アサギ(日本一ソフトウェア)

登録日:2009/08/25 (火) 01:54:52
更新日:2021/03/26 Fri 15:23:41
所要時間:約 6 分で読めます





本名:朝霧(あさぎり)アサギ

日本一ソフトウェア次回作の主人公(予定)。

初出は日本一ソフトウェアの2004年暑中見舞いに描かれていた謎のキャラクター。
その後同社のゲーム「ファントムキングダム」に「次回作の主人公」という隠しキャラとして初登場したが、
次回作「魔界戦記ディスガイア2」でも「次回作の主人公」として隠しキャラで出現し、
以降も「次回作の主人公」と言う肩書きで数々の日本一作品に隠しキャラとして登場し続けている。

未だに彼女が主人公となるべき次回作は登場していない。
ついでに声優すらも未定で毎回変わる。

作品を重ねるごとに性格が悪くなっていく、というか精神が崩壊していってるような気がする。

ちなみに彼女が主役であろう「魔界ウォーズ(仮)」という作品が発表されたのが2004年のこと。
しかし、PSP、PS3参入第一弾のソフトとして発表されてゲーム雑誌に「発売予定発売日未定」と5年くらい載り続け、既にamazonに商品登録されているのにまったく音沙汰がない。

一説によれば彼女が正式に主人公となれる時、それは日本一ソフトウェア終焉(倒産)の時。
と社内では都市伝説として語り継がれているとかいないとか。

まさに永遠の次回作主人公。

というのはもう過去のお話。2017年、ついに魔界ウォーズが発表された。公式ホームページに四コマ漫画も掲載されるなど順調に主人公への道を進んでいるようである。

これにより永遠の次回作主人公という肩書きは消え去る事になるのだが、四コマ漫画では物の見事に他のキャラに出番を奪われており全く主人公感が出ておらず相変わらずの不遇っぷりを見せつけてくれる。しかし、ゲーム本編ではちゃんと主人公しているので大丈夫である。ぶっちゃけ周りがぶっ飛びすぎて存在が薄い。

■以下それぞれのゲームでのキャラ設定



暑中見舞い申し上げます。

隠しキャラとして初登場。
クールな雰囲気で本がしゃべることに驚いたりかなり常識人で主人公感を漂わせていた。
が、かなりレベルが低かった。
他の隠しキャラが何百何千な中一人だけ50。
そのせいで今作の主人公ゼタの弟子となり教育(?)されるハメに。
このせいかアサギの人格は崩壊していく……。
portableでは永遠の脇役呼ばわりされている。



いまだに主人公になれない悲劇の主人公。
人気次第で発売される日が来る…かも。

主人公にはなれずまたしても隠しキャラに。
称号は「別ゲームの主人公」。

グラフィックがPKの流用だった為に他のキャラに比べてだいぶちっこくなってしまった。そのせいかロリキャラ扱いに。
3頭身ぐらいで、銃を構えるのもやっと。
性格もまだ常識人であった。
そしてPKの時と同じくレベル50。
勿論他の隠しキャラ達は3桁4桁。
まるで成長していない。

2周目以降、アデルの前科10犯以上で出現。
周囲には同じレベルのクーシーが大量にいるが、マジカルバレットのダメージは桁違い。
倒すと「暑中見舞い」がもらえる。
ちなみにゼタに封印されたとか。



CV.山本麻里安

来年こそあたしが主役よおおおおお!
追い詰められたヒロインが何をするか見せてやるわ。

またしても隠しキャラ。
ここから本格的に人格崩壊が……。
この時はゼタを超えなんと宇宙最強の存在となっていた。
親衛隊がいてアイドルな電波キャラだわ、ゼタをその場で使いきって殺害するわ、
この作品の大ボスを吹っ飛ばすわ、世界をぶっ壊してゲームの続行を不可能にするわ、かなりやりたい放題していた。
レベルも相応に高く希少な全体攻撃の使い手と強さもかなりのもの。

さらにこのゲームでの彼女を語るにおいて、忘れてはならないものがある。
それは通称「アサギバグ」。
本来固有キャラは一度(一人)しか仲間にならないが、フラグを建て忘れたのか彼女に限り、

何度でも
なんどでも
な ん ど で も

仲間に出来る。
最終的に九人のパーティ全員をアサギにすることさえ可能。なんてカオスだ。




数年越しで主人公の座を待ち続ける少女。
永遠の隠しキャラから解放されるのか?

