メバル(魚類)

登録日:2010/03/27 (土) 05:46:54
更新日:2021/03/12 Fri 00:01:59
所要時間:約 2 分で読めます




メバル(魚類)

和名:メバル(眼張、鮴、春告魚)
学名:Sebastes inermis


(一枚目:正に目張るといった目玉が確認できる)(二枚目:このような岩や海藻のある場所に生息する)



カサゴ目メバル科の魚の名。
10~30cmのものが一般的なサイズ。

北海道から九州沿岸の岩礁域に生息する海水魚で大変美味。大型の個体は高級魚として扱われる。

魚自慢の料亭なら高い確率でこの煮付けが有ったりする。

また、2008年8月に日本魚類学会の機関誌にて、今まで同じ種としていた「メバル」は、DNAによる違いから3種に分類されることが発表された。

クロメバル(Sebastes ventricosus)
アカメバル(Sebastes inermis)
シロメバル(Sebastes cheni)
の3種で、
一般的に磯、防波堤で釣れるのは黒メバルで、水深のある沖合いの船から釣れるのは赤メバル(または沖メバル)と呼ばれる。

これは保護色による違いと考えられていたが、上述のようにDNA的にも別の種である。
動くものに襲いかかるフィッシュイーターとしての習性があるため、最近ではルアーでも釣ることが流行っており、「メバリング」と呼ばれ親しまれている。
同じフサカサゴの仲間で毒魚として代表的なオニオコゼ程の毒の強さではないが、フサカサゴの仲間の多くは棘に毒を持っており、
このメバルも例外ではなく、刺された部位は僅かに腫れたり痺れる。
治療の必要は無いだろうが扱いには注意が必要である。


追記・修正お願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • アニヲタ動物図鑑
  • 生物
  • 魚類
  • 硬骨魚類
  • カサゴ目
  • フサカサゴ科
  • メバル属
  • 煮付けに最高
  • メバル
  • アニヲタ水族館

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年03月12日 00:01
添付ファイル