run for money 逃走中

登録日:2009/09/26 Sat 18:41:21
更新日:2024/03/28 Thu 22:51:34NEW!
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≡≡≡┌( ▼-▼)┘      ≡≡┌(;冥ω殿)┘



\prrrrrrrr/

<メールだ… 冥殿確保!?

えーっ!!早くない!?>


ハンターから逃げた時間に応じて賞金を獲得できる。

それが……


run for money



逃走中




《概要》

フジテレビで不定期に放送されるバラエティ番組。
早い話が早朝の街中や貸し切ったテーマパークで行われる大規模な鬼ごっこ。

元々はBSフジの『TV☆Lab』でパイロット版が制作された後、深夜番組「ザ・リアル」「クロノス」の企画の一つとして公開されたものであり、
クロノスが水曜夜10時の番組「ジャンプ! ○○中」*1に統合された後も続けられ、
「ジャンプ! ○○中」終了後も特番として2、3ヶ月に1回のペースで続けられている。
「クロノス」時代は逃走中以外にも、密告中、護衛中、解除中、討論中、潜伏中、生還中といったものが放送されており、「ジャンプ! ○○中」では挑戦中、執筆中という企画もあった。

DVDには深夜特番期とゴールデン特番化以降の回の一時期までを収録しており「クロノス」はフジテレビ公式オンデマンド「FOD」で配信中。
だが『TV☆Lab』版と「ジャンプ! ○○中」版の映像は2021年現在幻のものとなっている。
現在は「護衛中」のルールを発展させた番組である「battle for money 戦闘中」と並行して放送されている。

基本ルールは逃走者が制限時間終了までエリア内を徘徊するハンター(いわば鬼)に捕まらないこと。
最後まで逃げ切るか、自首すると賞金を獲得できるが、ハンターに捕まったり、失格条件を満たしてしまうとその時点で脱落となり賞金は得られない。


《主な基本用語》

  • 逃走者
番組の主役。
参加者は、タレント、芸人、俳優、女優、現役&元アスリート、声優、YouTuberとそのジャンルは幅広く、子供達からの人気が高まった近年の放送では子役などからも逃走者が登場している。
また、一般視聴者が参加した回もあった。
初期は10人前後が参加していたが、最近では20人前後が参加している(最も多かったのは「FNS逃走中」の33人。)。
基本的に派手な柄の服を着させられ*2、連絡用の携帯電話(マナーモード不可)、地図、時計のみを支給される。
携帯は時代とともにガラケーからスマホに変化。また初期は通話すら制限されたこともあったが、スマホに変わってからはチャット機能が解放されている。

番組のもう一つの主役で象徴的存在。
黒いスーツとサングラスをかけている。『マトリックス』のエージェント・スミスや『カイジ』の黒服を想像すると分かりやすいかもしれない。
かなりの俊足と持久力を持ち、見つかった逃走者は、よほど脚力に自信がある者以外は先制逃げや地の利、囮になる他の逃走者などの好条件を満たさないと逃げ切ることは不可能。
通常はエリアを徘徊している(ただしゲーム開始直後にエリアに散っていく時には一定時間走る模様。)だけで待ち伏せなどはしない*3が、ひとたび逃走者を見つけ次第視界から外れるか確保するまで上記の健脚で猛追してくる(なお逃走者につくカメラマンには反応しない。)。
ちなみに追う対象が複数人いた場合でも基本的には確保は1人で、オープニングゲームでも確保するのは逃げ遅れた1人のみである。

