登録日: 2012/06/11(月) 23:45:51
更新日:2024/03/13 Wed 00:25:01
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「親愛なる同志達よ、こちらは親衛隊隊長」
「諸君らは最近アニヲタwikiにおいて我らのプリンセスを奪い、穢した土見稟を賛美する項目が複数建てられていることを知っているか?」
「特に我々が彼女達の敵であるかのように書かれている項目を見て、疑惑の念を持った者もいるだろう」
「しかし、私はここに宣言しよう、そのような項目は我ら親衛隊を損ねる為に仕組まれた土見稟のプロパガンダであることを」
「そして近いうちにそのような卑劣な項目を立てた土見稟を白日の下に晒し上げ、アク禁にしてやることを」
「全男子生徒諸君よ、覚えておいて欲しい。
我等親衛隊こそが我らのプリンセスの未来を真に考えている良き隣人であり、友人であり、兄弟であることを」
「我々を信じ明日の為に親衛隊に入隊してもらいたい、そこにこそ輝ける未来が待っているのだ」
「ではまた次回」
追記・修正お願いします。
# #
# # 嘘を言うなっ!
∧_∧
# E)(#`゚Д゚)(ヨ
UY YU #
親衛隊とはゲーム『
SHUFFLE!』及びそのメディアミックス作品に登場する男子学生集団の事である。
作中ではメインヒロイン五人の内、
時雨亜沙を除いた四人に存在する。
彼等に共通することは
Ⅰ:主人公である
土見稟を敵視していること
Ⅱ:やたら頑丈
Ⅲ:そして変態
Ⅳ:どうしようもなく
迷惑(後述)
という点である。
作中に登場する親衛隊。
リシアンサス(シア)の親衛隊。
原作では「シアちゃん親衛傭兵団 好き好きシアちゃん」略して「SSS」
アニメ版は「シアちゃん近衛遊撃隊 好き好きシアちゃん」略して「SSS」
小説版では「シアちゃん突撃親衛隊 好き好きシアちゃん」略して「SSS」
アンソロジー・ノベル版では「シアちゃん新鋭傭兵団」略して「SSS」
……誤植ですかね?
ちなみ王女であるシアには女性がメンバーの普通の親衛隊も存在し、ナンパをしてきた樹を新しい世界へ連行して行った。
生徒会長の瑠璃はこちら側の親衛隊に所属している。
ネリネ(リン)の親衛隊。
原作では「リンちゃん突撃護衛隊 らんらんリンちゃん」略して「RRR」
アニメ版では「ネリネちゃん突撃護衛団 らんらんリンちゃん」略して「RRR」
小説版では「リンちゃん親衛騎士団 らんらんリンちゃん」略して「RRR」
芙蓉楓の親衛隊。
「芙蓉楓親衛隊 きっときっと楓ちゃん」略して「KKK」
光陽学園時代は名前は言及されていない。
光陽学園の頃に存在した楓の親衛隊は、学園の男子生徒の三分の一を占め、そこに隠れファンなんかも含んで
それなりの規模らしい。
それなりというのが、具体的にどの程度かは不明である。
更に親衛隊そのものは男子中心だと思われるが、楓は性格が良く周囲からの信頼も非常に厚いので女子からも慕われており、
その上で稟を敵視&稟のある思惑による態度から、親衛隊以外も楓を庇い稟を敵視するのが学園全体のデフォルトだった。
KKKについては光陽学園からバーベナへの進学組は稟を含んで数人らしく、稟も知らない人だった事から元祖親衛隊とは無関係な人が多いと思われる(もしくは隠れファン的な人)。
それでも光陽学園時代の倍近い規模になっていて相変わらず大規模な組織となっていた。
しかし後からシアとネリネが、場合によってはプリムラも転校してきたため、KKKからそちらの親衛隊に移った者も少なからずいる。
明らかに光陽学園からバーベナへの入学者数が少な過ぎるのは辻褄が合わないのだが、気にしたら負けだろう。それ以外の基本設定はどの媒体でもむしろ自然という困った奴らだが。
- PPP(ぷるぷるプリちゃん/プリムラぷりぷりちー)
プリムラの親衛隊。
原作では柔道部主将、レスリング部主将、二次元美少女同好会会長によって結成された団体。
PS2版では「ぷるぷるプリちゃん」略して「PPP」
Essence+版では「プルプルプリムラちゃん」略して「PPP」
小説版では「プリムラ親衛浪士隊 プリムラぷりぷりちー」略して「PPP」
男「大人しく我々と、いちゃいちゃしてもらおうかっ!」
女「大人しく私達と、きゃぴきゃぴしてもらおうじゃないっ!」
楓の偽りの記憶に出てきた
土見稟の親衛隊。何故か女子に混じってなんと男子も出て来ていた。
嫉妬に狂ったメンバーが全男子と一部の女子の代弁だと言ってはいたが、KKKにも女子がいたのだろうか?
