オオスズメバチ

登録日:2010/08/31(火) 01:24:53
更新日:2024/02/15 Thu 00:07:26
所要時間:約 16 分で読めます




或る日、ふと山へハイキングに出掛けた。
さしたる理由はない。
ただ行きたかっただけだ。

生い茂る草木を潜り抜けていると、ふと、どこかで音がしているのに気がついた。
『カチ、カチ…』と言う不思議な音。耳に何か入ったのかと思い、指を突き入れたがその音は消えない。

幻聴だ、と思い直し、更に歩みを進めていくと――その音はやがて『ブゥウ…ン』と言う低い音に変わった。

――――まずい。
第六感がそう告げている。急いでこの場を離れろ、と。

だが、時既に遅し。
前へ進もうと顔を上げた僕の目に映ったのは、巨大な宮殿と、それを守るかのように佇む女戦士達。

彼女達は漆黒に染まった鋭利な槍を僕に向け、口を揃えて呟いた。
そして僕は悟る。
―――もう、助からないと言う事を。



よくもここまで来たものね



貴方は女王の領域を侵してしまった



これは赦されざる反逆行為と言えるわ



この最終鬼畜兵器を以て



貴方の罪に私達自らが処罰を与えます



























―― 死 ぬ が よ い ――










――茶番に付き合わせました。
本題に入りましょう。

オオスズメバチはハチ目、スズメバチ科、スズメバチ亜科、スズメバチ属に属する、昆虫の一種である。
学名はヴェスパ・マンダリニア(Vespa mandarinia)。
日本産の亜種は、特に「Vespa mandarinia japonica」として区別される。
英名はJapanese(ジャパニーズ)giant(ジャイアント)hornet(ホーネット)、あるいはAsian(アジアン)giant(ジャイアント)hornet(ホーネット)
…だったのだが、日本やアジアの名を冠していることや、後述するように外来種として欧米で猛威を振るっていることから、要らぬ対アジア憎悪を誘発しかねないということで、2022年にアメリカとカナダの昆虫学会の提唱でNorthern(ノーザン)giant(ジャイアント)hornet(ホーネット)を公式の英名とすることになった*1
『hornet』を『wasp(ワスプ)』とする場合もあるが、どちらも英語でスズメバチを意味するので余り変わりはない。
ただし、『wasp』は図鑑などではもっぱらクロスズメバチ(ヴェスピューラ属)類全般の英訳とされる事がほとんど。
特に単に『wasp』と言う単語はクロスズメバチをさす言葉にあたるので『hornet』としたほうが無難か。


只でさえ大きなスズメバチの中でも特に巨大な種であり、日本に生息する亜種は何と世 界 最 大の大きさを誇る。
女王バチが巣を作り、働きバチや雄バチを産卵して社会を構成する社会性の蜂だが、
ハナバチ類とは違い、他の昆虫類を狩猟して幼虫の餌とするジガバチ類と似た特性を持つ。
しかし樹液や腐った果実等にも寄って来る為、ハナバチ類と同じく何かしらの蜜も好むようである。

基本的に巣は木の根元等の土中、樹洞等の閉鎖された空間内に作る。
枯れ木等から採取した繊維を、唾液に含まれる蛋白質で固めて和紙のようにし、これを使用して六角形の管を作成。
この管が多数集まった巣盤を連ね、他の蜂に類を見ない巨大な居住コロニーを形成する。


餌は主にカミキリムシやコガネムシ、スズメガの幼虫など大型の物を好む。
しかし秋から冬にかけてこの手の昆虫は減少するが、自分達は交尾相手となる雄バチや新しい女王バチを育成しなければならない為、
普段にも増して攻撃性や獰猛さが飛躍的に高まる。

この状態――即ち、バーサーカーモードになったオオスズメバチは非常に危険で、
敵意のあるなしに関係なく、巣に近付く者、自身の行動を妨害する者には容赦なく攻撃を仕掛ける。
巣が人目につきにくい場所に作られる習性も相まって、雑木林などを通る際に知らずに彼女たちのテリトリーに踏み入ってしまい、
敵とみなされて襲われてしまう事故は全国で後を絶たない。