ドラマパートでは月村サトシが作ったアンドロイドということになっているため、単位は「体」(過去の回では「人」単位で数えられていたこともある。)。また、設定上はコードナンバーも存在する。
ゲーム開始時は3~4体、広いエリアなどの場合は5体スタートが基本だが、1~2体と少なかった事や、逆に(条件付きで)大量人数でゲームスタートという過酷な展開を用意していた事もある。
設定として「-239°C以下になると機能が停止する」「サングラスに登録されている逃走者のデータを元に視界に入った者が逃走者がそうでないかを判断する」というものがあり、これらを活かしたミッションもある。
2020年の「真夏のハンターランド」編以降の一時期は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響もあり、「ハンターマスク」と呼ばれる逆止弁付きマスクと「ハンターグローブ」という手袋を着用していた。ただし、Netflix版とFNS逃走中では手袋は着用していない。
ハンター役は基本的に非公表だが、唯一ハンター1号機役のみ俳優の笠原竜司氏が演じていたことが第36回で明かされている。


終盤になると度々現れるハンターの仲間。
ヘリ、ロングレッグマン(竹馬)、BMX等の動きやすい装備をしており数も多く、逃走者を見つけ次第笛を吹いたり位置情報を送ったりしてハンターを呼び寄せる。
何とか生き残っていた逃走者達を次々と葬る恐ろしいやつら。
劇中の登場人物が通報部隊になるパターンも。


  • カメラマン(スタッフ)
その名の通りカメラマン。彼らの頑張りによりこの番組は成り立っていると言っても過言ではない。
逃走者に付き添って追いかけている人が有名だが、逆にハンターに付き添う者やエリアを定点から撮影している人もいる。
またゲーム中に逃走者と作戦や賞金の使い道について簡単に会話することも。

視聴者の中には「逃走者にはカメラマンが付いてるんだからハンターはそれを探せば良いじゃん」と思う人もいるが、大人の都合ってやつなのでツッコまないであげてください(一応はエリアにフリーのカメラマンが大勢配置されているため、カメラマンがいる=逃走者がいる、とはなりにくい。)。

  • エリア
逃走範囲は決まっており、エリア外と許可されていない建造物(私有地)には入れない。
回によっては経過時間で立ち入り禁止区域が発生し、規定時間まで居続けると失格になる。
街中で行う場合、逃走者やハンターも交通法規は守らねばならず、赤信号を利用すれば見つかっても青になるまで追跡されない。

※これまでの逃走エリア

市街地(渋谷、池袋、お台場等) ※お台場は屋内エリア(アクアシティ)もあり
テーマパーク(ハウステンボス、USJ、富士急ハイランド、エリア01*4等)
歴史体験施設(日光江戸村、房総のむら、えさし藤原の郷等)
ショッピングモール(越谷イオンレイクタウン、ららぽーと豊洲等) ※近年の放送では登場頻度の高い、屋内メインの逃走エリア

  • 賞金
ゲーム開始から1秒ごとに設定された金額ずつ増えていく(賞金単価とも表現)。回によっては時間帯で賞金単価が変わることもあった。
一応開始時に最終金額は設定されているが、ミッションで倍率をさらに増やせたり、逆に減ってしまうこともある。

  • 残り時間
ゲームクリアまでの時間。初期は60分が多く(最短は50分)、特番のみとなってからは80~90分、最近では3時間特番や2週連続の2時間特番を組めるようになったこともあり、120~140分と非常に長くなっている(最長はNetflixでの200分。2週連続SPとして90分×2回の回も存在した)。
ミッションによっては時間が延長、短縮されることもある。


《ミッション》

ゲーム中に本部からメールを通じて提示される。
ミッションの達成条件を満たすことで、ハンター増加阻止、賞金倍率アップ、失格回避等逃走者に有利な条件になる、あるいは危機を回避することができる。
しかし動けばその分ハンターに見つかりやすくなるリスクもあり、それを嫌って参加しない人も少なくない。

自由参加型と強制型、単独でできるタイプと複数人必要とするタイプがある。
また、ミッションによっては「腰のカードリーダーに他の逃走者のカードを読み込ませろ」といった厄介なミッションもあり、逃走者に不審な装置がついていたりすると大抵こういった面倒なタイプのミッションが出てくる。
意地悪な場合だと、メールでは概要のみを知らせ、行った先で詳細が明かされて、そこから追加の行動を取らなければならないという様式のミッションもある。
ちなみに正式なミッションではないが、エリア内で展開されるストーリー内の登場人物から頼み事をされることがあり、達成すると後々のゲームに有利になることがある。