カレハ先輩曰く愛さえあれば犯罪行動も部活動と言い張る迷惑団体で、彼女達曰く非合法だからこそ楽しめる事があるのだという。
その内容は
心の中の稟は何をしても許してくれる……つまり妄想である。
当然のことだが稟曰く、
それは優しさではなく都合がいいだけ。
- KMK団(カレハの妄想対象にされたいカレハに捧げる同好会)
カレハがミスバーベナで2位なった時に、麻弓が告げた現在申請中の新たな親衛隊。
しかし設立を申請したものの却下される公算が大きいというのも麻弓の話。
『
Love Rainbow』で名前が告げられた団体。
親衛隊メンバーは複数の団体に所属することが出来ないため、
いっそ皆でアイドルユニットにしようという意見が出た時一人のメンバーが考えた団体。
現状結成してはいない。
まあ、要はただのファンクラブである(本人非公認)。
KKKは一年の時から、SSSとRRRは二人が転入した時に、PPPはプリムラ転入時にそれぞれ設立された。
ぶっちゃけ原作だとPPPはプリムラが転入しないと出来ないので影が薄い。
なお、他のヒロイン(デイジー、カレハなど)と稟(当然上のとは別)や樹にも一応ファンクラブがあるらしい。
そんな彼等だが、全ての媒体において
というか当のヒロイン達から嫌われている始末。
親衛隊と名乗っているが、頻繁に稟を襲撃するためヒロイン達との間にはマリアナ海溝より深い溝が出来上がっている。
特にKKKにいたっては小説版である事(通称『血の五月事件』)をやらかしたため、
麻弓ファンからかなり嫌われている。
ちなみに原作ではバーベナは三種族が通う関係でオープンな学校だが、
同時に鉄壁の風紀であり、親衛隊の祭り上げなど活発になると風紀委員が出て来るらしい。
その割に親衛隊による逆鬼ごっこでは全く動かないので、設定の詰めの甘さなどについて一部のファンから指摘を受ける事がある。
ヒロイン達を不純な目で見ている事が発覚すると仲間内で揉める事もある。
男なら皆考えている事で、稟も男として親衛隊の代わりにネリネに謝ったりしている。
あまりの酷さに、騒動が起きる度にヒロイン達も積極的に反撃する状態である。
◆関連キャラクター
ヒロイン達から好かれているため結構な確率で襲撃されている。
稟一人に対して鬼多数の逆鬼ごっこは最早バーベナ学園名物。
親衛隊の原動力は嫉妬ということと(行動の度が行き過ぎていなければ)理解出来ることから、稟も許容したり優越感に浸っていることもある。
ただし、漫画版において稟は『幸福と共に不幸もセットで付いてくる』という趣旨の発言もしていたりと、多少不愉快であることは間違いない模様。
普段は数の違いもあって基本は逃亡して極力大事にもしないが、小説版のとある事件では流石に激怒して親衛隊(KKK)をフルボッコにしたことがある。
光陽学園の廊下は親衛隊との激戦の跡が残っていると噂があるが、大規模な破壊活動は流石に双方していないようだ。
稟がヒロイン達といちゃいちゃしている時は親衛隊寄りの中立。
クラスメイトが稟の襲撃を企てた際はそれを制止しつつ、完全犯罪を提案した。
結果、稟から絶交されかけたが。
親衛隊を煽ったりする事もあるが、それは基本女性に『危険』が及ばない場合に限られる。
後述する事件が発生した時は、元凶である親衛隊(KKK)に対し怒りを露わにするという珍しい一面を見せた。
因みに彼が提案した完全犯罪の方法は
ゴルゴ13に暗殺依頼と
火曜サスペンス劇場。
親衛隊に情報を売り、稟に親衛隊の情報と弁当を交換しろと要求したりする悪友だったりするが、稟から制裁を受けたりもする。
