エイノ・イルマリ・ユーティライネン

登録日:2009/06/09(火) 08:30:44
更新日:2023/03/17 Fri 15:55:29
所要時間:約 4 分で読めます




フィンランド空軍に所属していた実在の人物


フィンランドのエースパイロット。
否、フィンランド王国筆頭守護騎士

別名は「無傷の撃墜王」
愛称「イッル」

1914年2月21日 - 1999年2月21日
撃墜数94と1/6。


撃墜数だけならば、3桁越えしているドイツの守護騎士達よりは劣る。
しかし、それでもドイツ空軍の化け物達を除けば欧州最高撃墜数を誇る。




彼の最も恐るべき点は、その被弾率。
出撃回数437回で有りながら、被弾したのはたったの一発(7.7mmの豆鉄砲のみ)しかない。
翼の塗装を剥いだだけで旋回機銃座からのものという。
被弾した本人も帰還してから整備班長の指摘により、やっと気づいたらしい。

本人曰く「気付カナカッタ。俺ガ気付ケナカッタンナラ、ソノ程度ナンダロ?」

整備班長曰く「なんで?なんで、あの弾幕をかすっただけで済むんだ!?」


第二次大戦という苛烈極まりない戦いの中で被弾率ほぼ0の正真正銘の化け物である。


また、彼が駆った機体はほとんどが二級品や予備機、ポンコツレベルの戦闘機。
フォッカーD-21→ブリュスターD239(F2A-1)バッファロー→Bf109G-2→Bf109G-6

ぶっちゃけ、この人がFw190を駆った時点でヨシフおじさんの赤軍航空隊は全滅する可能性が大きい。


戦時中に「前線にいられないからヤダ」と士官試験をボイコットした変わり者。
ただ単に試験で戦闘時間が削られるのが嫌だったとか?

なお最終階級は准尉。低いなおい

1947年5月やっと退役し軍からの恩給生活に入るが、田舎でのんびりコーヒーブレイクでもしてたらいいのに、
何考えたか軽飛行機を買ってエアショーで飛びまくったという。

しかも、有り得ない変態機動だったらしい。

また、度々フィンランド空軍基地に現れては、有望そうなフィンランドの若鷲達を無理やり捕まえて大暴れしてたらしい*1





1999年に亡くなった。



1942年末までに、ユーティライネンは「ブルーステル」で34機を撃墜、うち1度の出撃での3機撃墜を3度果たした。

ちなみに「ブルーステル」とはブリュスターD239(F2A-1)バッファローのフィンランド名。














《正体》

彼は、常時気力150のLv9「聖戦士」であり、分身発動可能状態。
彼の乗機は、必ずオーラバトラー化するので、実弾が当ったのは「まぐれ」
さすがにハイパー化はしなかったが?

専用BGM「ダンバイン、飛ぶ」

ぶっちゃけ、「オーラバリア」と「分身」で全弾回避してるだけだが?


尚、ストライクウィッチーズエイラの元ネタはこの人。
固有魔法として「予知能力」を持ち、自分を狙う攻撃の軌道を先読みして回避することでこれまで被弾したことがないとされる。
作中でも割とチート扱いされている能力だが、そこまで超常的な能力を持っているという設定にしないと再現できないエイノの技術っていったい…。



ちなみに、こいつの兄貴はあのシモ・ヘイヘ狙撃手を部下に持つ、アールネ・エドヴァルド・ユーティライネン中尉。
フランス外人部隊帰りで「モロッコの恐怖」の異名を持つ、歩兵部隊の指揮官。
もちろんコラー川の奇跡の際にもその最前線にいた。

兄弟そろって化け物である。

戦後書かれた本人による自伝『フィンランド空軍戦闘機隊』があるので、興味があったら読んでみてもよいだろう。



バイストンウェルに逝った事がある人は追記・修正して下さい。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 軍事
  • 軍人
  • 絢爛舞踏
  • フィンランド
  • エース
  • 無傷の撃墜王
  • イッル
  • チート
  • リアルエースコンバット
  • リアル聖戦士
  • リアルオーラバトラー
  • 気力150
  • エイラ
  • エイラのモデル
  • 芬國無双
  • リアルニュータイプ
  • 異能生存体
  • (・×・)
  • エイノ・イルマリ・ユーティライネン

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年03月17日 15:55

*1 フィンランドの若き有能な指揮官候補生達をボコる鬼教官。とりあえず、空に飛ばせて地獄に叩き落とす修羅だったらしい