八卦ロボ

登録日:2009/06/27 Sat 21:43:56
更新日:2024/03/14 Thu 14:02:31
所要時間:約 14 分で読めます




OVA版『冥王計画ゼオライマー』に登場した秘密結社・『鉄甲龍』(ハウドラゴン)の幹部、八卦衆が搭乗する8体の巨大戦闘ロボット

概要

遺伝子と脳波による生体認証システムを採用している為、パイロットとして登録されている個人以外の操縦は不可能なワンオフの専用機で、
それぞれが用途こそ異なるものの一騎当千の戦闘力を有しており既存の軍用兵器では全く太刀打ちできない。

八卦ロボは鉄甲龍の企てる「冥王計画」の要として造られた兵器であり、
地上を焼き払って地獄の荒野、すなわち冥府へと変え、そこに新たな世界を再建するという任務を帯びている。


しかし、本編においては絶対的な力を持つゼオライマーの強さを演出するために
どの機体も至極アッサリと破壊されてしまう文字通りのかませ犬としての役割を振られてしまっており、
デザインや武装の秀逸さとは裏腹に不遇な印象が強い(OVA4本で8体のロボットとの戦闘を描くのは尺が足りないという事情もあった)。


後年、立体化されたりゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』(MXJなど)への参戦に伴い、
マトモな戦闘描写を作り起こされたりと遅まきながらフォローは入れられている。

特に、必殺武器を使用する際機体カットインと同時に、称号に対応する漢字が虚空に赤々と染め抜かれる演出は
原作には無い*1にもかかわらず非常に人気が高く、スパロボ参戦後発売された『スーパーロボット超合金』ゼオライマーのフィギュアに
のエフェクトパーツが付属したほど。



『八卦』の名を冠していることからもわかるように、古代中国から伝わる易における8つの基本図像がモデルとなっている。
また、八卦ロボの機体シルエットはそれぞれの称号となる漢字の象形に重なるようにデザインされている。

※例:『メイオウ攻撃』を使う際のゼオライマーは正面から見ると『天』の形に見える。


は鉄甲龍の科学者・ルラーン、
は鉄甲龍を裏切る以前の木原マサキ(生前)が設計した。
マサキの開発したロボは皆顔面に光球が嵌っているかのようなデザインが共通しているほか、
武装コンセプトも直接・圧倒的な破壊力に長けているのが特徴。

マサキが反逆した折、天のゼオライマーを除く7体は一度破壊されている。
本編に登場したのは15年の雌伏を経てルラーンが修復・再調整したもの。
その内、月のローズセラヴィー・雷のオムザックは試作型の次元連結システムを搭載していたが、
マサキが念入りに動力部を破壊していたためにルラーンの手では再現ができず仕舞いとなっている。



天のゼオライマー


「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」*2

詳細はリンク先で。鉄甲龍、正確には木原マサキの描く『冥王計画』の要にして
次元連結システムを搭載したことで他とは別次元の力を発揮する最強最悪にして無類無敵の八卦ロボ
マサキが組織を裏切り日本政府の下に亡命したことで現在は欠番扱いとなっているが、
本来は鉄甲龍の支配者・幽羅帝が搭乗することが定められていた。
は八卦における『乾』。『太陽』に対応付けられる。



風のランスター


耐爬が搭乗する八卦ロボ。
空戦能力に長けており、飛行能力を有さない八卦ロボ輸送時の護衛を開発コンセプトとして設計されている。
そのため純粋な攻撃力は他の八卦ロボに劣るが、幅広い運用が可能な高い汎用性を持つ。
その名の通り肩部のエアスラスターから暴風を巻き起こすことで武器とする。

暴風の塊を撃ち込む『ボーンフーン』真空の刃で相手を切り裂く『ブレイウェイン』
最大出力でエアスラスターから噴出した暴風を束ね、竜巻を創り出してぶつける『デッド・ロン・フーン』等多彩な攻撃手段を持つ。
また、頭部の角は方向を変えることで武器にもなる設定。

