カティ・マネキン

登録日:2010/12/25(土) 23:43:29
更新日:2024/03/20 Wed 11:39:27
所要時間:約 6 分で読めます





信用しろ。私がお前を男にしてやる。





機動戦士ガンダム00』の登場人物。

CV:高山みなみ
性別:女
誕生日:6月11日
年齢:32歳(1st)→36歳(2nd)→39歳(劇場版)
身長:168㎝
体重:46㎏
血液型:A型
所属:AEU→地球連邦平和維持軍独立治安維持部隊アロウズ→反乱軍→地球連邦平和維持軍
階級:大佐→准将

フィンランド出身のAEUに所属する戦術予報士。
かつて学生でありながら国際認定の民間技師である戦術予報士有資格者として幾度かの紛争でAEUを勝利に導いた天才で、その功績から佐官待遇でAEUに入隊した。

性格は厳しくも優しい、典型的クーデレ。
コーラは女性を見る眼があると言えるかも。

「紛争の根絶が不可能である以上は、的確な戦術予報によって早期解決を図り、被害を最小限に抑えることが平和に繋がる」という信念の元、戦いに臨んでいた。
かつてリーサ・クジョウ(スメラギ・李・ノリエガ)は大学の後輩であり、AEUでは同僚でもあったが、
「スメラギとマネキンの2チームに分けて、優秀な二人を競わせてより高い戦果を得る」
という試練の意図も込めた指示によって作戦中の連携ミスが生じ、お互いの部隊が戦闘を起こしてしまい、双方に大きな被害が出た。
以来後輩のクジョウとの交流は断たれていた。

意外に胸はでかい。


◇1stシーズン
ソレスタルビーイングの武力介入、そしてその所有するガンダムに対抗するために行われた三国合同演習の際にAEUのMS部隊指揮官として参加。
この時、作戦会議に遅刻してきたパトリック・コーラサワーと出会う。
遅刻したにもかかわらず*1フランクすぎる彼の態度に怒って鉄拳制裁するが逆に惚れられてしまい、それからしつこくアプローチを受けることとなる。
彼女も底抜けの明るさと放っておけないアホさから彼を意識し、まともに相手をするようになっていく。

人革連のセルゲイ・スミルノフとは同じ職種の間柄から気が合い、お互いの手腕を認め合うほどの仲となった。

国連軍が結成され、パトリックをGN-X隊に選定し、自身も指揮官として着任。
コーラサワーをGN-Xのパイロットに任命するかどうか最後まで悩んでいたが、軍の官舎に薔薇の花束を持って食事の誘いにやってきた彼の対応で決定に踏み切った。

ソレスタルビーイングとの緒戦ではデュナメスの猛攻により僚艦が全て撃破され、自身の乗る搭乗艦が撃墜寸前まで追い詰められるが、サーシェスの援護で助けられた。

最終決戦ではセルゲイ共々に撤退を提案していたが、上層部から送られてきたアルヴァトーレにより継戦を選択。
艦隊戦に持ち込む事なく生還する。 

◇2ndシーズン
ホーマー・カタギリからの要請で、連邦軍から指揮官としてアロウズに転属する。
しかしセルゲイと同じくアロウズの非常な弾圧に対しては否定的であり、平和の為とはいえそのやり方に疑問を抱いていた。
なので当初はアロウズに入隊する事で内部事情を知り、それをセルゲイにリークする方法を相談していた。

初陣はアレルヤ・ハプティズムのいる収容所施設の護衛だったが、敵の豪胆な策略に惑わされ失敗。
そのためアーサー・グッドマンの指示によりアーバ・リント少佐に一時指揮権を譲渡する。彼の立てた計画でソレスタルビーイングを仕留めかけるも失敗し、再度指揮権を取り戻す。

ソレスタルビーイングに対する実戦部隊というのもあって、ミスター・ブシドーリヴァイヴ・リバイバルなどのライセンサーが次々と部隊内に入り込み指揮系統が混乱するが、後にパトリックが「大佐を守る」という動機だけでアロウズに入隊したことでさらに頭痛の種が増える。
そんな中、新生したCBとの戦いの中で作戦を指揮しているのがスメラギだと判断し、自身の信念を貫くため彼女とは敵対する意思を伝えた。

ブレイク・ピラー事件では、メメントモリの攻撃でさらに被害が増えることを予測し、自身の部隊を無断で破片の迎撃に向かわせた。
この後、しばらくの間パトリックを含めた自身の部隊を連れて消息を絶つ。