いつものように隠しキャラクター。
前のぶっ壊れた性格から一変、なんか病んでるキャラになっていた。
自分が主人公のゲームを何者かに盗まれた……という妄想を抱いており、主人公マオたちに難癖を付けて襲い掛かってくる。
オープニングアニメにも出演しており、その時点から鬱全開。


○プリニー〜オレが主人公でイイんスか?〜

隠しキャラとしてのランクが上がったのかストーリーを一本貰っている(敵キャラとしてだが)。


ぶっちゃけ、やり込みとかそういうの大嫌いなんです。

水橋かおりといえば日本一で毎回主役やヒロインを担当するメイン声優。
ちょっとだけ主役に近づいた(と言えるかも知れない)。
怒ると東北訛りの人格(声のせいでげんしけんの荻上にそっくりだとかなんとか)が出てくるというキャラ付けがなされた。

主人公となったプリニーに喧嘩を売ったり、主人公になるために選挙活動(?)で黄金色のモナカを送ろうとしたり、
悩み相談したり、データをちょこちょこしてレベル9999になったり、ここでもやりたい放題である。
最終的に普通の人間ではダメだと悟り、魔法少女プリティープリニーへと着替え……もとい変身し、最後は爆死した。


アサギ素敵(笑)

プリニー2のアサギはコチラを参照されたし。


○魔界戦記ディスガイア2Portable

この人が主人公になれる日は来るのだろうか・・・・・・?

移植版なので、本編では前述の通り。
これをクリアし、アデル議員モードで可決すると仲間になり使えるようになる。

追加シナリオのアクターレ編では、チャプター2のボスとして出現。
映画魔界ウォーズ2の主役として現れる。


ちゃんと人間型になっており、常にエアギターを弾くような動きをしている。
念願の主役の座を手に入れたためか過去最高にハイになっており、高笑いをしながら

「アタシのことは、主役様とお呼び!!」

と叫ぶ女王様キャラに。

「ザコは地べたにひざまずきなさい!主役様の踏み台になるのよ!!」

等の過激な発言を繰り返すが、これまでの経歴を振り返ると自虐としか思えず、かなり痛々しい。

主役の抜擢はどこからか圧力がかかって強引にねじ込まれたらしく、
監督すらも現場で初対面だったため、目立ちたがりのアクターレに無理矢理ニセモノと決めつけられ倒されてしまう。

また、魔物型アサギを2000LVにした後アデル議員モードで可決させると、人間型として使うことが可能(魔物型にも戻せる)

「アタシはアサギ! 主役になるために生まれてきたような人間よ!
 アタシのことは主役様とお呼び!!」




しゅじんこうの ざを まちつづける
けなげな しょうじょ。

主人公というよりラスボスみたいな感じで後日談に登場。
一人だけ連絡されなかったのかグラフィックが前バージョン(ドット)のまま。
……が、DLCにて高解像度版アサギが解禁。
いちおう別個体なのだが、両方同時に使用することは出来ず、議会を可決することでニュー⇔ドットアサギを入れ替える形に。
技もカットインも新規なのに……。
更にクラスが『次回作の主人公?』と疑問系になるなどいつも通りの不遇っぷり。
また一歩主人公から遠のいた気がする。


余談だが、彼女は暑中見舞いで送られて来たときから二挺拳銃を持っているキャラである。
しかし「PK」には二挺拳銃という装備はなく、ライフルを持っていた。
「ディスガイア2」は流用なのでライフルのまま。
「3」では一挺……なぜなら、装備として存在するのが一挺だから(技によっては二挺使うが)。
結局二挺拳銃を使うのは武器装備の存在しない「ソウルクレイドル」とアクションの「プリニー」だけだった。
そもそも装備が色々あるSRPGが多いこの会社で二挺拳銃という装備は結構無理が……。
この設定が彼女が主人公になれない理由のひとつじゃないか、などと噂されているとかいないとか。

