死亡フラグ

登録日:2009/06/03(水) 12:03:10
更新日:2019/07/06 Sat 11:42:41
所要時間:約 7 分で読めます





「俺……この戦争が終わったら結婚するんだ……」




死亡フラグとは、「死亡」という動作を発生させるための「条件付け(フラグ)」。

簡潔に述べるとぬ事への伏線
それは、様々な物語の登場人物がぶち当たる高い壁のひとつ。

例(様々な映画漫画で発生するフラグ)

死亡を盛り上げる演出

死んだ後の準備万端

  • OPやEDで他と立ち位置等明らかに違う
  • 今まで肌見離さなかった大事な物を突然仲間に預ける
  • 表情の険しかった人が達観したように笑う

死亡(比喩)

  • テスト期間に漫画の新刊を買う
  • テスト前日に仮眠
  • 「俺今回のテストめっちゃ出来たしw」
  • 「明日から本気出す」
  • 借金の保証人になる

危険地帯に近づく

  • 台風が来たので屋根の修理
  • 大雨の日に川に近づく
  • 「ちょっと田んぼの様子見に行ってくる」

自信満々

死亡以外で収集付かなくなることをする

  • 女子供を殺そうとする

お約束

人が死ぬ作品に出る

普通に考えたらすごく強そう

見えていない

自己犠牲

相手が悪い

処刑用BGM

七つの大罪を犯す

・傲慢
なめてかかると死ぬ
・嫉妬
味方の足を引っ張ると死ぬ
・憤怒
私怨で非のない者を殺すと死ぬ
・怠惰
仕事をさぼって危険を招くと死ぬ
・強欲
欲張って未知に手を出すと死ぬ
・暴食
火事場泥棒などしてると死ぬ
・色欲
スラッシャー映画でセックスしてると死ぬ

例2(モンスターパニック物等の怪物が出る映画によくあるフラグ)

  • 序盤に人気のない場所へ1人で出歩く
  • 陽気なデブ
  • 「おいおいこっちにはマシンガンがあるんだぜww」
  • 「こんな危ない所に居られるか!俺は部屋に戻るからな!」
  • 物語に何の関係もない人達がセクロス中
  • そっか…私笑えるんだ…
  • アニキキャラでCV:小西克幸
  • プロ注目の○田投手
  • 騙して悪いが仕事なんでね…
  • 「すぐに追いつくさ」
  • サメ映画で序盤に出てくるブロンドの水着のねーちゃん(たとえ雪山だろうと逃げられない)
  • 噂を信じずにいちゃつくバカップル

また、回避方法に【約束】もあるがこちらの場合
  • 「必ず帰るって言っただろう?」
  • 「ごめん…約束守れなかった…」
の2パターンがあるので注意

回避

ただし、一度死亡フラグを回避したキャラの生存率は異常。

☆主な一例


稀にフラグが建った奴の代わりに他の奴が死ぬ事で回避出来る時もある。

こちらも稀なのだが、『鋼の錬金術師』のマース・ヒューズの様に死亡フラグを建て一旦は回避したものの、後に別のフラグを立て死亡するといった例もある。

  • ホラー映画の序盤で喚く黒人
  • 「見たかバケモノめ!」
  • マシンガンを乱射しながら「弾が出やしねぇ!」
  • メビウス1と闘う
一旦回避したからと言って、油断してはならないものなのである。
例)やった…!死の八分を…!

読者の人気が時に死亡フラグさえも撤回させる事もある。
前述のリチャードはゲームの発売前(厳密には雑誌にイラストが登場した瞬間)から死亡フラグが建ち、
発売までに数え切れない死亡フラグを建てたが、ゲーム本編で回避する。
詳しくはリチャード(テイルズ)を参照。

シャーロック・ホームズは「最後の事件」において、ライヘンバッハの滝でモリアーティ教授と組み合い滝に落ちかけるも、
日本のバリツ*1で奇跡的に生存している。
しかし実際にはホームズは「最後の事件」で本当に死んでいたのに、読者人気により「空家の冒険」でやむを得ず復活させた経緯がある(つまりバリツはそのための後付設定)。
そして、復活までにリアルタイムで実に10年もの歳月が流れている*2


米アニメ『サウスパーク』のケニー・マコーミックは、死亡フラグで形成されたと言っても良いほど毎回何らかの要因で死んでいる*3
生存したまま終えた回は、本当にごく僅かである。

映画『ディープブルー』では死亡フラグ建てまくりのコック。
因みに有名俳優のサミュエル・L・ジャクソンが予想外の死亡フラグを建てた映画でもある。
生き残ったのは主人公と前述のコックだけ。