アロウズとCBの決戦では、輸送船に偽装して反旗を翻し連邦軍部隊を連れて後背を突いた。ソレスタルビーイングの危機を救う形となったが、あくまで打倒アロウズだとしてスメラギからの謝意を拒絶している。
この時アロウズの作戦を見越し実弾兵器を装備させるなどして、アロウズ艦隊を壊滅させた。

リボンズ勢力との交戦では、イノベイター勢力に対し攻撃を加えている。
その最中に乗艦をガガに襲われそうになるがコーラサワーにより窮地を脱する。この時身代わりとなって散ったはずだった姿を見て、彼の名前を叫んでいる。

そして決戦後のエピローグでは准将に昇格し、奇跡的に生還したパトリックと結婚式を挙げた。


劇場版
准将に昇進。
引き続き地球連邦平和維持軍に所属しており、地球に接近している木星探査船の撤去作業がてら連邦軍が接収したソレスタルビーイング号をパトリックと共に視察。
そこで人類初のイノベイターデカルト・シャーマンと会う。 

エウロパの軌道変更ミッションが失敗したことを言い当てたり、自身の思考まで読み取られ、そのイノベイターとしての能力を目の当たりにし驚愕する。
ガデラーザによる破壊活動が成功すると、デカルトの扱いが非人道的と判断し担当士官へ大尉待遇の扱いをしろと要求した。

火星へ赴いた先遣隊の壊滅後は、ELSの来訪を知りった新政府が地球の全戦力を集めた地球圏防衛艦隊の総司令として着任。
ソレスタルビーイング号の司令室から全軍の指揮を執りELSを迎え撃つ。

大型粒子砲の使用やミサイルの炸裂時間を早めるなどして戦闘開始時こそ優位に立ったが、
ELSの驚異的な学習能力と圧倒的物量の前に防衛線は猛烈な勢いで壊滅へ直進。

パトリックも乗機をELSに侵食され、彼からの通信を受けて動揺する場面も見られた。

戦闘終盤ではソレスタルビーイング号も侵食を受け、司令室にも到達されてしまう。

司令部としての機能は不可能になり、ELSが眼前まで迫ってきていたが刹那の対話が成功した為そこで侵食は停止。無事生き延びた。


◇余談
  • 我らが炭酸ことコーラサワー兄貴の嫁となったがコーラサワー姓になるのを嫌がり、逆に彼が婿養子になった。
  • ソレスタルビーイング号内の居住区(通称ズンボリハウス)に宿泊しており、パトリックが隣に座ってキスしようとするが、まんざらでも無い顔。 しかし直前に通信が入りキスシーンはなかった。残念。

  • その後はイノベイターに覚醒したか、天寿を真っ当したかは不明だが、パトリックと幸せに過ごした事は間違いない。
    『00』のみならず、歴代ガンダムの女性キャラの中でも、最も幸せになれた女性の一人と言っても過言ではないだろう。


  • 声を担当した高山女史はかつて「TWO-MIX」として『新機動戦士ガンダムW』の主題歌を担当していたが、声優としてガンダム作品に出演したのはこれが初である。
その高山女史はガンダムに乗るキャラを演じたかったらしく
三木眞一郎氏の「ついに俺乗れるよ!」という喜びの声を聞いて
「あたしも乗れるかも…!?」と期待していたところに決まったオファーがカティ役だった。

◆台詞集

「遅刻だぞ、少尉」

「AEUのマネキン大佐だ。本作戦の指揮を任された。宜しく頼む、准尉」

「戦果を期待する。パトリック、来い!」

「私がお前を男にしてやる」

「全く…放っておけん男だ…」

「やれやれ、まったくだ。」

「アロウズ艦隊に勧告する。我々は決起する。悪政を行う連邦の傀儡となったアロウズは、もはや軍隊では無い。」

「ガンダムは母艦の防衛に専念せよ。繰り返す、ガンダムは母艦の防衛に専念せよ」

「馬鹿者! ノックもせずに入るな! それに私は昇進して准将だ」

「丁度いい。私の護衛に付け。貴官も少しは勉強した方がいい」

「貴官か? ヴェーダによって確認された純粋種のイノベイターというのは……」

「貴様!?私の思考を…!」

「お前といると真面目に考える事が愚かしく思えてくるよ」

「死ぬなよ…」




追記・修正を期待する。パトリック、来い!

あっ、待って下さい!大佐ぁ〜〜〜〜ッ!

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最終更新:2024年03月20日 11:39

*1 しかもコーラサワー側は拍手喝采で出迎えられると思っていた