初回は釘バットで稟にお仕置きされたが、一瞬で完全回復をする程度には
ギャグ補……もとい丈夫である。
一年の時、稟の心に傷を負わせる目的で親衛隊(KKK)にレイプされかけた(小説のみ)。
KKKの目論見は、稟に好意を抱く麻弓を輪姦することで稟に「俺の所為でこうなった」と責任を感じさせ、二人をくっつけて稟を楓から引き離すというもの。
訳が分からない上に、明らかにギャグ描写とは言えないし、どう取り繕っても犯罪だし、人として最悪の行為である。
こんな最低な計画に参加したメンバーは100人以上(レイプを実行するメンバーの他、周りに結界を張って隠蔽する役割の面々もいたため)。
この時は稟と樹が救援に駆けつけたため、事無きを得た。ちなみに、身体強化の魔具を使い稟と共に親衛隊をノリノリでフルボッコにした。
しかし、一歩間違えればトラウマ確定の大惨事である。
原作ではKKKに初めて出会った時、楓と稟への執念と貫き通す信念を、芸術品と呼んでも差し支えないと感心していた。
襲いかかる親衛隊を椅子でぶん殴る。
その威力は神王を一撃オーバーキルするほど。
襲いかかる親衛隊を魔法でぶっ飛ばす。
恐らく最も多くの親衛隊を葬った個人。
性格上ぶん殴るのは無理だが、傘で親衛隊を殴ろうとして金網に絡ませたりもする。
小説版においては光陽学園時代の親衛隊に似た連中は彼女が原因で作り上げてしまったようなもの。
原作では言及されていないものの、明言していないだけで各キャラの設定上似たようなものと推測しても、それ自体は矛盾しない。
現在の楓は何度も親衛隊をなんとかしようとするが、その度に稟に制止されている。
楓が好きでやらせている訳ではなく、親衛隊とのやり取りには無関係なので気にするなとの事。
それ故に、楓が肝心な事に限って巻き返せないままでいるという弊害が発生しているのだが。
加えて、学校規模でのいじめが横行していたことがうかがえるシナリオになっている以上、稟と楓二人だけの問題とする方が明らかに無理がある。
基本的には傍観者。
しかし、漫画版の最終話では武器を手に取り、戦おうとする。
そこ、武器間違っているだろと言ってはいけない。
割と空気。
- 親衛隊隊長
- マグナム堺
- チャリンコ山口
- ミリタリー大下
- 中林3兄弟
全員アニメ版に登場する親衛隊。
オットーとは別ベクトルの男臭さ。
アニメにおけるデザインは監督である細田直人氏の趣味によるもの。
因みにミリタリー大下はネリネのスカートの中を覗いた。
立派な犯罪行為……というか不敬罪+セクハラである。
ちなみに原作でのバーベナ学園の親衛隊は対象を慕いつつも、行動面は稟に追いかけっことボコボコにしたり何だったりというオチがつく程度(?)の存在であり、
ヒロインに対しては何かをやらかす場面はほぼない紳士的な一面も持つ連中なので、原作をプレイしているとこれは結構な問題な様にも思える。
その為かアニメにおける彼らは
アニメオリジナルキャラに分類されるとコンプリートアルバムにも書いてある。
■余談
楓の親衛隊である『きっときっと楓ちゃん』だが、
アメリカに存在する秘密結社『クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan)』と略称が同じ為か、
アニメ放送途中から『KKK』という単語はおろか正式名称すら言われなくなった。
流石に意味は違えど、超有名なあの組織を連想させる単語を流すわけにはいかなかったようだ。
これに伴ってか、他の親衛隊も略称・正式名称問わず言われなくなった。