しかし「4」でついに魔チェンジでの二刀流が可能になるようである。

更に余談だが、彼女以外にも似たような待遇のヒロインが居る。


○魔界戦記ディスガイア5

CV: 大地葉

魔王も一目置く身のこなしと戦闘能力を有する。
出身不明のミステリアスな少女。
魔界を転々と渡り歩いている。

後日談シナリオ『ファントムコピー編』にて登場。
幻体魔界*1で3人のアサギのコピーとのイベント後に
100人のアサギのコピーを倒すとオリジナルが仲間になる。
オリジナルの性格は主人公たちが悪魔なのに仲間をつくって
慣れあっていることに疑問を感じていたり
どうにも常識人臭く色物感が抜けてクールな印象で
PKのアサギに原点回帰したといえる。
しかしながら静かに虎視眈々と主人公の座を狙っている。*2
クラスはなんと デビルスナイパー であり主人公風を吹かせている。
でも色物なアサギのコピーのほうが『アサギっぽいよね!』と感じさせる辺りやはり主人公は(ry。

なおこの後、シナリオ『アサギたちのこれから』をクリアすると
幻体魔界で発生したコピーがアサギ(汎用)として仲間になっている。
アサギ(汎用)は固有魔ビリティーとして 定まらない設定 を持っている。
このアサギはまんま汎用キャラなのでソウルクレイドルのようにアサギ軍団が結成可能。

ちなみにオープニングにも1秒程登場している。が、ウサリアの攻撃で飛ばされているプリニーに被られる位置のためチラチラとしか見えない。やはり不遇な扱いだった。


○魔界ウォーズ

永遠の主人公

苦節14年ようやくにして主人公に抜擢。
(胸以外)あらゆる点が平均的な普通の女子高生だったが、
ラスボスやもう一人の自分と戦う不思議な夢を見た翌日、
神界のヴァルハラへと召喚され、新神として様々な依頼を解決して回ることとなる。
戦士の魂を具現化させ使役する「エインヘリヤル」と似て非なる能力を獲得している。

なお、ゲーム本編ではないが四コマ漫画にて肩書きが「永遠の次回作主人公」から「永遠の女子高生主人公」へと変更されている。初登場から13年経っているので既にアラサーだとか言っちゃいけない。


○ディスガイアRPG

CV: 立花理香

『ディスガイア・ウォーズ(仮)』の主人公。
魔王に支配された世界を救うため、
打倒魔王をかかげ戦う健気な女の子。

期間限定イベント『脱出不可能!? ディスガイア・ウォーズ(仮)』に登場。
謎の若きゲーム開発者の少女(プレイヤーにはバレバレだけど)が開発したVRゲームの主人公という設定。
ゲームの世界を訪れたラハール一行と出会い、共にラスボスである世紀末魔王を倒す旅をする事になる。
ちなみにプリニー2以来久々に「クリエイターアサギ」と「世紀末魔王アサギ」なる新しい派生キャラが追加されたが、相変わらず名前以外は別人である*3

+ その正体は……
少女=クリエイターアサギがゲームをヒットさせて有名になるために自身をモデルにして創作したキャラクター。
つまりクリエイターアサギこそがこの世界におけるオリジナルのアサギである。


「私は、アサギ……。私の項目は、どこ?
 私の大切な項目……。私が主人公の項目……私が主人公の項目を修正したのは……」

「お前かぁ―――――――――!!?」

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最終更新:2021年03月26日 15:23

*1 この魔界は滞在期間に比例して分身を作り出す。アサギは所要でここを訪れていた。

*2 周回してみよう!

*3 というか後者は設定の時点で「名前と顔が似てるだけの別人」という扱い。