妖将レヴィアタン

登録日:2011/04/16(土) 04:03:19
更新日:2024/03/23 Sat 01:25:33
所要時間:約 3 分で読めます




「あなたの強さが…
私をおかしくするの…」



蒼海の海神 妖将レヴィアタン
CV:今井由香



伝説の青き救世主エックスのパーツとDNAデータを基に作られたレプリロイドで、冥海軍団を指揮するネオ・アルカディア四天王の一人。ファンからの愛称はレヴィアたん、俺の嫁。
レズじゃない(はずである)のに何故かレズビタンとも呼ばれる。
あと情報戦・電子戦が得意な軍団の割に、部下が揃って頭の悪そうなパワーバカばかりなのをよくネタにされる。
長いツインテールのような頭飾りとハイヒールが特徴。


情報の収集と管理が専門軍務だが、本来はハルピュイアと組んで海・空から対流を操作して人間の生存圍を広めるのが役目。
きれい好きなため、埃っぽい地上があまり好きじゃない。
顔を突き合わせるたびしょっちゅういがみ合うハルピュイアとファーブニルを「キザ坊や」「戦闘バカ」呼ばわりして小馬鹿にしている。
一方でファントムの事は実力を認めているようで、ドラマCDではゼロを侮るなと警戒する彼に「貴方がそこまで言うなんて珍しい」と意外そうに漏らす姿も。

気まぐれな性格でもありクールが持ち前らしいが、ゼロとの戦いを繰り返すうちにおかしな方向へシフトしていく。
もっと、もっとよ!

また素敵な悲鳴の持ち主である。
彼女の悲鳴が聞きたいがために同じデータを繰り返しロードしてレヴィアたんを鳴かせ続けるけしからん輩も少なくない。


水流・水温を操る能力を持ち、十の光る武具の一つ、長槍『フロストジャベリン』を所有する。



ゼロ1
前の大戦にてレプリフォースが使っていた砂漠の地下基地でボスとして登場。
キザ坊や戦闘バカからレジスタンスの新顔の噂を聞いて興味を持ち、ゼロの前に立ちふさがる。
初戦での敗北では、トドメを刺されなかった事を屈辱に感じながら捨て台詞を吐いて退却。

そんなプライドの高い彼女が弾けたのはネオ・アルカディア本部での再戦から。
二度も自分を打ち負かしたゼロに何かのスイッチが入ってしまったようで、以降ゼロへの執着を隠さないようになる。
そして最奥部でもハルピュイア、ファーブニルと共に再三ゼロに挑むがエックス様に止められ、自分たちではゼロに適わないと言われて渋々その場を退いた。


ゼロ2
エルピス発案のセイギのイチゲキ作戦を軽ーく打ち破り、ハルピュイア、ファーブニルと共にエルピス以外の襲撃者を全員SATSUGAI。
遅れて到着したゼロの前でもエルピスを「ネオ・アルカディアの落ちこぼれ」と呼び、さらに倒したレジスタンスも「みーんな死んじゃったわよ」と手を返しながら素っ気なく言い捨てる。

エルピス暴走後はダークエルフを止める任務を与えられているらしいにもかかわらずゼロとキャッキャウフフ。
「ファーブニルを笑えなくなってきた」と自嘲しつつも、全く抑える気はない様子。
撃退されると、「いつか自分の手でゼロにトドメを刺したい」とヤンデレの片鱗を見せつつ退場する。


ゼロ3
オープニングから悲鳴と共に登場。
ゴール地点の隣の部屋でオメガの攻撃を受け、壁を突き抜けて 悲鳴 をあげながら登場する。
大事なことなので(ry

ファーブニルと二人でオメガに立ち向かうも歯が立たず、ダメージ過多のため撤退。
ちなみに彼女によると「オメガ相手ではゼロと違って燃えない」とのこと。
強ければ誰でもいいという訳ではないらしい。
その辺の戦闘狂(ビッチ)とは違って一途な娘なのである。

その後は整備のためにクライマックスまで出番なし。しかもその間、本人がいない所でネオ・アルカディアの幹部をクビにされる。

最終局面、ゼロVSオメガの戦闘が終わるとハルピュイア、ファーブニルと揃ってひょっこり顔を出す。
身動きの取れないオメガに一斉に攻撃を仕掛けながらも、ドSなレヴィアたんはゼロのオリジナルボディをゼロ本人に破壊させる。