※主なミッション
  • ハンター増減系
指定時間までに条件を満たさないとエリアを徘徊するハンターが増加する、というもの。
回が進むごとに難易度が上がっていて、阻止までにいくつかのステップを踏むパターン、放出場所が複数であるパターン、クリアまで延々と放出が続くパターンなどがある。
大抵複数人で協力しないとミッションクリア不可。
このミッションは定番で毎回あると言っても過言ではない。
無視する逃走者も多いが、阻止しないと自分の首を絞めることになる。
たまに冷凍銃などのアイテムを用いたり、ある特定の条件をクリアする事でハンターを停止、もしくはエリア内から消滅させ、その総数を減少させるというミッションもある。
最終盤においては、10-100体追加という失敗すると致死レベルのミッションもある。
亜種として、ハンターそのものは増えないがハンターに居場所を教える通報部隊や通報機能、ドローンが追加され、これを排除するミッションもある。

  • 賞金増減系
条件を満たすことでゲームクリア後の獲得賞金が増減する、というもの。
こちらも逃走者の協力が必要。
大抵普段の賞金レート(1秒100~300円)が上下する。
近年の逃走中での傾向として、ゲーム開始時の1秒ごとの賞金単価が100円の場合、高確率でこのミッションが発令される。
賞金増額にハンターの追加が絡むこともあったり、必然的にエリアを動き回ることになったりとリスキー。そのため挑もうとすると堅実な参加者から文句を言われてしまう場合も。また、ゲーム中盤〜終盤のミッションで発令されることもあり、この場合は逃走者への恩恵は少ない。
逆に減額系はクリア出来なかった場合、容赦なく減額される事がほとんど。場合によっては今までの賞金がリセットされてしまう事も…

  • エリア変動系
定刻までに指定されたエリアに移動していないと即失格、というもの。こちらは該当エリアにいる逃走者にとって強制参加となる。
回によって、エリアの拡大や、全部or一部のエリアが封鎖され、新(既存)エリアに移動するものがある。
エリア封鎖でなく旧エリアにハンター100体が投入されるパターンもあるが、これはエリア封鎖と同義。ただし、こちらは放出後も自首するチャンスがある。
特殊なパターンとしてはハンター追加阻止や、ハンターを旧エリアに閉じ込めるなどの目的でエリアの一部を意図的に封鎖するミッションもある。

  • 敗者復活系
生存者が条件を満たすことによって、既に捕まった人を復活させることができる。復活対象は指名制、ルーレットなど様々。
初めは復活した人が賞金を獲得(自首含む)した場合、復活させた人がその一部を貰うことができたが、最近は復活させても賞金を貰えないことがほとんど。また、「復活ゲーム」という名称で本戦を一時的に中断することで確保者達が自力で復活を目指す事もあった。

  • 時間変化系
制限時間が延長・短縮したり、条件を満たすまで残り時間が減らないミッション。
短縮に成功した場合、その時間分の賞金も加算される。

  • 強制失格系
そのミッションをクリア出来なかった場合、失格になってしまう。上のエリア変動系の内、エリアが封鎖されるタイプのミッションもこれに入る。
基本的には自由参加型の逃走中のミッションの中で、数少ない強制参加型。ハンター100体追加も事実上これ。
これに準ずる例として、時限アラームや発信機の解除に挑み、失敗するとハンターに見つかりやすくなり、逃走成功が絶望的になるミッションもある。

  • ハンターゾーン
最近の逃走中でよく見るミッション。限られた小さいエリア内にハンターが複数体おり、この中にミッションを達成するための情報やアイテムが隠されている。
かなりの危険を伴う高難易度のミッションだが、中のハンターは外に出ることはないため、見つかっても入口まで戻れば確保を免れる。
また、最近では「ダミーハンターを大量投入したエリアに本物のハンターを数体紛れ込ませ、難易度をアップさせる」といった変則パターンや、キッズハンターゾーン(2回)、レディースハンターゾーン、パルクールハンターゾーン(2回)などの新規のハンターゾーンが登場した。キッズハンターは足の速さこそ劣るものの、背が低く数が多い上、見通しの悪いハンターゾーン内では目視しにくく、下手をすれば通常のハンターゾーンよりも高難易度のミッションになる。


