雪村杏

登録日: 2009/05/26(火) 19:53:23
更新日:2022/03/02 Wed 19:39:46
所要時間:約 6 分で読めます




D.C.II 〜ダ・カーポII〜のヒロイン。

Anzu Yukimura

CV:遠野そよぎ(PC)/岡嶋妙(PS2など)

誕生日:1月29日
身長:143cm
体重:34kg
スリーサイズ:B69/W49/H73
血液型:AB

好きなもの:甘いもの、お祭り
嫌いなもの:辛いもの、ひとりぼっち


クラスメイトの一人であり、ヒロインの一人。
D.C.IIのロリ担当。
同じクラスの月島小恋花咲茜と仲がよく、3人の名字の頭をとって雪月花とも呼ばれる3人娘の一人。
自他共に認めるロリであり本人曰く「ないちち」とのこと。
黙っていたら人形のようだが、かなりの毒舌家でありセクハラ発言でよく義之や小恋、渉をからかったりする。
また、生徒会のブラックリストに載る要注意人物にもなっている。

雪村流暗記術と呼ばれる完全記憶能力を持ち、一度記憶したことは決して忘れない。

演劇部所属で、その能力で演劇部内では大活躍している。


家は豪邸であり、中々の広さを持つ。


【 D.C.II 】

クリスマスパーティーの出し物に人形劇ルートを選んだ場合はヒロインになる。

スキー旅行編においては旅行の企画者であり、いつものメンバー+αで旅行に出かける。
スキーの腕はパーフェクトボーゲン。
この話の王様ゲームにて杉並との褒め殺し合いは実に面白い。
そして朝の露天風呂においては混浴イベントもある。

杏ルートに入ると、二人は付き合いだして杏の過去、雪村流暗記術の真実が明かされる。

以下ネタバレ








実は捨て子であり、本当の両親のことは顔すら知らない(覚えていない)。
雪村姓は杏を引き取った祖母の姓である。
杏は生まれつき健忘症の障害を抱えており、完全記憶能力の正体は、そんな杏が幼少時に枯れない桜に願った
『物事を全て覚えておきたい』
との願いを枯れない桜が叶えたため。
それは杏にメリットデメリットを与え、枯れない桜が枯れてその魔法も解けてしまう。

この関係で選択肢次第では進むことと見ること自体が難しいBADエンドを迎えることも。

エンディングでは完全記憶能力を失い、悲惨な点数の答案用紙を見ても
「これが本当の私よ」
と、眩しい笑顔で言う。




他ヒロインルートの場合、大抵は小恋と義之をくっつけようと茜と共に画策している。

小恋や義之、渉をからかったりしているが、それが彼女なりのコミュニケーション。
また、義之が行き詰まったときに的確な助言を与えたりもする。

ちなみに音姫だけはあまりからかわない。
相性が悪いのか機会がないのだろうか…


美夏ルートの場合、義之以外に美夏がロボットだと知る数少ない人物だった。

口は辛口だが好みは甘口。
調理実習でとんでもない激辛カレーを作ったが、本人は一口も味見しないほど。

雪月花の三人組の中の実質のリーダー。
人付き合いがかなりうまく、義之に片思いしていて失恋したショックを受けている小恋をうまく励ましたりする。
(ななかと恋仲になったときに喧嘩になったのは杏のフォローがなかったため)

杏ルートの場合は、小恋が義之を好きだと知っているのに、自分も義之を好きになってしまい告白しようかどうかを悩んでいるところを、
逆に普段弄り倒していた小恋に背中を押されることとなる。

ちなみにパジャマは大きいブカブカのセーター。
セーターの中は、下は履いてるが上は着けてません。



【 D.C.II S.C. 】

  • あふた~すと~り~ず
音姫アフター以外では、音姫の後任の後任として生徒会長を務めている。
ちなみに、杏アフターでは副会長義之。他では茜となっており、記憶力が低下した杏をサポートしている。
杏ルートは本編より二年後の話であり、生徒会長として杉並率いる非公式新聞部と戦うように見せつつ…ある手段を用いて杉並と意志疎通をし、お祭り騒ぎを起こす。
行為時は、演技とは言え杏の従順な姿を見れる。