因みに、同じ『KKK』を使用していたが、後に使用中止にした組織に『国際興業株式会社』が存在する。
上記の理由で『K○K』と表現されていることも。
前述しているが、KKKの麻弓へのレイプ未遂事件は小説版のみの設定で、原作では否定されている。
なお、レイプ未遂事件は本編の1年前(リシアンサスとネリネが来る前)なので、当時はKKKしか親衛隊は存在していない。
因みにだが、事件の結末はバーベナ学園側による揉み消しである。
ただし、麻弓が黙っている事を条件に、稟達がKKK(人数は100名以上)に病院送りレベルの重軽傷を負わせたことも無かった事にするのも含まれるため、稟達にとっても利の有る揉み消しである。
小説版『麻弓=タイム』編のP192~193に記述されているが、これは麻弓の側から働きかけた結果でもある。
おそらくだが、学園が稟達に全責任を押し付ける事――学園側としては、100名以上の実行犯達に処罰を与えるよりも、そちらの方が遥かに効率的なので――を予測し、先手を打ったと思われる。
当然の話だが、
- バーベナ学園がやった事は『犯人蔵匿及び証拠隠滅の罪』
- 親衛隊は『組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律』
にもろに引っかかっている。
なお、事件前(光陽学園時代含むが、これはKKKは関係ない)にKKKが稟にしてきたことは下記の通り。
- 稟を体育用具室に閉じ込める
- 数人がかりで暴力をふるう
- わざとぶつかったり、どさくさに紛れて殴ったり蹴ったりする
- 稟の上履きを隠す、捨てる、切り刻む
- 稟の下駄箱にゴミを詰め込む
- 稟の机にゴミを積み上げるほか、マジックで「死ね」「屑」「最低」といった落書きをする
※下二つに関しては、親衛隊以外の連中もやっていた可能性は高い。
これだけでも最低であるが、何よりもコイツらはこれら稟に対する攻撃に対して一切罪悪感を覚えていない。
ここまでやっておいて、おまけに劇中で一切のお咎め無しなのだから、まさに救いようの無い事態である。
ちなみにこれらの具体的且つ陰湿ないじめ設定はバーベナ学園入学後に関しては小説のみ。
基本的に過激な行動はアニメか小説だけで、原作では明るい作風であまりシリアスにせず暗いシーンも流す方針だったこともあり、
(ギャグシーンとして殴る為に)追いかけてくるだけ……それもどうなんだというところもあるが。
逆に言えば、そんな最初の原作の時点でシリアスな事情が見え隠れする光陽学園時代については話は別ということである。
『リアリア』発売前に出ていた小説版の楓編で、光陽学園時代の親衛隊は上記の嫌がらせをやっていたが、原作でも大体同様の流れになっている可能性はある。
なお、アニメ版では光陽学園時代の学校生活に関する描写が全く無いため、親衛隊による嫌がらせがあったのか正確な所は不明である。
一応光陽学園の親衛隊は楓達が和解した後、楓が稟を庇うのを見て、嫉妬や悪意を全然隠せなかったが最終的には一応ちゃんと今までの事を謝罪している。
もっとも、その後で稟と共に校舎裏に行ったが。
制作側はギャグシーンとして描いているのだろうが、一応の謝罪を台無しにする展開についてはファンの間でも意見が分かれている。
結局は全く反省していないことになるからね。
以降完全なギャグ要員として追っかけが続いたそうだが、嫉妬で攻撃力が増したものの楓に気を使って撤退時間が早くなったそうだ。
……気を使っているとはいえ、やっていることの本質は一切変わっていないが。
原作版『Really? Really!』では光陽学園時代の親衛隊は追いかけっこ以外の事はせず、謝罪を含めギャグに始まりギャグで終わっている。