自首

逃走者はゲーム中いつでも、エリア内の公衆電話や自首用装置(施設)から申請することでゲームを途中離脱できる。
その際、自首時点での賞金を得られる。
自首を選ぶ場合はミッションの失敗等で逃走が不可能と判断して決断する者もいるが、基本的に最初から自首を考えているまたは何もしない逃走者であり、見せ場を作らない怠け者が勝ち逃げする事になる為、視聴者からの印象はあまり良くない。
ただし、最近では最終ミッション前後のゲームの難易度が上がる中での自首がほとんどであるため炎上となることは少ない。また、番組内でも戦略の一つとナレーションされており、ある程度のフォローはされる。

自首した事が理由で放送後にブログやTwitterが炎上する事があるが、自首はルールに定められた正当な行為であり反則ではない。行為自体を責めるのはお門違いである事を忘れないで欲しい。

なお、昔は自首するとハンターが1~2体追加され、他の逃走者への「裏切り行為」となるような制度だった(その制度下でも自首した逃走者はいた)。


《オープニングゲーム》

下見を行いながら自由な場所で開始されることが多いが、一時期はハンター放出イベントが行われることが多くあった。
時期によって内容が異なるが、いずれの場合もハンターを放出させた逃走者は高確率で捕まる為*5、いわゆる貧乏くじを決めるイベントである。

①閂で封印されたハンターボックスに逃走者の人数分の鎖があり、その内一つがハンターを放出する「ハズレ」の鎖であるパターン。
逃走者は事前の抽選順に鎖を選び、引っ張って何もなければその者はクリアとなり、ハンターから離れたところから開始できるがハズレを引くと閂が外れ、目の前でハンターが放出されてゲーム開始となる(いわばロシアンルーレット)。
過去には放出しないはずの鎖が意図せずハンターを開放したこともあり、事故の起こらない下記のような改良がなされたと思われる。
また、ハズレでない鎖の中にもドクロマーク付きの鎖が何本か含まれている事もあり、これを引くとその時点でハンターボックス前に待機している逃走者たちは一定距離ハンターに近づかなければならなくなる。
(後に本編のミッションで同様の形式が用いられたことがある)

②ハンターボックスをサイコロを用いて規定エリアまで進ませるパターン。
こちらも抽選順にサイコロを振り、出た目の数だけボックスが前進、規定ラインまで達すると1分間好きな場所へ移動できるが、ハンターの目(サイコロでは1の目にあたる部分。なお、6の目をハンターの目として使った回もある。)を出すと放出されてゲームが開始する。
後に挑戦する人ほどボックスが目の前に迫るためプレッシャーが高まっていく。また、この形式以降はクリアした人もエリアへ逃げることは出来なくなった。 

③3~5人の代表者がハンターボックスの前で時間計測のミッションに挑むパターン。
挑戦者は秒数を宣言(またはくじで決定)し、体内時計によって計測した結果が設定した時間+0.99秒以内ならクリア(例えば15秒の場合、計測結果が15.00~15.99秒ならクリア)になり、全員がクリアすれば設定した時間の合計分(最大60秒まで)逃げる時間が与えられるが、1人でも失敗すれば即ハンターが放出される。

④ハンターの数を決めるパターン。
本戦開始前にミニゲームに挑戦し、その結果により本戦でのハンターの数が決定される。
『横浜中華街大決戦』ではエリア内を3体のハンターが捜索している中で追加ハンターの放出を阻止するためにゲームに挑戦した。
『お台場殿の31人』では当初の20体から、ねぶたに掲げられた数字のボードに球を命中させることで放出されるハンターの数を減らすゲームが行われた。


