ランカ・リー

登録日:2009/06/07 Sun 12:05:17
更新日:2024/03/06 Wed 23:28:10
所要時間:約 7 分で読めます





「みんな、抱きしめて!」
「銀河の、果てまで!」





キラッ☆


マクロスF(フロンティア)の登場人物で、2人のヒロインの内の1人。


声 - 中島愛

生年月日:2043年4月29日
年齢:15歳
血液型:Oz型
星座:おうし座
身長:156cm
体重:42Kg
バスト:A~Bカップ
電話番号:+83-3-2641-7460
社会保障番号:624-31-9124
所属事務所:ベクタープロモーション
趣味:歌うこと
特技:方向音痴
好きなスポーツ:銀河プロレス


‐シングルリスト‐
アイモ
アイモO.C.
星間飛行
私の彼はパイロット
愛・おぼえてますか
ねこ日記
ニンジーンLoves you yeah!
アナタノオト
蒼のエーテル
そうだよ。


親友の松浦ナナセと共に、中華飯店「娘々」でバイトをしている。
普段は聖マリア学園に通う16歳の女子高生であり、銀河の妖精ことシェリル・ノームに非常に憧れているが、切っ掛けをつかめないでいる夢見る乙女である。

彼女は、ゼントラーディと人間のクォーターであり、アルト曰く「見かけによらずタフ」らしい。事実、宇宙空間では生身で数秒間耐えている。


また、彼女のチャームポイントとして、非常に特徴的なピコピコ動く緑色の髪が挙げられる。
感情の起伏によりよく動き、ランカ本人の言動もあって、周囲には子犬のように可愛がられている。
過去の出来事により、ある一時期より過去の記憶を失ってしまっていて、その関係で義兄であるオズマ・リーと一緒に暮らしている。
ぶっちゃけ非常にブラコンである。

そんな中、フロンティア船団にバジュラが襲来するのだが……

小説版では、非常に丁寧な心理描写がなされているので、一読の価値あり。

『マクロスエースフロンティア』では、
  • 名前が一度しか登場しない。
  • 専用グラがない。
  • 曲がシェリルとのデュエットであるライオンのみ。
…etc.
とミュン、ミンメイに次ぐ不遇っぷり。
そのくせ、壁紙出現率は異常に高い。もはや詐欺である。

しかし、次作『マクロスアルティメットフロンティア』では、
  • シェリルと一緒にチュートリアル。
  • 娘々ショップで店番。
  • VF-25G(サウンドブースター)でキラッ☆エフィクトつきの星間飛行を聞かせられる。
…etc.
と大幅な待遇改善が図られた。
巨大ランカが敵として出る為、スカートの真下からスカート内に突っ込めば見れるんじゃないだろうか?

結果→そこに求めたモノは無かった


以下ネタバレ


たまたま会った早乙女アルトに歌を褒められ、また、励まされたこともあってミス・マクロスに出場する。
結果的には優勝を逃したのだが、これを切っ掛けに様々な物語が流れだす。

エルモに見初められスカウトされ、念願の芸能界デビューをはたす。
地味な下積みが続き、アイドルとしてのシェリルとの圧倒的な差を見せつけられる事になる。
ところが、映画「鳥の人」で、マオ・ノーム役の代役として大抜擢。
映画の成功もあいまって、一躍スターの座を駆け上がる。
この映画では、ED曲「アイモ~鳥の人」も担当した。

一方で、ランカの歌は、バジュラの行動に効果があることが判明する。

なぜならば彼女は、母体がバジュラ由来のV型感染症に感染している状態で、妊娠・出産された為であった。
バジュラクイーンと同等の能力を有する為、バジュラと交歓することが出来たのである。その為、劇中ではリトルクイーンと呼ばれている。

シェリル、アルトと物理的壁を超えて謎の時空で会話しているのも、この能力によるもの。

しかし、子供の頃のランカは能力を制御できず、バジュラを呼び寄せてしまった。
その結果、第117調査船団を壊滅させてしまい、本人も記憶を失ってしまった。


劇中でもアルトにシェリルが接近するのを見て再び暴走。
フロンティア船団に大量のバジュラを呼び寄せ、ミシェルを筆頭に多くの死傷者を出す事態を招いた(本人は無自覚)。


だがこの能力により、バジュラの気持が分かるランカは、
「バジュラを滅ぼそうとする人間」と「人間を滅ぼそうとするバジュラ」「人間である自分」と「バジュラを殺したくない自分」の板挟みとなり、
フロンティア船団を出奔してしまった。