第一話の終盤で、奪われた天のゼオライマーを奪還するため出撃したが、マサキの人格が現れたマサトのメイオウ攻撃で消し去られた。
「クックック……勝ったぞ……勝った……!」

とはいえ上述したように純粋な攻撃力こそ他に劣るものの、
劇中唯一次元連結システムを搭載し完全な状態のゼオライマーに手傷を負わせており、耐爬の執念の強さが感じられる。
ぶっちゃけメイオウ攻撃の直撃を受けてなお、ゼオライマーの肩に角を突き刺せただけでも相当凄い。

ちなみに『スーパーロボット大戦J』ではグレートマジンガー(レプリカ版)とコン・バトラーVを圧倒するというすさまじさを見せた。

は八卦における『巽』
なお、原作漫画にも別物ではあるが同名のロボットが登場している。



火のブライスト


シ姉妹の姉・シ=アエンが搭乗する八卦ロボ。
掌部から展開する砲身からナパーム火炎放射を行う『フレア・ランチャー』と、
肩部ユニットを展開し高温のプラズマ光弾を形成・発射する必殺武装『マグラッシュ』を装備する。

単体でも高い火力を誇るがその真価は姉妹機である水のガロウィンとの連携戦闘にあり、
機体同士を接続して放つ、フレア・ランチャーの上位増幅武装『トゥインフレア』と、
2機で目標を挟んで相対するフォーメーションからガロウィンのメガサーチャーで敵を捕捉し、
ブライスト側のレーザー受信機で射線を設定・最大出力のマグラッシュとガロウィンのメガサーチャービームを同時にぶつけ、
対消滅により空間ごと対象を破壊するというトンデモ武装・『トゥインロード』を使用できる。要はメドローアである。片方は冷気属性ではないけれど。

第二話で双子の妹のシ=タウの駆る水のガロウィンと共に出撃するが、ゼオライマーのエネルギー波からタウを庇って倒される。


ちなみにグレートゼオライマーはトゥインロードを単独で使用可能
「二体揃わねば役に立つまいが!」ひでぇ!

は八卦における『離』



水のガロウィン


シ姉妹の妹・シ=タウが搭乗する八卦ロボ。
火のブライストとの合体攻撃を主に、あくまでもサポート用に設計・開発された機体
武装は肩アーマーに内蔵された冷気を放射し相手の動きを止める『ガロウィン・ブリザード』
腰部に一対装備されているガイドレーザー照準機を有し目標を定め高精度の命中率を誇るビーム砲『メガサーチャービーム』で、
他の機体に比べると直接的な高い攻撃能力は有していない。
その一方で機動性は非常に高くブライストとの連携においては常に迅速なポジショニングを行うことが可能。

合体攻撃時にはブライストの銃脚役や、冷却・エネルギー供給補佐を担当する。
反面、攻撃の主導権そのものはブライスト側にあるので、それがタウの生来持っていた劣等感を刺激し、不協和音の一因となっていた。
この『連携重視の機体であるにもかかわらずパイロット間の不仲から真価を発揮できない』というジレンマも意図的に仕組まれた茶番である

姉に庇われ一度は命を拾うものの、心が通い合った次の瞬間、メイオウ攻撃で2体まとめて消し飛ばされた。
「茶番は…終わりだ…」

なお、ガロウィンに当てられている八卦の紋章は日本において通常は『兌』(『沢』。『山』との対比になる)だが、
『火のブライストの対照型の姉妹機』との設定や、後述するローズセラヴィーとの兼ね合いのため、水の称号にアレンジされている。