《ドラマパート》

2010年の王国編からエリア内ドラマが導入され、2011年から本格的にクロノス社を描くドラマ(未来ドラマ)がスタートした。
当初はキャストに芸人やタレントをメインに起用したコメディ色の強いドラマであったが、2011年からは多くの俳優が出演する本格的なドラマが製作された。
ドラマパートの追加によってミッションをやる理由が明確となり、ハンターなどの劇中での設定も明らかとなったが、本編である逃走者の活躍を差し置いてまでドラマを強調する展開もあり、視聴者からは賛否両論。しかし、回によっては非常に見ごたえのあるストーリーとなっており、ゲームよりもドラマパート目当てで番組を観る視聴者もそれなりにいた。
実際『新浦島太郎物語~玉手箱と乙姫の罠』編~『ハンター消滅』編までの4放送回のドラマパートはエリア内ドラマ、未来ドラマともに非常に完成度の高いストーリーとなっている。
現在は演者の諸事情やそもそもの番組予算の減少からかドラマパートがないか、新規映像でもミッションを出すのみで展開のない回が多い。

《好感度》

番組中では触れられないが存在する隠しパラメータ。
要はゲーム中の行動に応じて変動する、視聴者が逃走者に抱く印象。
自己中心的な行動が目立ち印象が悪くなるとネット掲示板で非難され、時には逃走者のブログに突撃する困ったちゃんが出てきたりする。

繰り返すが、自首する事を含めて逃走者はあくまで決められたルールに沿って賞金獲得のためそれぞれの思惑で行動しているだけであり、テレビで見るのと実際の現場にいるのとではまるで違う事を忘れないで欲しい。



《逃走者の行動パターン》

放送を見ると逃走者の言動や姿勢はある程度パターン化出来る。様々な思惑が関わりあうのもこの番組の醍醐味である。
人によっては初参加から考え方が変化し、結果的にそれが逃走成功に繋がった例もある。

  • 通常タイプ
一番多い、普通に逃げるタイプ。
ミッションに対してはあまり積極的に参加しないが、賞金単価アップとなるとなぜかやる気を出すことが多い。
皮算用してる時と捕まる時くらいが見せ場で空気になりやすい。

  • 行動タイプ
ミッションに積極的に参加するタイプ。格闘家やアスリート、若手アイドルに多い。
とりあえずミッションに参加しようとはするが、ハンターに見つかったり、協力者が少なかったり、現在地が悪かったりと不運により空回りすることも。しかしなんとかしようと頑張る態度から、視聴者からの好感度は上がりやすい。番組を盛り上げてくれる為か、このタイプの人は次回以降も参加することが多い。

  • ステルスタイプ
移動を最小限に留め、定位置に隠れ続けるタイプ。
堅実なプレイだが、失格や圧倒的不利にならない限りはミッションを無視する為、チキンプレイと呼ばれることも。
結果的にハンターの増加を招いて自滅するのはお約束。運良くハンターの放出が避けられて最後まで残ったり、自首に成功したりすると好感度が下がりやすい。
絵的にもつまらなくなりやすい為、プレイ次第では次から呼ばれないことも。

  • 策士タイプ
積極的に他の逃走者に連絡を取り、ゲームの状況を確認しようとしたり、周囲の人を使ってミッションを効率よくこなそうとするタイプ。
皆のまとめ役になって好感度が上がりやすい人もいれば、ミッションを他人に押し付けたりして好感度が下がりやすい人もいる。しかし後者も大抵は策士策に溺れて捕まって「ざまぁwwww」となる為、ネタキャラとして好意的に見る視聴者も多い。

  • 自首上等タイプ
逃げ切ることは最初から眼中に無く、専ら目標金額に達したら自首しに行こうとするタイプ。
上のステルスタイプと被るところがあるが、賞金絡み以外のミッションには消極的な者が多い。
このタイプはハンターに捕まれば「ざまぁwww」と言われ、自首に成功したらしたで、SNS等で猛烈な批判を浴びる事になる(ミッションに参加する者を馬鹿にするような発言があるとそれが更に加速する。)。