とはいえ、花瓶落下事件を始め、ファンブックで鈴平氏が稟は親衛隊に虐められていると発言したり、嫌がらせの存在を仄めかせている。
そもそも楓と稟を筆頭に各キャラの光陽学園時代の設定を拾っていくと、(後付けも多いとはいえ)上述のような行為が無かったとする方がむしろ不自然になりかねない。
具体的で生々しいいじめが明言されてはいないが、同時にいじめがなかったと明言されている訳でも無いというのが実情である。
ちなみにあごバリア氏は過去を描くに当たり、世界観や描写に注意を払ったと言っている様に、
流石に明らかにやばい小説のレイプ事件については否定しながら、光陽学園時代の嫌がらせといった不味い要素は臭わせつつも、
サッと流したり、それ以上のコメディで
プレイヤーの注意を逸らすといった手法で過去を描写していた。
要は原作においては
裏設定の様なもの。
なお楓の後始末が描写不足と言われることもあるが、花瓶の件や作中内で起きた出来事の後始末についてはそれなりにやっている。
原作ではそもそもクラス内での問題を明言はしていないため、どういう風に片づけられたのかは不明。
親衛隊とは話が逸れてしまうのだが、アニメ版における空鍋の大元の原因として和解後の立て直しをなあなあで誤魔化し続け、あまつさえそれを善しとしてしまったというのがある。
それもあってか、上述のプレイヤーの注意を逸らすという手法を疑問視したり、和解後の立て直しを重要視したりするファンも少なくは無い。
なお原作で光陽学園時代にいじめがあったと明言されたのはライターが変わってからで、『
Love Rainbow』の瑠璃ルートにおいてその部分が断片的に語られており、結構度が過ぎたものだったらしい。
あくまで瑠璃ルートにおける過去描写のため、
いじめせとどのように決着を着けたかは劇中で語られる事は無かったが、少なくとも楓とは最終的には問題なく仲良くなったのだろう。
この様な扱いになった原因としては、恐らくライターとしては最初はギャグ要員として配置したと思われるが、
主に楓周りの設定の整合性の都合上、突き詰めると少なくとも中学時代の元祖親衛隊は悪役として重要な役割を担うことが必然となる。
元々何とも言い難い連中だったところで、シリアスな小説では明らかにやり過ぎであることが目立つため、小説版のレイプ未遂事件以前からファンからも嫌われている。
無論、「親衛隊が邪魔するのがワンパターン」「見苦しい嫉妬ばかりで笑えるような描写ではない」ということも大きな理由の模様。
麻弓が樹のナンパ癖に言った、ワンパターンって限度超えると怒りに変わるというセリフがよく当てはまる連中、それが親衛隊である。
つまりあごバリア氏はプレイヤーが親衛隊にムカつく所までギャグに含めていると分かる。
稟と親衛隊のやり取りは麻弓と樹曰く「何時ものオチ、王道は大切」らしい。
実は親衛隊の存在が大き過ぎて忘れがちになるのだが、
稟VS親衛隊と同規模かそれ以上の追いかけっこを行っている人物は他にも存在する……その名は緑葉樹。
実は樹は学園最大の問題児なため樹VSクラスの選抜隊20人で追いかけっこをしている事がある。
当然稟もクラスの男子も参加して樹を追いこんでボコボコにしてる。
なおここ最近の親衛隊についてだが、元々原作における親衛隊の出番は多くはない。
深刻な過去はさらっと流す方針なので、登場するのは基本的にバーベナ学園の殴り隊のみである。
なにしろギャグパートのオチ担当であり、やっていることは稟を追いかけ、妬み事を呟き、極稀に稟に絡んだせいでネリネに吹き飛ばされる程度で、何だか被害者な気もしてくる。