月のローズセラヴィー


葎が搭乗する八卦ロボ。
15年前は試作型の次元連結システムを搭載していた機体であり、設計者が同じということもありゼオライマーと似通ったシルエットを持つ。
次元連結システムから供給される莫大なエネルギーによって高火力だが燃費の悪い武装も問題なく運用可能というコンセプトでチャージも不要だったが、
木原マサキが鉄甲龍を裏切った際に動力部を完全に破壊されて以来その機能は失われている。
なお、破壊される前のデザインは劇中のものと異なり、
必殺武器の極大ビーム砲『Jカイザー』も胸から直接光線を撃つなど、原作漫画に近いものとなっている。

武装は高出力のビーム兵器がメイン。
胸・脚・指など、様々な箇所にビーム砲が搭載されている。
通常武装は指先に内蔵された遠近共に隙が無い『ルナ・フラッシュ』
ビームランチャーとして拡散・収束等の撃ち分けが可能な上、指先からのビームを手刀の形に収束させて光の剣のように振るう。

復元時、必要なエネルギーを補うための代替案として『月の子』と称される3基の小型衛星を上空に射出し、
雷雲から変換した雷のエネルギーを自機に送るエネルギーチャージシステムをルラーンによって搭載されている。
しかし、この衛星は使い捨てであり、Jカイザー発射の際にもスカートアーマーを変形合体させ専用の砲身をセットアップしなければ使えないなど、
兵器としての洗練度は15年前に比べて格段に劣っており、マサキとルラーンの技術力の格差を思い知らされる。


次元連結システムの核である美久がいないゼオライマーを手こずらせたが、マサキの人格が現れ、為す術もなく敗北する。
「チャージなどさせるものか・・・」

ローズセラヴィーの紋章は八卦における『坎』で、これは本来『水』を表すが同時に月に対応付けられてもいて、
ゼオライマーの試作にして下位互換性能機という性質から太陽の対となる『』の称号を付けられた。


ちなみにメタ的にな意味でもデザインの変遷がやや特殊な機体で、
OVA第1巻制作時にはデザインがまだ決定直前であったため、紹介シーンに登場する機体は第3巻に登場する機体とは細部が異なっている。
また、原作漫画にも同名のロボットが登場し、非常に近い武装体系をしている。



地のディノディロス


ロクフェルが搭乗する八卦ロボ。頭部が2つ並んだ双頭型をしている。
八卦ロボの中では山のバーストンと並んで最初期に完成した機体であり、後続のルラーン系列の八卦ロボの基礎となっている。

都市の広域破壊をコンセプトに設計されており、
巨大なクローの付いた両腕を地表に衝き立てて大地に振動波を送り込むことでマグマ層を活性化させ、局地的な大地震を発生させる事が可能。

その他の武装としてはビーム砲やミサイルなどを搭載しているが、これらはあくまでサブウェポンであり対巨大ロボット戦は不得手。
これは、OVA版ゼオライマーの世界観では八卦ロボ以外の巨大ロボット兵器が存在せず、
ディノディロスが建造された時期には仮想敵となりうる比較対象が存在しなかったためでもある。

祇鎗・塞臥共々ゼオライマーと交戦するも、寝返りを企む塞臥の牽制で左腕部を破損、
マサト(人格はマサキ)に真実を告げられてなお立ち向かおうとするも次元連結砲の直撃を受け散った。
「それも全てプログラムに過ぎない…!」

は八卦では『坤』
天と対になる関係だが、機体の性能もまさに雲泥の差であった
しかし戦闘で圧倒されたとはいえ、マサキの駒であることを受け入れた上で尚立ち向かい、結果的にマサキの野望を阻止するという重要な役目を果たしている辺り、物語的には対の役割を十二分に担っているとも言える。
彼女の行動が本当に全て茶番なら、マサキの詰めが甘かったとしか言いようがない。その位のことを彼女はやってのけている。

『スーパーロボット大戦MX』では何故か地震攻撃に空中適正があったりする*3が、
あっさりやられた原作の再現か戦う機会自体に恵まれず、戦闘デモを見るのは至難の業となっている。