……が、炎上しようがめげずに畜生キャラ&自首へ行くのを止めようとしない鈴木拓は別格で、一部の逃走者&視聴者からはカリスマ視されている。

ただし直近の放送では、インターネットでの炎上回避やキッズやファミリー層の存在もあってか、最初から自首狙いやヒール的な言動をとる逃走者は激減している。

3回目だが、自首はこのゲームの正式なルールであり、なおかつ逃げ切る以外の唯一の賞金を獲得する方法である。なので、自首したことで批判するのはお門違いということを決して忘れないで欲しい。

《記録や珍プレー等》※ネタバレ注意!

出場回数トップはアンガールズの田中卓志、次いでよゐこの濱口優。
田中は番組スタッフの大幅な刷新後もコンスタントに出場している。一方で濱口は一時期は番組レギュラーといえるほど出場していたものの、近年はかつてほど出場していない。

記念すべき第1回逃走中(渋谷編)で逃走成功したのは保阪尚希だが、その逃走法は木に登って隠れるという身も蓋もないもの(これを防ぐためにミッションが導入された)。
また同回では格闘家であるニコラス・ペタスがゴミ捨て場に身を潜めたが、こっちはあえなくハンターに見つかり確保された。
しかしそれ以降は「何かに完全に身をひそめる」という手段を取った逃走者は存在しないため、ルール上で禁止されたと思われる。

「ジャンプ!」時代のレギュラー山本裕典は唯一の2回逃走成功を果たしている。後に「生逃走中2023」にてミスター逃走中こと田中卓志も果たした。しかしこの記録は4回共に2桁分であり、100分以上のゲームでは未だ現れていない。
一方、鈴木拓(ドランクドラゴン)・山内健司(かまいたち)・久保田かずのぶ(とろサーモン)が2回自首成功を果たしている。特に鈴木はこれを機に「炎上芸人」としてまさかのブレイク。この番組を「代表作」と語るほど。

的場浩司は3回の参戦全てで最終盤まで生き残り、平均逃走率(逃走率=逃げた時間÷設定時間×100)は驚異の99.9%を誇る。
逆にアンジャッシュの児嶋一哉は5回の参戦で平均逃走率16.21%という低さで、3回以上参戦した逃走者の中で長らく最低の記録だった。(現在は6年越しに「生逃走中2023」にて、ついに3回目の参戦を果たした某メガネ芸人のおかげで最下位から脱出した。)

芸能界屈指のオーラの無さで有名なDonDokoDonの平畠啓史は一度もハンターに見つかることなく最後まで逃げきった事がある。
これは初期の回でありミッションが少なかったことも要因の一つだが、他の逃走者にもほとんど忘れさられているのが涙を誘う。

初期は雨の中で決行し、逃走者もハンターも転びながらのゲームが見られることもあった。現在は雨天順延が原則であるが、スケジュールの都合からか雨天強行もある。この場合はハンター、逃走者ともに転倒しかけることもあり危なっかしい。

《メディアミックス》

2023年4月からフジテレビ系列で、本作を原案としたTVアニメ『逃走中 グレートミッション』が放送中。
制作は東映アニメーション。キャラクター原案は『地獄先生ぬ~べ~』シリーズの岡野剛。






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最終更新:2024年03月28日 22:51

*1 オリエンタルラジオ・チュートリアル・山本裕典がレギュラーだった為、「ジャンプ! ○○中」期はこの5人がレギュラー逃走者であり、レギュラー逃走者の中には単発期や「クロノス」期に出演した者もいる。

*2 芸人によっては衣装で参加する事がある。

*3 ただし、発信機やアラーム、通報部隊によって逃走者の居場所が分かった時は例外的に追跡モードに入る。

*4 設定上は番組オリジナルエリアだが、実際のロケ地は美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ。

*5 放出させた人の脚が速くて別の人が最初に確保される事もたまに発生する。