ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール

登録日: 2012/01/28(土) 16:35:34
更新日:2024/04/13 Sat 02:19:24
所要時間:約 6 分で読めます






ルイズ! ルイズ! ルイズ!
ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああ!








この、バカ犬ーーー!!





ゼロの使い魔』のヒロイン。
CV.釘宮理恵


◆概要

トリステイン魔法学院に通う少女。年齢は地球換算で15~16歳。
桃色のブロンドヘアが特徴で、同年代と比べ、が小さい事にコンプレックスを抱いている。
だがカップサイズの計算ではDカップである。※備考
実際1巻の描写だとルイズの身体への批判は胸と言うよりも背や華奢に過ぎる身体*1への物や比較対象が同計算でFカップなキュルケな物が目立つ*2
そもそも絵師が勘違いしてド貧乳にしてしまった風な事を自供してるし

シャナ三千院ナギと共に、ツンデレと釘宮理恵の知名度を上げたキャラ。
ルイズをよく知らない人でも、ルイズたんのコピペを目にした事があるのではないだろうか。


◆人物

性格は所謂ツンデレ。努力家で、普段は意地を張っているが、心優しい一面もある。

名門ラ・ヴァリエール公爵家の三女として生まれ、貴族の誇りは人一倍強い。
厳しい母カリーヌと長女エレオノールのことを心から恐れているが、次女カトレアのことは「ちぃ姉さま」と呼んで帰省のたびに甘えるほど慕っている。
また、幼少時代を共に過ごした王族のアンリエッタとは友人で「姫さま」と呼ぶ。

しかし、名門の出身ながら魔法が上手く扱えず、周りからは「ゼロのルイズ」と馬鹿にされていた。

二年生への進級時、使い魔召喚の儀では人間の平賀才人を呼び出してしまい、渋々契約を交わす。
この出逢いが2人とハルケギニアの運命を大きく変えていくことになる。




※以下最新刊のネタバレを含みます



◆サイトとの関係

当初は使用人以下の扱いをしていた。
具体的には部屋の掃除などの雑用や、食事の際に床で食べるよう命令したり、自分の下着を洗わせたり、着替えの手伝いをさせるなど。
一部ご褒美も混じっているが気にしない。

しかし、アルビオンにて婚約者のワルドが裏切った際、サイトが命懸けで自分を守ってくれた事で、サイトに対する気持ちが変わっていく。

そしてレコンキスタとの戦いや、魅惑の妖精亭の任務などを乗り越え、サイトとの絆が深まり、遂には恋を抱いた。
が、そこはツンデレ。「貴族の自分が平民の、しかも使い魔を好きになる筈がない」と、自分の気持ちを否定し続けていた。

だが、戦争でサイトが自分の身代わりとなり、死亡したと聞かされた際は全てに絶望し、同時に自身が深くサイトを愛していたことを自覚する。

そして、学院の塔の屋上から飛び降り自殺を謀ろうとした。が、メイドのシエスタに叱咤され、サイトが生きていることを信じ、2人でサイトを探しに行く。
(この件もあり、ルイズはシエスタの事を恋敵として認めている。)

そして、サイトと無事に再会した後は、言葉に出さないまでも、「好き」という気持ちを表すようになっていく。

最近ではお互いに裸を見せ合い、初めてを捧げる覚悟をしていたが、ハルケギニアの緊急時という事で自重した。

長い戦いの末にサイトと確かな絆を築いていた、というか最早ただのケンカップルと化していただけに、その顛末が永遠に観られなくなってしまったのは残念である。

と、一時は絶望視されたがゼロの使い魔本編の代筆による完結により、ついにそのラストが披露された。

虚無にまつわる悲劇の歴史とハルケギニアの危機、才人とルイズの最後の決断……それは貴方が最終巻を手に取って確かめてほしい。

また、アニメ最終作では別のエンディングを迎えている。賛否の大きいFではあったが、この終わり方だけは評価が高かった。


◆人間関係

才人が召喚されるまでは学院の中で孤立していたが、以後は様々な事件や冒険を経て友人が増えていく。
キュルケとは実家の縁もあって対立していたが、後に正式に和解した。
シエスタやティファニア、特にアンリエッタとは才人を巡るライバル。だが毎回才人が割を食う。

