クリード=ディスケンス

登録日:2011/05/04 Wed 16:38:46
更新日:2024/04/13 Sat 19:14:52
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さあ 始めよう 諸君



無能な秘密結社の老人たちに思い知らせてやるんだ



この先の世界を導くのはあなた達ではない



我々だという事を…



手始めにこの街を血に染める…




革命戦争の始まりだ…!!




クリード=ディスケンス
Creed=Diskenth

CV:三木眞一郎
年齢:23歳
職業:星の使徒リーダー
武器:幻想虎徹《イマジンブレード》
能力:SWORD(刀)


漫画『BLACK CAT』のキャラクターにしてラスボス

革命集団『星の使徒』のリーダーで、元は秘密結社クロノスの抹殺者(イレイザー)。

性格は超が付くナルシスト。自分が世界で一番優れている、という凄い考え方をしている。
それゆえに、自分に従う者こそ正しい判断をした優秀な人間、反発する者は無能な人間と考えている。
それでいてそれに見合った力とカリスマ性を備えているのでタチが悪い。
趣味は鏡を見ること。あとバラが好き。もはやナルシストの権化である。


クズとは同じ空気も吸いたくない、という自己中心的な理由で(自分主観で)無能な人間を一人残らず排除することを決める。
優秀な人間のみを選別し楽園(エデン)を創るため、世界を統制するクロノスに対抗する力として『星の使徒』を結成、クロノスに宣戦布告する。



トレイン=ハートネットにとっての親友の仇。

抹殺者時代にはトレインとは1ヶ月ほどコンビを組んでいた時期がある。しかしトレインが突っぱねていたため形だけで仕事は共にしていない。

それ以前からトレインのことは知っており、その強さと世の中に絶望した考え方にシンパシーを感じ、この世で唯一尊敬して狂った妄執を垣間見せていた。

しかしそのトレインの心境をミナツキ サヤに変えられ、サヤを『魔女』と呼び激しく憎む。

そしてトレインをサヤの『呪い』から解放するためと、サヤを殺害。
これ以降、トレインからは仇敵として狙われることになる。

彼が求めるのは昔の黒猫のトレインであり、今の掃除屋のトレインは甘く弱いと嘆いている。
そのため昔の黒猫を復活させようと様々な策略を巡らせる。


とにかく一番にトレイン、革命は二番。全ての物事をトレイン最優先で考える。

トレインのことを他人が「アイツ」と呼んだだけでキレて殺そうとしたり、トレインには敵としてでも再会できて嬉し涙を流したり、トレインになら腹に風穴開けられても満足だったり、トレインが自分を恨んでいても最終的には自分の所に帰ってくると信じていたり、トレインが自分の思い通りにならないのならいっそ自分で殺そうとしたりと、
当時そんな言葉もなかったのにヤンデレのテンプレをなぞったような素晴らしい人。

その想いは真っ直ぐ歪んでいる


その実力は折紙付きで、抹殺者時代には時の番人の特例No.XIIIにされることが考えられていた。が、危険思想を悟られトレインにその座が渡った。

戦闘では「道(タオ)」の力『SWORD』で生み出した刀、『幻想虎徹(イマジンブレード)』を使い、その変則的な能力と圧倒的なパワーで攻める。
意外にも名前の付いた技(トレインの『黒爪』やイヴの『黄金の連弾』のようなモノ)は持っていない。


幻想虎徹《イマジンブレード》
クリードの氣で創られた刀。元となった虎徹という刀があったがこれはサヤに刀身を折られていて、その柄の部分を幻想虎徹のベースにしている。
話が進むにつれレベルが上がっていき、使い分けることができる。