しかも攻撃態勢に移行するまでの猶予時間も非常に短い。
ミツバチやアシナガバチなどの大人しい種はある程度の時間、威嚇をして様子を見てそれでも退かない場合に攻撃してくる(特にミツバチは針が内蔵と直結している上に1体当たりの毒も微弱なものなので、刺すのは本当に最終手段)が、
オオスズメバチは一応威嚇音(羽音、顎をカチカチと鳴らすなど)等は出すものの、ほとんどこちらに退く暇を与えてくれない。
例えるとこんな感じ。
ミツバチ きゃあ!敵!→威嚇よ!驚いた!?さああっち行って!→これでも退かない!?→やけくそだわ、攻撃よ!
アシナガバチ やめて!!あたしたちは戦う為にここに巣を作ったんじゃないのよ!!ええい、結局武力で止めるしかないの!?
スズメバチ 敵…そう、退かないのね?じゃあ死ね!! or 急に動いた!?守ったら負ける!うわぁぁぁ死ね!!
そのため、特にバーサーカーモードの時期に雑木林などを通る場合は注意が必要である。
もしも威嚇に気付いたら即座に逃げるのが肝要だが、大声を出したり、急に走り出したりといった行為は無用に相手を刺激するため、
出来る限り静かに、じりじりと後ずさりしてテリトリーから撤退することが推奨されている。
しかし、いきなり遭遇してしまうと恐怖と焦りでそんな冷静な行動を取れるかというのも難しい話。なので、もしも対処を誤ってスズメバチが追いかけてきた場合は、思いきってその場にしゃがみこむというのも有効。ハチは目の構造上、真下を見るのが苦手で、人間が急に姿勢を低くすると標的が消えたと誤認する。そうしてこちらを見失っている間に姿勢を低くしたまま静かに、かつ急いでその場を離れてやり過ごそう。


また、ミツバチやキイロスズメバチ等、他の蜂の巣を襲撃するようになるのもバーサーカーモード発動期。危険な賭けではあるが、巨大な集団で生活する蜂を全滅させれば莫大な食糧が確保できるというわけである。
ミツバチはともかく、スズメバチの類まで攻撃対象にし、
なおかつ標的の巣を襲撃して丸ごと制圧してしまうのはオオスズメバチぐらいで、その戦闘力の高さと攻撃性がうかがえる一面である。

ミツバチの巣を襲撃した場合の戦力差は歴然であり、
オオスズメバチが数十匹集まれば4万匹のセイヨウミツバチを僅か2時間で全滅させる(1秒で数匹屠る)という脅威の戦闘能力を見せ付けてくれる。

しかしトウヨウミツバチは『布団蒸し』『熱殺蜂球』と呼ばれる、
自分の体温をオーバーヒートさせて取り囲むオオスズメバチへの対処法を身に付けており、
これによって蒸し殺され、襲撃に失敗する場合もある。
ただし、これはあくまで1~2匹の斥候に対する攻撃策であり、殺し損ねて本隊を呼ばれてしまうと当然対処できないため、
残った蜜をできる限り持って全力で巣を放棄して逃げるしかない(幼虫や蛹は諦める)。
トウヨウミツバチ(二ホンミツバチを含む)が神経質で巣を捨てやすく養蜂に向かないのはこのためと言われている。

最近の研究で、セイヨウミツバチにも『窒息スクラム』という対スズメバチ用の手段がある事がわかったが、
これは比較的小型のスズメバチに対処するためのもので、オオスズメバチには通用しないらしい。

キイロスズメバチなど、スズメバチ類の巣を襲撃する場合はこの限りでなく、
オオスズメバチの側にも相応の被害が出るし、場合によっては撃退されてしまうこともある。
だがやはり大量の幼虫や蛹はそのリスクを補って余るということだろう。

一部を除くスズメバチ類に共通のことだが、こうして得た昆虫の肉はきちんと捌いたのち丸めて肉ダンゴに加工し、巣へ持ち帰る。彼女らは料理もできるのだ。
この間、肉ダンゴを作るのに夢中で警戒が疎かになりがちという、ちょっと抜けたところもある。

この肉ダンゴを食べるのは幼虫だけで、成虫は肉を一切食べない。否、食べられない。彼女たちの食道はあまりにも細すぎて液体以外通らないのだ。
成虫の主食は肉ダンゴを食べた幼虫が分泌する栄養液。
これは下記の彼女たちのチートぶりを支える上で重要なもので、1回の食事で100km以上の飛行を可能とさせるほどの栄養価を持つもの。
この栄養液は幼虫から成虫へ口移しで与えられる。このため巣の外では補給がままならないという欠点がある。