そして時折稟が酷い目にあった……と独白して親衛隊の出番は終了。これが『SHUFFLE!』におけるお約束というものだった。
しかし『Essence+』からただでさえ出番が少ない親衛隊に悲劇が襲う。なんと出番が減少してしまう。
お約束の追いかけっこでさえほとんどなく、ヒロイン達にファンクラブがあり稟が妬まれているよと言及されているくらい。
そのためネリネが不良をボコったりしたが、基本的にヒロイン達は親衛隊に対して特に何もしなくなった。
何せ親衛隊の出番がそんなに無いのだから。
それでもときおり登場していたが『
Love Rainbow』の瑠璃ルートではさらに悲惨になる。
このルートでは生徒会長が開始早々シアとネリネの親衛隊にファン活動はほどほどにね、と公認してくれた。
……たったそれだけである。せっかく公認してくれたのにこれといった出番がない。
逆に言えば公認されたことで落ち着きが出たのかも知れない。
『危険だと判断されたら勝手に粛清される、バーベナの風紀はまさに鉄壁』
……と後付けが出来たので稟が言っているので、今までより行動に制限が出来たのかも知れない。
親衛隊が問題を起こすと親衛隊の活動を公認した瑠璃にも責任が及ぶので、それを踏まえての可能性も一応考えられる。
もっとも、媒体に限らずファンの中でも
- 親衛隊の存在意義が分からない
- ギャグ要員ならば、きちんとギャグ展開をして欲しい
- 原作のコンセプトはどうした?
- そもそも必要ないetc.
という旨の評価を下す人は多い。
結局の所、禀に対する攻撃行動の大半が犯罪行為あるいはただのいじめでしかなく、物語の中で必要不可欠な役割がある訳でもないため、仕方が無いところがある。
今までオチ担当だった親衛隊だがライターが変わり、
「別に親衛隊が出なくても良いんじゃね?」とでも思ったのか活動が縮小している。
普通のギャグ担当のファンクラブと言っても良いくらいである。
それでも所々で追いかけているが。
漫画版最終話では樹の召集の下、稟に
絶望的な戦いを挑むことになる。
しかし、今までのヒロイン達とのふれあいから稟が導き出した答えは……
「稟くん♪」
「稟様♪」
「稟君♪」
「稟ちゃん♪」
「稟……お兄ちゃん」
SSS隊員「ちいぃくしょぉぉぉぉっ!!」
RRR隊員「憎しみで人が殺せたらっっ!!」
KKK隊員「こうなったら古典的だが靴に画鋲を……」
PPP隊員「いっそ闇夜に釘バットで……」
緑葉樹「ヘタなことは言わない方がいい。ある意味要人だよ、稟は。だからね、俺様が思うに……」
親衛隊隊長「早速ホワイトボードに書かれた手順に従ってゴルゴ13に依頼だ!」
Wiki籠り「もうやったぞ、俺が」
親衛隊隊長「よくやった、Wiki籠り。これで土見稟の命は失われたも同然だ!」
親衛隊一同「「「HAHAHAHAHA!!!!!!」」」
親衛隊隊長「何故、俺達が……」
Wiki籠り「
騙して悪いが俺が依頼したのは親衛隊の掃討なんでな、死んでもらおう」
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- ネーミングセンスがダサいwwwww -- 名無しさん (2017-11-11 21:43:14)
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- ↑×1情報ありがとう。初めて知ったよ… -- 名無しさん (2020-02-01 16:42:04)
最終更新:2024年03月13日 00:25