  • LV1
視認できない“見えない刀”を創り出す。長さは氣を込めることで調節することができ、最大80メートル弱まで伸ばせる。見えるようにもできる。

「0.08kmや」

  • LV2
意思を持った“生きた剣”を創り出す。サメっぽい。パワーが飛躍的に上昇しオリハルコンに傷を付けることすら可能に。直線的にだけでなくグニャグニャと伸びるし噛んだりもする。精神が連動しているのでクリードが嬉しいと幻想虎徹も嬉しい。
ゲギョギョギョギョギョ
何でも食べる…と思いきやゴキはクリードの命令でも食えなかった。

  • LV3
クリードと幻想虎徹が“融合した形態”。右腕は完全に剣になっている。破壊的なパワーを誇り、斬るというよりは最早砕くレベル。背中からは強靭な腕が1本生えている。精神と同調してるため剣を破壊されると心が破壊されるが、その強度は最大でオリハルコン以上。セフィリアを倒し、トレインを限界まで追い詰めた。

  • LVMAX
LV3の状態から右腕の剣を超巨大な“光の剣”にする幻想虎徹究極の形態。



体内には治療用ナノマシンが注入されており、驚異的な速度で傷が回復する。
さらに最終決戦時には研究の集大成とも言えるナノマシン、“G.B(ゴッド・ブレス、神の息吹)”が注入されている。

G.Bは主の肉体を常に最良の状態に整えるナノマシンであり、これを使えば致命傷すら瞬時に回復し、老いることもないという正に不老不死を体現したナノマシン。脳だけは再生不可能という欠点はある。

全人類を数百年かけて選別するため不老不死になったという。
クリードはこの状態の自分を“神”と自称した。
しかし、トレインには「まるでゾンビだな」と一蹴されている。

最終決戦では幻想虎徹LVMAXをトレインの『炸裂電磁銃(バーストレールガン)』によって壊され、心を折られる。

そしてイヴの手により体内のG.Bを破壊され、ただの人間に。
幻想虎徹の破壊に加えここまでの道のりを水泡に帰され、ショックで精神崩壊を起こしてしまう。

その後、側近のエキドナに手厚く看護されながら療養。
クリードにとって死より重い、「腐った世界」で人として生かされるという罰を持って、クリードは贖罪することを余儀なくされた。

トレインは掃除屋としてクリードとの闘いに決着をつけ、本当の“自由”を手にすることになる。


アニメ版では敗れた後、メイソンにフルボッコにされるトレインの前に再登場。メイソンとの戦いを引き受け、トレインをイヴの救出に向かわせた。

また、星の使徒編のセフィリアとの戦闘描写は中々の出来。



余談。

セフィリアとの闘いの時に「優美で美しい」という褒め言葉を発したことがある。
字を見て分かると思われるがこれは重複表現であり本来の用法としては正しくない。
しかし言葉遊び、または強調するためと考えれば……単行本では「実に優雅」に訂正されていますです。はい。


作者の次回作『To LOVEる』ではザスティンのモデルになっている。一見分かりにくいが髪を下ろしたクリードがそれに近い。

宇宙を支配するデビルーク一族の王室親衛隊隊長。

戦いにおける実力は第一王女のララを超え、作中五指に入る。
宇宙最強の剣士というすごいキャラなのだが、迷子になったり犬に噛まれたり電車に轢かれたり、最近では漫画家の所でチーフアシを続け今度単独デビュー作の執筆が決まった。
王室親衛隊としての誇りは忘れていないが、気付けば趣味は深夜アニメ完走リレーになっていたり、とネタキャラの道を突っ走っている。
クリードどこ行った……。
剣はイマジンソードという名前。

スピンオフ『To LOVEる ダークネス』では「昔の冷徹な殺し屋を取り戻す」と目的が似通ったキャラクターが現れたりした。クリードが参考にされたのかは微妙だが。


彼の声を演じた三木眞一郎氏はテイルズオブハーツでもクリード・グラファイト役を演じているが同じ名前のラスボスを演じる機会はそうそうないであろう。




追記・修正はトレインのことを想いながらお願いします。

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最終更新:2024年04月13日 19:14