中盤以降はゼロのルイズの蔑称もほとんどなくなり、ほかの生徒たちともうまくやっているようである。


◆虚無の担い手として

サイトが伝説の使い魔「ガンダールヴ」として契約されたのは、ルイズ自身が伝説の魔法「虚無」の担い手であった為。
水のルビーと始祖の祈祷書を手にし、戦いの中でその力が覚醒した。

今まで魔法が上手く扱えなかったのは、のいずれにも属さない虚無が原因だった。
虚無に目覚めてからは簡単な魔法であれば使えるようになる。

しかし、強大過ぎる虚無の力に思い悩み、アンリエッタからは「もう使ってはならない」と警告されるが、
今までゼロのルイズと馬鹿にされてきたこと、そしてトリステインの為に役立ちたいという想いで、力を使うことを決意した。

……しかし才人へのおしおきでは遠慮なくエクスプロージョンをぶちかます。


◆ルイズが使う虚無の魔法

  • 爆発(エクスプロージョン)
ルイズが初めに目覚めた呪文。何もない空間から爆発を引き起こせる。
虚無に目覚める前、魔法で失敗する度に爆発していたのはコレが原因。

スペルは
『エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ・オス・スーヌ・ウリュ・ル・ラド・ベオーズス・ユル・スヴェエル・カノ・オシュラ・ジェラ・イサ・ウンジュー・ハガル・ベオークン・イル……エクスプロージョン」

と、まあ、かなり長い。
完成すれば空中艦隊を一発で壊滅させることもできるが、もちろん実戦のさなかにこれだけの詠唱を唱えきる暇がそうそうあろうはずもない。
その時間を稼ぎ、呪文を唱えている主を守る者こそがガンダールヴである。

  • 幻影(イリュージョン)
幻を見せる呪文。アルビオンの空中戦で敵を誘導する際に活躍した。

  • 解除(ディスペル)
対象に掛けられた魔法を打ち消す呪文。

  • 瞬間移動(テレポート)
読んで字の如く一瞬で移動する呪文。詠唱時間の長さに比例して移動距離が伸びる。

  • 世界扉(ワールド・ドア)
アニメFで習得した魔法。
離れた場所を繋き自由に行き来することが出来る。
ルイズがサイトに逢いたい想いが強まり、この魔法を習得した。
原作ではロマリア教皇がこの魔法を習得している。

○この他にも虚無に目覚めて後は簡単なコモンマジックならできるようになった。

ちなみに、使い魔召喚の際のサモン・サーヴァントと契約のコントラクト・サーヴァントの魔法はメイジなら誰でも使えるコモンマジック。
この際にルイズが唱えたことで有名な「宇宙の果てのどこかにいる、私の使い魔よ~」は、アニメオリジナルで原作にはない。

備考
こちらの項目の計算式に当てはめた場合、トップバストとアンダーバストの差は約12.4cmで、A~Bカップ位になる。
なお、ゼロの使い魔の初期プロットではCカップと設定されていた模様。


二次創作では、召喚の儀式の際に才人を別キャラに置き換えるだけで簡単にクロスオーバーを作れるためにかなりのヒットとなった。
最盛期は召喚されていない他作品を探すほうが困難だったほど(たまにタバサやティファニアが召喚するパターンもある)。
例を上げればヤン・ウェンリーを召喚したせいで銀河帝国がブチ切れたり、南斗鳳凰拳の聖帝を召喚して振り回されたりは可愛いほう。
ご立派様を召喚して絶望したり、とらを召喚して食われるんじゃないかと気絶したりと散々な目に会うことも多い(しかし最大の被害者はギーシュ)。


◆余談

彼女のモチーフは、実在するフランス史のルイズ・フランソワーズ。




べ、別に追記・修正なんてしてほしくないんだからね!

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最終更新:2024年04月13日 02:19

*1 カップサイズの大きさがバストサイズの大きさと言うよりもウエストの細さから来る物

*2 当時の中世欧州に類する世界観ならば多く子孫を残しやすい身体に人気が出る形ではある