その大きさ故の攻撃性と、非常に強力な毒針を持ち、更にその身体に備わった数々のチート装備から、
蜂の中でも――と言うか、昆虫の中でも最強候補の一角。

ミツバチとは違って毒針が内臓と直結していない為、刺しても自らが死ぬ事はなく、
毒液がある限り何度でも何度でもな ん ど で も対象に毒を撃ち込める針。
尚、針は鋸のような機能を持ち4枚重ねのジーンズ生地すら貫通する。

カミキリムシやコガネムシ等、甲虫の堅牢な装甲を抉り、ミツバチ程度なら一撃で首を斬り落とせる強靭な顎も脅威と言える。

漆黒と橙のコントラストが織り成す外骨格は、教科書やスリッパの全力殴打でも即死させるには至らない。
時速40km以上のスピードで飛行するので、一度狙われたら人間如きの脚力では到底逃げる事は出来ない。
さらに1日に約100kmもの距離を移動する翅と羽音は、聞く者を恐怖のどん底に落とし入れる。

更に彼女らは相手に毒針が通用しない事を悟ると、針の先端から毒液を空中散布する
この毒液は言うまでもなく強力で、目に入れば最悪の場合失明の危険性も。

また、万が一倒したとしても死後彼女らの身体からは周辺の仲間を高揚させるフェロモンを放つ上、
腹部の神経や筋肉が独立している為、触ると反射運動で刺して来る。

そして彼女らを最強の一角たらしめているのは何と言っても――



「私の毒針は弐撃決殺」

「弐度刺されれば必ず死に至るわ」




弐撃決殺


この能力に尽きる


人間の身体とは良く出来たもので、一度毒やウィルスを受けるとそれに対する抗体が生成される。
しかし、蜂毒(に限った事ではないが)に対してはこの抗体が仇となってしまうのだ。

壱度刺されて生成された蜂毒への抗体は、弐度目の毒を排除しようと活発に活動し、結果過剰とも言える反応をする。
IgEと呼ばれる抗体がアレルゲンと結合して血小板凝固因子が全身に放出され、毛細血管の拡張を引き起こす。
その過度のショック反応によりショック死――即ち、アナフィラキシーショックと呼ばれるものである。

勿論体質によって個人差はあるが、刺される度に致死率は跳ね上がって行く。
――何とも恐ろしい呪いの槍である。

とまぁ、ここまで書いたが、殊更恐ろしいのは、これらの行為を行うのが全てメスだと言う事だろう。

人間界でも昆虫界でも、女はコワイのだ。

因みにオスは働かない…。人間界の男は‥‥え?耳が痛いって?あっ、ふーん(察し)

対策

 上記のように恐ろしい戦闘能力を誇る彼女らではあるが、それでも「彼女たちに自宅の敷地内に巣を作らせないようにする対策」だけなら、数万円もかけて業者を呼ばずとも比較的安価で容易に可能である。
 自身の身を護るだけでなく、近隣住民に迷惑を掛けない事への意味合いも兼ねて、特にハチの活動が活発になる4月から11月頃にかけては、必ず下記の対策をしておくようにしよう。

★木酢液(もくさくえき)
 木炭を生成時に副産物として生成される茶色の液体。結構臭い。
 薬局やホームセンターで1.5L入りで500円前後で売られている。
 これと水を1:1の割合で希釈した物を適当な容器に入れて屋外に置いておく、もしくは木酢液の原液をそのままばらまいておくと、その強烈な臭いを嫌ったハチ類が寄り付かなくなり、巣を作らなくなるのだ。

 ただし木酢液自体に殺虫成分は含まれていないので、これだけではハチをその場から追い払う効果しかない。
 後述の捕獲トラップと併用するのが望ましいだろう。

 また犬や猫などのペットを飼っている人は塗布を止めておいた方がいい。
 彼らもまた木酢液の匂いが苦手なので、多大なストレスを与えてしまいかねないからだ。
 室内で飼ってるから大丈夫?いやいや決してそんな事は無い。
 犬や猫の嗅覚は人間を遥かに上回ってしまっているので、ちょっと窓を開けただけで外の木酢液の匂いを敏感に感じ取ってしまうのだ。