山のバーストン


祇鎗が搭乗する八卦ロボ。某大男とは関係ない。
地のディノディロスと同時期に開発された八卦ロボのアーキタイプにあたる機体。
そのため機体構造・武装共に後続の八卦ロボと比べると簡素な物となっているのが特徴。
都市破壊を目的とし、対ロボット戦は想定していないという点もディノディロスと同様である。

そのコンセプトは移動砲台。
肩部のブースターと脚部のホバーを用いて地形を選ばぬ円滑な移動を行い、全身に搭載された500発のミサイルを雨霰と撃ち込んで全てを灰燼に帰す。
護身用武装として両手に内蔵された三連装のビーム砲がある他、味方にすら秘匿した切り札として
両脚部に3列×3基、計18発の核ミサイル装備している。

ロクフェルを殺され、塞臥と共にゼオライマーに挑むが、メイオウ攻撃で瞬殺される。
「造物主に…逆らうとは……!!」

は八卦における『艮』


『スーパーロボット大戦J』では核分裂を抑止することで核兵器を使えなくする「ニュートロンジャマー」が世界観の根底にある
機動戦士ガンダムSEED』と同時参戦したにもかかわらず、地球上で平然と核弾頭をぶっ放す恐るべき機体に
鉄甲龍の技術力はZAFTすら凌駕していたのか……ブルーコスモスに目を付けられなくて良かった……。
(ちなみに他の作品の核ミサイルは、『宇宙の騎士 テッカマンブレード』に登場するフェルミオンミサイルに差し替えられている)

その上、ディノディロスの地震で相手の動きを制限し、瓦礫の山に核ミサイルを撃ち込むという
極めて不謹慎な合体攻撃「アトミック・クェイク」が捏造されている。
他のどんな技よりも地球環境には悪そうであり、地上を地獄に変えるという冥王計画には最も向いている機体なのかもしれない。

ただしアトミック・クェイクはグレートゼオライマーの技である。
こちらも原作漫画に同名のロボが存在しており、「火薬庫のバーストン」と発言している事から、似たようなコンセプトの機体だったと思われる。


雷のオムザック


塞臥が搭乗する八卦ロボ。
15年前は月のローズセラヴィーと同じく試作型の次元連結システムを搭載していた。
全八卦ロボ中最大のサイズに加え、頭部を中心に複数の湾曲したアームが後方に向かって展開しているという異様なフォルムをしている。
四肢どころかマニピュレーターすら持たず、自立すら不可能。反重力システムによって常時浮遊している。
その巨大さ・設計の複雑さから物語当初は調整が遅れており、本格的な登場も一番後となった。

武装は八卦ロボの中で唯一ゼオライマーに対抗できる威力を持ち、
(これは当たれば必滅の手段を先手を取って使えば勝てる、といった意味であろう)
周囲数kmの物質を微粒子化する原子核破砕砲『プロトン・サンダー』

それ以外には牽制・護身用の武器としてビーム砲があるが、これは原作では機体から発射した場面が無く画面外から撃たれたが、
スパロボ参戦を機に頭部のクリスタル状の部位から照射しているということが明らかになった。

また、劇中で米海軍第7艦隊を殲滅した場面で独特の電磁エフェクトを発生させながら突然出現したため、
何らかのステルス機能を有しているのでは?という考察もある。


『唯一ゼオライマーに対抗できる』という前評判に加え、帝に絶対の忠誠を誓う八卦衆の中で
ただ1人下克上を画策する異色の戦士・塞臥がパイロットということで終盤に何かやらかすのではないかと期待されたが、
そもそも塞臥の野心自体が黒幕の戯れで付加された平易なキャラ属性に過ぎなかったので
全ては予定調和、どうあがこうとゼオライマーに消し飛ばされるために用意された無理ゲーのコマという宿命からは逃げられなかった