四天王が初めてゼロに協力したことから次回作での更なる活躍が期待されたが、今作でまさかの出番終了。
その後「以降は何処かでバイル軍と戦っているかも知れない」と公式で発表されたが、後に「オメガの爆発に巻き込まれて死亡」と公式で言われてしまった。

………まぁ明確な設定は今のところない為、行方不明と同じようなものである。


そして、2012年発行の『R20+5 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』では四天王のその後に関する質問が載っており、カプコン側が正式な回答をしている。
それを要約すると「ネオ・アルカディアの公式記録では3人のその後の活動が記録されていないため登録抹消(死亡扱い)となっているが、ネオ・アルカディアの監視が届かないどこかで人間のために戦っている可能性も否定できない」とのこと。やったね!

こちら も参照のこと。


◆ロックマンXDIVE
ロックマンゼロシリーズとのコラボとしてゼロ(ロクゼロ版)と一緒に参戦する。得物は原作と同じくフロストジャベリンであるが、他のキャラクター同様に換装は可能。ちなみにボイスはGBA版の流用である。後にハルピュイアも実装された。


両形態とも水中での戦闘となる。

《第一形態》
1・2共に攻撃パターンが固定化されていて動きを読みやすいが、その分他の3人と違い弱点を突かないとひるまない。
攻撃中や合間の移動時に弱点の炎属性を叩き込もう。

ゼロ1ではボスラッシュ時もそうだが針のある空間で戦うため、他3人より難易度は高いかもしれない。
攻撃力はあまり高くない。距離を置いて無理なく安全に戦えば苦戦はしないはず。とりあえず逃げ回りゃ、死にはしない。

ゼロ2で針はなくなり壁も追加されたが、代わりに強力なEX攻撃が追加。
EX技は無敵な上に周期が来れば何回も使ってくるので、1と違ってあまりダラダラやっていられない。
次のEX技が来る前にありったけの火力を叩き込んで倒したい。
移動中にゼロの頭上から下突きで攻撃する技も追加。画面外から降ってくることもあるので厄介だが隙もできる。
うまく誘って反撃できればより速く仕留められる。


《第二形態》
アームドフェノメノン(変身)によって巨大化。モチーフは潜水艦らしいがエイに見えなくもない。
針もなく一発死の心配はないが、部屋の広さとアクションの速さから動きが読めないうちは苦戦必至。




余談

続編の『ロックマンゼクス』シリーズには彼女のデータを基に作られた変身アイテム、ライブメタル・モデルLが登場。
『ゼクス』では、フォルスロイドのルアール・ジ・アビスロイドを倒すと使用可能になる。
通常攻撃は範囲の広いハルバード、チャージ攻撃は氷塊、更にOIS発動中は通常攻撃にも氷属性が付加される。
固有アクションとして、水中を自由に移動する「スイム」が使用可能。
そして、DS下画面に大まかなマップとアイテムの位置を表示する「アイテムレーダー」が使える。
レグアンカーを倒すと強化され、チャージ攻撃に敵を追尾する氷の龍「フリージングドラゴン」が追加。

続編の『〜アドベント』では敵のテティスに使われて変身する。
ボスとしてはそこそこの強さだが、むしろ穴に落ちてミスになる事が多い。
なお、グレイとアッシュではチャージ攻撃が異なる。

水中での機動力は高く、アイテム探しにも重宝する。
ただし、潜水中の連続攻撃は多段ヒットする代わりに一撃の威力が低い。
また、接地中に攻撃動作を行うと硬直するので、慣れと工夫が必要。


他の四天王にはXシリーズに登場したアーマーと似た特徴を持ったメンツ(ファルコン→ピュンパ、ガイア→βaka、シャドー→ファントム)がほとんどなのだが、Xシリーズには水中特化型アーマーが存在していないので、これといって共通項のあるアーマーがなかったりする。強いて言うなら、レヴィアタンは一番エックスに近い姿をしている為、ノーマルアーマーと言った所だろうか。

インティ・クリエイツが開発した『ロックマン9 野望の復活!!』には彼女と少し似ているスプラッシュウーマンが登場するが、公式によると全くの無関係との事である。





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最終更新:2024年03月23日 01:25