ロクショウ

登録日:2010/10/29(金) 10:37:19
更新日:2022/07/02 Sat 00:14:45
所要時間:約 4 分で読めます





名乗るほどの者では……ない。


『メダロット』シリーズに登場するメダロット。

ゲームではKWG型メダロット「ヘッドシザース」に「ロクショウ」と名付けられる事が多く、それぞれ別個体である場合が多い。
漫画・アニメではそれぞれ同一機。




【ゲームでのロクショウ】
2クワガタVer.でのラストロボトル前にヒカルが転送したメダロットを「ロクショウ」と呼んでいる。
一度はゴッドエンペラー3体をロクショウ1体のみで撃破した

メダロットDS
主人公アズマが、愛犬の導きにより父親の部屋でクワガタメダルを発見。
貯金をはたいてコンビニでイッキから購入したパーツ一式+ティンペットを組み上げ完成。
口調は尊大であり、アズマの命令にも従おうとしない。

後にメダロット社での戦いでパーツ一式が全てロボロボ団に奪われてしまい、以降はメダロット博士から譲り受けたサンジューロのパーツを装備。
以降「ジュウ」と呼ばれる事に。
(※サンジューロの項目も参照)

当初はアズマに心を開いていなかった。
アズマと出会う以前の記憶を失っているが、どうもアズマの父親は彼の事を知っている節がある。



【漫画でのロクショウ】
かつてはメダロット博士の師匠にあたる節原教授のもとにいたが、教授が死亡して自身も当時の記憶をなくし、後にメダロット博士に保護される。
本来の名前は「ヨウハク」。
ちなみにロクショウは漢字で書くと『緑青』、銅錆のことで、ヨウハクは『洋白』で銅と鉛とニッケルの合金のこと。
緑青は皮膜化して内部の腐食を防ぐ性質があり、古代の銅像や銅製の道具が原型を留めたまま残りやすい一因となっている。
これに絡めているのか、ほるま氏の漫画ではすべての年代に登場している。

●メダロット1
メダロット博士の手伝いをしている。
初登場時はロボロボ団に操られヒカルのメタビーのメダルを剥ぎ取ろうとするも、ミサイルを命令受信機に喰らい正気を取り戻す。

その後一時的にメタビーと交換されヒカルの所持メダロットとなる。
メタビーと違って落ち着いた性格でヒカルに対しては敬語、命令にも忠実である。
一人称が拙者だったり語尾に「〜ござる」と付けたり、
なんちゃって侍っぽい部分がある。
だが我慢が限界に達すると本性を表したかのように
何すんじゃー!」と怒鳴り暴れる。

かつて節原教授を襲ったメダロット「レッドマタドール」と再び戦う際に忘れてた記憶を思い出し、「新しい主人」金色のカブトムシ探しを始める。

ロボトル全国大会にヒカルの所持メダロットとして参加し、対アメリカ戦では敵リーダー機と死闘を繰り広げた。

メタビー復活後はヒカル達と共にロボロボ団の本拠ビルを攻め落とした。
おいしいとこもってくねぇ。

その数年後、廃小学校へ誘拐される。
そこの野良メダロット・セキゾーに、頭髪検査と称して頭部アンテナを切断されそうになった際には、アンテナを180゚回転させたのち
「あたいはおさげ女の子。かわいい?」
とごまかし、メタビーに呆れられていた。

セキゾーの境遇に同情した事でメタビーと本気のケンカをするが、決着はつかなかった。



●メダロット2
森に現れる幽霊として噂になっており、虫を採っては木を切り倒しゴミを捨てていく人間に怒りを露わにした。
この時すでに一人称は私で、ござる口調もなく、厳かなオーラはまさに侍

イッキのメタビーをヒカルのメタビーと勘違いするがすぐに別人と気づき、軽くあしらってその場を去った。

前作以降、マスターのいない野良メダロットとして各地を彷徨っていたと思われ、戦闘における実力も向上している様子。

その後も二度イッキのメタビーに勝負を挑まれるも相手にせず、読者をヤキモキさせた。
しかし新年パーティーで暴れた際、忠告にも従わず挑発するメタビーと対決。
目にも留まらぬ速さでメタビーの両腕を封じ、直後胸を斬りつけ圧勝した。
全国の読者に彼の強さとかっこよさを見せつけた。

メタビーとの戦闘前にも作中屈指の実力を持つコウジのラムタムを圧倒しており、同じ格闘型メダロットであっても貫禄の違いを感じさせる。

私をあの部屋からここまで押しもどしたのはたいしたものだが しょせんは 悪!


1コマだけだが十数年ぶりに再会したヒカル、うるちと顔を見合わせるシーンは感慨深い。

その後金色のカブトムシを探すため旅に出る。


●メダロットG
名前は出ないが旅をするヘッドシザースが登場し、マントに使うためのボロ布を村人から貰うシーンがある。


●メダロット8
これまでとは別個体。主人公・ソルトのメダロットとしてメタビーと共に登場。
こちらは語尾に「〜なり」と付けて喋る事が多い。「ソルト一の子分」を名乗っているが、ロボトルの腕前はイマイチのようだ。



【アニメでのロクショウ】
旅をするさすらいの野良メダロットで、初登場時は増水した川に流される子犬を助け出した。
CV.篠原功生により声がかなり渋く、侍というより修行僧のような雰囲気を持つ。

漫画版同様、かつては節原教授のもとで暮らしている。ただし、アニメでは当時から「ロクショウ」という名前だった。
教授とオウム型ロボット「バートン」と平和な日々を過ごしていたが、ある日ロボロボ団の襲撃にあい研究所は全焼、教授は亡くなったものと思われた(最終回で生きていたが)。
彼はこの時の記憶を「悪夢」と言い、頻繁にこの時のことを夢に見るようになる。余談だが、アニメでは「夢を見るメダロット」として明言されているのは「レアメダル」を搭載したメタビーとロクショウだけである。





追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • メダロット
  • クワガタ
  • KWG型
  • クワガタムシ
  • ロクショウ
  • 篠原功生
  • ヘッドシザース
  • 主人公機
  • ヨウハク
  • 緑青
  • ロクちゃん
  • 武士
  • 武者
  • さくてき
  • ソード
  • ハンマー
  • 何すんじゃー!
  • ずるい一歩
  • 手甲から伸びる刃
  • レアメダル
  • スラフシステム
  • 残像
  • 赤目
  • 記憶喪失
  • アンテナ
  • ござる口調
  • マント
  • 格闘
  • おさげ
  • ツインテール
  • 洗練されたデザイン
  • D-Arts

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年07月02日 00:14