祇鎗共々自分がただの道化に過ぎなかったという真実を突きつけられ逆上。
ゼオライマーに挑むも肝心のプロトンサンダーを使う間すら無くメイオウ攻撃で消滅させられた。
「俺は貴様らの造物主にして…冥王なのだっ!!」

は八卦における『震』



以下、OVA版には登場しない機体



超常奇跡ロボ ハウドラゴン


初登場はドラマCD『冥界通信』。
ゼオライマー以外の八卦ロボが合体したとされる機体。
『最強合体・破邪ビーム』なるものを発射している。
『立体の暴力と言われるほどの凄まじい外見』という恐ろしげな解説が付加されており、
もし原作OVAのクオリティで再現するとなれば間違いなくアニメーターが死ぬだろう。

CDドラマのネタではあるものの画は存在しており、八卦ロボ各機のパーツが見て取れる。


時を超え『スーパーロボット大戦J』では、幽羅帝が搭乗するゼオライマー系シナリオのラスボスとして降臨。
『天』無き鉄甲龍において帝の力となるべくルラーンが設計した機体で、
ゼオライマー以外の全ての八卦ロボの最強武装を単機で使用可能。
ちなみにトゥインロードは左右で異なる砲身を展開する独自の仕様。やっぱ2体無くてもできたんですね。

完全なギャグだった元ネタとうって変わって、シリアスな背景設定に加え外観も洗練されたシルエットにリファインされている。
蒼白い装甲にのパターンが入った天のゼオライマーと似たカラーリング。
最強武装は雷のオムザックのものの発展型と思われる『オメガ・プロトン・サンダー』

後述のグレートゼオライマー入手条件を満たさなかった場合はこちらが幽羅帝の機体となり、
大破した残骸は同じく傷ついたゼオライマーに取り込まれひとつとなったことがマサトの口から明かされている。




グレートゼオライマー


スパロボJで条件を満たせば出現する隠しユニット。
原作スタッフが冗談で描き起こした画が元ネタだが、スパロボ参戦を機に本格的にリデザインされ、半オリジナルの機体としてプレイヤーを驚愕と戦慄の坩堝に叩き込んだ
ゼオライマーの公式サイトでもデザイン画が紹介された。
半オリジナルで登場したマジンカイザーを凌ぐ破格の扱いでもあった。

次元連結システムに加え、全ての八卦ロボの主要武装を兼ね備え、かつ凌駕した真なる冥王
天のゼオライマーよりも一層肥大化・鋭角化したフォルムは長衣を纏った皇帝を思わせる。
カラーリングは蒼白い地に青紫色

称号は『烈』
これは八卦の図像ではなく、(物事の規模・度合い等が)はなはだしいといった意味合い。

無尽蔵に供給されるエネルギーに物を言わせて繰り出される超絶的な攻撃の数々はピンからキリまで規格外。
もはや強いとか弱いとかそういった次元で語るのもおこがましいようなレベルのナニカであり、その存在はかのネオ・グランゾンに比肩しうる


主な搭乗者は秋津マサト、幽羅帝。

幽羅帝が搭乗する場合、例によりルラーンに次元連結システムの再現が不可能だったため、機体はそのままだが
胸部の次元連結システム=光球のみが欠けている。
それに伴い『Jカイザー』使用時はチャージを必要とし、最強武装も『オメガ・プロトン・サンダー』にとどまっている。


出現条件は、全ての八卦ロボをゼオライマーで撃墜して、強制出撃以外はゼオライマーを出撃させないこと。
これにより最終決戦時の幽羅帝の乗機がハウドラゴンから本機に変化し、この機体をゼオライマーで撃墜することで、
ステージクリア後、ゼオライマーがこの機体として復帰する。