 効果時間は大体1週間程度。

★捕獲トラップ
 容器の中に甘い匂いをした液体を入れて、それを水で希釈して混ぜ合わせる。
 その匂いでハチをおびき寄せて捕獲するという物。
 これ自体に殺虫成分は無いが、蓋が漏斗状になっているので、一度入ったハチは抜け出す事が出来ずに溺死してしまうのだ。

 まあハチ以外の虫やトカゲ、蟻なんかも結構どかどか入ってくるんだけどな。

 価格は大体500円から2000円程度。
 ただし物によってはミツバチなどの一部の種には効果が無いらしいので、購入する前に説明文をよく読んでおこう。

 効果時間は環境にもよるが、大体15日から一ヶ月程度。
 容器が一杯になったら効果時間内でも、すぐに新しい物に交換しておこう。

★ハチ専用殺虫剤
 通常の殺虫剤よりも強力な成分が含まれているだけでなく、10m近い射程距離を誇る優れ物。
 女王バチが巣を作り始めたばかりの段階なら、これを遠距離から巣に吹きかけるだけで、巣に塗布された殺虫成分によって巣に戻った女王バチを殺す事が可能。
 また直接ハチに浴びせてやるだけでも即死させられる。
正確には体の大きなスズメバチを即死させるのは難しいため、 タイムラグの後に絶命させる毒成分
浴びた瞬間にハチの体を麻痺させて飛べなくする毒成分 を混合している。
 ただしある程度の大きさになってしまったら危険なので、必ず業者を呼んで駆除して貰うようにしよう。

 価格は大体900円から2000円程度。
 通常の殺虫剤よりも割高だが、だからと言って間違っても通常の殺虫剤を使おうなどと思ってはいけない。
 通常の殺虫剤ごときでは強靭な身体を誇る彼女たちには通用しにくいだけでなく、射程距離が短いので巣に近付かなければならなくなり、極めて危険だからだ。
ちゃんと防護服を着る駆除業者は安く済む通常の殺虫剤を多用して費用を節約することもあるが
一般人が真似をしてはいけないことに変わりはない。


余談

  • 日本亜種は国連の「世界で最も危険な生物」の候補に挙げられている。理由は毒性よりも“統率された集団戦能力”。

  • アメリカで猛威を振るっているキラービーの駆除のために輸入を検討された際には「キラービーを一方的に殺戮する戦闘力」は評価されたものの、これが野生化した後被害を出し始めたら止める手段が無いという理由で不採用とされた、という逸話がある。

  • 基本的に昆虫の肉を餌とするが、機会があれば動物の肉も餌にする。
    山の中でバーベキューをした際、食べ残しの牛肉や豚肉のカスに本種が寄ってくることがある。
    そして、焼いてあろうがタレがかかってようがお構いなしに食いつき、人前で堂々と肉団子を作り始める。
    肉団子を作っている間は危なくて近寄れず、後片付けが中々できなくなってしまうので、バーベキュー後の後片付けは迅速に。

  • 獲物を探して飛び回る働きバチ1匹に偶然出会ったくらいなら特に害はない。刺すという行動は彼女たちの防衛手段であり、人間を手当たり次第に刺すわけではないため、巣に近付いたり闇雲に刺激しなければ刺されることはない。もしも誤って部屋に入ってきたら、窓を開けて逃げて行くのを待とう。

  • オオスズメバチは幼虫、サナギ、成虫、全てが食用として使用できる有り難い昆虫であり、日本は元よりアジア各地で食されている。
    幼虫は炒め物や炊き込みご飯、サナギは水煮として煮物や付け合わせ、成虫は唐揚げや佃煮、ハチミツ漬け、スズメバチ酒等にして食べる。
    中でも幼虫を鉄板で焼き、焦げ目が付いたら塩だけを振り掛けて食べる山賊焼きと呼ばれる料理は絶品の一言。
    幼虫は淡白な味わいで、炒ったものは卵焼きを連想させるクリーミーな味である。
    成虫は例えるなら殻付きの海老を食べているような感覚。
    サナギは――――敢えて伏せよう。真相は貴方の舌で確かめて頂きたい。
    見た目のグロテスクさから敬遠する方も多いが、一度味わえば病み付きになってしまう方もまた多い。故に人間は天敵の一つである。
    なおスズメバチの毒はタンパク毒なので熱を通せば無害化する。

