『新スーパーロボット大戦』制作時に東方先生の例の設定に猛反対していたが押し切られてしまった事等々が原因で、
同作がトラウマになっている事がうかがえる発言をしている。人づてにGガンダムサイドから好評だったという話を聞くまで相当参っていた様子。
他にも『スーパーロボット大戦F』の時には関係各所に土下座する自分を幽体離脱しながら見てたとか、
ユーザーから割られたCDが送られてきたとかトンデモエピソードを語っている。
また、こちらは作品自体は明言はしていないが『スーパーロボット大戦α』でユーザーからボロクソに叩かれた経験もトラウマになっているらしく、
「引退するまで個人でSNSをやる事は絶対にない」と発言していたが、2021年にフリーになった事を公言すると同時にTwitterアカウントを開設した*2








『ネタバレしてやるですぅ』



命を懸けて追記修正するべき項目―それは、寺田。

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最終更新:2024年03月14日 22:12

*1 …同時に「本当に無理なのはそもそも口にも出せない」とも言っている。

*2 同年配信分の『うますぎWAVE』でも「Twitterを始めたい」と発言するなど、布石と受け取れるコメントは散見されていた。