カレイ

登録日:2011/09/16(金) 17:16:22
更新日:2023/03/23 Thu 08:58:24
所要時間:約 3 分で読めます




カレイはカレイ目カレイ科に分類される魚類の総称である。
ちなみにヒラメはカレイ亜目ヒラメ科。

カレイの仲間は生息域が広く、太平洋、北極海、インド洋、大西洋の沿岸から深海1000m。
はたまた汽水域にまで分布しており、世界的にも食用等ではポピュラーな魚といえる。

また種類も多く、世界的には100種類ほどが知られ、
日本近海だけでもマガレイ、マコガレイ、ババガレイ、イシガレイ、メイタガレイ、オヒョウ(ハリバット)等数十種類が漁獲されている。
大分県、日出城近辺のでとれる城下ガレイのようにブランド化されているものもある。

海底の砂や泥に平たい体を埋めて、目だけを出していることが多い。
ヒラメとカレイの違いは、カレイが砂の中のプランクトンなどを食べるのに対してヒラメが魚やエビを食べること。
このためヒラメの方が口がでかくて歯も鋭く、ルアーフィッシングの対象にもなる。
目玉が右にあるのがカレイで左にあるのが……ヒラメだ
と言われているし、だいたいあってはいるのだが一部に例外が存在し、ヌマガレイ等は左側に目を持っていたり、左右が決まっていない種類もいる。
そういうカレイをカレイたらしめているのは、食性なのだ。

また、体の色は周囲の景色(砂や泥)に紛れるように茶色や黒であることが多い。
腹側(裏面)は白色だが、これは下から見上げられた時に水面に紛れる為だとされる。
稀に色が逆だったり両面黒いのがいるが、擬態が成立しない為生存率は低い。

底引き網や刺し網で漁獲される以外に、釣りの対象としても古くから人気があり、
宮城県の沖、通称「大型魚礁」は全国有数の釣り場であり、一人で200匹や300匹を釣る猛者もいる。
地域によって釣り方に微妙な違いがあるのも釣り人達を熱くさせる所以だろう。

そしてなによりこの魚の魅力はそのにあるといえる。
白く透き通った白身は淡泊でとても上品な味わいがある。
刺身はもちろん、煮付け、唐揚げ、鍋物、ムニエル、塩焼き等どんな調理にも合う。

ちなみにヒラメの方が高級魚ではあるしもちろんヒラメも美味だが、ヒラメはカレイほど淡泊ではない。
調理法によって使い分けるのがよいだろう。

ホクホクのカレイの煮付けを一口…
パクッ、ハムハム…。
すぐさま熱々の白飯をかきこむ!
  ハムッ ハフハフ
   。  /\__
゚ 。0 /。 u \__
゚。\ヽ/u⌒ヽ゛ u 。/
 ・。 /゚(●) u⌒ヽ|@
0ー(。u r(_)(●)|/
/⌒ヽ//トェェェ、)゚u。/。・
\  ̄ ̄ミ)-// -< \
ハ ̄‾厂/ ̄ ̄n /\゚
フ / \_(ミ  ̄ ̄ )
ッ /  / F| ̄| ̄ ̄
!!/  / |。| |
_\_L_|。|_|___
_丶二フ(≡≡≡)| ̄|
\<ZZZZ\\_/ |_|
  ̄ ̄ ̄   ̄   ̄


至福の時である



また、先述したオヒョウは最大で体長2.7m・300kg以上になるモンスターである。


そのサイズは伊達ではなく、筋肉の塊である尻尾の一撃は人間を軽く骨折させるほどのパワーがあり(過去にはオヒョウによる死亡例がある)、
オヒョウ釣りでは釣り上げる前に45口径マグナムや熊狩り用のライフル、果てはショットガンで撃ち抜いてから船に上げるらしい。
…ここまで来るともはや狩りである。
ちなみに回転寿司で出されることの多いえんがわは、オヒョウのえんがわが多い。



追記・修正はカレーをカレイと間違えてからお願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 生物
  • 魚類
  • カレイ
  • 右方のカレイ
  • 食べ物
  • 食材
  • ゴリ
  • 泥にまみれろよ
  • 白身魚
  • アニヲタ水族館
  • 海水魚

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年03月23日 08:58