  • 大抵の市役所では、スズメバチの巣を見つけたら通報するように呼び掛けており、行政サービスとして無料での撤去作業も請け負っている。ミツバチやアシナガバチなど、他のハチの場合は料金がかかる。どれだけの脅威であるかを示す一例と言えよう。
    ただし自治体によっては「防護服は貸してあげるけど駆除は自分でやるか業者に頼んでね」という所もあるようだ。この辺は最寄りの市役所に確認してみよう。

  • 業者に駆除を依頼するとなると、巣の大きさなどの状況にもよるが費用は大体3~5万円前後かかる。結構馬鹿に出来ない金額だが、だからといって素人が迂闊に駆除に挑戦するのは極めて危険なので、絶対に止めておく事。必ず業者に依頼しよう。

  • 逆に地域によっては農産物に被害を与えず害虫を食い尽くしてくれる生物農薬として共存している場合があり、
    付き合い方を間違えなければ心強い益虫にもなってくれる。
    巣があるからといって見境なく取りに行くと、思わぬところで他人に迷惑をかけることもあるので気を付けよう。

  • 黒い色に対して非常に強い攻撃性を発するのは、スズメバチを食す文化を持つアジア圏の人間(黒髪黒目が多い)に対抗するためという説もある。
    ちなみに夜の場合は光の反射などの関係上、夜の闇に紛れる黒の方が襲われにくいらしい。

  • 2013年に対馬に流入し、2015年9月に九州本土への上陸も確認された悪名高い外来種「ツマアカスズメバチ(亜種)」との対決の行方が一部で注目を集めている。
    まず被害を受けるのはミツバチなど被食者および競合するスズメバチ類と思われるが…

  • 逆に2020年5月にはカナダとアメリカにオオスズメバチの上陸が確認された(どのようなルートで侵入したかは不明)。
    その後巣の捜索が続けられ、カナダでは同年9月に、アメリカでは同年10月に巣を発見し撤去したと報じられている。他に巣が残っている可能性もあるが…

  • オオスズメバチにフルボッコされている印象のあるミツバチ達だが、本来スズメバチ類でもおいそれと手を出せる相手ではない。
    キイロスズメバチ等がミツバチを狩る場合、ミツバチの巣を遠巻きに監視し続け、群れから離れた個体を素早く捕らえるという方法をとる。
    これはミツバチが先述の蜂球や窒息スクラムなどの攻撃手段を持っており、下手に刺激すると手痛い反撃を受けるためと言われている。
    相手の巣に突入していくオオスズメバチの戦闘力が突き抜けている証と言えよう。

  • 実はアリはハチ目に属しており生物学的にはハチの一種とされている。そのアリに一番近いハチはスズメバチである。



ご苦労さま

ここまで見てくれるなんて

本当に見事な集中力ね


貴方のお陰でこの項目は完成されたわ

閨に帰って充分にお休みなさい…


と、言いたい所だけど

私達の項目をより輝ける物にする為に

女王陛下は貴方の一筆から新たな項目を

望んでいらっしゃるの


差し当たり貴方達には

ぜひ私達の毒性を

その身で体験して欲しいわ





さあ

追記と修正の覚悟は宜しくて?










この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 昆虫
  • スズメバチ
  • クマンバチ
  • ライダースティング
  • ヘルホーネット
  • アサシン
  • 殺し屋
  • 緋蜂
  • 弐撃決殺
  • 砕蜂
  • アナフィラキシーショック
  • スピアー
  • 最強
  • チート
  • バーサーカー
  • 獄殺兵器
  • 危険生物
  • 虫項目
  • 凶悪
  • 世界最凶 ←国連認定されました
  • 仮面ライダーザビー
  • ハチ
  • 死ぬがよい
  • 生物
  • アニヲタ動物図鑑
  • 小町小吉
  • マーズ・ランキング3位
  • テラフォーマーズ
  • 大雀蜂
  • オオスズメバチ
  • アニヲタ昆虫図鑑
  • 仮面ライダースーパー1

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月15日 00:07

*1 当時、中国起源の新型コロナウイルスことCovid-19の流行によりアジア系へのヘイトクライムが問題となっていた。