後にマクロス級(笑)になって再登場。希望の歌姫が寝返ったと思わせ、戦場を絶望の淵に叩き落とした。


最終ネタバレ





実際には、グレイス女史によって操られていただけ。
巨大ランカは、ホログラフをバトルギャラクシーに投影しただけであった。

超時空ネットにより、アルト、シェリルと深層意識下まで理解しあった。
そして、最後にはシェリルに堂々のライバル宣言をしている。



余談だが「キラッ☆」の独特の右手は「愛してる」の意味。
これは手話で小指・人差し指と親指・小指と親指を立てると、それぞれアルファベットの「I」・「L」・「Y」となり、「I Love You」の頭文字表している事から。


『F』の8年後である2067年を舞台とするマクロスΔではランカ自身は登場しないものの、
オオサンショウウオさんの後継機種や「キラッ☆」などランカを彷彿させる小物や台詞が登場する。
「キラッ☆」に関しては7~12歳ほどの幼女が真似しているあたり、バジュラ戦役後もアイドルとして長く愛されていることがうかがえる。

ワルキューレのメンバーのカナメ・バッカニアはソロ・アイドル時代がちょうどランカやシェリルの全盛期であったこともあってか、
『絶対LIVE!!!!!!』にて「カナメが銀河カバでロデオをしている映像をスタジオのランカが見る」企画があったことが判明している。これを共演と言い張る映画版カナメさんェ…
でるた小劇場ではそれとは別に一度ランカ本人と会って、下積み時代の話題で盛り上がったそう。

『サヨナラノツバサ』の数年後を描く『劇場短編マクロスF~時の迷宮~』では成長した姿を見せており、髪の色の一部が兄ブレラと同じ色となっている。
年齢に関しては本作の時系列が劇場版マクロスΔと同時期という設定であるため25歳くらいとなる。



スーパーロボット大戦シリーズ

Lから登場。
第2次Zでは、パイロットではないがシェリルと共に声も付いた。
クロスオーバー要素では、アイドル繋がりでエイーダと仲良くなる他、シモンやワッ太等、様々な人間が彼女のファンを自称する。
また、『星間飛行』でゼントランの闘争本能を静めた様子を見た刹那から、歌をガンダム認定された。
これだけだとネタの様にしか聞こえないが、刹那はこの後の戦闘でランカの歌を聴き入るゼントラン達を「0ガンダムに助けられた時の自分のようだ」と評している。
BXでは劇場版の原作終了後であるため恋の決着は覆せないが、シェリルが復活するのである意味では報われている他、アノン兄妹の救済にも一役買っている。

一方で、登場すると高確率でネタ要素がくっついてくるという妙なジンクスがある。

・Zランカー
Lと第二次Zにて、巨大ランカを原作再現した結果誕生したユニットの通称。
Lにおけるマップ上の演出が、勇者王ガオガイガーZマスターと完全に同じだったため、この名がつけられた。
当然ユニットである以上、戦闘デモでは名だたるスーパーロボット達の攻撃をランカが受けまくるという形になってしまった。
特に、戦闘デモの被弾の基準がお腹のあたりなので「殴る」「突き刺す」タイプの攻撃が見ていてかなり痛々しい。
なお、Lではよりにもよって綾波レイから「1000m以上あるわ…」と突っ込まれている。

ランカスレイヤー
UXにて発生するランカの救出イベント。
プレイヤーはランカを捕獲したハウンドバジュラを、撃墜することなくHP20%以下まで削らなければならない。
……が、そんなことはお構いなしとばかりに兄貴忍者は撃墜しにかかってくる
哀れランカは爆発四散してゲームオーバー……なんて事態が多発した。ブレラはこれによりバカ兄貴と呼ばれるようになった。
何が酷いって、ブレラは事情を知って援護に来ているし、飛影も終盤で事の成り行きを全部知っていた事が示唆される。何がどうしてこうなった。
ちなみにこのハウンドバジュラ、ボスの割にHPが低いため、プレイヤー自身がとどめを刺してしまうこともしばしば。

鋼屋ジン「ランカちゃんをうっかり蹴り殺す九郎ちゃんアトランティス・ストライク、ダメージ17000)」

・第三次Zでの一幕
宗介「郷田! お前の好きなアイドルは誰だ!」
郷田「ラ、ランカ・リーであります! サー!」
宗介「お前も走れ! それともランカ・リーがアバズレだと証明するか!
なお、オズマもブレラもランカ派筆頭のシモンもこの場に居合わせなかった。実に残念である。

スパロボでネタの発生は数多く存在するが、
彼女の場合、初登場から連続して短期間のうちにネタが発生したために、しばしば話題に上ってしまう。

そんな彼女であるが、第3次Z天獄篇では進め方によっては劇場版の恋の決着を覆すことのできる選択肢が出現し、プレイヤーの選択次第でヒロインとしても報われることに。


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銀河のはちぇまれ!

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最終更新:2024年03月06日 23:28