全てに決着をつけた後なので、マサキの人格でこの機体を操ることは残念ながらできない…

  • そのとんでもない武装の数々
  • デッド・ロン・フーン
    • 風のランスターの必殺技。EN消費10。
      グレートゼオライマーの最弱武装なのだが、フル改造の攻撃力は7050フリーダムガンダムの最強武装ハイマットフルバーストを上回っている。
      おまけに移動後攻撃可能で射程も1~5とそれなり。つまり強化パーツで射程をちょっと強化してやればこの武装だけで舐めプしながら敵を蹂躙して1MAP突破くらいは余裕で可能グレートゼオライマーの化け物ぶりがこの時点で良く分かる

  • アトミック・クエイク
    • おいバカやめろ
      なんと地のディノディロスの地震で周囲一帯を破壊し尽くしたあと、トドメに山のバーストンの核ミサイルをブチ込んで消し飛ばす一人合体技。『J』の地球にはザフトが設置したNジャマーが展開しているはずだがそんな事お構い無しである

  • トゥインロード
    • ハウドラゴンでは片手からマグラッシュ、もう片方からメガサーチャービームを発射する形で実現していたが、
      どういったメカニズムなのか、はたまた次元連結システムのちょっとした応用なのか、グレートゼオライマーが突如2体に分身。そのまま片方が相手の背後に回ってメガサーチャービーム、もう片方がマグラッシュを発射する。

  • Jカイザー
    • ついにチャージの必要がなくなり本来の姿を取り戻したJカイザー*4
      射程1~7と長い上に威力も並のスーパーロボットの最強武装並の破壊力を誇るトンデモ兵器だがこれより上に更に威力が上回る武装が2つもある

  • プロトン・サンダー
    • 両肩のユニットを変形させて発射する雷のオムザックの必殺兵器。
      ワープで突然敵の前に現れ、オムザックの倍の8回攻撃を叩き込んで消し飛ばす
      未完成版のグレートゼオライマーは「オメガ・プロトン・サンダー」の名前で最強武装となっており、MAP兵器版も存在する。

  • 烈メイオウ
    • グレートゼオライマーが遂に手に入れた天の力
      その威力たるやフル改造で9250大半の機体の最強武装はおろか合体攻撃の威力すらもぶっちぎり、これより上はシャッフル同盟拳*5かダブルバーニングファイヤー*6しかない
      技の〆には大気圏外から観測できるほどの巨大爆発が発生する。しかも実はこの巨大爆発、OVAの「あるシーン」の再現だったりする。
      もちろんMAP兵器版も完備しており、そちらの威力は8300。プロトン・サンダーを上回っている。

スパロボCard Chronicleにも登場。
本作のストーリーでは何とゼオライマーから直接変化した強化形態という衝撃的すぎる設定の出番が割り振られた。

スパロボX-Ωでは原作ストーリー終了後、マサキによって新造された機体として登場。

そしてついに、このグレートゼオライマーが立体化。グッドスマイルカンパニーからプラモデルが発売される。




アニヲタWiki ⊃(仮)⊂



追記・修正は冥府の王に選ばれてからお願いします。

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最終更新:2024年03月14日 14:02

*1 本編冒頭にも似たようなカットはあるが、必殺技は放たず立ち絵のみである。

*2 この台詞はスパロボオリジナル。

*3 大抵のゲームなどでは空を飛ぶ敵に対して地震攻撃は無効なのだが、これが設定ミスなのかゲームバランス調整の一環なのかは不明。ただし「空中の的に通用する地震攻撃」の前例がないわけではなく、例えば『FINAL FANTASY Ⅲ(FC版)』に登場する黒魔法クエイクは「地震と同時に乱気流を巻き起こすため空中の相手にも効く」という設定。

*4 一応ルラーンが設計した機体をそのまま流用したためか、次元連結システム搭載後も砲身をセットアップするシーケンスはそのまま。

*5 シャッフル同盟5機が一堂に会して放たれる必殺奥義。

*6 マジンカイザー&グレートマジンガーの合体攻撃。