  • 風見学園演劇部卒業公演
6話全てにおいて監督を務めている。
杏がヒロインの『スレイプニルバレー殺人事件』はD.C.としては異色物。
犯人がわかりやすいのはご愛嬌。

  • 春風のアルティメットバトル
本編より一年前の卒業パーティーでの話。
杏は義之とは別クラスで『セクシーパジャマパーティー』なる物を企画。
女子全員がパジャマで接待する(杏はセーター一枚)という内容だったが、もちろん音姫に潰される結果に終わってしまった。

  • 薫風のアルティメットバトル
本編より半年前に行われた体育祭の話。
裏で行われたトトカルチョに勝つため色々と工作をする。


【 D.C.II To You 】

シナリオの一つである『雪月花』の主役の一人。
雪月花と呼ばれる仲良し三人組がどういった経緯で知り合い、親友になったのかが明かされる。

メインは雪月花誕生だが、
義之が杉並、渉と出会うきっかけと雪月花と仲良くなる経緯も語られる。

小恋に対する恋の後押しと弄りはここから始まった。
クールなように見えて杏がかなりの友達想いだというのがわかる。

尚、この当時は髪を下ろしている。


【 D.C.II F.L. 】

S.C.と同じく、自主映画の監督を務める。
アフターは他キャラに比べると出番は多め。
茜・エリカ・麻耶アフターでは主役の一人。

茜アフターでは、藍の存在に薄々気づいているような描写が見られていた。
麻耶アフターでは、杏が大変真面目に生徒会長の仕事に取り組んでいて麻耶と激しい攻防を繰り広げていたが、
エリカアフターの生徒会長をエリカと交代した後は、今までと同じように悪戯をし新生徒会長エリカの悩みの種になってしまった。

  • 秋風のアルティメットバトル
三バカVS雪月花
ミスコン対決をすることになり、小恋もうまく騙して雪月花全員でミスコンに出場………のはずが、当時の生徒会長にミスコンを乗っ取られ対決はうやむやに。
縄脱けができることが発覚した。

  • 恋のアルティメットバトル
他ヒロインと義之を巡ってバトル。
真面目な対決の中にもネタを入れたりしていた。
全校のMな男子から杏様と呼ばれ女王様みたいに…………のはずが、麻耶の方がさらにインパクトが強く、哀れにも影が薄くなった。



【アニメ】

第一期:D.C.II
空気とまではいかないが茜と同じくサブヒロイン扱いで不遇(それでも他キャラよりはマシ)。
雪月花の内、小恋だけは良くも悪くもかなり目立った。

第二期:D.C.II S.S.
物語が枯れない桜の核心に迫るため、魔法を受けている杏は第一期と違い大いに目立った。
第三話でいきなり雪村流暗記術のネタバレしたりするが…
メインは朝倉姉妹だったが、小恋みたいに噛ませにはならなかった。
ちなみにゲームとは違い帰宅部である。


【漫画】

  • D.C.II
龍牙翔の描いた漫画では、杏は他のヒロインに比べてあまりヒロイン的なイベントがなかった。残念。
それでも性格の再現度はかなりのもの。
その毒舌と悪知恵で何度も義之や小恋を悲惨な目に逢わせた。
エピローグでは、義之に対して恋心を持っているような台詞がある。


雑誌等の人気投票では中の上くらいをキープしており、順位がじわじわ上がったり下がったりを繰り返している。

ちなみに公式の扱いは美夏に次いで悪い。
音姫や由夢はともかく、小恋やななかは関連商品がプッシュされるのだが、何故か美夏と杏はハブられることが多い。
実に嘆かわしい。






「ないちちにはないちちの良さがあるのよ」

「大切なのは自分の欲求に素直になること。ロリコンなら追記・編集すればいいんじゃない?」

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最終更新:2022年03月02日 19:39