ドラマ『太陽にほえろ!』では平均すると放映された14年間で1年3か月ごとに一人死亡者が出るという異常な状況だった*4
但しなぜか「リアルで親が有名人ないし役者」な連中は全員生存している。


映画ではどんなに危機的な状況でも猫が一緒にいると生還率が高まる。
子供もある程度はフラグ回避になるが、自分が確実に助かるという状況になると、周りに死亡フラグが建つ危険がある。

ナイツ・イン・ザ・ナイトメアでは登場人物総出で死亡フラグを乱立させて死んで逝く。
主人公なんて最初から死んでるし、愛人も死(ry

死亡フラグを立てても中の人補正によって無効化されたりする。
中には監督補正なるものもある。

死亡フラグクラッシャーとして『マクロスF』のオズマ・リーがいる。
スカルリーダー、パインケーキ、死亡フラグ満載のランカの初ライブでは見事に回避する一方、眼鏡はあっさり死亡。
「スナイパーってのは便利過ぎんだ。大抵は失明したり死ぬもんさ」

某赤いクワガタライダーは散々死亡フラグを建て、その回のサブタイトルにも死を匂わせ、崖から敵と心中し死んだかと思ったら、
ちゃっかり散髪して最終回で帰ってきた。
しかし、究極の死亡フラグはやはりこれだ。

「ものども、であえ!であえー!」

「うぬぅ…最早これまで……この者は上様の………」

の天誅率は異常。


たまにホラー災害パニックもの等では、あるキャラが隠れ家避難所から逃げ出す→こいつ死んだな→残った奴らが死亡という脈絡もヒロイックもなく、
無謀な行動をしたキャラだけが生き残る死亡フラグ返しがあったりする。

余談だが、本項目は度々ブロックごと消えてしまう事故が発生している。
この項目にとっては変更されることが死亡フラグなのかもしれない。
また新しく建てられた項目の「電池が無いので後で追記します」や「用事があるので後で追記します」はかなりの確率で追記されないので、ある意味死亡フラグである。
因みに類義語に「地雷を踏む」がある。

死亡フラグではよくあること

上の例のようにバリエーション豊かな死亡フラグだが、大体の作品では「故郷に帰ったらやりたいこと」を言った奴は見事綺麗に回収してくれる。

ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流に登場するマルクは典型的な「故郷に帰って結婚する」発言をして1話も経たない内にワムウに食された。その結果ファンからは「死亡フラグの教科書」なるあだ名まで付けられた。
第五部に登場するナランチャも「故郷に帰ってやりたいこと」を喋った結果ボスにより百舌鳥の早贄状態にされた。なおこちらはマルクと同じスピードで回収したと勘違いされがちだが原作では発言から1話程回収にかかっている。ページ数にして約30ページ強。
が、アニメでは台詞のタイミングが「ディアボロの肉体に入っている魂がブチャラティだったことに安堵した後」から「ミスタがブチャラティの肉体(ドッピオ)を撃ち抜き、自分達以外に生物反応が無いことを確認した後*5」に変更され、これが正真正銘最期の台詞となってしまった。フラグ建築のタイミングを変える事はアニメ化作品ではよくあるが、それどころかネット上の勘違いを現実にした希有な死亡フラグである。
ちなみに同部に登場するジョルノも「故郷ネアポリスに帰ったらピッツァが食べたい」とナランチャとほぼ変わらないことを言っているが主人公補正なのか見事へし折っている。尤も、ジョルノの機転が効いてなかったらマジで「第五部完!」に陥っていた可能性も……



対義語

実は「生存フラグ」も存在する。
死ぬことがあり得ない状況では生存する方が当然であり、態々「生存フラグ」と言われること自体が
死を意識するような状況に陥ったということなので、上記#回避 とも関連する。
様々な生存フラグがあるが、最強のフラグを書いておく。




しょっちゅう折られて生存する死亡フラグとは違い、生存フラグが折られる(=予想通り死亡する)事は(死亡フラグと比べて、ではあるが)少ない。
これは、キャラの行動に説得力が出ない、視聴者・読者の後味・印象が最悪なものとなるなど演出上の問題が大きいと思われる。

例えば「お前を殺す」の場合、本当に殺害してはシャレになったものではない。
※この台詞の発言主は主人公である。なお、本編中にこのセリフを言われて死亡した登場人物はいない)。
また「成功率が低い手術に失敗して死亡」では、担当医が「キャラを殺す為に出てきたヤブ医者」の烙印を押される風評被害に遭いかねないだろう*6


追記修正はここに書かれているすべてのフラグを回避しきった人がお願いします。

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