奈良原一鉄

登録日:2013/02/14(日)
更新日:2024/02/25 Sun 13:35:36
所要時間:約 5 分で読めます。




奈良原(ならはら)一鉄(いってつ)


アダルトゲームブランドニトロプラス所属のシナリオライター。


デビュー作は刃鳴散らす

初めはニトロに所属するつもりはなく、色々な会社からたらい回しにされる内に辿り着いた感じらしい。

~こんな感じ~

奈良原「――愛とかエロとか萌えだとか、そういった難しいことはよくわからないんですが。
    とにかくエロゲで剣劇やってみたいんです。ガチンコの」

会社A「却下」
会社B「売れないから」
会社C「よそ行って下さい」
ニトロ「やれば?」

流石ニトロ

刃嗚散らすはエロゲだとは思えない程リアルな剣戟描写で話題になった。というかエロゲじゃない。
というのも、本物の古流剣術道場の師範代なんだとか。居合いも出来るらしい。

ただ、刀への愛が度を越しており、某雑誌で他のニトロスタッフが今年の抱負を語る中、唯一刀剣協会の腐敗を嘆いていた。

また、他のニトロスタッフによれば
「会議中に突然模造刀を振り回す」
「社内で刀を研ぐ」
等の奇行が目立ちドン引きされている。

アレだけ癖の強いスタッフからも引かれるというある意味ニトロ一の変人。
しかし、その奈良原を雇ったでじたろうが一b・・・おや?誰か来たみたい


そんな刀オタクの奈良原だが、装甲悪鬼村正-FullMetel Daemon MURAMASA-は、
製作前に読んだ”図説西洋甲冑武器辞典”に洗脳されて作っちゃったらしい。

~こんな感じ~

奈良原「鎧って良いですよね~
    という事で刀の次は鎧でイイッスか?」
社長「良いんじゃね?」

流石でじたろう

作風は癖のある作品に定評のあるニトロの中でも特に人を選び、ニトロファンでもついていけないとまで言われる程。

実際、村正製作当初は「大丈夫?奈良原だよ?」というコピペまであった程。

残酷な描写が多く、救われない終わり方をする事が多い。
BadEnd症候群罹患者の虚淵玄以上だと称される事もある。

戦闘描写も変わっており、
他の作品が「F1レースの実況・解説」とするならば、
奈良原作は「将棋や囲碁の実況・解説」
と言われている。

つまり、スピード感溢れる展開ではなく、心理描写や技の読みあいといった緊張感を重視している。




発売前に盛大なネタバレをするという伝説を残した。



装甲悪鬼村正-FullMetel Daemon MURAMASA-の公式ファンディスクを最後に音沙汰がないため、
既にニトロ社内に居ないのではないかという話題が定期的に取り上げられる。
「退社した」「死亡した」「武者修行中」「辻斬りをやって逮捕」「劒冑になった」等の様々な憶測がなされているが、
ニトロプラス側からの公式なアナウンスはない。



……状況が長らく続いていたのだが、2019年10月30日に配信された「ぷるぷる座談会」にて、装甲悪鬼村正続編「プロジェクト・ヴァーミリオン」の発売前情報と共に、氏が筆を折りニトロプラスを退社している事が告げられた。

追記・修正は、刀を研いでからお願いします。

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最終更新:2024年02月25日 13:35